2019/07/03 - 2019/07/07
314位(同エリア1176件中)
ひでまるさん
NYC滞在も残り少なくなる中、7月4日(木)はアメリカの独立記念日。
NYCでもお祝いの花火が上がったりと盛り上がると聞き、仲の良い友人と花火を見て過ごそうと思っていました。
が、最近彼女ができたとか、日本から両親が来るとか、ことごとく断られてしまい、一人で花火を見るのもどうかなぁと悩んでいました。
そんな中、暦をみると、5日(金)を休めば4連休になると気づき、ずっと憧れていたマチュピチュに行けるかなぁとエアーを調べ始めると、3日(水)深夜発という素晴らしいフライトがあり、2泊5日で結構余裕をもって行けることが判明。
日本から行くと遠すぎて時間もお金もかかる上に、強烈な時差ボケも想定されるところ、NYCからだと8時間ほどのフライトで行けるし、時差もわずか1時間。
かつ、高山病が心配される山道を歩くことを考えると、老後に日本から行くのはハードすぎる、今しかない!と思い立った頃には、既に旅立ちまで1か月を切っていました。
それから、宿、鉄道、マチュピチュのチケットなどをサクサク予約し、すごく楽しみにしていた今回の旅行。
正直、この旅が控えていたので、その前に訪れたメキシコ・カンクンはありがたみが薄かったほど。
ペルーは、食・買い物・見どころ、どれも超一流で、これまでいろんな国を訪れてきたけど、間違いなく自分の中でTop3に入るステキな国でした!
が、そんなステキな旅の途中で、なんとスマホを盗まれるというorz
そんなことがあっても、いい旅だったと心から思えるくらいペルーはステキな国です!
【旅程】
07/03 23:25 JFK
↓ LA0531《ビジネスクラスへインボラ!》
07/04 06:05 リマ
《リマ観光》
16:32 リマ
↓ LA2037
17:57 クスコ
07/05 06:40 クスコ
↓ ペルー鉄道
09:54 マチュピチュ
《マチュピチュ観光》
17:23 マチュピチュ発
↓ ペルー鉄道
20:52 クスコ着
07/06
《クスコ観光、スマホを盗まれる》
19:27 クスコ
↓ LA2060
20:59 リマ
00:15 リマ
↓ LA2466
07:10 マイアミ
09:40 マイアミ空港
↓ LA6639NY
12:40 NYラガーディア
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 ラタム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回初めて乗るLATAM航空は、JFKのターミナル8を利用。
このターミナルにはプライオリティパスで入れるラウンジはないものの、Bobby Van'sステーキハウスで28ドル分飲食できます。
ということで、ハンバーガー18ドルにIPAビール9ドル+税+チップですが、店員さんの態度が気に食わずチップは3ドルしかあげなかったので、結局わずか4.4ドルで豪華なディナーをいただけました。
久しぶりにファーストフードじゃないハンバーガー食べた。お腹いっぱい◎ボビー ヴァンズ ステーキハウス (JFK空港店) ステーキ・グリル
-
搭乗ゲートでチケットをかざすとなぜかはじかれてしまい、なんと、人生初のインボラアップグレード、キターーーーーー
ゲートでビーっと来るってのはこういくことだったのね。
ということで思いがけずビジネスクラスの席へ。
南米を代表するエアラインLATAM航空のアメニティはロクシタンでした。 -
ビジネスクラスには、東京~ソウルという国際線最短ルートをマイレージを使って乗ったことはありますが、今回のような割と長距離フライト(約8時間)は初めて!
