ナショナルデーのリハーサルを楽しむシンガポール

2019/07/12 - 2019/07/14

たまたま、たまにはシンガポールもいいな、という単純な理由から7月の3連休はシンガポールに行く事に。

ところで毎年8月9日のシンガポールの独立を祝うナショナルデーには、ナショナルデーパレードが行われます。その日は競技場でマスゲームやパレード、花火のパフォーマンスが行われる事は知っていたのですが、なかなかその日に休みを合わせてはいけないということで、今まで見たことはありませんでした。

しかし本番当日だけではなく、その前にリハーサルがあり、しかもそれは本番前2ヶ月くらいにわたり毎週土曜日に行われ、花火も上がるという情報で俄然楽しみになってきました。

「ナショナルデーパレード」といっても、独立当初は実際にパレードがメインだったようですが、近年はマスゲームや歌謡パフォーマンスも織り交ぜたショーがメインとなっています。

会場はマリーナベイのフローティングプラットフォームやナショナルスタジアムで行われたりと年によって変わるのですが、今年はシンガポールにラッフルズが上陸して200周年、節目の年と言うことで、旧市庁舎前のパダン広場で行われます。ここは普段は芝生の広場ですが1966年の最初のナショナルデーパレードが行われたのを始め、歴史的な節目では建国50周年を含めここで行われて来ました。

そしてそういう節目ゆえ、今年は軍事パレードも行われると。歩兵の行進は毎年ありますが、フルスペックというか戦車などの軍用車両が参加する軍事パレードは毎年行われるものではないのです。（前回は建国50周年記念の2015年）

マスゲームと軍事パレードが大好きで、首相が世襲な独裁国といえば、某近くの独裁国に似ていますが(笑)、私の中ではシンガポールは南の豊かな（ここが根本的に違うけど）北朝鮮です。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA

ラウンジで誰かいないかなと一周したらこれからヨーロッパに向かうMarielさんに会いました。やはり誰かはいる連休前の金曜夜(笑)。そしてこれからブルネイに行くPさんも合流。

レストランhもご相伴させてもらい、ステーキを頂きます。以前の霜降りトロトロの肉ではなくなり、赤身好きのわたし的には歓迎。

二品目はかじきの煮付け、味の濃さの関係で、順番は逆の方が良かったかな？

オンタイムでKUL行き885便に搭乗。

チーフパーサーが中国系のかたで、たどたどしい日本語のアナウンスにANAも国際的エアラインになった気がしました。

三連休前とあり満席でしたが隣は来なくて快適に過ごせました。

食べるつもりじゃなかった未明の機内食、また食べてしまいました。

定番の彩り鮭ごはん・・・

BGM的にみた映画ねことじいちゃん

ストーリーの展開ペース的に寝落ちするには最適でしたが、5月に訪れた佐久島がロケ地で、いちいち歩いた覚えがあるところが出てきて、あ、あそこと思ってしまいました。

でも私が佐久島に行ったときはネコは一匹しか見かけませんでした。

オンタイムでKUL到着

ちょっと時間があったのでPさんとプラザプレミアムラウンジに寄りました。PPを提示すれば、アライバルでも使えることを知りました。

朝ごはんは英（ベイクドビーンズ）、中（炒飯）、馬（チキンソーセージ）の合作

ブルネイへ飛ぶPさんと別れ、KLIA　Ekspresでセントラルへ。

シンガポールへはあえてKLIA発ではなく、クアラルンプールのもう一つの空港、スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港（以下長いので羽田と成田のように空港のある地名をとって、スバン空港と書きます。新しい方の空港もセパンなので紛らわしいけど）から飛ぶ事にしているので・・・

KL Sentralの手前から。建設中のThe Exchange 106を中心にペトロナスタワー、KLタワーのシルエットが見えたときはああKL戻ってきたとちょっと感動。

KLセントラルに到着。スバン空港行きの電車は他のKTMコミューターとは別のホームで分かりずらかったです。

電車の本数は少ないので、これを逃したらタクシーで行かなくてはならないので、非常に焦りましたが、なんとか飛び乗ることができました。

30分でスバン空港の空港駅であるスカイパーク駅に到着。
しかしせっかく新線作って空港に乗り入れているのに、利用者私を含めて3人。

空港そのものの位置付けが、第2空港としてしっかり使うには便数も少ない、などイマイチはっきりしないこともありますが、インフラ整備がコーディネートされておらず勿体ない。KLIAと比べると距離的に近いこともあるので、殆どの人はタクシー利用なんでしょうが・・・

