2019/04/26 - 2019/05/03
52位(同エリア71件中)
たぬさん
令和元年 ゴールデンウィーク10連休を利用してスペイン アンダルシアへ行ってきた。
スペインは2013年秋に続き2回目。その際訪れたトレドのパラドールと、グラナダが印象的で、グラナダはイスラム教文化とキリスト教文化が融合した独特の風景にすっかり魅了された。2度目のスペインはアンダルシア地方で行ったことのない街に行くことと、パラドールに泊まることを主軸にプランニング。
「アフリカ大陸につながってる地中海が見たい!」という理由でアンダルシアを南下し、ヨーロッパのバルコニーで有名なネルハのパラドールに泊まり、白い村・フリヒリアナとコルドバを訪れ、「アラブのお城に泊まってどこまでも続く地平線が見てみたい」という理由でカルモナのパラドールに宿泊、セビリアで街歩きとタパスを堪能、という大満足の旅になった。
★4/25 羽田発→フランクフルト経由→マラガ→ネルハ(パラドールネルハ泊)
★4/26 ネルハ(パラドールネルハ泊)
4/27 フリヒリアナ観光(パラドールネルハ泊)
4/28 ネルハ→コルドバ観光→セビリア(セビリア泊)
4/29 セビリア(セビリア泊)
4/30 カルモナ(パラドールカルモナ泊)
5/1 セビリア(セビリア泊)
5/2 セビリア→マドリード経由フランクフルト経由→羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月25日24時過ぎの深夜便で羽田を出発。令和元年 ゴールデンウィークを先取りして海外に出掛ける人達でANAラウンジは一杯だった。
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初めての深夜便。今日フルタイム勤務し、眠気を誘う花粉症の薬も飲み、飛行機に乗り込み離陸と同時に寝落ち。寝て、ぼんやり目覚めてまた寝てを繰り返し、覚醒した時には到着まで残り4時間強となっていた。深夜便は「寝る」と決めて寝てしまえば、日中便より乗ってる体感時間は短いんだな。
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経由地フランクフルトに朝5時着。まだ真っ暗。
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フランクフルトは雨。次のマラガ行きの便(9時発)まで、4時間ほどルフトハンザのラウンジでまったり。
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WIFIつながるし、ドリンクもフードもあるし、快適な待ち時間。
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さて搭乗時間となり、外は雨ザーザー降りなのに、
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搭乗機までなんとバス案内。バス降りて、機内に入る行列に並びながら、当然傘なんて持ってないし濡れる。なんだかな。
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マラガ空港へ到着。
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余談だが、今回私はiPhone XSの「eSIM」機能を初利用。解説サイトを参考にしながらSIMロック解除し、UbigiというeSIMサービスを契約し使ってみた。結果、問題なく使えた。スペインでのアンテナ表示は、現地キャリアのOrangeになってるので記念のスクショ。
また今回新型iPad Airを持参し、地球の歩き方は電子書籍、日記もapple pencilで書く。紙の荷物が減った。 -
マラガ空港での荷物ピックアップは注意が必要。「EU圏外からチェックインしたフライトの荷物は31-34レーンです」と書いてあり、他の乗客とは違うレーンへ出てくる。私は羽田空港でマラガまでのスルーバゲッジお願いしたので、これに該当。
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マラガ空港から空港バスで、マラガ市内のMalaga Maria Zambrano駅へ隣接するバスターミナルへ。そこからALSAのバスで1時間ちょっとでネルハへ。コスタ・デル・ソルの海岸線を走るためバスの車窓も眼福。
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ネルハのバスターミナルからパラドール ネルハまでは歩いて15分くらい。坂を下っていく。これは途中で見つけた水飲み場。タイルがオシャレ。
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パラドール ネルハに到着。
パラドール(PARADOR)はスペインの国営ホテル。国内に100くらいある。中世の古城や王様・貴族の邸宅、修道院などの歴史的建造物を改装して宿泊施設にしているところだが、ここはリゾートタイプのホテル。 -
ここは完全なるビーチリゾートだ。お部屋。
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バスルーム。
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アメニティはパラドールオリジナル。
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カーテン越しに海。
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お部屋にはバルコニーもついてる。バルコニーからの眺めは、
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こんな感じ。
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良きかな良きかな(嬉)。
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このパラドールに2泊する。一泊2万円ちょっと。
敷地内にはプールもあるけど、泳ぐのは時期尚早。欧米の方は入ってたけど、皮膚感覚が我々とは違うんだろう。 -
夕方まで部屋でまったりし、街歩きへ。道が入り組んでいて、すぐ迷子になりそう。
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パラドールから、ヨーロッパのバルコニーまで徒歩15分ほど。ヤシの木の先がヨーロッパのバルコニー。この明るさだがもう17時。
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ピスタチオのアイス食べる。甘じょっぱい。
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ヨーロッパのバルコニーはまさに水平線を見るためのもの。
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地球の丸さを感じられるか。
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これが地中海かぁ。
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はるばる日本から、こんなスペインの南の端までやってきたって、感慨深い。
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海の水は透き通っていてきれい。
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海岸で海遊びを楽しんでいる人たちがいる。夕方になると日蔭は肌寒くて、私の服装はウインドブレーカーを羽織ってる。
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ネルハ中心部にあるサルバドル教会。
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マリア様の下にはキリストが。
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日差しを遮るための天幕がフォトジェニック。
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アンダルシアのフライパンと言われるくらいだから、真夏は日差しを遮らないと暑くて歩けないんだろうなぁ。
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バル「La Puntilla」へ。
パラドールのレセプションのおじさんが、私が乞うてもいないのに「俺が行くローカルバルだ、美味いぞ」と親切にも2軒地図を描いて教えてくれたうちの一軒。イカのフライとビール。 -
2軒目へ。「Bar Dolores El Chispa」。ハシゴ酒だぁ。
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バルでは、タパスって言わないと、レストランエリアに案内されることを学習。お通しは、ジャガイモとオリーブとタラ(魚)と玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルであえたやつ。これが塩味きいてて美味しい。