こんなことが分かっていたらさっきハンバーガーをお腹いっぱい食べなかっただろうに、既にお腹はパンパンで、機内食は夜・朝ともに軽くつまむ程度にいただきました。
それにしても、飛行機で180°リクライニングを倒してベッドのように寝たのは初めて!夢まで見るくらい熟睡できました。素晴らしいスタートの旅☆ -
定刻より早めにリマに到着し、とりあえずATMでペルーの通貨ソルを引き出します。
1ソル約33円ってところです。
使ったATMの1回の上限が400ソルまで、絶対足りなくなるなと思ったけど、途中、これまで旅して余っていたカナダドルやメキシコペソも両替しながら、最終的には400ソルを上手いこと使いきりました。ホルヘ チャべス国際空港 (LIM) 空港
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空港で荷物を預け(1日預けて39ソル。現金払いのみ)【写真左】、
安全だと聞いていた定額制のタクシーグリーンで旧市街まで行ってもらいます(定額55ソル。カード払い可)【写真右】。
で、降ろしてもらったのは、サンマルティン広場【写真下】。サン マルティン広場 広場・公園
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ここから観光の中心・ラ ウニオン通りを歩き、とりあえず、目当ての高山病対策の薬・アセタックを探して薬局へ。まだ朝8時前なのに開いてました。
これから標高約3,400mのクスコに飛行機で上がるので必須かなと。
富士山5合目までは車で行ったことがあるけど、3千m越えは人生初なので。
で、ペルー滞在がわずか5日にも満たないのでひと箱(20錠)もいらないとアピールすると、半分で売ってくれました。21ソル。
レシートには1タブレット2.1ソル×10となっていたので、錠ごとにも買えるのかもしれません。
この薬の副作用は、トイレが近くなることと、手足の先がしびれることらしく、確かにどっちも作用した気がします。薬が効いた証拠だね。ラ ウニオン通り 散歩・街歩き
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そしてついにやってきました、アルマス広場!
ヤシの木とカトリックな教会のコラボが南米っぽいですよね。
本当にペルーまで来たんだなぁと実感した瞬間でした。
天気がどんよりしてますが、この時期のリマはいつもこんな感じらしい。アルマス広場 (リマ) 広場・公園
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時刻はまだ8AM。
観光名所の教会たちもまばらにしか開いておらず、政府宮殿では衛兵さんの交代式が行われていました。 -
サン・フランシスコ教会です。
どこの教会も、ファサードの彫刻が見事です!サン フランシスコ教会/修道院 寺院・教会
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時間つぶしに街をぶらぶら。
途中、川の向こうに、韓国・プサンの甘川文化村にそっくりな眺めの街並みを見つけたけど、ツーリストが行ってはいけない雰囲気だと察して引き返します。 -
適当に歩いていると、ローカルな市場を発見。
入ってみると、いろんな種類の肉が、さばかれたばかりの状態で売られていました。
で、リマの街にも中華街を発見!
が、歩いてみても、中国人の姿はまばらで、ほとんどのお店の店員も、ぱっと見はアジア人ではない様子。
さすがに地球の裏側までは中国人は大繁殖はしていないようで、この街ではアジア人は珍しいみたい。 -
では、旧市街から新市街・ミラフローレス地区まで、メトロポリターノという電車っぽいバスで移動してみましょう。
電車の駅のように改札があるけど、走っているのは道路。
でも、道路には専用レーンがあって渋滞知らず。
料金は2.5ソルですが、初回乗車時にはカードを買わなければならずカード代が本来はかかります。
が、ラッキーだったのは、カードにチャージしたくても小銭がなくてできない人が券売機で係員と相談している場面に遭遇し、結局、小銭を持っている僕の分までその人のカードにまとめてチャージしてもらって一緒に改札を通過。
つまり、1回乗るためだけにカードを発行することなく、2.5ソルだけで乗車できました!
車内は近代的で治安の心配も特に感じませんでした。 -
やってきたのは、ミラフローレス地区の中心・ラルコマール。
太平洋に面したとってもおしゃれで近代的なショッピングモールです。
アルパカ製品を扱う高級なお店やツーリストインフォメーションも入ってます。ラルコマール ショッピングセンター
-
ここで、ペルーの人気チェーン店Pardos Chickenでランチ。
本当はビールが飲みたかったけど、アルコールは高山病によくないらしく、インカコーラで我慢。
ペルーのチキンがずっと気になっていて、というのもNYCで巡り合った中華とペルー料理のフュージョンというお店のチキンが超おいしくてリピートしまくっているのですが、あれはペルーのチキンなのかとずっと疑問だったので。
で、食べてみて、いつもNYCで食べていたチキンはペルー式のチキンであることが分かりました!ここのチキンも変わらずデリシオソでした!
