2018/09/21 - 2018/09/21
3位(同エリア55件中)
とーりさん
旧ソ連、黒海とカスピ海の間に挟まれた位置にあり、ヨーロッパともアジアともはたまた中東とも言えなくもないコーカサス三国と、関係する未承認国家に行ってきました。そもそもこの地区は、ガイド本などにも案内は少なく、ロシア、トルコを含めた微妙な国際関係もあって、充分学習したうえ旅行しようと思い後回しにしてきましたが、情報を仕入れ旅程を練りに練り、機は熟したと思い今回旅行を実行することにしました。行って見ると三か国ともそれぞれ違った個性があり、決して危険なこともなく回ることができました。バクーはオイルマネーで予想を遥かに超えて発展しており、ジョージアの高原地帯の眺望は粗削りながら、西欧景勝地に勝るとも劣らないダイナミックさを見せ、アルメニアの物価の安さと居心地の良さは抜群で、未承認国家アルツァフでは東洋人の珍しさから一躍人気者になった気分を味わうことができました。また、この旅では自分の旅行について、色々反省し考えることもあり、貴重な旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/15)成田 ⇒ モスクワ ⇒ バクー
2日目(9/16)バクー市内観光
3日目(9/17)コブスタン・泥火山観光、バクー市内観光、トビリシ移動
4日目(9/18)トビリシ市内観光
5日目(9/19)ジョージア軍用道路観光、トビリシ市内観光、エレバン移動
6日目(9/20)エレバン市内観光
7日目(9/21)ステパナケルト移動、市内観光
8日目(9/22)エレバン移動、市内観光
9日目(9/23)エレバン ⇒ モスクワ ⇒ 成田
10日目(9/24)帰国到着日
今回は7日目②です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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国境から1時間、山岳地帯を経て街のようなところに入りました。どうやらシューシの街のようです。
(国境12:17 ⇒ 13:18シューシ) -
マルシルートカは白亜の立派な教会の前で停まりました。シューシのシンボル「聖ガザンチェットソッツ大聖堂」です。ここで白人女性2人が下車するとのことです。私は終点ステパナケルトまで途中停車が無いと思っていたので終点到着後、折り返してシューシに来ようかと思っていたのですが、来る手間が省けるので私も降りることにしました。突発的に決めたため、ガイド本を車内に忘れたのですが、隣の人がわざわざ届けてくれました。アルメニア人はいい人ばかりです。
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シューシは地球の歩き方には当然記載がなく(アルツァフ共和国自体紛争地域ということで旅行すべきではないとの意)、ロンリープラネットには僅かながらの記載はありますが、地図も無くよくわからないので、頼りは先人の旅行記とグーグルマップです。
マップ上、観光できそうなのは二つの教会とモスク、それに先人の旅行記から美術館の存在もわかりました。あとはナゴルノカラバフ戦争の廃墟が多数残っているとのことで、その辺をぶらっと歩いてみることにしました。 -
聖ガザンチェットソッツ大聖堂はナゴルノカラバフ戦争後に作られたと思われますが、広々としたところにある白亜の美しい教会です。
(聖ガザンチェットツッツ教会13:18~13:32) -
写真を撮っていると、ちょうど下校時刻なのか小学生がたくさん歩いて来ます。私を見つけると皆が皆「ハロー!」と声をかけてきます。こちも笑って手を振ってあげたりすると調子に乗って「マニー、マニー」と寄ってくるのもいます。でも東南アジアの貧困児童のように本気でスリをしようとしているわけではなく、東洋人が珍しいようでとにかく纏わりついてきます。まあこれほど人気者になったのは初めてです。しょうがないのでカメラを向けるとハニカミながらも喜んでいました。
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入口にあった石碑です。何気にアルメニアとアルツァフの地図が描いてあります。両国は一体であるということでしょうか。
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近くで見ると意外と大きな構えです。
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それでは中に入ります。
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内部はこんな感じ。採光も取り入れ、明るく清潔な印象です。
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この教会の佇まいはなかなか美しいです。天気もいいので青い空に良く映えます。
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横から見ると小さい塔と建物は二つありました。
(聖ガザンチェットツッツ教会13:32 ⇒ 13:43廃モスク) -
聖ガザンチェットソッツ大聖堂を後に、坂を下って行くと小学校と思しき建物があります。先程の小学生たちを吐き出していたのはこちらのようです。
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造りは日本のものと大差ないような、大きく立派な建物です。
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小学校の側に石碑のようなものがありました。
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アルメニア語で書かれているようです。ジョージア語と同様全く読めませんが、ジョージア語より縦長の文字が多いように思えます。
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歩いて行くと早速ありました、廃墟住宅です。元々描かれていたものかはわかりませんが、働く人をモチーフにしたような画が壁面に描かれています。
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廃墟住宅はそこかしこにあります。ソ連時代はアゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州ということで、アゼルバイジャンの中にあってアルメニア人の多い飛び地でしたが、アゼリ人もアルメニア人と共存していました。しかしナゴルノカラバフ戦争でアルメニアが一帯を制圧するとアゼリ人は難民となって去り、そして残ったのがこのような廃墟の家のようです。
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暫く行くとモスクが見えました。
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アルメニア人は大多数がアルメニア正教などキリスト教徒なので、イスラム教のシンボルのモスクとは如何にと思い近づくと...
