熊本城マラソンと「いだてん」の里

2019/02/15 - 2019/02/18

熊本城マラソンに参加するために、中学校の修学旅行以来の熊本入り。NHKの大河ドラマの「いだてん」を毎週楽しみに見ているので、金栗四三ミュージアムや生家を訪れることにした。ついでに、道すがら宮本武蔵が五輪のの書を書いたとされる霊厳洞に立ち寄り、市内に戻り、ん十年ぶりの水前寺公園へ。マラソン当日は、記録はもう一つながら完走し、最後の日、もう一度マラソン会場だった熊本城に今度は観光で訪れた。1泊目の「花富亭」は、温泉も料理も雰囲気も大満足の温泉旅館だった。

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

2/15
6:00に津乃峰を出発。11:55　伊丹離陸。予定より早く熊本空港に到着。スカイレンタカーが迎えに来て、トヨタCHRの赤い車を借りた。そのまま辛島公園へ行き、エントリーの手続きをした。Tシャツをもらい、身体測定もしてもらった。それから、試走。田んぼの中の道は目印がないので難しく、途中で他の道に逸れて分からなくなった。

↑着陸

初めての熊本空港

受付会場

5時を過ぎたので、あきらめてホテルに向かうことにする。しかし、その後渋滞に巻き込まれ、ホテルに行く山道は真っ暗。1車線のしっかりした道だったが、何も見えないので大変だった。着いたのはホテル花富亭、和風の素敵なホテルだった。夕食もとてもおいしかった。明るいうちにチェックインして、ホテルでゆっくりしたら良かったねと話し合った。温泉も今日は1回しか入れなかった。

↑ホテル花富亭　玄関

玄関脇の壁

2/16
　昨夜早く寝たのに、7時までぐっすり眠った。朝湯の後、ゆっくり朝食。外の景色がよく見える。あいにくの曇りだが、雨は降っていない（午後から晴れてきた）。
　チェックアウトして、まず、金栗四三ミュージアムへ。和水（なごみ）町にあって、1時間弱くらいで到着。館内は映像が駆使されていて、四三さんの一生がよく分かった。今、NHK大河ドラマを見ているので、興味を持ってじっくり展示を見た。あらすじがわかってしまったけど、おもしろかった。「気力、体力、努力」はとても大事！明日は気力で努力、体力が続く限り走ろうと思った。その後、もう少し奥まったところにある四三さんの生家へ。百坪あるという大きな農家だった。

↑金栗四三ミュージアム

ミュージアムのアップ

和水町へようこそ

気力　体力　努力

生家へ向かう

道四三さんが走って通った道

生家の展示

生家玄関

家の中

かつては酒屋もしていた

「いだてん」のポスター

生家の裏手　

　次は、宮本武蔵が「五輪の書」を書いたという霊厳洞を見に行く。駐車場のところに武蔵の像があって、そこからは歩いて雲厳禅寺へ。入口から入って、奥に五百羅漢と霊厳洞があった。また、歩いて駐車場まで戻ると、すでに2時になっていた。そこから、熊本市内に峠を越えて戻ることにする。途中森の道の駅でトイレ休憩。少し行ったところにあった川沿いのレストランでオムライスの遅いランチ。山に入りかけていたので、うまくお店が見つかってよかった。

↑駐車場横にあった

宮本武蔵像

駐車場から坂を下って歩く

雲厳禅寺の入口

五輪の書　レプリカ

寺の境内

五百羅漢１

五百羅漢２

霊厳洞の前

階段を上がると霊厳洞

霊厳洞

帰ろう

石像アップ

寺の仁王像

道の駅でなく　森の駅

みちくさ館

かわゆか？

まあまあおいしかったオムライスセット

店の裏はこうなっている


　