このボリュームで18.9ソル。インカコーラ6.2ソルもつけて合計25.1ソルとは、大満足です◎
ごちそうさまでした!ラルコマール ショッピングセンター
-
いい時間になったので空港に戻ります。
あまり下調べはしていなかったけど、観光案内所へ行くと、ミラフローレス地区からは空港までは毎時シャトルバスが出ているとのことでそれを使ってみることに。
乗り場は、ラルコマール近くのマリオットホテルの通りを挟んで向かい側と聞いたので行ってみたもののバス停らしきものはなく、結局、この青い車体のバスを見つけて何とか乗り込むことができました。本当にバス停も案内も何も出ていないので要注意!
車内はWi-Fiが使えることになっていたけど機能しないWi-Fiで、かつ60分で着くことになっていたけど75分くらいかかりました。
平日の日中なので渋滞もあったわけでもないし、いつもそれくらいかかるのでは。 -
では、いよいよクスコを目指します。
機内のネットに接続すると、なんとリマ~クスコのフライトが24分と表示されてびっくり!
さすがにそんなに短くはなかったけど、実際飛んでいた時間は1時間にも満たないくらいでした。
で、短時間フライトなので珍しく1Aという窓側席を指定し、窓の外をずーっと見ていました。
高度0mから3,400mまで飛び上がるフライトなので、最後もあまり降下する感じがなかった不思議なフライト。
また、眼下には険しいアンデス山脈が広がり続け、そんな山間に集落も見えてきて、すごい場所に来たんだなぁというのを実感しました。 -
クスコ空港に着くと、早速、高山病予防の薬・ソロチピルの広告がお出迎え。
でも、この薬は単なる鎮痛剤らしく、高山病の根本を解決するものではないので買ってはいけないらしいです。
で、観光案内所で聞いて、旧市街の中心・アルマス広場までバスで行ってみることにします。
アルマス広場までは、
- ImperialというバスでMaruriで降りるか
- CorrecaminosというバスでAlmagroで降りるか
- 料金はいずれもわずか0.8ソル(約30円!)とのこと。
まずは、空港を背にして出て右に歩いていくと、写真下のようなバス乗り場があります。 -
時刻は6PM頃で混んでいる時間帯らしく何本か見送ったけど、Correcaminosというバスに乗車。
自分はバックパックとボストンバッグだけだったので大丈夫でしたが、大きなスーツケースを持って乗るのはちょっと現実的ではないかも。結構混んでます。
0.8ソルってのは確かに安いけど、タクシーで10ソルくらいだったとしても350円くらいなもんですからね。ツーリストはおとなしくタクシーでもいいかもしれません。 -
20分ほどでアルマス広場に到着して、その美しさに感動!
写真ではうまく撮れていないけど、広場もさることながら、その背後に灯った山間の家々の明かりが見事で、キレイすぎる!
これまでいろんな国を訪れてきたけど、こんなに美しい広場はなかなかないですよ!
はるばる来た甲斐がありました!アルマス広場 (クスコ) 広場・公園
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maps.meを頼りに、今回2泊するNinos Hotel Melocに到着。
バス・トイレこそ共用なものの、ベッドルームは個室で1泊30ドルとお手頃なのに、内装が可愛くて速攻で予約を入れました。シングルベッドが細すぎたけどね。。。
中庭がとってもBeautiful!
そして、嬉しかったのが、ウェルカムドリンクとしてコカ茶をふるまってくれたこと。ここで、今日の夜の分のアセタックも飲んでおきます。 -
荷物を置いてひと段落し、ディナーは、アルパカを食べてみたかっので、ガイドブックに載ってたPacha Papaというレストランへ。
すごく混んでて人気店のようだったけど一人だったのですぐに通してくれました。
肝心のお味は、味付けがかなり塩辛かったのと、アルパカは羊に通じるちょっとした臭みがあるように感じました。見た目もそっち系だしね。
高山病発祥を予防してアルコールは控えたんだけど、代わりにオーダーしたレモネードコカ茶みたいなのが絶品でした!
