ライト兄弟のキティホークへ

2019/06/25 - 2019/06/27

ノースカロライナ州の海沿いに細長く連なる砂州、アウター・バンクスにあるキティホークへドライブ。
もちろんライト・フライヤー初飛行の場所を訪れるためだ。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前中リッチモンドのポー博物館を出て、最初に立ち寄ったのはウイリアムズバーグのアウトレット。広い構内を車と一緒に移動しながらあれこれお買い物して、気がつけばお昼ご飯食べてません。ピザとコーラにしよう。

それからジェームズタウンへ。
閉館まで１時間足らずだが、この機会に見ておかなくては。

ポーハタン族酋長の娘、ポカホンタスの土地だ。
イギリスから最初の入植者がやって来たのは1607年のこと。

ネイティヴ・アメリカンの平和な村に、西洋文明の波が押し寄せたわけで、何やら有名なラブストーリーが始まったという（おそらく、俗説。）

ジェームズ川を向いて、力強く立つキャプテン・ジョン・スミス

砦のこちら側には、優しく温和な表情のポカホンタス

どうしてもディズニー・アニメが浮かんでしまうが、、さらに史実とは異なる続編もあった。

宿泊はノーフォークのお手頃 Days Inn。ピークシーズンに海沿いのホテルは取れず（予算上）、アウターバンクスまで運転する予定。

po-boyサンドの店に行った。その土地にしかない物が好き。キャットフィッシュ、お願いしまーす。

調子よく「ほーい」と袋を渡してくれたけど、ホテルで開けたらソースが入っていない。もう一度運転して（ちょうど閉店したばかりのドアをドンドン叩き）、ソースを２種ゲットした。旅行人格憑依中。普段は小心者なんだけど。

翌日150km走って、ライト兄弟記念センターに到着した。
実際にあるのはキティホークの南、Kill Devil Hillsというすごい名前の町。

"Making the Impossible Possible" いい言葉だ。

スミソニアンにもあったライト・フライヤーのレプリカ。
こちらには実際の木のプロペラも展示されていた。

1903年12月17日の離陸地点に置かれた石碑

計４回の飛行着地点にも、
最も遠い第４回が59秒、飛行距離は約260mだったそうだ。

115年前、この辺りは一面の砂丘だった。

小高い丘にある記念碑まで歩いてみよう。

ランチは、キル・デビル・ヒルのレストランでフィッシュ・タコス。ホットソースを数種類、並べてくれた。

それから、ボディーアイランド灯台まで南へドライブした。
上に登るチケットは、当日分売り切れ。（20分に8人の入場制限）
でも、この風景を見られただけでよしとしよう。灯台の裏に広がる湿地帯が美しかった。（さらに１時間南下すれば、斜めボーダーのハッテラス灯台がある。帰路が長くなるため断念）

フローズンカスタード、おいしいがドンドン溶けていく。手はベタベタで、写真撮れず。

海沿いの道を走ることにした。
出発前にGoogle Mapで見つけていた小さな赤いポスト　the little mailbox　
http://www.thelittleredmailbox.com/
から、砂浜に下りてみる。

大西洋の水平線を眺めた。海水に手を浸して、貝殻を拾った。前日アウトレットで買った新しいサンダルが砂だらけになった。

ノーフォークに戻りまーす。

翌27日、リッチモンドまで２時間半ほど走ってレンタカーを返却し、
アムトラックの駅へやって来た。
程よいタイミング、と思いきや、何と２時間の遅延、、。

でも、ベンチの隣に座っていたケイおばさん、70代の身の上話が聞けた。ヴァージニアのタバコ農家に生まれ、これから娘の住むシャーロットに行くところ、、、。

遅れても平然としている、初アムトラック、

日本的効率の良さを期待してはいけないのだ。ワシントンDCで機関車を入れ替える。

午後４時前に着く予定だったボルチモア駅、もう夕方だ。

荷物がきちんと届いて、ほっとする。
インナーハーバーに近いホテルまで、バスで移動しよう。