樹名板を探す旅　小石川植物園　東京大学大学院理学系研究科附属植物園

2019/07/18 - 2019/07/18

桜の名所で知られる小石川植物園。
園芸要素の強い、花メインの植物園を想像していたが
実際に行ってみると森だった件。

湿気にも負けず、蚊にも負けず。
樹名板を探す旅　小石川植物園。
正式名称は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園。

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

白山駅から徒歩10分。
この看板で東大大学院の附属施設だと知る。

340年前、徳川の薬草園が始まりだとか。

入ってすぐ
もうジャングル

ある日 森のなか 熊さんに出会っちゃいそう

背の高いメタセコイアが立ち並ぶエリア

奥の方まで樹名板があるので、ぐんぐん進む2人。
5分に1回のペースで虫除けスプレーを浴びる俺。

あ、熊じゃなくてにゃんこ！

君たちは自由に入って来れるのね

毛深いお爺さんみたい
今にも歩き出しそう
ロードオブザリングにこんなの出てきた

ヘツカ二ガキでした

タイミンチク

タイのバンブーかと思いきや、沖縄原産

クロマツさん
どこまでお伸びになりますか

沼もあり

夏の梅園はまるでぶとう園のよう

こちらでランチにします

気温30℃　湿度80％
風がないのがツラヒ

HOTMOTの台湾飯

めっちゃ辛い

How many？
Are you poisoned?

奥に見えるのは明治9年建築された
旧東京医学校の本館で国の重要文化財

昼ドラの舞台みたい

ハナキササゲ（ノウゼンカズラ科キササゲ属）の大樹。
春に白い花で満開になるらしい。

そもそも、夏に植物園って蚊に刺されにいくようなもの

鯉＆亀もいる

そして本格的に森に突入

白いのが全部樹名板

息子→興奮
親→白目

エンピツビャクシン

名前の由来は鉛筆を作るとまっすぐで加工しやすく
防虫効果のある芳香を持ってたから。

クロマツ、アカマツは知ってたけど
シロマツは初めて

プラタナスみたいな樹皮をしてるから
って、俺も多少詳しくなってきた

バリバリノキ

風で葉がこすれるときにバリバリと音がする説と
葉や枝に油分が多くバリバリと音を立てて燃える説がある。

80へえ！

進んでも進んでも樹木～

スズカケノキ

オオバボダイジュだったかな

フウ？

面白い名前だね、と息子に話しかけると
「モミジバフウ 別名アメリカフウのフウでしょ！」と返ってきた。

勉強不足ですいやせん。

カラオケでTRFのEZ DO DANCEの合いの手
「フウ！フウ！」しか思いつかない
90年代が青春時代だった俺。

でもこの時代の歌って１番いいよね。
いまも夏の日の1993をBGMに書いてる。

精子が発見されたイチョウ

「イチョウには雄株・雌株があり、
精子が発見された株は、なんと雌株なのです。」

ほほう。

あの辺りが似てるような気もするけどそういうこと？

「違う、違う、そうじゃない」と鈴木雅之の声が聞こえたような。

椿
令和万歳＼(^o^)／

そういえば、統一地方選の直前だったんだけど
東京の候補者って濃いわね。

来る途中、メロリンＱさんのポスターでラッピングされたピンクのビルがあった。

唯一の売店

右のおいちゃん（常連？）にかたつむりを見せてもらうも
「あーほんとだー（棒）」と流して
熱心にパンフレットで振り返りをしてる図。

途中で研究所の教授らしき人が休憩にやってきて
「あれは花にみえるけど種なんだよ」
「あっちに大隅半島でしか見られない貴重な花が咲いてるよ」
と色々教えてくれて。

「あー、そのことね。図鑑に書いてあったやつだ。」
「それって、もしかしてアキニレのことじゃない？」
と一丁前に会話している息子。

「きみ、ところでいくつ？」と驚かれる。
こんなに樹木に興味ある4歳は珍しいでしょうね。。。

その、大隅半島でしか見られない貴重な花とやらを見に行くことに。

キツネノカミソリ

彼岸花ですね

タヌキノカミソリもあったが
こちらは咲いてない

おおっ！ねこ
頑張って撮ってみた

目標「台湾猫カフェオフ会に参加すること」

薬草エリア

体をあたためる当帰
これ夏飲むとあかんやつ
暑くて寝られない

ヒマラヤスギ (マツ科)

お見事なボンバーヘア

登らないでください、と書いてあった
確かに登りたくなるね。

椰子
どやさ！

数少ないクイズ

でた、精子発見

にょきっとな。

総評
・行くなら春か秋（樹木好きは秋一択）
・虫除けスプレーが効かない蚊が飛んでいる
・樹名板界では日本一
・マニア向け

回りきれないほどあったので、秋にリベンジしようと思う。