で、お腹も満たされ、宿の近くのスーパーで翌日の朝食やらを購入して就寝。パチャパパ 地元の料理
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翌朝。
5AMにセットしたタイマーで起きるも、ベッドが細すぎてベッドからまさかの転落という幕開けの一日。
ベッドサイドのテーブルに唇と膝を打ち付け、絶対に唇ばんばんに腫れるなぁと思ったけど、意外にも軽症ですんでよかった。
マチュピチュまでの鉄道が出発するポロイ駅までUberを呼びました。31ソル。
地球の歩き方には市街地から駅までは15分と書いてあったけど、写真左が実績ですが、なんやかんやで25分くらいかかったので、早めに出て正解でした。
この運転手さんが、帰りの電車の時間とかを聞いてきて、どうやらポロイ駅まで迎えに来てくれるとのこと。しかも30ソルでOKというのでdeal!
で、朝のベッドからの転落で頭の中がいっぱいだったのか、前日に買っておいた朝食を見事にホテルに置いてきてしまい、ポロイ駅の売店でエンパナーダやらコーヒーやらをいただきました。ポロイ駅 駅
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じゃ、いよいよ出発!
ここからマチュピチュ村まで約3時間半の移動です。
列車の旅ってやっぱりワクワクしますね!
チケットは公式サイトで問題なく購入できますが、出発の45分前までだかにPeruRailのオフィスでピックアップしないといけません。
かつ、そのピックアップの際には、メールに記載された予約番号のほか、パスポート、ネット購入した際に使ったクレカが必要です。
https://www.perurail.com/
PeruRailのオフィスは、クスコのアルマス広場付近にあるほか、リマのラルコマールや空港にも入っており、リマ~クスコへの飛行機の乗り継ぎの際にささっとピックアップしました。
行きは、06:40発の一番安いExpeditionという車両を利用。68ドル。
座席はチケットピックアップ時に指定されますが、途中のオリャンタイタンボ駅まで自分の周りには誰も来なくてボックス席4席を独占! -
無事にマチュピチュ駅に到着。
それにしても、すごく秘境なイメージのマチュピチュの麓まで電車で行けてしまうなんて。
味気ないという気もするけど、個人的にはありがたい。マチュピチュ村 散歩・街歩き
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マチュピチュ村の風景。
何というか、日本の温泉街のようだなと思ったら、100年以上前のこの村の初代村長は何と日本人だったんだとか。
戦前のそんな時代にこんな地球の裏側まで来るなんて、あっぱれです。マチュピチュ村 散歩・街歩き
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ここからマチュピチュの入り口までは歩いて山を登ると2時間くらいかかるらしいのでバスを利用するのが一般的。
バスのチケット売り場が新しくなったようで、事前に聞いていた掘立小屋のようなものではなく、ちゃんとしたチケットオフィスがありました。
片道12米ドル、往復24米ドルということで、とりあえず片道だけ買ってみます。
バスが無駄に足元も広いラグジュアリーなバスで、1台に乗れるのは30人程度だったので、乗り込むのに1時間近く待ちました。。。マチュピチュ村 散歩・街歩き
-
25分くらいでマチュピチュの入り口に到着。
マチュピチュの中にはトイレはないのでここで行っておきましょう。
一回2ソルは観光地価格だなwww
(トイレを使うだけなのに、クスコの空港~市街へのバス代の2倍以上とは。)
で、この辺りで雨が降り始め、しかも結構強いやつが。
仕方なくポンチョを購入、10ソル。
これも下界では5ソルだったので完全に足元見られてるけど止む無し。 -
マチュピチュのチケットは事前にネットで購入しました。
いくつか似たようなサイトが存在するけど、公式はコチラ↓
https://www.machupicchu.gob.pe/inicio
紆余曲折あって、2019年7月現在は、1時間ごとに入場時間が区切られており、4時間まで滞在できるそうです。152ソル≒約5,000円。結構します。
マチュピチュに加えて、ワイナピチュという山を登山するチケットはさらに別料金、かつ競争倍率が激しく、1か月を切った時点ではワイナピチュのチケットは既に完売していました。
あと、「ガイドをつけなければ入場できない」というルールがあったそうですが、2019年7月時点ではなくなっているらしく、ガイドなしで自由に回ることができました。 -
ということで、マチュピチュの敷地内へ。
最初は、記念碑みたいなのがお出迎えしてくれた後、ちょっと山道を上がっていきます。
すると… -
思い描いていたマチュピチュの姿は、入ってからかなり前半で訪れました!
