今生のお別れにカナダ・ヴィクトリアへお見舞いに、最終日

2018/01/19 - 2018/01/22

思えば 朝早く出発して帰国便を早めるか、旅程を変更して
2~3日カナダ東部の方に足を延ばすかすれば良かったのか？
と反省したりもしますが Victoriaの好天に気を良くしていた
ため とんでもないことになりました。

それもこれも忘れがたい思い出です。

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ena（イーナ）

8:00 起床 4泊5日の間我が家のような感覚で過ごしたお宿の
室内を改めて眺めます。
今日でおわ別れかと思うとちょっとしんみりしますね。
枕銭として5×3 カナダドルを置きました。

こざっぱりして明るい部屋でした。

留学生として下宿している感じもしました

1階の食堂で夫はパンケーキ、

私はFrench toast を頼みました。

大ぶりの紅茶 1人分で余るほど。

部屋に戻り荷物をまとめて

ロビーに降ります

このクラシックな雰囲気が好きでした

チェックアウトします。

保証金として着いた時にカードで50$ 渡してあるので清算のみ。
食堂の支払いは手持ちのカナダ＄で足りました。

空港行きのシャトルバスが来るまでここで待ちましょう。

来ましたよお~
来た時の往復チケット78 CA＄の半券をドライバーに提示して乗り込みます。

これから街を抜け、畑を過ぎ、ひたすらVictoria 空港を目指します。

赤レンガの大聖堂を過ぎりました。

公共の建物でしょうか カナダ国旗がしっかり見えます。

建物が低層なので空が広い感じ。

Barbさんの車に似てる………

雪の季節には建物の色が映えるだろうな。

バスはスピードを上げて走ります。

雲が重くかかっています。

虹がうっすらと見えました。
良いことがありそうに思ったのですが～～

雨雲に隠れてハッキリとは見えませんが……

野を過ぎ、

街を過ぎ

郊外を走り抜けて

飛行機雲です。空港はもう直ぐです。

そろそろ空港かしら？

やはりそのようでした。

ビクトリアからバンクーバーまでの国内便フライトです。

何だかドラマティックな空模様を呈しています。

天変地異かも？

バンクーバーに着きました。

ダウンタウンは意外と住宅がびっしりと並んでいるのですね。

共同運行のANAではなくAIR CANADA のラウンジに案内されました。
これから起こる異変の情報を得るにはANAのラウンジにすればよかったと悔やみました。

羽田からの便が遅れているので折返しこちらを出るのが大幅に遅れをきたしていたとは……

雲は厚いけれど一応晴れているのでまさか東京が大雪だなんて知る由もなく。

ゴルフカートのような車でターミナルを移動します。ドライバーは
「ごめんよ！通るよぉ～」と声かけながら随分な距離を
猛スピードで走るので振り落とされないようにしがみついていました。

バンクーバーの連絡通路はとても長いのです

予定より約2時間半遅れの出発です。この時点では…
まあ17:35 に羽田に着くのならま・良いかなという思いでした。

ところが 静かなラウンジの電光掲示板に示される羽田の様子が
どうもおかしいのです。ANA のメールをチェックしました。

The departure time of your flight will be changed
due to a changed arrival of the aircraft.
The schedule after change is as follows:

NH115 Vancouver - Tokyo(Haneda)
DEP MON., JAN. 22, 17:35.
ARR TUE., JAN. 23, 21:00.
羽田へ9時とはひどい遅れです。何で？
その後の接続はどうなるの？？ 係の人も首をかしげるばかり。

大幅に遅れた出発便 の機内で提供された
朝食

夕食

デザート

再夕食と続きましたが 機内食は半ば上の空で食べました。
羽田に着いたのはANAの最終便が出た後なんて！！
羽田は半ば店じまいしていてポツンと明かりのついた受付で
今後の対応に当たるデスクだけがが頼りというありさま。

ANAからスターアライアンスの深夜便に変更手続きがなされ、
やっとの思いで真夜中の関空に到着しました。滑走路の明かりも寂しそう。

この時間帯は関空から北摂の千里まで 交通機関はお財布に厳しいタクシーのみ。
ホテルの手配もたやすくはなく……
途方に暮れつつも事態の説明をして必死で訴えたところホテルを手配して貰えることになりました。ANAの担当者が5万円を片手にHotel 日航のcheck inに付き添ってくれたのです。

通されたのは良いグレードのお部屋のようでした。

ホッと人心地ついて見回すと

クローゼット、湯沸かし設備

WC周りもきちんとしていてひと安心です。

苦闘の末に得た安眠から目覚め翌朝「はるか」で無事 帰宅することができました。

Jean さんが喜んでくれた沖縄の紅型染め宮廷衣装を着けた舞姫は
それか2カ月後 天国へ旅立った彼女を見守り続けていましたよと
2人の娘さんから 訃報に添えて感謝の知らせが届きました。
私たちの訪問を嬉しそうに会う人ごとに語っていましたとも
記されていて涙ながらに何度も読み返しました。
----こちらこそありがとうございました。----