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タイトルの通り、趣味の登山のため、毎年この季節に北海道を訪れていますが、今回は道東。三連休に雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳を登り倒そうと勇んで出かけたのですが、あいにくの空模様が続き、山に登れたのは最終日の羅臼岳のみ。その分、まったく予定していなかった道東観光を満喫できました。<br />13日早朝に自宅を車で出発し、羽田から女満別空港へ。<br />空港に降りた途端、どんよりした空模様にがっかり。一応、雌阿寒岳の登山口までは行ってみましたが、濃い霧と強風でモチベーションが一気に&#10549;<br />こんなコンディションで熊にでも遭遇したら…と考えただけで尻込みし、敢え無く登山中止を決めました。<br />それでは、と気持ちを切り替え、初めて訪れた道東観光をスタート、まずは有名な刑務所跡、網走監獄の見学に行きました。<br />健さんの映画は見たことありますが(もちろんビデオで)、そのイメージとは大きく異なり、北海道の各地に作られた刑務所が北海道開発の人手確保を目的とし、多くの道路が受刑者の手で切り開かれたことなど知り、本当に勉強になりました。<br />昼食は、北海道なので海鮮にしようということでネットで調べた「鮨ダイニング月」さんへ。<br />回転ずしなのですが、とても落ち着いた造りのお店で、昼時ということもあり、ロビーは多くの人が順番待ちをしています。<br />15分ほどで通された席は回転のレーンがないところだったので、ちょっと残念でしたが、オヒョウ(活大平と書かれてました)や北寄貝、キングサーモン、網走ウニなど地元ならでは味を堪能。友人にレンタカーの運転を任せ、ハイボールも急ピッチで進んでしまいました。<br />途中で、小清水原生花園に立ち寄り、ハマナスの花などを見ることもできました。<br />今夜の宿は斜里の駅近くのルートイングランティア斜里駅前。チェックインしてひと風呂浴びて、体調を整えたら、夜の街に出動です。<br />といっても小さな町なので、一軒目はあらかじめ予約していた「魚元」さん。女将かみさんが一人で切り盛りしており、お料理はお任せで次々と出されるようです。女将からは「お腹いっぱいになったら、ストップしてね」とルール説明がありました。<br />料理は、自分で採ってきたというフキの煮物や鮭トバ、じゃがバター、バイ貝(多分)の煮物、ホッケ、カニ入りだし巻き卵など、酒飲みにはたまらないつまみ系が、少量ではありますが、次から次へとテーブルに並び、そのペースに食べるのが追いつかないほど。<br />3人でまず生ビールを飲んだ後、焼酎に切り替え、お店オリジナルのボトル一本が空いたころには10品ほどが出てきており、ちょうどいいタイミングだったので、お開き。お料理は1500円、2000円、2500円のコースがあるそうですが、これは中身が違うのではなく、品数で決まるようで、われわれは2000円コースだったようです。締めて1万円とちょっとだったので、良心的です。<br />せっかく斜里に泊まるので、とそのあと、通り沿いのスナックを一軒訪ね、お寿司屋さんにも立ち寄りましたが、すでにお腹一杯なので、軽く飲んで退散しました。<br />さて、翌日も雨模様。登山口の清岳荘まで行ってみたものの、天気が回復する気配もないので、観光に。<br />ウトロに出て、知床半島沿いをめぐり、カムイワッカの滝まで行く観光船に乗り込みました。往復で約1時間半。象の形の岩があったり、イルカに遭遇したり、知床の自然を満喫しました。<br />さらに、峠を越えて羅臼を訪問。「知床旅情」でおなじみの街で、森繁久彌さんの銅像を見学した後、一世を風靡したドラマ「北の国から」で、純が結とむすばれた舞台を再現したという「純の番屋」で昼食。食事はおいしかったけど、各席にメニューはなく、席に座る前に女将さんと思しき人にメニューを見せられながら、あわただしくオーダーを決めるシステムはイマイチかなぁ。多分、時間と手間を省くためなのでしょうが。<br />夜は、岩尾別温泉のホテル地の涯。かつて日本秘湯を守る会に入っていた(今は名前が登録されてないようなので)温泉は抜群。夕食もシカ肉や毛ガニなど地元食材がふんだんに使われており、おいしくいただきました。<br />そして最終日。きょうは雲も薄く、山に登れそう。午前4時起床し、5時過ぎに羅臼岳を目指して歩きだしました。<br />山頂にたどり着くと、雲が切れ、遠く北方領土の国後、択捉両島がうっすら見えます。登るはずだった斜里岳も望むことができました。<br />今回、残してしまった宿題、雌阿寒岳、斜里岳を制覇するため、おそらく、来年も北海道遠征をすることになりそうです。

登山を楽しむはずが道東観光満喫

17いいね!