これは最初の見張り台からの1枚。
雨が降って霧がかすむ中、タイミングを見計らってここぞとばかりに撮りまくりました! -
もう少し先に進んだ高台からの1枚。
ここからの方がマチュピチュの全体像がきれいに見えます。 -
あいにくの雨がちな天気で、リャマだかアルパカだかもほとんど姿を見かけず、今日はおとなしかったようです。
-
途中、雨が強くなってほとんど何も見えない時間帯がありました笑
この後、マチュピチュの遺跡の中へ入っていきましたが、遺跡に入るとマチュピチュの全容は見えないわけで、石の積み方や段々畑が見事だなと思いながら遺跡内を歩き回りました。
霧の晴れ間を待ったりしながら、結構ゆったり見て回って2時間くらいで観光終了。
下界に下りるバスも激混みで、1時間以上待ちました。
歩き疲れた上に立ちっぱなしでバスを待っていたので足の疲労は限界に。。。
※ この辺りから写真が残っていないので、適当につなぎます。※ -
マチュピチュ村に戻ってきて、本当はここに沸いてるという温泉に入りたくて海パンまで持ってきてたのに、帰りのバス待ちが想像以上に時間がかかったのに加えて、まともなランチも食べてなくおらず、体が甘いものを欲していたのでデザート休憩。
もはやご当地でもなんでもないですが、こってこてのチョコケーキと、店員さんに教えてもらったmazammoraというデザートに加え、一度飲んでみたかったペルーのお酒ピスコサワーという妙な組み合わせをオーダー。
食後はお土産を物色。
ペルーのお土産は多分クスコで買った方が安いと思ったので、ここではマチュピチュオリジナルのアイテムを買うことにし、Tシャツ20ソルとペットボトルホルダー5ソルを購入。どっちも、Machu Picchuって文字が入ってていい記念になりました。 -
クスコまでの帰りの列車は、往路よりもちょっとだけ上のクラスのVistadomeを利用。17:23発、104ドル。
列車はガラス張りなものの、季節は冬のペルー、この時間になると既に真っ暗なので、この写真のような明るい景色は拝めず。
そんな時間を持て余す乗客をもてなそうと、ペルー鉄道のスタッフが、音楽に合わせて踊ったり、アルパカでできたアイテムを使ったファッションショーをやって乗客を楽しませてくれました。
道中、隣の座った地元のペルー人女性と意気投合し、明日はクスコとでどこを回った方がいいかとか、これまで訪れた各国の思い出なんかを話していたらあっという間の3時間の列車の旅でした。
で、予定どおりポロイ駅からホテルまでは行きの運転手さんが迎えに来てくれていて30ソルで無事に帰ってきました。 -
翌朝。
この日は夜のフライトまでクスコ市内を散策します。
クスコ近郊の4つの遺跡への入場券がセットで70ソルというチケットを購入し、徒歩圏内っぽかったケンコーとサクサイワマンの2つを訪れることに。
地図で見るとどちらも近そうに見えたけど、行きはひたすら登りの道だったので、3,400mの高地でこれは本当にきつかった!
ちょっと歩いては地べたで休憩、みたいなことを繰り返して、1時間くらいかけてなんとかケンコー遺跡に到着。
が、ここは何が見どころなのか分からない岩がごろんとあるだけ。
死ぬ思いで息を切らしてまで来たのに。。。おススメしません(笑)。
一方のサクサイワマンはきれいに整えられた岩が要塞のように残っているほか、何より、ここから見下ろすクスコの街が本当にキレイで泣きそうでした。
写真でお見せすることができなくて残念!
