またまた佐賀旅　１日目　海中鳥居を探す。竹崎カニを食す。

2018/06/02 - 2018/06/02

３年ぶりにまたまた佐賀旅です。今回はANAスカイホリデーでたまたまグルメがいろいろ味わえる個人ツアーを見つけたためです。
竹崎カニ、嬉野の湯豆腐懐石、有田のごとうふ、佐賀牛、嬉野紅茶、いかシュウマイが無料でいただけて、バルーンミュージアムに入れて、有田焼のお土産がついて、肥前さが幕末維新博覧会の入場券がついていて、それでもって週末含む２泊３日で２万５千円くらい。しかもレンタカーは１日５００円。利用しない手はありません。
前回の佐賀は有名どころを味わったので、今回は前回行けなかったところを中心にまわりました。
１日目は長崎空港から。佐賀空港ではないのは佐賀県のすぐはずれに長崎空港があるから。諫早湾干拓堤防道路を通って佐賀県入り。
まずは竹崎カニ。すばらしいです。食べやすく、いろんな料理になってそれを一緒に食べられる。そして盛り付けもいろいろ考えられている。しかも広い部屋に私たちだけ。思いっきり楽しめておもいっきり味わえました。
竹崎城、海中鳥居、佐嘉神社を見て、バルーンミュージアムを見て、ホテルに。
夜も県庁のガラス窓に映すプロジェクションマッピングで楽しみました。
１日目からめいっぱい。です。

エリア 佐賀

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ソラシド エア
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

羽田空港へは京急川崎から。
あ、黄色い幸せの京急だわ。
いいことありそう。

６：５５の長崎空港行き、ソラシドエアです。

いい天気。

離陸。

羽田、ばいばーい。

さっき居た京急蒲田駅。

新幹線がゆっくり動くのが見えます。
溝の口のあたり。

アルプスの上に来ました。
６月でもまだ山頂は雪の中。

あまり混んでなかったです。

あ、明石海峡。

九州まで来ると水郷の様相。

着陸態勢。
彼方は有明海。

海上空港の長崎空港到着。

レンタカー屋さんはなんと本土側に渡った場所でした。
送迎の距離が長い。

さて、９：３０出発。
飛行機が止まってから３０分。
スムーズです。

雲仙に向かって。

まず最初は愛野展望台。
むかしむかし、島原鉄道の愛野駅から３km強の上り坂を歩いて来たもののバスの時間寸前だったので落ち着いて景観を見られなかったという思い出の地。
うん10年ぶりのリベンジでした。
ああ、なんてきれいな海の色。

そしてすばらしい眺め。

天皇陛下もこの景色を楽しんだのね。
と、いつの時代の？
昭和天皇が３回、だそうです。

愛の展望台。ロマンチック。天皇陛下もそうだったのかしら？

さて、続いて諫早湾干拓堤防道路。
有明海を横切る展望のすばらしい道路。
いろんな人の立場があって、いろんな争いがあって。
なので観光のためには全く宣伝されていません。

延長８．５kmの海上の一本道。

途中に展望台があります。ここで休憩。
道路を越える歩道橋で海側の展望台へ。

歩道橋からの景色。
雲仙を正面に一本道。
絶景です。
ただ、見てすぐわかる左右の海の色。
右が堤防の内側、左が堤防の外の有明海。

内側の水はこんな色。

正面。この高まりは雲仙・普賢岳の平成新山。
火砕流の記憶もまだ新しいです。

有明海に向かって放流される水。このあたりだけ色が違います。
沖はきれいな水色。

まあ、泥水をほとんど堰き止めていてくれると見るか、溜め込んだ泥水が有明海を汚染していると見るか。
とまれ、絶景の道路であることだけは確かです。

さて、長崎から佐賀に向かいます。
有明海に沿って。
おお、メロンが道路脇に。
これが有名なバス停の待合室ね。ミカンやイチゴもありました。

さて、１１：３０。
この個人ツアーで竹崎ガニを無料でいただける「豊洋荘」に到着。

なんと個室に通されました。
この広いお部屋にたった２人。

あ、クーポンはこんな感じ。
切り取ってお店に提出します。
最初が一番真ん中。

太良町で売り出し中のこのメニュー。
今回の個人ツアー、これが無料でついてくるのです。
え、定価は２７００円ですか。ありがとうございます。

食べ方が書いてあります。
４とおりの食べ方をするんですね。
カニ味噌で、タレで、ぽん酢で、それにお茶漬けで。
おまけでケーキもついてるし、ワイングラスの茶碗蒸し！に、
食後のコーヒーも。

出ました。
カニです。
全部ほぐしてあるのですんごく食べやすいです。
甲羅は飾りです。
と、４とおりの食べ方は、あ、茶碗が３つついてくる。
なので４通り味が混ざらずに食べられるんだわ。すばらしい。