天水みかんで有名な天水地区

峠を越えると　熊本市内が見えてきた

市内に戻って、今度は水前寺公園へ。４５年だが、昔のことはよく覚えていない。後楽園よりは、だいぶ小さいが、よく手入れされていた。きれいな日本庭園で、ちょうど梅の花が満開、梅見ができてよかった。くまモンの専門店でマグネットを買い、公園通りでいきなり饅頭を食べてからレンタカーを返しに行く。駅近くのホテルルートインに5時過ぎにチェックイン。6時過ぎから居酒屋「ぼうぶらぼん」で乾杯。ホテルのサービス券で1割引きになってラッキーだった。店のお兄さんも明日マラソンに出るとか。ホテルに戻って、お風呂に入る（大浴場があった）。9時半ごろ就寝。明日は、四三さんのように倒れるまで走る根性があるといいけれど。体重が１ｋｇ増えた！本日12695歩。

↑水前寺公園前の通り

公園入口

公園の池

神社

池に映る雲

松

梅林

梅満開

いきなり団子を食べ歩き

晩白柚ばんぺいゆ

2/17
　朝5時半に起きて、6時過ぎに朝食。7時15分にはチェックアウト。荷物をフロントに預かってもらい、大きい荷物用のビニルバッグ1つで電車で会場へ。8:40に並び、スタートは9:00、実際にスタート地点を超えたのは13分くらいだった。並ぶ寸前にトイレに行き、マラソン中は行かない予定だったのが、待っている間に体が冷えて、スタートしてしばらくしたら行きたくなり、１ｋｍ7分20秒前後で快調に走っていたのに、10km地点でトイレへ。待ちが長くて8分もかかり、その後焦って6分台で2kmを走り、6時間のペースランナーに追いついた。それがよくなかったのか、18ｋｍから足がつり始め、ストレッチやつり止めの飲み薬や塗り薬でなだめながら進む。応援は、各町内で考えて盛り上げてくれている感じでたくさんの人が出ていて励みになった。30km過ぎから5kmぐらいずっと対岸と向かい合って走るのだが、これが長かった。足がつるのを防ぐために、小股でぱたぱたと足裏全面で着地して走る。しんどくても上り坂以外は絶対に歩かないと決めて走った。42kmの看板が見えた時に、6時間が経過。ギリギリアウトでまた完走証がもらえないと思って、がっくりきたのだが、実は7時間制限で（勘違いしていた！） ラッキー！それにしても、しんどいマラソンだった。フルは長い！夫も17km地点から腰の痛みと戦いながら走り続けたらしい。

↑ゲスト

出発寸前

マラソン　応援の幟

ゴール

　夜は、天然温泉がついているドーミーインに宿泊。近くの商店街の居酒屋で乾杯。「いだてん」「グッドワイフ」とみてから寝る。お風呂で体重を測ると1.5ｋｇ減。夕食後の今は0.5ｋｇ減くらいかな。62189歩。よく走った。

2/18
　朝起きて、温泉へ。8時までにバイキング朝食を終えて、片づけをしながら朝ドラを見る。9時頃チェックアウト。荷物を預かってもらって、歩いて熊本城へ。最初に、市役所の13階の展望室から城内を見下ろす。熊本城娥真下に見えて、工事があちこちで行われていることが分かる。

↑ビルの上にちょこっと見える城

13階からの景色

お城とクレーン

折り鶴の絵　復興への願い

稲荷神社の前を通って、加藤神社への坂道を登る。加藤清正の神社からは熊本城がきれいに見えた。加藤清正像が城内にあり、立派な天守閣は建物が2棟になっている。熊本城が元通りになるまでに時間もお金もかかりそうだ。募金箱が置いてあったので、募金して早い復興をお願いした。そこからぐるっと回って、ホテルに戻り、荷物を受け取り、近くのバスターミナルへ。予定通りの11:14発のバスで空港へ、空港ではお弁当を買って食べてから搭乗。熊本空港ー伊丹空港ー津乃峰。飛行機、バスと乗り継いで8時過ぎに帰宅。今日も結構歩いて12325歩。体重は元に戻って、±０。

↑お堀に沿って歩く

稲荷神社

加藤神社への坂道

石垣が壊れたまま

加藤神社の鳥居

石垣は修繕待ち

神社から見える熊本城

募金しました

端がなんとか石でつながっている

いちご満載ソフト かわいい！

街中にあった清正像

参加賞のタオルとメダル