2019/07/05 - 2019/07/05
158位(同エリア503件中)
こんさん
四万十川の下流部、四万十市内の江川崎から中村にかけての流域には、「四万十川りんりんサイクル」のターミナルが7か所あり、レンタサイクル(マウンテンバイク)の乗り捨ても可能です。JR予土線江川崎駅から中村市街まで約40km、江川崎より上流の半家からは50km弱。
中村にしても江川崎にしても、東京からのアクセスの問題もありなかなか実行に移せなかったけど、早い夏休みで一念発起、久々の高知で、川沿いを走ってまいりました!!
出発は松山から、JRで江川崎に入ります。
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四国2日目の朝は、まず市内電車で松山駅へ!
JRで四万十川下りの出発地、江川崎へ向かいます! -
今日乗るのはこちら、8:09発 宇和海5号宇和島行き
アンパンマン以下、キャラの主張の強い車両です(笑) -
宇和島までは所要1時間20分
内子だとか大洲だとか八幡浜だとか、今日の目的地が決まってなければ降りて歩いてみたい街ばっかり… -
列車名は「宇和海」だけど、直接海が見えたところってのはあまりなくて、卯之町を過ぎたあたりのこの辺(すげー高いところ走ってるな( ゚A゚ ))と…
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それからもうちょい行ったこの辺りくらいでしたとさ
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終点の宇和島から予土線に乗り換えです
駅に着くちょっと手前で一瞬宇和島城が見えたけど、駅のホームからは建物の陰で見えず(´_`。)゙
乗り換え時間もあまりないから、今日はこのまま行きます -
宇和島9:39発の窪川行き、海洋堂ホビートレインに乗ります(*・∀・*)ノ
なんでも、「予土線三兄弟」なる観光向けの特別な車両が3つあって、そのうちの1つとのこと
海洋堂ホビー館四万十が沿線にあるから、それとのコラボってことですな( ゚ω゚))
席の半分くらいが埋まる乗車率で出発!! -
なお、ラッピングのみならず、車内にはこんなジオラマが置かれていたりとか、
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こんな奴らが座ってたりします
遊び心は嫌いじゃないんだけど、ある意味乗客が少ないからできる企画でもあるわけで、喜んでいいのかどうか(^^; -
宇和島の市街地を抜けると、線路は森の中へ
やたらとカーブの多い中をゆっくり進みます -
伊予宮野下駅で列車交換
こっちも1両 あっちも1両 -
森のなかだったのは最初の10分くらいで、あとは川に沿って開けた田舎のなかを走っていきます(相変わらずカーブは多い)
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宇和島からずっと愛媛県だけど、先ほどの森を抜けたところからはもう四万十川の水系になってます
並行してる川は支流の広見川とそのまた支流 -
駅で言うと、江川崎の1つ手前の西ヶ方からが高知県になります
県境が近づくとなんだか山深くなってきて、県境を越えたかなってあたりでとうとう第1沈下橋発見!! -
宇和島から1時間ちょっと、10:45に今日のチャリ旅のスタート地点、江川崎に到着!!
山あいの静かな駅です江川崎駅 駅
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江川崎では窪川からの宇和島行きと行き違い
向こうは新幹線みたいな外観の「鉄道ホビートレイン」ってことで、さっきの河童のジオラマの代わりに鉄道模型なんかが置かれてるみたい
この外観、個人的にはどうよ(´・д・`)って思うんだけど、記念撮影組も結構いたし、これはこれでアリなのかな?
余談だけど、高知を朝出てくるとこの列車になるので、江川崎着はほぼ同じ時間になります江川崎駅 駅
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乗ってきた列車は5分ほど停まった後に窪川方面へ
こっから窪川寄りでは四万十川の本流に沿って走っていきます -
ところで、江川崎といえば2013年の夏に、当時の国内観測史上最高気温を出して一躍有名になった街ですね!