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何やら案内板が造られています。
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モスクは人気が無く金網で閉ざされています。内部を覗くと何やら積みあがっていて、荷物の貯蔵庫として利用されているようでした。宗教が変われば聖なる「教会」も単なる「倉庫」になるということのようです。
(廃モスク13:43~13:45) -
廃墟建築の中には結構大規模で修復すれば使えそうなものもありました。
(モスク13:45 ⇒ 14:05美術館) -
こちらは新築のアルメニア人アパートです。モダンな感じがします。
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新旧建物が混在していて特異な眺めと言えばそのとおり。戦後20年以上も経っても戦禍が残っているとはやりきれなさも感じます。
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こちらは学校か官公署のようです。新しい建物が多いためか、共産チックな建物はあまり見当たりません。
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歩いていると公園のようなところに出ました。ベンチでは石像が座って休んでいます。花も供えられていて、名のある軍人さんだったのでしょうか。
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バスの停留所と思しきところを発見。写っているバスが、ステパナケルトとを結んでいるようです。街には何か所か停留所あり、今回発作的にシューシで降りたためステパナケルトまで帰りはどうしようか不安だったのですが、最悪ここから乗れば行けそうかなと思うことができました。
そしてバスの向こうに写っているのが美術館です。 -
美術館は結構立派な建物です。入館料250ドラムを支払い入ってみます。因みにアルツァフ共和国自体で通貨は発行しておらず、アルメニアドラムがそのまま使えます。北キプロスもそうでしたが、傀儡国家であることの証左です。ここでも東洋人は珍しいためか、3人ほどいた美人係員はとても喜んでくれました。
(美術館14:05~14:21) -
内部は清潔なつくりです。有名画家の作品は無さそうですがそれでも美術鑑賞は心が癒されます。
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展示の仕方も面白いです。
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この画のモデルは日本人でしょうか。似ている人がいるような気がします。
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こちらはこの美術館での一番のお気に入りです。
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出がけにトイレを借りて用を足そうとすると紙が無いのに気づきました。そこで事務所に行って紙が無いので補充してくれないかと言うと「話しかけられちゃった」とばかりに何故かキャッキャと大喜びです。用を足してお礼を言い、写真を撮らせてくれないかと言うとさらに喜んで私も私もと全員の撮影となりました。
どこかのテレビ番組で世界一美人の多い国はウクライナとアルメニアと言っていましたが、それに違わず綺麗な方々でした。 -
美術品とそれ以上に綺麗な人達を見てとてもいい気分で美術館を出ます。
(美術館14:21 ⇒ 14:36教会) -
美術館の隣の敷地には屋外美術の展示のようなものがあります。
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ぶらぶらと歩くとまた廃墟があります。もう珍しい風景ではなくなりました。
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路上で車を停めて野菜などの移動販売が行われています。こんなのも日本の田舎とそれほど変わりはありません。
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④の名称不明の小さな教会に来ました。門前には飾った車がたくさん停まっています。どうやら結婚式が行われているようです。
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入ると着飾った地元民がいます。やはり結婚式のようで、運のいいときに来ました。
(教会14:36~14:40) -
今日は金曜日ですが、アルメニアの独立記念日なので祝日なのでしょう。
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新郎新婦は教会の塔の中で誓の儀式の最中でしょうか。邪魔にならないようにします。
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裏手の建物は大きいですが、壁が剥離していて実際は廃墟なのでしょう。
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いいものを見せてもらいました。さてそろそろ帰りのバスに乗ろうと思います。
(教会14:40 ⇒ 14:49バス乗場) -
グーグルマップ上のバス停らしきところには停留所ポールはありません。どの辺りかと思っていると、先ほど美術館前で見たのと同型のバスが走って行きます。追いかけると、大通りから少し入ったところの待合のある停留所で停まりました。運ちゃんに「ステパナケルト?」と聞くと頷くので乗車します。乗っていた客は全員降りたのでここが折り返しターミナルのようです。運ちゃんもエンジンを止め、向かいの雑貨屋に入ってしまいました。
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こちらが向かいの雑貨屋です。私も行ってみたかったですが、乗客は結構あって席の確保を優先したので乗って待ちます。
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30分弱待ってバスは発車しました。立ち客も出る大盛況です。この様子では途中のバス停からでは乗車できないところでした。始発バス停から乗ることができてラッキーです。
(シューシ15:14 ⇒ 15:40ステパナケルト) -
到着時に来た聖ガザンチェットソッツ大聖堂前を通っていよいよステパナケルトへ向かいます。
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