2018/05/26 - 2018/05/26
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frau.himmelさん
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前日雨天のため、予定変更して先延ばしにしていた王宮の丘へ行ってまいりました。
昨日とは打って変わっていいお天気です。
世界遺産の美しい古都ブダペスト。
ドナウ川を挟んでブダ地区とペスト地区に分かれているのは有名です。
昨日はペスト側を重点的に観光しましたが、やっと今日はブダ地区に足を踏み入れます。
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5月26日
今朝もゆっくり朝食会場へ。
シニアの食事はどうしてもお野菜中心になってしまいます。
ハンガリーは、お国柄かカラフルな生のパプリカがいろいろあり、これが甘くてさっぱりしてなかなか美味しい。 -
それに温州ミカンに似た柑橘類がありました。欲張って2つもいただいちゃいました。
グレープフルーツは日本でも毎日欠かさず食べていますので、ホテルでも目につくと必ず食べます。
朝から食欲旺盛です。 -
1日の始めはブダペスト東駅から。
駅の窓口でチケットを買います。
行列もできていませんでしたし、すぐ購入できました。
昨夜、学生さんに券売機の買い方を教えていただいたけど、やっぱり難しい。 -
グループ用24時間券。
明日の10:08分まで使えますが、明日のこの時間はもうブダペストにはいないのよね。
さあ、では今日もこれを持って出発しましょう。 -
東駅からM2で一直線、やってきたところはSzell Kalman ter駅。
ブダペストの地下鉄はエスカレーターが長いことでも有名です。
ここセール・カールマーン駅はその中でも一番深い駅だそうで、エスカレーターも長い長い。上が見えません。
それに速度が早い。もう何回か乗っていますが、毎回乗り込むのに足がすくんでしまいます。 -
セール・カルマーン広場はモスクワ広場とも呼ばれ、ブダペスト市内交通、トラムやバス、地下鉄などのいろんな交通機関が交差する広場です。
ここからブダ王宮に行くバスも出ています。 -
あの階段を登ったところからお城行きのバスが出ています。
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このブルーのバスが王宮に行くバスのようです。
どれに乗ってどこで降りればいいのかしら?と3人で頭を悩ませていたら、素敵なマダムに英語で声をかけられました。
「ここから出るバスは全てお城行きよ。フィッシャーマンハウスには4つ目で降りたら近いわ」と。
ありがとうございました。 -
その「フィッシャーマンハウス(漁夫の砦)」前で降りたら、目の前はマーチャーシュ教会。
凄い大勢の人。ブダペストは人気観光地、ツアーで訪れている人が多いですね。 -
教会の前の広場は三位一体広場。
広場の中央には、中世ヨーロッパを襲ったペストの終焉を記念して建造された三位一体像が。
ウィーンのものも豪華でしたけど、ここブダペストのものも立派ですね。 -
漁夫の砦の前も凄い人。
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白い石灰岩でできたとんがり屋根の漁夫の砦。
とんがり屋根は騎馬民族だったマジャール人のテントの名残だとか。 -
みんなが外を見ている。
私たちもそちらへ行ってみよう。 -
結婚式をやっていました。美しい花嫁さん。
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下には大勢の参列者が集まっています。
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ドナウ川の向こう側はペシュト地区。
少し霞んでいますが、国会議事堂の勇壮な建物が美しい。後で行ってみよう。 -
あの塔は聖イシュトバーン大聖堂です。
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こちらはセーチュニーくさり橋と、大型クルーズ船が停泊しています。
王宮の丘から眺めるペシュト側の風景は美しい。
しばし見惚れます。 -
漁夫の砦の前には、聖イシュトバーンの騎馬像。
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チケット売り場の凄い行列。
私たちも並んで、マーチャーシュー教会と漁夫の砦のチケットを買いました。 -
マーチャーシュー教会の入り口には長い行列ができています。
漁夫の砦を先に見ましょう。 -
こちらも変わらず人が多い。さっと見学して外に出ました。
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漁夫の砦から見た聖イシュトバーンの騎馬像とマーチャーシュー教会。
教会のカラフルなモザイク屋根は、ハンガリーの三大陶磁器の一つ、ジョルナイ製のタイルでできています。
中央市場のカラフルな屋根にも使われていました。 -
マーチャーシュー教会の名前は、マーチャーシュー王の命で、高さ88mの塔が造られたことに由来するそうです。
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マーチャーシュー教会の入り口
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ファサードには聖母子像、聖イシュトバーンの王冠を載せた聖母マリアの像です。
マーチャーシュー教会は、聖母マリア大聖堂とも呼ばれています。 -
黄金色に輝く豪華な内部です。
人が多くて思うように写真が撮れません。 -
正面祭壇。
聖母マリアが祀られています。 -
天井も美しい。
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説教壇と、彩色された美しい柱。
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美しいステンドグラスには聖母マリアの生涯が描かれています。
紋章右側のカラスの絵は国王マーチャーシュのフニャデ家の紋章です。
(○印) -
