「暮らすように旅をしてみよう！」にチャレンジ！ブダペスト③

2018/05/28 - 2018/06/12

今回は聖イシュトヴァーン大聖堂（聖イシュヴァーンの「右手のミイラ」）などのペスト地区の定番観光地を中心に観光してみました。エリアとしてはまとまっていて距離が近い観光地が多かったのでほとんど徒歩でした。一部メトロやトラムも利用しましたが、バスはまだハードルが高くて利用できませんでした。シナゴーグ、エリジェーベト広場、Vigado広場、デアーク フェレンツ広場、地下鉄博物館、アン教会、ヴルシュマルティ広場、Jane Haining rakpart通りの複数のモニュメントなどです。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテル近くのブダペスト応用美術館の外観です。立ち寄った時は改装中で本来の美しい外観の頂上部分しか見えませんでしたが、改装が終われば素敵な姿を見せてくれると期待してます。

工芸美術館 博物館・美術館・ギャラリー

メトロ３号線でArany Janos Street駅まで移動して、最初に目にしたのがフレデリック・ポドマニツキーの像です。この種類の像としては珍しい形をしいているので興味を惹かれました。灯篭の傘のような部分や下部の台座が非常に存在感を持っていて、肝心の人物像は中ほどにちょこんとお飾りのように配置されている構造です。なかなか見る機会のないスタイルの像でした。おまけに台座の周りはベンチになっていました。

フレデリック・ポドマニツキーの像から南に５分ほど歩くといよいよ「右手のミイラ」が展示されている聖イシュトヴァーン大聖堂です。聖イシュトヴァーン広場に回って入り口から入ります。左右の塔も立派でしたが、中央のドーム状の屋根が一番目立ってました。

聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会

聖イシュトヴァーン大聖堂の入り口です。入口にいる観光客と建物を比較してもらうとわかると思いますが非常に天井の高い建物です。

聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会

イシュトヴァーン大聖堂の内部です。奥に見える黄色っぽい立像が聖イシュトヴァーンです。荘厳な感じでしたが、観光客が多いので、その騒音ですぐに現実に引き戻されましたが。

聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会

内部が暗いので写真がピンボケ気味で申し訳ないのですが、聖なる右手と呼ばれている聖イシュヴァーンの「右手のミイラ」が収められて展示されているケースです。そばにはautomata（オートマチック）と書かれた説明板に７ヶ国後で説明があって、「100Ftコイン２枚または200Ftコイン1枚または0.5ユーロコイン２枚で２分間、明かりが点きます（つまり展示してある箱の中の右手が見えます）」と書いてありました。ユニークな展示の仕方でした。

聖なる右手の礼拝堂 寺院・教会

聖イシュトヴァーン大聖堂から南西に５分ほど歩くとエリザベート公園につきました。公園の中央付近にあったダヌビウスの泉と名付けられた３層の噴水です。水量が少ないことが影響しているのかもしれませんが派手さはなかったです。

エリジェーベト広場 広場・公園

ダヌビウスの泉（噴水）と同じくエリザベート公園で存在感を示していたのがBudapest Eyeと呼ばれる大きな観覧車です。時間が悪かったのかほとんど人が乗ってなかったみたいでした。

エリジェーベト広場 広場・公園

デアーク広場（フェレンツデアックスクエア）です。メトロのDeák Ferenc tér駅のある場所です。この駅はメトロ３線（１号線、２号線、３号線）が乗り入れているブダペストでは珍しい駅です。

デアーク フェレンツ広場 広場・公園

デアーク広場のすぐ近くにあるBudapest Info Point（観光案内所）です。デアーク広場からSütő通りを南に１分弱で着きました。ブダペストカードなどを買うことができます。観光案内所が入っている建物もかなり古そうな立派な建物でした。

観光案内所 (ブダペストデアーク広場) 散歩・街歩き

地下鉄博物館です。ディアーク駅地下にあるチケット売り場の奥に地下鉄博物館があります。ちょっと場所を探すのに時間がかかりました。博物館が地下にあるとは思わず、周辺をうろうろしてしまいました。鉄道好きなら覗いてみると楽しいと思います。料金はシングル券（約１３０円）くらいだったと思います。

地下鉄博物館 博物館・美術館・ギャラリー

Rumbach Sebestyén通りにあるRumbach Street Synagogueです。このシナゴーグの建物も改装中で２本の特徴ある塔が見えなかったのが残念です。デアーク広場からリージェンシー スイーツ ホテルの西側の道路を北東に進み、ゲートの様な建物の下をくぐって更に北東に進みRumbach Sebestyén通りに突き当たったら右折すれば左側に見えてきます。

Raoul Wallenberg Holocaust Memorial Park（ラウルウォレンバーグホロコースト記念公園）にあるモニュメントです。公園となってますが、中に入るには有名なシナゴーグであるドハーニ街シナゴーグからしか入れなかったと思います。シナゴーグは有料で２０００円くらいだったと思います。博物館も含めた料金だったので高くはないけど個人的にはドネーションレベルを超えているので、微妙でした。このモニュメントはヴェシェレーニ通りから見ることができました。

シナゴーグ 寺院・教会

世界で２番目に大きいシナゴーグと言われているドハーニ街シナゴーグです。大きいことから別名「グレートシナゴーグ」とも呼ばれているみたいです。Rumbach Street Synagogue（ルンバッハストリートシナゴーグ）から徒歩５分くらいです。ルンバッハセバスチャン通りを南東に道なりに進み、ヴェシェレーニ通りに突き当たったらすぐ目の前なのでわかります。入り口はドハーニ通り沿いです。２本の先端が球状の塔が特徴的です。