今は熊谷に抜かれてるわけだけど、このパネルはその後に作ったってことかね?(確かに“西日本では“ねf(^ー^;) -
列車が出ていって駅も静かになってきたところで本題
駅の隣にあるふるさと案内所がりんりんサイクルのターミナル
ここで自転車を借ります江川崎駅 駅
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手続きが終わると、線路脇の車庫を案内されて、そこから乗っていってくださいとのこと
結構な台数あったから、ピークでもない普通の日は予約とかしなくても大丈夫そうだね( *・ω・) -
というわけで指定されて今日の相方…のはずだったのだけど、どうにもギアがおかしくて、この後別のに変えてもらいました
まあとにかく中村までよろしく(*‘ω‘ *)ゞ
ちなみに、窪川行きはとっくに発車しているんだけど、宇和島行きは停車時間30分もあってまだいる(・ω・) -
11:00過ぎに駅前から出発!!
そのまま中村方面に行っても良いのだけど、数km上流の半家周辺にも沈下橋がいくつかあるので、一旦そこまで行ってから折り返して下流に向かいます
漕ぎだしてすぐ、予土線の線路は四万十川の上流部に向かって大きく左へ -
今日最初の橋!!
もっともここはまだ広見川 -
奥に見えるのが広見川と四万十川本流の合流点
とりあえずは左の上流方向へ -
国道381号に出て走るとすぐに本流の川沿いに出ます
ちょっと思ってたより水量多いかも -
そんななか走ってると、本流での第1沈下橋 長生(ながおい)沈下橋が見えてきた!
長生沈下橋 名所・史跡
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さっそく渡って…といきたいところだけど、まずは遠いところからってことで、今は国道から眺めるだけで先に進みます
にしても、家とか写り込まない、すごい景色だ(*‘ω‘ *)長生沈下橋 名所・史跡
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道端に看板が出てきたのでちょっと行ってみる
ちなみに、自転車のハンドルがさっきと違うのはそういう理由 -
高台にある何もない(屋根はあるか)駅です
通る列車は1日6往復
前の列車はさっき行ったばかりで、あと2時間ほどこの光景が続くと思われます半家駅 駅
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さて、半家駅を過ぎると、やがて前方に中半家沈下橋
ちなみに、手前の橋(半家大橋)みたいな、増水しても沈まない橋は抜水橋っていうらしいですね -
半家大橋から中半家沈下橋はこんなにも見下ろす感じ
これが抜水橋と沈下橋の差か(○_○) -
さて、今回行くつもりのなかでは最上流の半家沈下橋だけど、中半家沈下橋からなんとなく国道を走ってたらトンネルに突入して行きすぎちゃったようで、トンネルを抜けたところから旧道を折り返しf(^ー^;
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旧道に入るとすぐに橋への降り口があって、川面近くまで下れば半家沈下橋
狭い橋なもんで、向こう岸に見える車が渡ってくるまで待機 -
ということで満を持して(?)、本日の沈下橋1本目( ・∀・)ノ
【半家沈下橋】
長さ 124.5m 幅 3.3m
ちなみに、橋の長さと幅は四万十市のHPから拾ってます -
川岸にちょっと下りてみた
近くで見ると、やっぱり水は綺麗ですわ( ´∀`)
雨の後でなければちゃんとした河原もあったみたいなんたけどなぁ… -
初めて来る場所だからイメージだけど、水量は多い気がする
沈下橋だと水面が近いから、良く言えば迫力がある、悪く言えばちょっと怖い感じ
九州ほどじゃないけど、ずっと雨だったからね -
半家沈下橋から細い旧道を戻って、国道をちょっと走ると先ほど通り過ぎた中半家沈下橋
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【中半家沈下橋】
長さ 125.9m 幅 4.3m
今度は下まで降りてきた
車止めがあって今はバイクまでしか渡れなくなってるみたい
まあ横に普通の橋あったら、よほどの物好きでもない限りそっち渡るよね(。-ω-) -
半家沈下橋からは一度対岸に渡って、次の長生沈下橋までは国道と逆側の道を行きます
その大半は民家もない森の中 -
ちょっと開けたところで振り返ると、予土線の鉄橋-半家大橋-中半家沈下橋の3発がきれいに見える場所があってなかなかいい感じ(^^)d
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またしばらく森の中を走り、集落に出てくるともう眼下に次の橋
くねくねと下る橋までのアプローチを下りてきます -
「転落事故多し」
やっぱり時々あるらしいですね(´・ω・`) -
【長生沈下橋】
長さ 120.0m 幅 3.1m
橋の細さってのは橋上に立つとよくわかる気がする
真ん中にあるのは車のすれ違い用じゃなくて歩行者の待機用ですよねたぶん -
さて、長生沈下橋から再び10分ほど、江川崎まで戻ってきました
先ほど出発直後に遠目に眺めた、広見川と本流の合流点も通過
こっからようやく中村に向けての40kmがスタート(長い前置きだったなぁ…) -
で、せっかくなのでその近くにある、当時の国内観測史上最高気温を出した江川崎アメダス
だから何だって言われても困るけど、一応、ねf(^ー^; -
ちょっと晴れ間も出てきた(*^^*)
今日は沈下橋を推してるけど、普通の橋と川の組み合わせだって綺麗なんですよ(*‘ω‘ *) -
ここに来て一気に清流感増したなぁ…(*´ω`*)
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川は右へ左へ蛇行しながら流れてきます
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前方には赤トラスの津大橋
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さて、ここを逃すと昼そのものを逃す可能性もってことで気合いを入れて(?)、津大橋横のいわき食堂へ向かいます!
