２０回目の韓国は光州で２０１９水泳世界選手権観戦！～(4)３日目午前中は、光州市内の楊林洞を歩きます！

2019/07/20 - 2019/07/23

ある日のチェジュ航空からのＤＭで「務安国際空港」なる空港を初めて発見。「むあん」？光州や木浦に近い田舎町にある孤高の国際空港らしい。
光州と言えば、光州事件であまりにも有名ですが、今年は水泳の世界選手権がある。
「よし、行こう！」、ということで航空券、ホテル、大会観戦チケットなどを急遽予約。
3月の大邱に続き一人旅。通算20回目の訪韓です。

3日目です。午前中～夕方までは観光です。競泳の夜の部は20：00から。


　(1)深夜「務安国際空港」に到着！
　(2)２日目午前中、競泳大会初日の予選を観戦！
　(3)午後は、光州の名物料理を食べたり、観光も！
★(4)３日目午前中、光州市内の楊林洞を歩きます！
　(5)引き続き楊林洞歴史文化村を歩きます！
　(6)夕方は、競泳大会２日目の決勝を観戦！
　(7)３泊弾丸旅行は早朝の帰国です

エリア 光州(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目。
ホテルを出ました。

久々に見ました。韓国版ヤクルトレディ。
勇ましい！
日韓合弁企業の「韓国Yakult」は、韓国ですっかり定着していて、韓国人の中にはYakultが元々は日本のメーカーであることを知らない人も多いようです。
光州水泳世界選手権のオフィシャルスポンサーでもあります。

地下鉄で「文化殿堂」駅までやって来ました。
この日も朝食は摂っておりません。
ホステルの食堂にはトーストやインスタントラーメンなどあるのですが、昨晩もいっぱい食べたし、ちょっと時間をおいてからと考えていました。

地下鉄構内に、光州事件（５．１８事件）の展示がありました。

朴正煕大統領の暗殺後、「ソウルの春」と呼ばれる民主化ムードが続く中、1979年12月、後に大統領になる全斗煥陸軍少将が、粛軍クーデターを起こします。翌年5月18日、光州市で大学を封鎖した陸軍空挺部隊とこれに抗議した学生が自然発生的に衝突したことを契機としてデモの主体は市民に移ります。

デモ参加者は約20万人にまで増え、木浦をはじめ全羅南道一帯に拡がり、市民軍は武器庫を襲うと銃撃戦の末に全羅南道道庁を占領しますが、5月27日に大韓民国政府によって鎮圧されました。
これが、韓国の近代史でもっとも大きな事件の一つ光州事件です。

地上に上がりました。
「5．18真相究明」とあります。
当時の韓国国内では、全斗煥による保安司令部が、マスコミなどの情報も全て統制していたため、光州事件の実態について国民に説明される事はありませんでした。
40年経ってなお、全貌が明らかになっていないとの指摘さえあるようです。

ただ、その隣には水泳世界選手権のポスター。

駅名由来の「国立アジア文化殿堂」の建物です。

2019世界青年学生祭典。
そろそろ、目的の楊林洞歩きに向かいます！

道中、お洒落なカフェ発見。
朝食はここにしよう。

注文がタッチパネルで驚いた（笑）。
日本語オーケーでした。
でも、色々聞いていると、店員さんが奥から出てきて操作してくれた。

コーヒーと、トーストのセット。
トーストは変わり種です。
生ホイップクリームとサワークリームを適宜付けながら食べます。

基本はガーリックトースト。パン２枚の間に薄いチーズが入っています。

しかし、この価格。
昨日ランチで食べたチャジャンミョンと豚の天ぷらのセットが8,000ｳｫﾝだったのに・・・。
韓国カフェあるあるですね。
街中の食堂のクッパが5,000ｳｫﾝなのに、カフェで珈琲一杯が同じ値段という奴。

目指すは「楊林洞ペンギン村」ですが、この通り「ウェディング通り」とあります。
結婚式の衣装などを扱う店が集中している通りらしい。
韓国ではこの様に同業者が集まっている通りが多く見られます。

１０数軒あったでしょうか。
でも、倒産して「賃貸」の看板が出ている店もありました。

光州川です。
それ程大きい川ではありませんでした。

デザインの斬新な橋を渡ります。
橋の下の日陰では、お年寄りが何人か集まって談笑中。

気温はぐんぐん上がって、既に暑い！

橋を渡って、何のこと無い普通の住宅街に入っていくと・・・。

朝鮮時代の風俗画が民家の壁に。
「ファルッソギ＝弓術」古くから伝わる遊戯、運動です。

ユンノリ＝韓国双六。

続いてやって来たのは「社稷（サジク）アコースティックギター通り」。　

70年・80年代の懐かしいアーティスト達が、この近くで公演をしたり、直接カフェを運営していたりもするという通りです。

ギター通りの店「小さな音楽会」。
日中で、まだ開店はしていなかった。

交番もお洒落にペイントラッピング。

後方の山一帯、この階段を通ると「社稷（サジク）公園」です。

社稷公園 広場・公園

光州社稷ギター通り。

ベンチも可愛い。

音楽無しには、人生も無い・・・。

有名な人なんでしょうか？

交番前の通りまで戻ってしばらく進むと、楊林洞の案内板がありました。
矢印方向に進みましょう。

「楊林洞自律防犯隊」とあります。
可愛い絵が描かれています。
更に進むと・・・。

「楊林148」なる可愛らしいカフェ発見。

これがトレードマークなんでしょうか。
良いね～。

この地のチョンオムという承旨（スンジ）を務めた人物と、チョンオムに使えた忠犬の碑らしい。

壁画。
さっきの、「楊林148カフェ」のトレードマークも描かれています。

楊林洞の各スポットが描かれています。
五叉路の交差点にありました。

慰安婦像？

説明板を読むと「光州南区評議少女像」とありました。
慰安婦の象徴的存在の李玉善（イ・オソク）さんの１６歳当時の姿と９２歳児の姿を描いたとのこと。
慰安婦像、報道で大騒ぎするけど、韓国人だれもこの像に近づきませんが・・・。

その隣の小さい広場。
犬３匹。これは、写真撮る人、多数（笑）。

そして、この広場の横の通りを進んでいくと、「ピョンゴンマウル」とありますが・・・。

この辺り一帯が「楊林洞 ペンギン村」になります。

楊林洞 ペンギン村 観光名所

壁画やアートもペンギンモチーフがメインの村です。

ペンギン村。
もともとこの一帯は、お年寄りが多く歩く姿がペンギンのように見えることから、そのように呼ばれるようになったらしい。

お年寄りがガラクタを集めて飾り始めたところからスタートしたともいわれ、ガラクタが積まれています。

ペンギンの様な格好で歩くお年寄りが多く、いつしかペンギン村に。
そして、モチーフをペンギンに統一していったようです。

ベンチにもペンギン。
座るのは、憚れるが・・・。

ここにも。

何故か、手前に体重計が。

「ペンギン創作所」というお店。

これも、地味ながらペンギンベンチ。

ペンギン、ペンギン。

骨董屋というか、失礼ながらガラクタ・・・？

小さな店もあります。

資材置き場にも、アートっぽいものが。

「思い出探し」というお店。
土産物屋さんでしょうか。

いいですね～。

村の奥の方に進みます。

普通のお家ですが、きれいにペイント。

あるお宅の庭。
古いオンギ（甕器）が並び、ペンギングッズに加工中でしょうか？

もう少し楊林洞を歩きます。
(5)に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11521426