2019年6月旅　みちのく温泉旅（1日目：岩手・宮城編～奥州中尊寺と東鳴子温泉～）

2019/06/22 - 2019/06/24

2019年6月旅
毎年6月下旬に結婚記念日で旅している沖縄。しかし梅雨が明けず…
梅雨空の沖縄に行っても仕方ないと急遽1週間前に予定を温泉旅に
JALマイル往復＠15000Mで仙台も予約できたので東北温泉旅行に決定。
6月ということでふるさと納税の返礼品でいただいている山形さくらんぼ狩りをメインに。
でも旅館2泊は贅沢なので出来るだけコスパのよい旅館を探す。
1泊目はクレアで見つけた宮城県東鳴子温泉にある老舗「旅館大沼」での湯治に決定
2泊目は2018秋に行ってよかった蔵王「おおみや旅館」へ
しかし出発3日前にANA今週の得旅マイル利用で仙台が出ていることを発見。
往復＠9000Mで予約可能
すぐにJALマイルの特典航空券を先延ばししANAで仙台へ
帰りはUGポイントも使えプレミアクラスでのゆったりした旅となった

2019年6月旅　みちのく温泉旅（1日目：岩手・宮城編~奥州中尊寺と東鳴子温泉~）
https://4travel.jp/travelogue/11519829
2019年6月旅　みちのく温泉旅（2日目～3日目：山形編~蔵王温泉とさくらんぼ狩り~）
https://4travel.jp/travelogue/11519834


【行程】
2019年6月22日（土）
ANA733便　伊丹09：00→仙台10：25
レンタカーで岩手県平泉の中尊寺へ
宮城県東鳴子温泉宿泊
☆東鳴子温泉「旅館大沼」

2019年6月23日（日）
鳴子峡経由山形へ
寒河江チェリーパーク
☆蔵王温泉「おおみや旅館」

2019年6月24日（月）
天童大町さくらんぼ園でさくらんぼ狩り
蔵王温泉（日帰り湯）経由し仙台空港へ
ANA740便　仙台18：55→伊丹20：20

【旅費】
ANA今週の得旅マイル利用
　往復9000マイル×2名＝18000マイル利用
（通常は往復15000マイル×2名＝30000マイル必要）
☆東鳴子温泉「旅館大沼」
　和室Ｃ（別棟湯治館）夕朝食付+「母里の湯」貸切付き　21128円
　*クーポン・ポイント利用含む
☆蔵王温泉「おおみや旅館」
　販売日限定×おまかせ客室　夕朝食付　22290円　
　*クーポン・ポイント利用含む
タイムズレンタカー（車種：ノート)　9900円
　*クーポン・ポイント利用含む　*免責補償含む　　

2名53318円+18000マイル（1名あたり26659円+9000マイル）

エリア 鳴子温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ

1日目　2019年6月22日（土）
伊丹空港
工事中のためANAプレミアムチェックインカウンターが2Fから1Fへ移動

伊丹空港ANAラウンジ

伊丹空港ANAラウンジは生ビールの種類も豊富
運転あるのでトマトジュースで我慢…

伊丹空港ANAラウンジ
2機のJALワンワールド機材が並んでいた
たぶん1機は搭乗する予定だったJAL2081便09:05発那覇行

ANA733便　伊丹09：00→仙台10：25
小さなプロペラ機のフライト

毎度の機内で朝食
伊丹空港（制限エリア内）で購入したタカキベーカリーサンドイッチ
ANA夏限定のアイスコーヒーとともに

プロペラが止まっているような感じで撮れた
プロペラ機は低い高度なので眼下の景色が眺めやすいそうだが生憎の厚い雲に視界が阻まれ残念

仙台空港からレンタカー
高速で約90分の岩手県平泉町中尊寺へ

中尊寺境内　月見坂
少し急な長い上り坂

坂の途中にある展望台
東北本線や衣衣川などが望める

雨露でみずみずしい境内の青もみじ

中尊寺本堂

立派な松の木

中尊寺本堂

境内お堂の横の池にはカエルの卵も

可憐な境内の紫陽花

金色堂
ちょうど晴れ間が出てきた

緑の苔が美しい金色堂

木の根で出来た自然の階段みたい

松尾芭蕉句
「五月雨の 降り残してや 光堂」

松尾芭蕉像
「五月雨の 降り残してや 光堂」

大粒の雨が降ってきたので境内そば処義家でランチ

深山そば1100円

中尊寺を出て高速乗るまでにスタバ発見
一関店ドライブスルーにてレモンヨーグルト発酵フラペチーノ

中尊寺から高速で約90分
宮城県東鳴子温泉の旅館大沼へ
日本秘湯を守る会加盟のお宿

旅館大沼フロント
「快浴洗心」こちらの宿が大切にしている命の洗濯

旅館大沼ロビー
宮城県にはこの東鳴子温泉の旅館大沼と宮城蔵王遠刈田温泉に大沼旅館の２つがあり検索で間違えそうになった。
特に翌日に蔵王に行くので…

こけしの表情もそれぞれ豊か

チェックイン時ロビーではウェルカムドリンク
女将が点てられた抹茶でおもてなしいただく
丁寧なご挨拶もいただいた

お部屋は湯治棟の2階
トイレも風呂も洗面もない部屋で心配だったけれど大変清潔にされていて安心

部屋からの眺望はお隣のホテルニューあらお
東鳴子温泉は残念ながら寂れた雰囲気

チェックイン後は旅館大沼の庭園貸切風呂「母里の湯」（もりのゆ）へ
16時～30分間　1名1080円別途
宿の裏手の山にあり車で2分くらい
ご主人に送迎していただける