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座った席は柵越しに津大橋、ちょっと下覗くと川が見えるところ
奥にあった座敷のほうが眺めは良かったかも -
四万十川といえば…鮎か、うなぎか…という選択が王道なんだろうけど、メニュー眺めてると急に川エビ派が台頭してきて、そのまま川エビ定食(¥1500)に決定!!
味覚オンチだから「美味い」以上の感想が出てこないのがつらいところだけど、とりあえず美味しかった(●´ω`●)
伏兵だったのが四万十うどんで、麺のコシがすごくてマジで美味い!! 定食にしといてよかった( ≧∀≦)
余談だけど、今年は鮎の獲れ高が全然で、この日時点でお店で出している鮎は去年の冷凍らしいです -
さて、結構のんびりしたけど、まだまだ中村まで34km
ゆっくりし過ぎると日が暮れるので頑張って走ります! -
続いては岩間沈下橋…だけど、橋脚が沈んでしまったということで現在通行止めです
国道の入口からもうバリケードで封鎖されてて入れない状態 -
ということで近くの駐車場から
【岩間沈下橋】
長さ 120.0m 幅 3.5m
「四万十市内で最も人気が高」かった橋だそうで、確かにきれいに架かってくれていたらな…と(;´ω`)
とはいえ管理の問題もあるし、インフラを維持していくってのは大変なことなんですよねぇ… -
さらにもうちょいちょっと離れたところから
つくづく壊れてしまってるのが(そして曇ってるのが)惜しい -
さて、前方に目をやると、今度はやたらと存在感のある奴が
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平成10年にできたという、かよう大橋
斜張橋っていうと、横浜のベイブリッジだったり、しまなみの多々羅大橋であったり、海に架かるでかいの、みたいな印象もあるけど、こういう山のなかってのも(*‘ω‘ *)d -
トラス橋なんかと比べても高さがあるから、下流側からでもやっぱり目立つね
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ここで道沿いに出てきたのが、中半(なかば)休憩所
ここで江川崎と中村の中間とのこと(まだまだ遠いな…)
“中半“はこの辺りの地名から来てるようだけど、その地名はその通りの意味なのか、偶然か… -
にしても、中村までの距離がなかなか減らないなぁ…
あと、「国道」とは何たるかを忘れそうな道(笑)
こんなん酷道なんて言ってたらまだまだたろうけどさ(  ̄ー ̄) -
次の橋は口屋内集落にあるのだけど、橋への下り口全然わからんなーと思ってたらこんなことに(ー_ー;)
後で知ったけど何年か前からこうなってるみたいね… -
ということなので高台から見るだけ
【口屋内沈下橋】
長さ 241.3m 幅 3.6m
ほんとはここを渡って、ちょっと先の口屋内大橋から戻ってこようと思ってたけど、通れないものは仕方ないので眺めるだけにします -
その口屋内大橋
赤トラスの橋です
津大橋に比べて年期が入ったように見えるのは天気のせいか? -
口屋内大橋の上から
あそこ渡れてたらなぁ… -
のんびりしてると日が暮れるのでどんどん行きます
次は勝間沈下橋
遠くに沈下橋を渡る車が見えた(*゚▽゚) -
【勝間沈下橋】
長さ 171.4m 幅 4.4m
広い河原からそのまま橋につながります -
河原がやたら広いので対岸が遠いけど、橋自体は171.4m
それでも今日渡ってきた沈下橋の中では、ここまで一番の長さ -
ちょうど川が左に曲がってるところに架かってるから、たぶん(国道から見ると対岸の)こっちのが深くて流れが速そうな感じ
落ちないように気をつけて戻らねば(落ちるわけがない) -
なんとか落ちずに無事に国道まで戻ってきたところで、お次は高瀬沈下橋
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【高瀬沈下橋】
長さ 232.3m 幅 3.4m
特に目的はないけど渡ってみる( ・∀・)ノ -
比較的長い橋のんで、真ん中にすれ違い用のスペースもあります