そして折角新しくターミナルに乗り入れる形で鉄道を引いたのに、なぜか駐車場を挟んで、しかも直線距離ではなく迂回する形で歩道が造られてあり、かなりの距離を歩かせる設計にも？です。

駐車場を遠回りしてよけて、歩道橋を渡ってターミナルに到達です。

ファイアフライのATR72が並ぶエプロン。

ファイアフライはマレーシア航空の子会社です。この空港はファイアフライとマリンドエアが拠点としています。

スバン空港はセパンにある新しいKLIAが出来るまではクアラルンプールのメインの国際空港でした。

今使っているのは当時から国内線ターミナルだったので、国際空港としての当時の様子は窺い知る由は有りません。が、国内線ターミナルも当時からの古い建物なので、時代というか、垢抜けなさを感じます。

空港の規模も小さく、利用する乗客も少ないとあって、イミグレもあっという間に通過して待合室へ

72人乗りの飛行機なのでちょうどバスな感覚

搭乗機のATR72 まではゲートから歩いてすぐ

１時間半のフライトを経て、チャンギ空港へのアプローチルートを邪魔しないようシンガポール島の北側で急カーブを描いてセレター島へ着陸。

乗ってきた機材に別れを告げてターミナルビルへ。KL同様こちらのイミグレ通過もすぐなので、チャンギのように延々と歩いた上にイミグレに長蛇の列といったストレスがないのは魅力。

セレター空港ターミナル遠景。こんなこじんまりとしたターミナルビルです。

チャンギと違い直接地下鉄は来ていないのですが、102番のバスが空港敷地の外にやってきます。これに乗れば地下鉄のセンカン駅に出ることができます。

しかし、バスは住宅地を通り、途中から乗ってくる人が多いので、バス停ごとにかなり停車するので、センカン駅までは距離の割に意外と時間がかかりました。

ランチの約束をしていたので、NE線でドービーゴート駅まで地下鉄で行きそこからタクシーでいきました。

空港からタクシーに乗ればわずか20分かからず中心部についてしまうのですが、ちょうど良い時間調整になりました。

ランチは在星の友人A夫妻が予約してくれたPoというお店で。

外には看板が出ていないので最初通り過ぎてしまいましたが、倉庫を改装したオサレブティックホテルの中にありました。

シンガポールに前日夜入りしていたWakabunさんとそのお子さんが先に待っていて、程なくA夫妻も到着しランチスタート！

このお店のウリはPopiah（薄餅）と呼ばれるローカルフードをアレンジした物。薄い生地に生春巻きのように具や薬味を巻いて食べる料理。結構具がしっかりいるので、一人２つ食べるとかなりお腹にたまります。

ゆったりしたレストランの雰囲気でリラックスして食べることが出来ました。

サテーはなぜか日本式焼き鳥の串に（笑）。

サテーってこんなしっかりした料理になり得るんだと思うほど、肉そのもの、味付けもそこいらのサテーとは別次元でびっくり。

大きなエビが載った麺も追加。

お値段は決して安くはないけど、こういうスタイルのシンガポール料理も有るんだと驚きでした。

美味しく楽しかったランチを終え、バスで移動。ガーデンズバイザベイあたりに行こうかなと思っていた所、ちょうど乗り換えしたバスのバス停が泊まるホテルの前だったので寄って荷物を置きました。

当初はバスでガーデンズバイザベイに行くつもりでそのバスに乗ろうとした所、今日はナショナルデーのリハーサルの交通規制のおかげでこのバスはここ止まりになるとのこと。

暑かったので、作戦タイムを兼ねてホテルの前のやや小規模なフードコートで、デザートを食べることにして、

選んだのはアイスカッチャン。

冷やされます。

水遊びの施設にでかけるWakabunさん親子と別れ、地下鉄でシンガポールフライヤーをめざしました。バスは交通規制の影響を受け、海沿いのルートはかなり運行されていないのですが、地下鉄は問題なく通常運行。

