ワールドカップ大会中のドイツ旅。この可愛い町に入ると、大型テレビスクリーンに昼間っから人々は釘付け。<br />ようやく長い昼と暑さが遠のき始め、夏の夜のお散歩を楽しもうと出かけてみれば・・・<br />

歓喜のゲッティンゲン

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2018/07/07 - 2018/07/08

5位(同エリア22件中)

エリア

ゲッティンゲン(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 5.0

ショッピング: 4.5

交通: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス

航空会社: アシアナ航空

旅行の手配内容: 個別手配

ハンブルクから到着。降りる人はわずか。
初めての町への期待と少しの不安と用心と。
列車を見送る。
ホームで、ぐっと来たのは、このデザイン。
ここから駅舎？
我慢がまん、と念じても見とれてしまう。
お目目もお口も何よりお腹が欲しがっている。
が、我慢。町でとびっきりの店を見つける！！！我慢。
最も日が高い時間帯。
駅近くにと決めた宿はどこ。
・・・・・
自転車をついていた優しそうなお姉さんに尋ねて、難なく到着。

シングルユースで学生さんに戻ります。
この方向は、確かに旧市街中心に向かっている。
長年で培った旅の勘を頼りに。
ローカルレストラン界隈はどこだ！
どっちに行くべきか。暑い。おなかは空腹を通り過ぎている。
見とれている場合じゃない！
初めての街、ゲッティンゲン、
大事な旅の一食、探す、探す。

ここがいいかなあ。
店構え、テラスのお客さん、、、。
ココがいい。窓に向かってのカウンター。店内のお客さんは私一人。
振り返って眺める。うん、ここがよかった。
横を眺める。
イチオシ

初めてのペルシャ料理、しかもビーガンとメニューに。

女将さん？の話し方も素敵だし、お客さんもいい感じ。
このお店にしてよかった。ブドウの葉に包んだなすびのような
お味も優しくおいしい。
食べ終えて、入り口で振り返れば、日本語！？
ウィリアム　クラーク？「少年よ　大志・・」の人？なぜ？

（帰国して調べて、クラーク博士がゲッティンゲン大学に１年間勉学と分かる）
野外レストランでは全員飲むのも忘れ状態。
ウエイター氏も固まったまま。
町一番の広場カフェも静止状態。
このころはまだ私は彼の存在すら知らなかった。
あんなにあんなに走る姿の美しい人がいることを。
全員静止状態。
画面を見やると、ロシア対クロアチア。
これで今日のこの町、熱いのかあ。

ロシアがゴール。「ルーシアアア！！！」太い声の女性の叫びが夜空に響く。
たった一人の歓喜。
　東欧系らしいおじさんばかりのパブに出会う。熱気も一番。
「ラドリーック」コールがはげしい。画面に見やると、
疾走する小柄な選手をカメラが追いかける。走る姿が誰かに似てる。
・・・そうだベッケンバウアー！この人がラドリックという選手かあ。
　一目ぼれ。直後、ゴーーーールウウゥーーーーー！！！
おじさんたち、さく裂した。
そしてクロアチアが勝った。おじさんと手を握り合った。

オシムさんも喜んでおられるよねと帰り道のルンルン。
一夜明けて朝のお散歩、またしても目が釘付け。
日曜日の朝の蚤の市？売り物ですよねえ。つつましすぎる。
誘われるように入って、振り返ると、、、、
好きな感じ、、、。
本日休業。
連れて帰りたかったよ。
京都から静岡か。遠いような遠くないような。

ここも住んでみたい素敵な町。

タクシードライバーはトゥドォンを被った若い女性だった。