でも、怖いよねぇ…(´゚ω゚`) -
高瀬からちょっと下ったところで、江川崎からここまでほぼ走ってきた国道441号が川から離れてってしまうので、途中からは川沿いの県道へ(道の雰囲気は変わらんけどな)
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木々の間から見えてきた三里沈下橋
ここまでは昔中村から来たことがあるからなんとなーく風景に見覚えが -
そーだそーだ
こんな場所だったわ(*゚∀゚)=3 -
【三里沈下橋】
長さ 232.3m 幅 3.4m
行き違いや待避用のスペースは無し
似たようなステータスでも、周りの風景とか橋へのアプローチとかも含めて、橋ごとに表情が違って見えるのがとても面白い(  ̄ー ̄) -
すでに17:30過ぎ
三里から15分ほど走れば今日のラスト、佐田沈下橋の入口です
ここから右の道へ -
四万十川では最下流かつ最長(291.6m)の沈下橋
2つ手前の高瀬沈下橋も232.3mあるけど、それと比べても数字的にも体感的に長い!!
ちなみに、この後橋を渡ってる途中で、後から車が来て…ってのがあって、欄干ないかつ自転車に荷物も積んでるからスピード出すと怖いってのもあってそこそこスリリングでしたとさ。幅4.2mあるから落ちるわけはないんだけど、気持ち的にね。(車両すれ違い用に広くなってるとこはあるけど、そこでやり過ごすのは余計に怖いし(´゚ω゚`)) -
【佐田沈下橋】
長さ 291.6m 幅 4.2m
ここは中村市街地からも車なら10分ちょいくらいで来れるから、観光客は多いところなんだけど、さすがに平日のこの時間じゃあね(^^;
それにしても、天気が残念でならない( ´~`) -
ということで、天気が良いとこう見えるシリーズ「佐田沈下橋」編
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日が長いとはいえもうすぐ6時 急がねばC=C=\(;・_・)/
川下りのひとまずのゴールにしている中村の赤鉄橋の看板も出てきた!
あと約4km、もう一息!( 'ω' ) -
川に迫ってた山が結構遠くになり、開けてきた気がする!
この辺りで河口からの距離 約12km -
市街まであと2km!!
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ようやく木々の間から赤鉄橋も見えてきた!
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18:15(夏でよかった(* >ω<)) やっと中村の赤鉄橋まで到達( ≧∀≦)
江川崎から約40km 半家からだと50km弱
結構しんどかったなぁ… -
とりあえず、用はないけど赤鉄橋を1往復
今日1日お付き合いいただいた川の上流方面
良い川下り(?)だったわ(*・∀・*)ノ -
こちらは下流側
この先にも何本か橋はあるけど、国道56号だったりとか、大きな道だけ -
中村の市街地を走り抜けて、今日は中村駅の先にあるホテルサンリバー泊まり
地図で見ててなんか同じ名前の物産館みたいのあるなーと思ってたらこういうことだったみたい
「宿泊所」っていっても普通のホテルでした
できて間もないこともあってか綺麗だったし -
観光協会の返却対応が17時までなのでレンタサイクルは翌朝返しです
江川崎~半家~中村で寄り道しつつ7時間半ほど
お疲れさま( ´∀`)
終始天気が微妙だったのはなんだかなーって感じだけど、まあ降らずにここまで来れただけで今回は良しとしましょう -
今日は高知といえば…ってことで、サンリバー四万十の中にある「いちもん家」の、かつおのたたき丼に決定(* >ω<)
中村の中心市街地は市役所とかがある辺りで、ホテルからだと1.5kmくらい離れてるそこまで歩いていくのはちょっと疲れがね…(自転車にはライト付いてないし)
まあこんなところで四国4日間も折り返し、3日目はレンタカーで楽させていただきます(*´∀`)
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