シンガポールフライヤーを目指したのは、昔の情報で、「パレードに参加する戦車が周囲の駐車場にいる」というのを見かけたので、いないかと思って行ってみたのですが、残念ながら見つけられず、マリーナベイまで来てしまいました。

岸辺で座りながらぼーっとするのもまた楽し。

マリーナベイサンズを見ながら都心方向へ歩いていきます。

花火を打ち上げる台船がセットされていました。

会場（パダン広場）やマーライオンの正面というよりかはやや右手の方から打ち上げるようです。

CBDの摩天楼

暑かったのでドリアン・ココナッツアイスクリームを。

なかなかドリアン感再現されていて美味しかったですね。高かったけど。

今回はマー様は遠くから眺めておくにとどめます。

夜の花火に備え、17:40の時点で既に最前列は三脚部隊が占拠していました。

ふと見ると上空からパラシュート部隊が降りてきていました。会場からはヒートアップした司会の声が聞こえてきます。

リハーサルとは練習、ではなく本番と同様の通し稽古ということをこの時点でやっと理解しました。

調べたところ、
5/11～6/8まではチュアス サウスで機動部隊の演習、
6/15～8/3まで毎週土曜日にパダン広場でリハーサル、
そのうち6/15～6/29の回は（CRコンバインドリハーサル）、
7/6～7/27がNE (ナショナルエデューケーション)、
7/27、8/3がナショナルデーパレードプレビュー

ということになっていたので、プレビューと名付けられた回はともかく、他は最初はパートごとの出し物のリハーサルが行われる程度に思っていました。

しかし、この日の回はNE(National Educational)ということで、愛国教育の為に学校の生徒が中心となった観客が入った状態でやるということがわかりました。

会場はシティーホールの前のパダン広場なのですが、そちら側はチケットを持った人以外は通ることはできないようになっていて、エスプラネード駅の方へ行くように誘導されます。

それも通りごとに十字路では渡ることができず、かなり迂回したところまで戻って渡らなくてはならず、すぐそこの距離もかなり時間がかかりました。

出番の為に会場へ行進していくコスチュームを着た一団とすれ違いました。

Tさんからの情報で、JWマリオットホテルの前に戦車がいるということなので、エスプラネード駅がある交差点まで来てみると、Nicoll Highwayに戦車が2列縦隊でスタンバイしていました。

間近で保存車両とかではない、生きている戦車を見ると興奮してきます。

リハーサルでも顔にカモフラージュ塗って本番と同様気合いの入りよう

指揮官だけはカモフラージュしていません。

エンジンがかかってもなかなか動き出しませんでしたが、18:30になると

遠くから国歌Majulah　Singapuraが聞こえてきて、上空に巨大なシンガポール国旗を曳航したチヌークヘリコプターが通過していきます。（これは1970年のナショナルデーパレードからのお約束演出）

あとで会場内から撮った画像をYoutubeでみると、本来、国歌のさびの部分で会場上空を横切るべきところ、若干遅れて登場したようでした。リハーサルを重ねるのはこういうところの調整をするためと思われます。

続いてこれもナショナルデーパレードのお約束、編隊飛行の後散開するパターンでの
F１５戦闘機による飛行。

あとでまた登場し、近接距離での交差とか、ほぼ垂直上昇とかを見せてくれましたが、ブルーインパルスなどと比べるとアフターバーナーを燃やした時の爆音がものすごく迫力満点でした。

シンガポールはあの狭い国土なのに、F15、F16などの戦闘機を150機も保有しています。因みに日本の航空自衛隊で345機、マレーシア空軍が40機、インドネシア空軍は20機...

程なく戦車のエンジンがかかり、砲塔を回転させたりしてスタンバイ完了です。

タイムスケジュールは
5.50pm to 6pm Red Lions Free Fall (weather dependent)
6.27pm to 6.30pm Marching contingents march in
6.35pm to 6.38pm State Colours and Guard of Honour GOH march in
6.39pm Arrival of Prime Minister
6.44pm Arrival of President
6.45pm to 6.46pm State Flag Flypast (From right of Padang to left)
6.46pm － RSAF Bombburst (From MBS towards Padang)
6.48pm to 6.51pm 　 21 Gun Salute
6.56pm to 6.57pm 　Fire of Joy (Feu de joie)
6.57pm onwards Airbus A330 MRTT & F15s (from right of Padang to left)
7pm －7.01pm RSAF F15s Flying Display
7.01pm to 7.12pm Parade march past
7.14pm to 7.30pm Mobile Column
8.14pm to 8.20pm Fireworks Finale
と発表されています。実際は時間が押したりしていましたので、本番に向けてこの辺を調整する目的でリハーサルを繰り返すんだと思います。