2019/07/13 - 2019/07/15

66位(同エリア188件中)

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13

蘇我のイルカ

蘇我のイルカさん

タイトルの通り、趣味の登山のため、毎年この季節に北海道を訪れていますが、今回は道東。三連休に雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳を登り倒そうと勇んで出かけたのですが、あいにくの空模様が続き、山に登れたのは最終日の羅臼岳のみ。その分、まったく予定していなかった道東観光を満喫できました。
13日早朝に自宅を車で出発し、羽田から女満別空港へ。
空港に降りた途端、どんよりした空模様にがっかり。一応、雌阿寒岳の登山口までは行ってみましたが、濃い霧と強風でモチベーションが一気に⤵
こんなコンディションで熊にでも遭遇したら…と考えただけで尻込みし、敢え無く登山中止を決めました。
それでは、と気持ちを切り替え、初めて訪れた道東観光をスタート、まずは有名な刑務所跡、網走監獄の見学に行きました。
健さんの映画は見たことありますが(もちろんビデオで)、そのイメージとは大きく異なり、北海道の各地に作られた刑務所が北海道開発の人手確保を目的とし、多くの道路が受刑者の手で切り開かれたことなど知り、本当に勉強になりました。
昼食は、北海道なので海鮮にしようということでネットで調べた「鮨ダイニング月」さんへ。
回転ずしなのですが、とても落ち着いた造りのお店で、昼時ということもあり、ロビーは多くの人が順番待ちをしています。
15分ほどで通された席は回転のレーンがないところだったので、ちょっと残念でしたが、オヒョウ(活大平と書かれてました)や北寄貝、キングサーモン、網走ウニなど地元ならでは味を堪能。友人にレンタカーの運転を任せ、ハイボールも急ピッチで進んでしまいました。
途中で、小清水原生花園に立ち寄り、ハマナスの花などを見ることもできました。
今夜の宿は斜里の駅近くのルートイングランティア斜里駅前。チェックインしてひと風呂浴びて、体調を整えたら、夜の街に出動です。
といっても小さな町なので、一軒目はあらかじめ予約していた「魚元」さん。女将かみさんが一人で切り盛りしており、お料理はお任せで次々と出されるようです。女将からは「お腹いっぱいになったら、ストップしてね」とルール説明がありました。
料理は、自分で採ってきたというフキの煮物や鮭トバ、じゃがバター、バイ貝(多分)の煮物、ホッケ、カニ入りだし巻き卵など、酒飲みにはたまらないつまみ系が、少量ではありますが、次から次へとテーブルに並び、そのペースに食べるのが追いつかないほど。
3人でまず生ビールを飲んだ後、焼酎に切り替え、お店オリジナルのボトル一本が空いたころには10品ほどが出てきており、ちょうどいいタイミングだったので、お開き。お料理は1500円、2000円、2500円のコースがあるそうですが、これは中身が違うのではなく、品数で決まるようで、われわれは2000円コースだったようです。締めて1万円とちょっとだったので、良心的です。
せっかく斜里に泊まるので、とそのあと、通り沿いのスナックを一軒訪ね、お寿司屋さんにも立ち寄りましたが、すでにお腹一杯なので、軽く飲んで退散しました。
さて、翌日も雨模様。登山口の清岳荘まで行ってみたものの、天気が回復する気配もないので、観光に。
ウトロに出て、知床半島沿いをめぐり、カムイワッカの滝まで行く観光船に乗り込みました。往復で約1時間半。象の形の岩があったり、イルカに遭遇したり、知床の自然を満喫しました。
さらに、峠を越えて羅臼を訪問。「知床旅情」でおなじみの街で、森繁久彌さんの銅像を見学した後、一世を風靡したドラマ「北の国から」で、純が結とむすばれた舞台を再現したという「純の番屋」で昼食。食事はおいしかったけど、各席にメニューはなく、席に座る前に女将さんと思しき人にメニューを見せられながら、あわただしくオーダーを決めるシステムはイマイチかなぁ。多分、時間と手間を省くためなのでしょうが。
夜は、岩尾別温泉のホテル地の涯。かつて日本秘湯を守る会に入っていた(今は名前が登録されてないようなので)温泉は抜群。夕食もシカ肉や毛ガニなど地元食材がふんだんに使われており、おいしくいただきました。
そして最終日。きょうは雲も薄く、山に登れそう。午前4時起床し、5時過ぎに羅臼岳を目指して歩きだしました。
山頂にたどり着くと、雲が切れ、遠く北方領土の国後、択捉両島がうっすら見えます。登るはずだった斜里岳も望むことができました。
今回、残してしまった宿題、雌阿寒岳、斜里岳を制覇するため、おそらく、来年も北海道遠征をすることになりそうです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
3.5
交通
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
レンタカー JALグループ
旅行の手配内容
個別手配

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