シナゴーグ 寺院・教会

St. Anne Church, Downtown Budapest（アン教会）です。ドハーニ街シナゴーグから西に１０分くらい歩いた所にありました。中には入れなかったですが、建物の外観は塔が一つの小規模な教会です。

アン教会から北西に５分ほど歩くとグーグル表記ではブダペスト中央広場につきます。ヴォロスマルティ広場が正式な名称みたいです。広場の名前のもとになっている人が写真の群像の一番上に座っている人でミハリー・ヴォロスマルティさんです。詳しいことはわからなかったのですが、この広場から東に３ｋｍくらいのところに大きなケレベシ墓地（後日、訪問しました）があるのですが、そこに眠っているそうです。

ヴルシュマルティ広場 広場・公園

ブダペスト中央広場から西に５分ほど歩いてドナウ川の川べりの遊歩道に来ました。ドナウ川の川岸の散策路にはいくつものモニュメントがあって一つ一つ探して歩くのも楽しみの一つでした。まず見つけたのがイグナックロスコビクス像です。この姿からも想像できるとおり、ハンガリーの画家さんです。

Jane Haining rakpart 散歩・街歩き

イグナックロスコビクス像の場所からドナウ川越しに対岸を眺めると、ちょうどブダ城が正面に見える絶好の位置です。この場所の１分ほど北にインターコンチネンタルホテルが建っていました。本当はこのホテルに泊まりたかったのですが、ちょっと私達の財布と折り合いがつきませんでした。

Jane Haining rakpart 散歩・街歩き

残念ながら宿泊できなかったインターコンチネンタルホテルとホテル北側の広場に建っていたヨゼフ・エトヴォス像です。像の頭のあたりまでは７ｍくらいあった感じで、かなり大きな像でした。エトヴォスさんに関しては、貴族の出身で作家でペストで死んだことと教育システムに貢献したらしいことくらいしか読み取れませんでした。

Jane Haining rakpart 散歩・街歩き

エトヴォスさんの像から北に川沿いに２分も歩くと有名な橋があります。セーチェーニ鎖橋です。日本では橋の途中に門があるタイプの橋を見ることがないので新鮮でした。重厚で格好良いなって印象でした。

セーチェニー鎖橋 建造物

ハンガリー科学アカデミーはセーチェーニ鎖橋から３分くらい北にあります。アカデミーの建物正面に向かって左側に建っていたのがこのゾルタントースアカデミー像です。フォーシーズンズホテル前の広場にも大きな群像が２つあったのですが、この像が一番印象的でした。この構図はめったに見ることがない珍しいものだと思います。

ハンガリー科学アカデミー 建造物

Vigado広場（巨大広場）にあるVigado噴水（巨大噴水）です。Vigadoは訳すと巨大という言葉になるみたいですが、実際の噴水は大きいですが、巨大というほどではないです。アカデミーから南に１０分くらい歩いた場所にあります。実際には少しい回り道をしたりしていたので２０分以上かかりましたが。

ヴィガドー広場 広場・公園

Girl With Her Dog Statue（彼女と彼女の犬の像）です。タイトルそのままだったので思わず微笑んでしまいました。どの国の犬でもボールが好きなのは共通しているようです。

ヴィガドー広場 広場・公園

Little Princess Statueですが、実際に見た印象は男児か女児かよくわからない感じでした。個人的にはLittle Boy Statueでした。彼女と犬の像から北に１分の所にあったのですが、気づかないでホテルに戻ったので、後日（３日くらい後に）、写真を撮りに再度立ち寄りました。時間があるから出来ることですが、観光的には非効率です。

Jane Haining rakpart 散歩・街歩き

この旅行記へのコメント （2）

• ベリーニさん 2020/07/30 00:15:13

  ブタペスト、行ってみたかった！

  sirokuma123さん、こんばんは。
  
  『暮らすように旅をしてみよう！』素敵な試みですね。ゆっくりと時間をかけてブタペストを楽しまれて羨ましいです。
  
  私は7月にブタペストに行く予定でいたのですが‥コロナ禍でキャンセルです‥泣
  sirokuma さんの旅行記を読んで『行ったつもりで楽しむ旅をしてみよう！』にチャレンジです（≧∇≦）

  sirokuma123さん からの返信 2020/07/30 01:11:00

  Re: ブタペスト、行ってみたかった！

  ありがとうございます。私も今年はボロボロでした。2月から3月にかけて、ローマとナポリに行ったのですが、ナポリでポンペイ観光後、トルコ航空から、「予定されたフライトは延期になりました」との連絡（その後、フライトは全て中止になりました）がありました。コロナのスピードが想像以上だったみたいなので、急遽ナポリからローマ経由の直行便で帰国しました（航空運賃は当初の5倍かかりましたが）。これには、おまけがあって、5月に3週間の予定でフランクフルト、ミュンヘンを予約していたのですが、ＪＡＬと現地ホテルから無料予約キャンセルの案内が来てしまい、全てキャンセル。但し、ドイツ鉄道の予約は安いチケット（180日前に購入できます）のため、キャンセル出来ず、2人分の料金は回収不可でした。帰国後、国内を旅行を計画していたのですが、感染者増加にビビってしまい、現在全て凍結中です。コロナで時間が出来てしまったので、今までの海外旅行を整理しながら、覚えている体験を投稿できればと思っています。どうぞよろしくお願いします。