ようやく戦車隊も動き出しました。

https://youtu.be/rplyuHnbTtg

戦車はレオパルト２が10両参加

戦車に続くのはハンター歩兵戦闘車

その後は旧式のバイオニクス歩兵戦闘車

続いて装輪装甲車

全地形型輸送車だそうです。

Light Strike Vehicle

続いて自走砲のSSPH Primus
帰国後調べてみると案外独自開発兵器もあるようでした。

こういった軍事パレードで、戦車橋など工兵部隊の車両が出て来るのは珍しいですね。

A330をベースに開発された空中給油機A330 MRTTとF15の編隊飛行が頭上を横切っていきました。

海軍は特殊部隊のゴムボートや小型船がパレードに参加

海軍の迷彩を着た兵士。
この辺で渋滞というか、流れの調整で動きが止まってしまいました。

シンガポールは徴兵制なため、正直その辺にいるお兄さんがたまたま軍服を着ているって感じの兵士が多かったです。

地対空ミサイル

地対艦ミサイル？
その後は救援車、警察、消防と続いたのでEsplanade駅からBras Basah駅に地下鉄で行き、バスでTさんが泊まっているペニンシュラ・エクセルシオール・ホテルへ移動し、

Tさんが泊まっている部屋にお邪魔しました。会場内の様子は、ナショナルギャラリーとして使用されている旧市庁舎や、その手前のビルが邪魔で見ることは出来ませんが、ビジョンや会場の上空はクリアに見え、花火を楽しむには絶好の位置です。

Pledge (We the citizens of Singapore pledge ourselves
as one united people,
regardless of race, language or religion,
to build a democratic society
based on justice and equality
so as to achieve happiness, prosperity
and progress for our nation. と唱和ののち、

国歌Majulah Singapuraが流れ、そのサビの部分で花火が上がるというお馴染みの演出。

実際に上がり始めたのは20:10でした。

リハーサルとはいえ本番モードなので、花火もかなりの量が上がります。

無風のシンガポール故、煙が滞留してしまい、ちょっと邪魔なのが残念です・・・

シンガポール国民ではないですが、このナショナルデーの根本に流れる、
最初何もないところから始まり、どんな人でも機会均等で、努力をした結果繁栄するというストーリーは嫌いではないです。

たまたまかもしれないけどハート型に見える花火も・・・

会場からは歴代のナショナルデーのテーマソングのうち、有名な歌のメドレーが流れ、

Stand up for Singapore で観衆の起立を促し

One people one nation one SingaporeとかWe are Singapore に

Count on me Singapore など、シンガポールヲタならお馴染みの歌声が流れてきます。

とにかく豪華

良い物を見させてもらった感じで一杯です。

https://youtu.be/xk39erhUk5g

式典のフィナーレ。

本番では大統領が退出するところは、今日は副大臣クラスが代理をしたようです。

会場の人も大分はけ、静けさが戻って来ました。

CBDの夜景もこの角度は新鮮。

貴重な情報教えていただいたり、絶好の場所を提供してくださったTさんには感謝です。

その後ご飯をゲイランエリアで食べて、

ドリアン通りでドリアンを食べることにします。

シンガポールに来た目的の一つがドリアンを食べることなので。

ドリアンは種類が多く目移りします。最近では一番のブランドドリアンはムサンキング（猫山王）。ムサンキングはジャコウネコという意味なんだそうです。

当然お値段も高いので、今回は回避しウダンメラ（red prawn、紅蝦）という品種にします。

甘いのお願いね、とお兄さんにお願いして選んでもらいます

品種の由来となった、蝦のように、、までは赤い果肉ではありませんでしたが、癖なく美味しくいただきました。

同行したTさんはそんな少しじゃ判断もできないでしょ！ってツッコミ入れたくなるくらいほんの少し食べただけで、無理！と拒否反応を示していましたが、人生かなり損していると思います(笑)。