カニの甲羅の下。こんな感じ。

まず３つに分けて、右のタレをかけて、いただきまーす。

デザートも美味しい。
ごちそうさまでした。

窓の景色。港の景色。ちょっとだけ雲仙が。

いつか泊りに来たいなあ。
夜の星空もきれいだとのこと。
のんびり食べていたので１時間４５分も居ました。

続いて展望台。お城の形。

内部は潜水具の展示。

展望台から。
雲仙がきれいに見えます。

続いて道の駅太良。
いえ、ほんとは大魚神社の海中鳥居を見たかったんですが、案内看板がなく、行き過ぎてしまったようです。ここから引き返し。

工事用車両出入り口、と書いてあるところが入り口でした。案内表示は一切なし。進入禁止というわけではなさそうなので入ってみました。
観光客がときどき同じルートで入ってきました。
うーん。満潮時間をかなり過ぎていたので、残念ながら海中ではなかったです。

鳥居まで行って帰ってきました。
有明海は干満の差が大きく、ちゃんと潮を調べていかねば、ですね。

海中に続く電柱もありました。
干潮なので海中ではないですが。

ああ、麦の秋、だわ。

何かの収穫。
タマネギでした。畑のほとんどがタマネギでした。
あ、佐賀出身のはにわ、という芸人さんの髪型、タマネギだったのね。

無料の有明海沿岸道路。
ところどころできています。

佐賀市内の佐嘉神社（さがじんじゃ）に１５：３０に到着。

参拝。

同じ敷地に松原神社もあったりして境目は不明という面白さ。

次は、バルーンミュージアム。
佐賀県では１１月に毎年バルーンフェスタがあるのです。
一面空が気球で埋まるという。

模型。列車に比べて気球はもっと大きいと思ってました。どうかなあ？

えっと、競技だったんですね。
そして気球の操作のシミュレーターがありました。
風を見ながらバーナーを吹かし、高度を上下させて移動させ、地上にマーカーを落とす。方向を変換する機構はありません。高度によって風向きが違うことを利用するだけ。でも実際には風向きが矢印で見えるわけなく、ほんとみんなどうやって風を読むのだろう？
なお、なんとか初級はクリアしました。
ここ、楽しいです。
あ、ここの入場もクーポンで無料です。

ちょうどこの博覧会をやっている時期でした。肥前さが幕末維新博覧会。
薩長土肥の中で佐賀って影が薄いのは佐賀自体も感じているようです。
そこで大々的な博覧会となったようです。
なお、ここで妻は博多の知人に会いにレンタカーで出発。
博覧会へは私だけ。

メイン会場。普段は体育館です。
この博覧会もクーポンで無料です。
ある程度の観客を１グループにして移動しながら、映像を駆使した見せ方はなかなか考えられてて楽しかったです。来てよかった。もちろん写真撮影禁止。

博覧会は別館が２箇所あります。
歩いて１０分。

昔の藩校のようです。
ちょっと全部を見る時間がなかったので一部パスして、このおみくじのようなものを。
自分の選んだテーマにあわせ、格言が出てきます。
なんか面白かった。

そしてここも別館。自分で習字もどきを。
書道らしきことをやったのは何年振り？
この博覧会、たぶん、予算はかつての地方博の何百分の１でしょうが、ほんとよく考えられていて楽しくて面白くて。
妻が来なかったのは残念。

さて、ホテルにチェックインしましょう。
メインストリートには銅像が数多く。

佐賀は水路の街。氾濫しやすい、と書いてあります。
たしかに２０１９年の夏、氾濫してましたね。

佐賀駅、を通り越して、

北口に見えたこのお菓子屋さんで今晩のケーキ購入。

ホテルへ。外装工事中。
駅前で便利。
ワシントンプラザ。
でも館内にはまもなくAPAホテルに変わる、との掲示がありました。

ツインです。

あ、夕日に間に合わなかった。

ちょっとシャワー浴びたら、散歩に出発。
目指すは県庁。

これは県庁の旧館のようです。
きれいなライトアップ。

これを見に来たのです。
県庁の新館の通用門のようなところから入ります。

展望台へエレベータで。
あ、バルーンミュージアムだわ。

展望室の窓に映すプロジェクションマッピング。

と、はじまりました。
夜景と重なってきれい。

音楽とともに。
蒸気船が海に、空に、宇宙に。
そしてイルカや魚の群れが

光とともに。

乱れ乱れて飛び回ります。
素晴らしかったです。
映像の使いかたって、こういう方法もあったんだ。

さて、今日の観光終了。もう２１時だわ。
たしかここにスーパーがあったはず。
エスプラッツ。
ありました。閉店間際の半額のお弁当を入手。ほくほくです。

ホテルに帰る道すがら。
これは装飾なのかなあ？
装飾でした。開店時は移動させてドアの前を開けるようです。

ホテル帰着は２１：１０。
今晩の夕食。
合計１４０円くらい。
いえ、昼のカニが多くて。この程度で十分。

部屋からの夜景。

妻が博多から帰ってきたのは２３時すぎ。
博覧会や県庁のプロジェクションマッピングの話をしたら「私も行きたい」と。
初期の計画の変更が必要なようです。
それからシャワー浴びて夜の紅茶タイムです。
夜も更けていきます。