「母里の湯」湯上り処
こちらで帰りの車を待てるようになっている

「母里の湯」入口

「母里の湯」温泉分析表

「母里の湯」入ってすぐにお地蔵さんがお出迎え

「母里の湯」
四季折々の自然の中、源泉かけ流しの柔らかい湯に身を沈めますと、心も体も自然と一体になり、いのち全体が養われます。
「快浴洗心」心を洗う湯（お宿HPより）

「母里の湯」
雨の音、カエルの声、そして温泉が流れていく音のマリアージュが素晴らしい

本館1階には混浴の「薬師千人風呂」「ふかし湯」「灯りの湯」足湯露天風呂「石割の湯」など
7つの内湯のうち4湯を空いていれば24時間自由に貸し切りで楽しめる
まさに温泉三昧の湯治

「薬師千人風呂」
混浴だが一部時間帯のみ女性専用
貸切ではないが2回とも誰もいなく貸切で楽しめた

「薬師千人風呂」
壁面が特徴的で湯治中の芸大生が書いた作品のよう

湯治棟の最上階4階には「陽の湯」と「陰の湯」がある

「陽の湯」
少し狭いがヒノキの香りと温泉のモール臭が心地よい

「陽の湯」からは東鳴子温泉の町並みと陸羽東線が眺められる
眼下には廃業した旅館が建ち並ぶ
素晴らしい泉質の温泉街なのにもったいない
自然資源がありながらも地方がこのように衰退していくのは寂しい

旅館大沼夕食スタンダードな「湯食同泉」
これとは別にオーガニックフード一汁三菜プランもあり
パブリックの食堂での提供だが1品1品出来立てが提供される
「湯食同泉」
八寸（きゃらぶき・トマトのシロップ漬け・わらびのお浸し）
鍋物（牛肉の陶板焼き）
お造り（鮪・甘エビ・間八・烏賊）
煮物（米茄子の揚げ煮）
焼物（銀たらのみりん焼・はじかみ）
蒸物（胡麻豆腐の茶わん蒸し）
酢物（刺身海月菊花添え）
揚物（アスパラとズッキーニの春巻き・いんげん・ズワイガニ）
漬物（季節の香の物）
ご飯（鳴子産ひとめぼれ）
汁物（農家仕込み味噌の味噌汁）
果物（季節の果物：宿のおばちゃんは「メロンさま」ってテンション高く持ってきた笑）

揚物（アスパラとズッキーニの春巻き・いんげん・ズワイガニ）
揚げたてのあつあつでアスパラとズッキーニがおいしかった

鍋物（牛肉の陶板焼き）
これは多少好みに合わない牛肉だった

焼物（銀たらのみりん焼・はじかみ）

芳香浴「ふかし風呂」
床から伝わる温泉熱と源泉が流れ込む音でリラックス効果
浴衣のまま利用できお気に入りの場所となった

「灯りの湯」かなり小さめのお風呂

「陽の湯」に浸かりながら
通り過ぎる夜汽車が旅情を感じさせる

2日目　2019年6月23日（日）
朝風呂「陽の湯」からスタート
今日は梅雨の晴れ間になるみたい

「陰の湯」
洗い場が「陽の湯」より広め
月の形が水面に反射する

旅館大沼朝食
大粒の納豆・炊き立てごはん・自家製味噌汁・アツアツのゆり根饅頭がおいしい

湯治棟は自炊ができる炊事場もあり

湯治棟キッチンにはテーブルスペースもあり自由に使える
これからの旅館はこのような現代風ゲストハウスになるのも素敵

JR東日本のポスターにも使われた「母里の湯」

旅館大沼を10時にチェックアウト
すぐ近くの東鳴子温泉唯一の？お土産屋さんなるみで名物「なるまん」など購入
写真ないけど安くて美味しい
paypayも使えて便利だしお店の方も愛想がよい

お土産屋なるみで「沼だけだもん」と言われた潟沼へ
たしかに天気も曇りだったので沼だけで映えず

日本こけし館前にあるこけしモニュメント
きれいだと映えるのに少し汚れているのが残念

おすすめされた鬼首かんけつ泉へ
鬼首とはすごい名前
まさか入場料を取られるとは思っていなかった…
＠400円とは少し高いかな

かんけつ泉の下の方にある滝
お湯の滝となっていて湯気が上がる

かんけつ泉「弁天」
10分置きくらいに噴きあがる

小さめのかんけつ泉「雲竜」

鳴子峡
紅葉が有名で秋に再訪してみたい場所

鳴子峡で鳴子温泉名物なるみの大栗だんごをおやつに
ここは宮城と山形の県境で47号線を北上しすぐに山形へ

続きはこちら↓
2019年6月旅　みちのく温泉旅（2日目～3日目：山形編~蔵王温泉とさくらんぼ狩り~）
https://4travel.jp/travelogue/11519834