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パラドールに戻り、レセプションのおじさん(バルを教えてくれた人)に「2軒とも行ったよー」と写真を見せて報告。
お部屋に戻ると、ようやくサンセット。日没は21時。 -
一日が終わっていくのを部屋のバルコニーから眺める。
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夜の雰囲気も、いい感じ。
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昼間は聞こえなかった波の音がバルコニーまで聞こえてくる。静か。
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夜中2時ころ目が覚めた。バルコニーに出てみたら、満月で、水平線の向こうからお月様が。とてもきれいな銀色の道。
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満月の夜。月光と静寂な海が細長い光の道を作る。
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神秘的。なんだかとても感動した。
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7時半に目覚め。
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陽はどこから昇るのだろう?と思ったら左側の山のところからだった。ご利益ありそうな日の出。
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2013年のスペイン旅行の時もよく見てたけど、ドラえもん。Boingというアニメチャンネルで流れてる。
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パラドールの廊下の窓から、海と反対側になる山側の眺め。白い村に行かずとも白い壁のおうちが沢山ある。
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パラドールの朝食は品数の多さと美味しさで定評あり。バイキングなんだけど、卵料理はスクランブルエッグとかオムレツとか、注文するとその場で作ってもらえる。
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私はオムレツを作ってもらった。中に入れる具材も選べ、エビとピーマンを入れてもらった。贅沢な朝ご飯。このパラドールの朝食が目当てで宿泊する人もいるとか。オレンジジュースがしぼりたて100%で美味。スペインのオレンジジュースは美味しいんだよなぁ。
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朝食をいただくテラス。朝日に輝く海を見ながら。この朝食だけでも日本から長時間かけてわざわざパラドール・ネルハまで来た甲斐がある。
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朝食後は敷地内を散歩。
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この柵の下は、
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崖になっていて、下にビーチがある。ネルハのパラドールは崖の上に建っており、宿泊者はカードキー使って、エレベーターでビーチに降りるしくみ。
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ビーチに降りた。写真の細長いのがエレベーター。
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ビーサン持って来なかったので、裸足に。
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足元は砂ではなく、丸くみがかれた石。海の水は、冷たーい。
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ワンちゃんのお散歩。
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これたぶんアロエ。アロエの花ってこんな感じなんだぁ、初めて見た。
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リゾートタイプのパラドールもいいなぁ。
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オフシーズンだからゆっくりできるのかも。今回2泊だが、もっと泊まりたかった。
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本日はフリヒリアナへ行く。ネルハからバスで20分ほど。フリヒリアナ旅行記は(2)で。私のカラフルなドアコレクションを見てください。白い村と海のコントラストがまぶしい。
https://4travel.jp/travelogue/11513458 -
14時ころフリヒリアナからネルハに戻ってきた。お昼まだだったので、タパ目当てに、昨日も訪れた「Bar Dolores El Chispa」へ。タパス食べたい、と言って昨日のマダムに応対してもらった。揚げたての魚のフライとパン(シンプルすぎて斬新!)、とビール。会計も1.6ユーロと斬新。
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一旦パラドールに戻って部屋でゆっくりして、19時くらいに晩ごはんを食べに外出。
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昨日の1件目に行ったバル「La Puntilla」へ。タパエリアのカウンターに陣取り、白ワインを飲む。辛口で私の好みの味。ここのタパのシステムは、ショーケースの中の魚介をオーダーすると、鉄板で調理してくれ、パンが添えられて出てくる。海の近くなのでシーフードが絶品。
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まずはムール貝。
ちなみに、ショーケースの左側に入ってるのはエスカルゴで、隣で飲んでるおじさんがエスカルゴのアヒージョを食べてて「美味しいぞ、食え」と勧めてくるんだけど、殻の模様がもろカタツムリじゃん、、、調理前の原形を見たら食指が動かず(笑) -
お次のオーダーはビールと、エビのアヒージョ。エビが一口サイズの陶器の皿に入って、オーダーすると鉄板上で熱してくれる。ニンニク効いてて美味しい。
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3品目はイカ。焼いて、オリーブオイルとニンニクで味付けしてある。美味しくない訳がない。
白ワイン1杯、ビール2杯、タパ3つでお会計6.6ユーロ。安い!美味しい。地元の人でにぎわってる。おすすめのお店。 -
美味しいもの食べて、上機嫌のほろ酔い気分で、ネコちゃん発見。
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昨日も来たけどヨーロッパのバルコニー。灯りがともる。
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時間は21時でちょうど日の入り時。
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空にはツバメが沢山飛んでいる。日本の5月もツバメの繁殖期だけど、スペインもそうなんだな。
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この青からオレンジへのグラデーションが美しい。
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夕暮れの中、ダンディにたそがれてるのはスペイン王アルフォンソ12世。この方が1885年にここを訪れ、「ヨーロッパのバルコニー」の名づけ親。
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パラドールへ戻り、またまたレセプションのおじさんに、本日のタパの写真を見せて、スペイン語でイカってなんて言うの?って聞いて教えてもらう(=Calamar(カラマール)) バラの花をもらっちゃった。
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こちらがレセプションのおじさんが書いてくれたおすすめバル2軒の地図。
このパラドールって日本人来るの?と聞いたら、あまり来ないそうだ。韓国人は来るそうだ。韓国の旅番組で紹介されて人気になったとのこと。へぇ。
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