是非、「クスコ 市街」と画像検索してみてください。
赤い屋根で統一された美しい街並みの写真がたくさんヒットするはず。サクサイワマン 史跡・遺跡
-
そのあとにやってきたのが、スマホ盗難被害にあったBaratillo(バラティーヨ)です。
片方しかない靴とか、誰が買うんだろうってものまで何でも売られているそうで、クスコで盗まれたものはここで見つかるだろうということで通称・泥棒市とも呼ばれているです。
毎週土曜日に開催され、クスコのお土産も破格で売られてるとのことで、たまたま滞在日が重なったので来てみました。
治安が悪いとは来ていたので、バックパックを前に背負って警戒していたものの、いわゆる「唾かけ強盗」という典型的な手段にやられてしまいました。
歩いていると突然首元に何か変なものがかかってきて、触ってみると人の唾液であることが判明。
気持ち悪がって首元に注意を払っているスキに、ポケットに入っていたスマホがなくなっていました。。。
バカだったのは、充電中だったんですよね。なので、充電ケーブルがポケットから見えていたと思われる。
とはいえ、モバイルバッテリーが重たいから何か異変を感じたら気づくかなと高をくくっていたら、充電ケーブルの先のスマホだけが見事になくなっていて、途中でケーブルがぶらーんとしていて初めてすられたことに気づきました。見事としか言いようがないくらいスムーズな犯行。
で、一瞬青ざめたけど、これはもう探せないやつだとすぐにあきらめ、観光を続けることに(笑)
結局、この市場ではCuscoと書かれた毛糸の帽子を4ソル(140円くらい!)で購入。帽子は激安だったけど、その代償としてスマホをなくしたのはかえって高くつきましたorz
でも、今思うと、同様の手口でポケットを切られたという日本人の被害者もいたらしく、刃物の被害もなく、どこもケガしなかっただけましかな、と思いました。バラティーヨ 市場
-
クスコ滞在時間も限られているので観光続行。
今度はコリカンチャ民芸品市場にやってきました。
ここは現地人が行くマーケットではなく、ツーリスト用のお土産店が並ぶマーケットなので治安の心配はなし。とはいえ、さっきあんなことがあったばかりなので、引き続きバックパックは前に抱えたまま。 -
クスコでもマチュピチュでも、お土産屋さんで売られている物はだいたい同じようなもの。
アルパカを使ったセーターだったたり、Tシャツ、人形、帽子などなど。
で、ここでほしかったものをまとめ買い。
アルパカ柄の毛糸のパーカー55ソル、ペルーっぽい模様のセーター30ソル、ブランケット25ソル×2の合計135ソルを、交渉の結果90ソルで落札。よっしゃー。 -
大量のお土産を引っ提げて、アルマス広場のスタバで休憩。
オーダーしたのは、ペルー限定メニューのルクマ・チョコ・フラペチーノ。18.5ソル。
ルクマというのは、カボチャのような食感かつメープルシロップのような甘みを持ったペルー原産のフルーツで、確かにおいしかったです!
で、珍しくグランデサイズをオーダーして、幸い、スペアの古いスマホを持ってきていたのでここで小一時間冷静になって今できることと格闘。
具体的には、奥さんに悲報、携帯会社に連絡、Googleアカウント等のパスワード変更などなど。
で、スマホで撮りまくってきた写真ですが、幸い、マチュピチュで撮った写真の途中くらいまではGoogle Photoにバックアップを保存していることが分かりちょっと安心。
ここのスタバは、Wi-fiもつながるし、充電用のコンセントもあるし、お手洗いもあるし、店内も広くて座席も豊富なので、観光に疲れたら通ってました。一度wi-fiパスワードをもらえばその後も使えるしね。 -
気づけばクスコの残り時間もわずかになったので、観光再開。
道中、アルパカだかリャマだかビクーニャだか(個人的に見分けがつきませんwww)を抱えてツーリスト用に写真を撮らせる少女に遭遇し、値段を聞いてもup to youと言われたので、1ソルだけ渡して撮らせてもらいました。
いかんせん、スマホで撮っていた写真たちが結構なくなってしまいましたからね。。。グラシアス! -
その後は、有名だと言われている12角の石を一応みておく。
この手の石は、ここに限らず、マチュピチュでもサクサイワマンでもたくさん見かけるので今更どうとも思わないのですが、とにかくインカの人々の石を削ってパズルのように組み立てる技術にはあっぱれです◎
この通りにもお土産屋さんがたくさん軒を連ねていて、スーツケースに貼る用にペルーのステッカーをお買い上げ、6ソル。12角の石 旧市街・古い町並み
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本当に美しいアルマス広場ともお別れ。
スマホが盗まれるという被害にあっても、確実にクスコは自分が訪れた街Top3に入るお気に入りの街です。本当に全てがステキでした。
ちなみに、この広場では無料wi-fiが飛んでいて、1回20分だかまで使い放題。時間が過ぎても、また来た時には使えるようになってました。アルマス広場 (クスコ) 広場・公園
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荷物をピックアップしにホテルに戻る道中に遭遇した像。
まちゃみのルーツはインカだったのか!? -
クスコ→リマのフライトも1時間くらいで順調に下界に下りてきました。
結局、薬の効果もあったのか、高山病には全然かからず観光を楽しめました!