キリストの磔刑図が飾られた小祭壇。その下には聖顔布。
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聖イムレの祭壇。
イムレは初代ハンガリー国王イシュトバーンの息子で24歳で亡くなりました。
ここにも聖顔布が。 -
ライオンと犬が見守っているのはハンガリー国王ベーラ3世(在位1172-1196)とその妻。
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壁のフレスコ画(モザイク?)も素晴らしい。
この壁がオスマントルコにより白く塗られ、一時モスクにされたことがあったのです。 -
この小さな祭壇がふと目に留まりました。
ハプスブルク家最後の皇帝カール1世ではありませんか。
フランツ・ヨーゼフ1世の後に皇帝になった人です。オーストリア=ハンガリー二重帝国の最後の国王でもあります。
カール1世は、20世紀の国家元首として初めて福者として列席します。
そしてこのように祭壇に祀らえているのですね。
カール1世(ハンガリー国王としてはカーロイ4世)は、1916年12月30日、マーチャーシュー教会でハンガリー国王として戴冠しました。 -
二重帝国と言えば、2017年は、フランツヨーゼフ1世とエリーザベトがハンガリー国王として戴冠してから150年。
それを記念する展示がありました。 -
1867年6月、フランツ・ヨーゼフはエリーザベトとともにマーチャーシュ聖堂へ赴き、ハンガリー国王としての戴冠式を執り行った。
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戴冠式のフランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベト王妃。
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二人の真ん中には聖イシュトバーンの王冠のレプリカ。
本物は国会議事堂にあります。 -
三角屋根のテントは遊牧民だったマジャール人の象徴です。
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エリザベートの戴冠式で使われたクッション。ベルベット地の上に精巧な紋章の刺繍入りです。
下は何でしょうか。 -
フランツ・リストを忘れてはいけません。
フランツ・ヨーゼフとエリザベートの戴冠式で、フランツ・リストは「ハンガリー戴冠ミサ」を作曲しました。 -
混雑していたマーチャーシュー教会を出て、のんびり王宮の丘を散策します。
美しい黄色い薔薇。 -
中庭に通じる入り口。
ウィーンのハイリゲンシュタットのベートーベンの家にもこんな感じの中庭がありましたね。 -
レトロな郵便ポスト。かわいい~。
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曰くありげな立派な像。
調べてみました。
1849年のハプスブルク帝国からの独立戦争で、名誉ある戦死をした人を称えて造られた像だそうです。 -
ボンネットの上に花束を載せた車、さっきの結婚式のカップルでしょうか?
お幸せに~~! -
パネル展示があります。
1945年、第二次大戦で連合軍より爆撃を受け、被害を受けた王宮の写真です。 -
ここには騎馬民族のハンガリーらしく、歴代の騎兵隊が描かれています。
少女マンガの白馬の騎士みたいね~と、I女史と私。
絵を眺めながら歩いていると、K氏から、「少し急いだほうがいいよ」とマキがかかる。 -
「どうして?」。
「この先の王宮で衛兵交代があるかもしれないから」と。 -
そういえば、王宮の方には人々が続々と集まっています。
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いつも女性二人に花を持たせて、影の力持ちに徹しているK氏ですが、肝心なところはちゃんと調べてくださっていたのですね。
私など、ブダ城で衛兵交代があることすら知りませんでした。
チェコは知っていましたが。 -
しばらく待っていると、リズミカルな小太鼓の音が聞こえて、衛兵が行進してやってきました。
そして見張り門の前に立っている衛兵の前に立ち・・・。 -
新・旧両衛兵は、銃をクルクル回したり、取り換えたりしながら交代の儀式をやっています。
そして旧衛兵は再び小太鼓の音に合わせて去っていきます。 -
次に新衛兵の登場。
正門の前に衛兵が行進してやってきました。
みんな写真を撮ろうとカメラを構えて待っています。
門の上で大きく羽を広げている鳥は、ハンガリーの伝説の怪鳥トゥルルの像です。 -
二列に整列して、銃を取り換えたり、クロス整列したり、広場の方でも交代の儀式が執り行われました。
随分長いことやっていたと思いましたが、この間7,8分ほどでした。 -
かっこいい兵隊さんたち。
やはりそれなりの選考基準があるのでしょうか。
思いがけず、華麗な衛兵交代の儀式を見ることができて、調べてくれたK氏に感謝。 -
それではマーチャーシュー教会の鮮やかな屋根を見ながらバス停へ向かいます。
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教会の屋根をぼーっと見ていたら、塔の上に鳥が止まっています。
あれが噂のカラスです。ほんものではありません。
指輪をくわえたワタリカラスは、マーチャーシュ王の家紋なのです。
教会のステンドグラスにも描かれていました。 -
この素晴らしい宮殿は?
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バスに乗ってウィーン門からお城を出ます。
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バスはクネクネした道を通り、セール・カルマーン広場(モスクワ広場)へ到着しました。
広場では子供たちが噴水の水と戯れています。
涼しそう~~!
このころよりヨーロッパも急に暑くなってきたのです。まだ5月の終わりなのに・・・。 -
ヨーロッパ一深い地下鉄の駅、エスカレーターの長さも半端ありません。下が全く見えない。
このあと私たちは、中央市場へ行き、買い物をして、昼食を摂りました。
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