2008/08/04 - 2008/08/04
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Matt Yさん
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イエメンが平和だった頃の旅行記 プロローグイエメンへの道
https://4travel.jp/travelogue/11517883
の続編、
サヌアに到着後からです。
サヌア市内を散策します。
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サヌア空港からは事前にホテルに手配をお願いしたタクシーで旧市街のホテルへ
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市街地に入り信号待ちがあると物売りの少年が近づいてきます。
ドライバーがそのうちの一人から水を買って、私にくれました。 -
市街地に入ると、雨が降れば川になる所を利用したサイラという道路に入ります。旧市街を縦断する高速道路的位置付けです。
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雨がそれほど降らない土地向けなアイデアですね。
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旧市街の独特な家が現れ萌え萌えです。
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旧市街の狭い道に入って行きます。
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車が通ることを前提としていない旧市街、車でアクセスできる通りが限られています。宿泊するタージタルハホテルに到着。
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部屋は確か6階か何か最上階の部屋を割り当てられました。サヌアは標高2000メートル近くで空気が薄く、荷物を持って階段を登るので、息が切れましたが、日当たりの良い部屋からの眺めは最高。
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眺めは最高なんですけどね。
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目の前に夢見た旧市街が広がっている事がまだ実感がわかない感じです。
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部屋からの夜景。
この後時差と疲れと何より一旦降りたら戻るのが大変だと言う億劫な気持ちがあって、停電で真っ暗になったこともあって、夕食も取らずに寝落ちしてしまいました。 -
翌朝。
ホテルの朝食。薄く焼いた卵焼きとパンという簡単なものだけど美味しかったです。 -
おこぼれが欲しいのか可愛い猫にガン見されてしまいました。
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朝食会場。
宿の主人に昨日の夜待っていたのに、、、と言われました。
イエメン国内を移動するには、事前に警察の許可が必要で、ドライバーとともに事前にその許可を取らなくてはいけない、なので予定を確認したい、とのこと。
距離ででっこみ引っ込みはあるけど、およそ1日100ドルでチャーターできます。一人なので割高だけど仕方がない。
結局サナアを拠点として南、西、北へ行く日帰り旅行を3つ手配をお願いしました。 -
さて、サヌア市内を恐る恐る街歩き開始です。
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ホテルの前の景色
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ひっそりとしているのでちょっと怖い
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どういうわけか旧市街の真ん中に農地があったりします。
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スーク(市場)。まだこの頃は街の雰囲気とか写真はどんな感じで許されるのかわからなく、手探り状態
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独特な形をしたミナレット。残念ながら流れるアザーンは絶叫調で、雅な美しさははありません。
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女性は黒づくめ。思ったよりも街を歩いている女性の数は多いです。
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モスクにはこういう水飲み場が結構設置してあって、しかも現役で活用されています。イスラム教って信仰そのものもさることながら、共同事業で水を供給することが人を集めているカギになっている、と勝手に思っています。
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お店の子供が可愛い
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独特な上半身ジャケット姿な典型的イエメン男。
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そして腰にジャンビーア(三日月刀)挿して颯爽と歩く男
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車が入り込めない旧市街の荷役には一輪車が大活躍
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この時はアラブの春の前で、長年君臨していたサレーハ大統領がまだ幅を利かせていました。
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サヌア旧市街の正門のイエメン門(バーブヤマン)。
人々が行き交う「気」が感じられるところです。
映像ではこんな感じ↓
https://youtu.be/Qv25rQxxHc0 -
門の内側にはサレーハ大統領ラブグッズが売られていました今となっては少し買っておけば良かった。
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中東でよくみるグルグルチキンをお昼にいただきました。
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城壁沿いはこんな感じ
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旧市街のスークに戻り、適当に冷やかします。
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このワイガヤ感がたまりません。
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スーク
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店員さんも気さくな人が多くて歩いていて楽しいです。
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女性は黒づくめの下には結構派手な服を着ているようです。
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ジューススタンドのお兄さん
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同業が固まって商売していることが多いので、この一角は男物の服屋が連なっています。
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雨が降ると川になるサイラは、旧市街を縦貫し、平時は幹線道路として使われています。
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サイラを上から見下ろしてみます。す
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サイラから宿に向かう筋の角に建っているモスク
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アザーンを聞きましたがやはり絶叫調で、お世辞にも美しくありません。
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ネットカフェでメールチェックします。
ちゃんと日本語フォントも入っていて読むことはできましたが、ここは打つことはできず。 -
キーボードはこんなアラビックなキーボード
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タハリール広場の付近
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ちょうど日本大使館主催で日本文化を紹介するジャパンウィークが開催されていて、行く前に情報をもらったJICAの青年海外協力隊の方がよさこいのパフォーマンスをするので見に来てくださいというのでやってきた次第。
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書道教室や
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その展示も。しかし、海賊とかおふざけモード
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だるま落としなど日本の遊びも
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よさこいのパフォーマンスは1日のプログラムのトリ。音楽が最初途切れるトラブルがありましたが大盛りあがりでした。
https://youtu.be/MB8mZeTUN-w -
終了後、協力隊の人たちと近くのレストランで夕食。
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ペースト状のおかずをパンをちぎって救って食べるのがイエメン流
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そのあと協力隊の人にタクシーの運転手に指示してもらって、ハンマームに連れて行ってもらいました。1軒目はしまっていたので2軒目へ行き、ようやく開いているお店に辿り着きました。
看板にもハンマームと書いてあります。数少ない、文字を見て認識できるアラビア語の看板... -
ハンマームの入り口脇の商店ではアカスリなどなどハンマームグッズも売っていました。
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入るのにやや勇気が要りますが、地下へ降りる入り口をはいります。
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カート(麻薬性のある草)を噛んでいるために片方のほおを膨らました受付の親父にお題を払って中へ。
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すぐそこが脱衣所で、服を脱ぎ腰布をつけて蒸し風呂を楽しみました。トルコのような寝っ転がる石のプラットフォームがあるわけではないですが、お湯がふんだんに供給されていて、温められた床に寝そべって汗を流した後体を洗います。
いやー本当に気持ちよかった。
帰りもタクシーで宿に戻りました。 -
宿に帰り屋上から夜景鑑賞
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オレンジ色のナトリウム灯に映える建物にうっとり。
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イチオシ
この景色を見ただけでもイエメンまでやってきた価値を感じました。
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遠くにはこの時はまだ完成間近ではあったものの、未だオープンはしていなかった、国家的モスクのサレーハモスクが、煌々と輝いていました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- wakabunさん 2021/01/15 22:20:13
- 禁断症状が
- Matt Yさん、こんばんは。
海外の旅行記なんていけなくて悲しくなるだけなのに、イエメンと聞いてみちゃいました。ずるい。絵になりすぎる。もう同じ景色はないのかもしれないけれど、今すぐ飛んでいきたい!!本当に別世界のよう。あちこち行ってもやっぱりイエメンナンバルワン。
あのライトはナトリウム灯っていうんですね。そういうことを知っているところにMattさんらしさを感じる旅行記でした。
Wakabun
- Matt Yさん からの返信 2021/01/18 07:55:17
- Re: 禁断症状が
- >ずるい。絵になりすぎる。
そう、本当に絵になるんですよね。遺跡のような死んだ町でもなく、この景観と人々の暮らしが程よく調和取れていて大好きです。
今まで旅行したところでどこが一番良かったか?という質問は愚問だと思いつつもそう問われればイエメンと北朝鮮を挙げてしまいます。(どっちも国家的にはヤバいけど)
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