ま、世の中にドリアン好きが増えすぎたら値段も上がるので、全ての人に気に入られなくてもいいのです。

宿に戻ってきました。このままパタンキュー

次の日はゆったり起きて宿でウダウダ。本読んだりして過ごしてしまいました。
これではいけないと一番暑い時間になって活動開始。
地下鉄駅でEZ-Linkカードにトップアップし

おなかもすいたので、ラクサでも食べようと、バスで移動。
何回来ても「ガーデンシティ」の緑多い都市景観は落ち着きます。

こんな景色とか、特に美しいわけではないけど、ああシンガポール、と思ってしまうわけです。

ラクサの有名店スンゲイロードラクサを食べる為に住宅地に

ある小さなホーカーセンターにやってきました。

10分ほど“Que”(並んで）して、ラクサにありつきます。
ここのウリは炭火で煮出したスープ。わずか一杯SGD3でラクサワールドに入ることができます。

隣は昨日高級店で食べたpopiahのお店。なるほど屋台ではこうなのね、と見入ってしまいました。

うーん、甘辛スープは出汁が効いてて美味い！
ポーションは小さいけど、汗かきながら食べる幸せ！

もう一杯行っとく？ということで,
有名店をハシゴすることにしてカトン地区へ移動することにします。

遠いなぁと思ったら、思っていたのと違う番号のバスに乗っていたことにきがつきました。が、外は暑いが中はクーラーが効いていて快適なので降りたくない。車窓観光と割り切り、適当にそのまま乗り寄り道することにします。

と言っても終点まで行ってしまうと、いつまでもラクサにはあり付けないので、適当なバス停で降りて軌道修正してRoxy Plaza にあるマリンパレードラクサへ。

こちらはラクサの元祖とされるお店です。

こちらのスープはややマイルド。
2杯目というハンデがあるので公正では有りませんが私はスンゲイロードラクサの方が好みかな？

こんなビルの通路にホーカーセンター作ってしまうのはさすがシンガポール

デザートを、と言うわけで在星友人Aさんが自宅近くのドリアン屋のカンポン（村＝ノンブランド）ドリアンが安くてうまいとの事だったので行ってみます。

一個2ドルから何十ドルするドリアンと値段の幅が大きいですが、とりあえず7ドルのドリアンをトライ。

びっくりするほど果肉が白かったですが、うま甘ドリアンでした。
果肉の色と味ってリンクしないのも不思議。黄色い系の方が美味しそうに見えるので逆に果肉が白いから安いのかな？

ラクサ&ドリアンでお腹も心も満たされたところで、Wakabunさんが泊まっているセントーサ島のWホテルにお邪魔すべくタクシーで向かいます。

途中のコンテナ港のガントリークレーンに萌え萌え。

セントーサ島ってこんなに広かったと驚くほど、島に渡ったあとこんなに走るとは思わなかったけど、Wホテルに到着。

ここは大きなプールがあることがウリで、平日はお金取ってビジターも受け入れているほど。

Wakabunさんのお子さんたちとプールで遊び楽しいひと時を過ごしました。ウォータースライドは高くないし途中まで全然スピード出ない…と思ったら最後の方ですごく速くなってこれが結構楽しい。

夜はそのままWakabunさんが泊まっている部屋にお邪魔して、

A夫妻が買ってきてくれたホーカーフードに舌鼓を打ちながら部屋飲み（私は飲めないけど）。

怪しい紫のライティングが輝きますが、Wakabunさんのお子さん達のお休みタイムまで楽しい部屋飲みは続きます。

市内へはA夫妻とタクシーをシェア。普通のタクシー会社もgrabなどに対抗して、アプリ呼び出し事前料金決定制のシステムを構築したりするのが面白かったです。

昼間食べたドリアンが美味しかったのでデザートにまたドリアンを食べることに。

と言うわけで再びさっきの

ドリアン屋へやってきました。

どうせならボトムエンドも試して見ようと言うことで5ドルと2ドルのドリアンをトライ。

ノンブランドドリアンのお味は・・・

なに、これ美味しい！ということで2ドルドリアンもう一つ追加。
それも美味しかったです。
この2日間で1粒18、7、5、2ドルのドリアンを食べたが一番美味しいのは2ドルのだったとか、ドリアンの世界は深すぎる。

