2019/05/19 - 2019/05/19
3715位(同エリア5373件中)
恵風さん
先日テレビで見た袴を着けた美しいお顔の仏様のおられる れんじょう寺と、以前から訪れてみたかったバラ園で有名な霊山寺へ行って来ました。
旅のコース
自宅の最寄り駅ーJR奈良駅(関西ワンデイパスを利用)ーレンタサイクル(駅隣接の店でワンデイパスで無料で借りられる)ーれんじょう寺ー近鉄奈良駅ー富雄駅ーバスで霊山寺
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れんじょう寺の表門入り口。猿沢池から自転車で10分ほどの住宅街の中にあります。こじんまりとしていますが、天平時代に聖武天皇の命で行基が建立した由緒ある古刹です。
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表門入ってすぐ右手に、戦死者慰霊のための像が境内を見守っていました。
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庭の片隅にほっこりとした表情の石仏があちこちにあります。薄紫のかわいらしい花が境内のあちこちに咲いていました。
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渡り廊下の右手に本堂があり、そこにお目当ての本尊の阿弥陀如来立像がおられました。実際のお姿は想像通り穏やかで品のあるお顔で、信徒の方が色々説明してくださいました。公開は毎年5月の1ヶ月限定だそうです。
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小さいながらも、隅々まで手入れされた庭。
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中門をくぐってすぐの庭園。大きくはありませんが、よく手入れされていて落ち着きます。庭を見ながらくつろいでいると、住職の娘さんらしきかわいらしい女の子が茶菓子セットを勧めてくれたので、せっかくなのでいただくことにしました。チケットを切っていた男性はオランダの方のようで、国際色豊かなお寺だと感じました。評判通りの小さいながらもゆったりとした時間が過ごせるお寺でした。
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富雄駅からバスで15分ほど乗車して、バス停降りてすぐの霊山寺橋を渡ると、寺の鳥居がこんもりとした山の麓に見えて来ます。
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朱塗りの鳥居が印象的。こちらも聖武天皇の命で行基が建立した古刹。中に入ると、山の新緑の鮮やかさが印象的。
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薔薇会式はもう始まっていました。僧侶や信者の皆さんや可愛いお稚児さんたちが、会場となる霊場へ列となって進んで行きます。
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インドと縁がある寺だそうなので、インドの僧侶の方?さすがに仏教本家らしい威厳と貫禄が感じられました。
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12干支の面を着けて、天平時代の衣装を着た人達が八体仏の前に並びます。ここから見ていると、まるで天平時代にタイムスリップしたような気分。
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文殊菩薩様の乗り物は獅子?
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千手観音様は乗り物はなし、ですよね。
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国宝の本堂。本尊を拝顔したかったのですが、祭のコンサートがあるとかで残念ながら入れませんでした。
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天平時代を思わせる五色の鮮やかな幕が風にたなびいていました。
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本堂の斜め向かいに立つ重文の鐘楼。
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空海ゆかりの辨天堂。芸技事の神様なので、一応絵の上達を願ってお参りしておきました。
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辨天様繋がりか、七福神の像が堂内に並んでいました。
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八体仏の1人、普賢菩薩様は神の使いの象に乗っておられます。
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祭の花形、薔薇の神輿も祭に花を添えます。
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ご本尊の薬師如来と八体仏の前で祈りが捧げられます。
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空海ゆかりの龍神池。ここはひときわ空気が澄んで今にも龍が現れそうな雰囲気。
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重文の三重の塔。修復されたのか、思ったよりきれいでした。
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その向かいに立つ行者堂。
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太平洋戦争でシベリア抑留の経験をされた先の住職が、平和を願って作られたバラ園。200種類2000株のバラたちが、人間の一生をテーマに植えられています。
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母親がイシオシのバラ
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お寺らしい蓮の池もありました。
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ベンチでボーッとバラ園を眺めていると、無邪気に遊ぶ姉妹が目に留まりました。こんな風景を見られるということは、先のご住職の願いは叶ったのかもしれません。これからもこんな平和な時代が続きますように…
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五月晴れの空の下、天平時代の風を感じ、美しい仏様やバラたちを見て心が洗われた1日でした。
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