ドイツ・オーストリア周遊　姉妹旅　3

2019/05/26 - 2019/06/26

ベストシーズンに入ったドイツ・オーストリアに妹と二人で出かけてきました。
妹と二人でヨーロッパに来るのは初めてのこと。喧嘩をすることもなく旅は後半オーストリアに入ります。
オーストリアに入ると気分的にホッとします。

夜のインスブルックからザルツブルク、ハルシュッタット、そしてウィーンを駆け足でまとめました。

エリア インスブルック(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ノイシュバンシュタイン城を後にバスは国境を越えてインスブルックに向かいました。途中、なんだあれ！という怖そうな橋がありました。最近人気の観光スポットだそうです。

４日めのホテルはグラウアーベアー。今回のツアーで一番良いホテルでした。
インスブルックの旧市街にあって街歩きにも便利でした。

この日の夕食はホテルで頂きました。メインも美味しかったですが、スープがお野菜たっぷりで疲れた体に優しかったです。

添乗員さんの提案で夜の街を散歩することになりました。王宮はホテルのすぐそばです。インスブルックはマリア・テレジアが愛した街です。時間があれば王宮内も見学したかったです。

夜の黄金の小屋根。1494年、マクシミリアン1世がチロル領主の住居を広場での出し物を見るために改造した、豪華なバルコニー。2657枚の金箔を使っているそう。

黄金の小屋根のはす向かいにあるヘルブリングハウス。貴族のお屋敷だったそうです。すごく綺麗で夜の暗さの中で一段と映えました。

イン川まで来ました。右手にイン橋があります。イン川の水も多いみたいです。

朝早めに起きてお散歩。黄金の小屋根の前の広場にはまだ誰もいません。左にあるのが市の塔。1360年に旧市庁舎の鐘楼としてゴシック様式で建てられました。

昨夜写真を撮った場所。アルプスには雪が残っています。

この街にはスワロフスキー本店がありました。何でしょうこれ…。

城門が見えています。ホテルはあの城門を抜けたところです。街はパン屋さんがお店を開けているだけでまだ静かでした。夏も冬も観光客で賑わっているこの街を静かに楽しむことが出来ました。ここでゆっくり過ごすのもありだなぁと思える街でした。

観光５日めはザルツブルク、ミラベル公園からスタートです。大好きなザルツブルク。いつもは夏の音楽祭の時。やはりこの日も雨模様です。

ミラベル公園内では市民演奏会がありました。こういうところがこの街の良いところです。

ミラベル広場 広場・公園

ミラベル公園を抜け、モーツアルトが17歳から24歳まですんでいた家で現在は記念館になっている通りに出てきました。ここを左折して旧市街に。

ザルツァッハ川も今まで見たこともない色で増水しています。一体どのくらい雨が降っていたのでしょう。

ゲトライデ通り。モーツァルトの生家が面しているこの通りは、可愛らしいお店や美味しいお店がたくさん。一番賑やかな通りです。

前回はゆっくり中を見学したモーツァルトの生家。今回は外観のみ。盛りだくさんの今回のツアーは急ぎ足でザルツブルクを見学していきます。

ザルツブルクではクラッシックカーのレースがあるのだって。音楽祭の事しか知りませんでした。街の雰囲気がずいぶん違うわけです。

昼食を済ませ（ザルツブルクで中華！なぜ…と思ったけどなかなか美味しい中華でした。）ザルバッハ川を渡って三位一体教会まで戻ってきました。この教会は17世紀末に建てられた優美な教会。中もとても美しいですが、今回は見学なし。アッという間のザルツブルク滞在でした。

ザルツブルクでは晴れ間が見えていたのにバスでハルシュタットに向かっている間にまたも雨雲が厚くなってきました。

ハルシュタットの絶景ポイントへ。今回はやはり水が多く、お天気が悪いため暗い感じ。でも山には雪が残っているし夏とはまた違う表情です。

ハルシュタットとダッハシュタイン（ザルツカンマーグートの文化的景観） 文化・芸術・歴史

今回も遊覧船に乗りました。旅行のパンフレットには5分と書いてあったので5分の遊覧ってどうなの？？と思っていましたが、オフシーズンなので20分に変更になりました。20分くらいがちょうどいい感じでした。

街は湖上から見るのが綺麗です。

ザルツマングート地方からバスは一路ウィーンに向かいます。このツアー今まで全然都会に行っていなかったので最後になって初めての都会。青空も見えてきたのでこのまま初の晴天になるかしら。

ウィーンのホテルはルネッサンス。旅の最後はデラックスホテルに2連泊ってパンフレットに書いてあったので期待したのですが…。パンフレットに揚げられていたホテルの中では外れかも。

Renaissance Wien Hotel ホテル

ウィーンの観光はヴェルベデーレ宮殿から。この日はうれしい再会もありました。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

クリムト「接吻」
今年は日本・オーストリア外交樹立150周年で国立新美術館ではウィーンモダン　クリムト、シーレ世紀末への道」展が都立美術館ではクリムト展が行われているため多くの作品が日本に貸し出されています。接吻はここで見ることが出来ました。

シーレ「家族」

ウィーン旧市街に着くと私たちはツアーから離れて街歩きを始めました。ウィーン国立歌劇場の日本語ガイドツアーの申し込みに行ったらこの日はコンサートリハーサルのため中止とか。仕方がないので王宮に。

いつも前を通り過ぎていたミヒャエラー教会の中にも入ってみました。この大祭壇は1781年作

聖ミヒャエル教会 寺院・教会

ウィーンではやることがたくさんあって時間が足りません。

17時過ぎにツアーと合流して早めの夕食に。今日はおなじみのシュニッツェル。このくらいの大きさなら全部頂けそうです。

夜は一般公開が終わった後のシェーンブルン宮殿へ。ここまでは写真を撮っても良いと言うことで誰もいない大ギャラリーを写真に収めることが出来ました。いつもは人であふれているこの美しい部屋で写真を撮ることが出来たのはラッキーでした。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

厩舎の向こうに日が沈んで行きます。私たちはこれから宮殿内でのコンサートです。コンサートは観光客向けの楽しいものでした。音響があまり良くないのが残念でした。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

新たに就航したウィーンからの直行便で帰国です。この便のおかげで乗り継ぎもなく楽に帰国することが出来ました。楽しい時間はアッという間に過ぎていきますね。