完食！

良かったシンガポールに住んでいなくて。
こんな美味しいドリアンが2ドルで食べられるなら、毎日食べて糖尿病まっしぐら確定なので・・・

バスで宿へ帰ります。空いていれば勿論二階先頭席へ。高いところから夜のシンガポールの景色を楽しみます。

翌朝。帰国の日。
朝から雨降りで出かける気持ちが折れます。

完璧風邪を引いてしまうなど体調も悪くて宿でウダウダしてしまいました。ようやく出かける気になったのは朝ご飯の筈がブランチになってそれも過ぎて早めのランチな時間帯。

ラフッルズホテルの裏を通り、

TさんがおすすめしてくれたYYカフェへ。

喜園珈琲店 カフェ

オールドスタイルのカフェで

カヤトーストをいただきました。

名残惜しいがシンガポールの街並みに別れを告げてチャンギ空港に向かいます。

非常時には真ん中の植え込みをどけてれば滑走路に使用できるところに来る頃には、すっかり、寂しくなってしまいます。

馬鹿でかいターミナル3に到着。改めてチャンギ空港広い！そして近い！
タクシー乗って仕舞えば15分で到着してしまいました。こんなに早くつくならバスでも良かったかな？

チェックインし、最近できた、ターミナルに直結している複合施設のJEWELをのぞいてみることにします。

T3からは奥まで行き、長い回廊（トラベレータはありますが）を歩く必要が有ります。

結婚写真のロケをするカップルまでいました。

JEWELに入った正面に丸い天井から流れ落ちる滝が出迎えてくれます。

流れる水が風水的にもエネルギー呼び込みそうな感じ。

レストラン、ショッピングセンターと寄りたい、見たい所ばかり。普通に２時間前にチェックインし、搭乗時間の前の余った時間に見ようと思うととても時間が足りません。１０:３０開店のお店が多いので、朝のフライトだとあいていないし、夜のフライト前とかでも最初からここを回るつもりで来ないとダメですね。

半周してみると同じ滝がスケールが大きく見えるから不思議

ターミナル３から（なぜか問題有りの人ばかりの列の後に並びイライラしながら）出国し、延々とT１方面へ歩いた先のゲートにこれから乗るB777-300ERが待っていました。後で地図見たら、JEWEL→T1→ゲートと行けば歩く距離は半分以下だった疑惑・・・

いざ搭乗。FAの制服が47年間替わらなく、それでも時代遅れに感じないってすごいですよね。

満席でした。しかしこのフライト本当に良く揺れました。

おつまみセットのあとすぐ機内食

機内食は和食（ハヤシライス）かインターナショナルセレクション（白身魚とポテト）で後者を選択。

往事よりかは量は減った気がするのですが、味は美味しかったです。個人的にSQのエコのサービスって、過大評価されている気が（言うほどサービスいいのか？って思うことしばしばだし、いつも満席なのでマーケティングのおかげ？とおもってしまうので）するのですが、機内食が美味しいことがやはり寄与している気がします。

関係ないけど周りの席に若い日本人の集団がいたのですが、No International SelectionとかオーダーしてどっちなのかはっきりしろとFAにキレられていましたが、機内食くらいスマートにオーダーして欲しいな。

デザートにシーソルトキャラメルアイスクリーム。

しかし13:55発ですぐ出る機内食が出たら22:00に着くのに後は何も出ないっていうのはちょっとお腹が空いてしまいます。同じ時間帯のKL発のANA便でもしょぼいけどサンドイッチでるのに・・・

SQのお楽しみと言えば、他ではあまり見ることが出来ないシンガポール映画が見られること。Got　diabetes　laってシングリッシュ萌え

定刻15分遅れで羽田に到着。今回は貴重な情報や絶好の花火鑑賞スポットを提供してくれたTさん、一緒に遊んでくれたWakabunさんとその子供達、美味しいドリアンにPopiahに巡り合わせてくれた在星A夫妻のおかげでいつにも増して楽しい滞在でした。

シンガポールは両親が駐在していたのでよく行っていたこともあり、私にとって第二の故郷というべきところ。(第二の故郷が北京やNYと順不同ですが)

何をするわけでもないけど(観光地もあえて全制覇せずちょこちょこ攻めているということもありますが)シンガポールはまた行きたくなってしまいます。

実際今回シンガポール発券の特典を使い始めたこともあり、10月の連休に再訪予定。今から待ち遠しいです。