で、リマの空港ラウンジでディナー。
アルコールのバーがあって、オーダーすると作ってくれるようだったので、ピスコサワーも添えて。 -
帰りは、リマ→NYCの直行便ではなく、無駄にマイアミ経由という便を選びました。
直行便だと朝にNYCに着くわけですが特にやることもないだろうし(実際はスマホをなくしたことによってやることだらけだったわけですが)、単純にマイアミには行ったことがないなと思ったのと、NYCの空港がJFKよりもLGAの方が家に近いのでこのルートを選びましたが、いざ帰路に就くと、直行便にしておけばよかったと激しく後悔。
期待していたインボラも来ることはなく、マイアミまで5時間ほどのフライトというほとんど寝られないスケジュール。
機内食は撮影用にもらってみたけど、ラウンジでお腹いっぱい食べたし、この時2AMくらいだったので本当に一口も手を付けませんでした。。。 -
マイアミに到着。
周りの人がみんなビーチに行ってきましたってような衣装の人ばかりで、見ているだけで余計に疲れました。
マイアミ経由にして唯一よかったのは、プライオリティ・パスで30ドル分の飲食ができるお店があったこと。ここでフルーツ盛りだくさんの朝食をいただき、再び機内へ。
3時間ほどのフライトで無事にNYCに帰ってきました。
その後、眠い目をこすって、マンハッタンのお店を巡ってスマホをどうするか調べまくって、翌日の仕事帰りにはプリペイドスマホという格安・一時しのぎの機種をゲットしたのでした。
日本に帰ったらちゃんとしたiPhone買って新規契約する予定です!マイアミ国際空港 (MIA) 空港
-
今回の戦利品。リュック&ボストンバッグという荷物の割には買いまくってしました。
その分、どのみちNYCで捨てて帰ろうと思っていたパジャマやらコートやらをペルーでサヨナラしてきたのですが、彼らも地球の裏側で捨ててもらえて本望でしょう(笑)
ということで、インカっぽい柄のセーターとアルパカ柄が超かわいいパーカー。
どちらも千円しないくらいで買えました。 -
スタバのCuscoマグは、クスコのアルマス広場でラスト3点のものをゲットしたのですが翌日に行ったときにはもう売切れてました。かつ、リマの空港でもクスコverは売ってなかったです。リマのアルマス広場近くのスタバにはリマverもクスコverも数はありました。42ソル。
Cusco帽は、スマホを犠牲に格安の4ソル=150円でゲット。いろんな色がありますよ。
ブランケットは、そこまで大きいサイズではないので、ひざ掛けとしても使えるほか、ストールにもなる便利物。ストールにした時のボリューム感が超かっこいい。これで千円以下ならお買い得でしょう。いろちで2つお買い上げ。
アルパカだかリャマだかビクーニャだかのぬいぐるみも1つはマストでしょうね。
ということで、こんなに外国で買い物したことはないかもってくらい買いまくってしまいました。
ペルーは、見どころもたくさんあるけど、安くて買い物天国でもあります! -
ということで、スマホを盗まれるという被害こそあったものの、それでも行って良かったと思える本当にステキな国でした。
食・買い物・観光地、どれも一級品です!
日本から遠いのは事実ですが、それもで行って損はないおススメの渡航先です!
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