2018年四国・九州遠征1日目(2018/6/2) 桂浜と高知城と土佐電の旅

2018/06/02 - 2018/06/06

大阪以西の西日本で唯一訪れていなかった高知県に行く＆せっかくなら九州についでに行こうという意味の分からない旅行。四国では現存天守巡りを楽しみ、本場博多でラーメンを食べ、そして塩分も補給という豪華版。
いつも通り乗った列車などはこちらに。
6/2
大阪706→快速網干行→754舞子
高速舞子805→神姫高速バス→1125高知駅
高知駅前1140→MY遊バス→1230頃桂浜
桂浜1300→とさでん交通バス→1325頃桟橋通四丁目
桟橋通五丁目→高知駅前行→はりまや橋
はりまや橋→伊野行→大橋通
グランド通→鏡川橋行→蛍橋
蛍橋→文珠通行→旭
旭→文珠通行→宝永町
宝永町1557→領石通行→1609介良通
介良通1619頃→後免町行→1640頃後免町
後免1655→普通須崎行→1712高知
高知駅前→桟橋通五丁目行→はりまや橋
はりまや橋→鏡川橋行→上町一丁目
上町一丁目→後免町行→はりまや橋
高知1855→特急しまんと→2049中村
中村2054→普通宿毛行→2124宿毛
6/3
宿毛725→宇和島バス宇和島駅前行→918宇和島バスセンター
宇和島バスセンター→宇和島バス柿原行→宇和島
宇和島1042→特急宇和海12号松山行→1117八幡浜
八幡浜1150→普通伊予市行→1320伊予市
郡中港1329→松山市行→1353松山市
松山市駅前→道後温泉行→県庁前
本町六丁目1540→松山市駅前行→1554松山市駅前
松山市1606→横河原行→1616久米
久米1632→横河原行→1645田窪
田窪1700→横河原行→1706横河原
横河原1714→高浜行→1746大手町
大手町1748頃→松山市行循環→1813頃上一万
上一万1814頃→道後温泉行→1821道後温泉
道後温泉→松山駅前行→大街道
松山市→郡中港行→郡中港
伊予市2003→普通松山行→2021松山
大手町2033→高浜行→2051高浜
高浜2054→伊予鉄バス松山観光港行→2056松山観光港
松山観光港2155→500小倉
松山・小倉フェリー フェリーはやとも2
6/4
小倉544→普通下関行→558下関
下関600→普通岩国行→643宇部
宇部647→普通新山口行→654居能
居能708→普通小野田行→717雀田
雀田725→普通長門本山行→730長門本山
長門本山736→普通宇部新川行→742雀田
雀田745→普通小野田行→803小野田
小野田806→普通下関行→811厚狭
厚狭834→普通長門市行→937長門市
長門市955→普通下関行→1219下関
下関1312→普通小倉行→1326小倉
小倉1344→区間快速羽犬塚行→1351戸畑
戸畑渡場1411→若戸渡船→1414若松渡場
若松1457→普通直方行→1513折尾
折尾1519→特急ソニック34号博多行→1547博多
博多バスターミナル1601→西鉄バス福浜行→1621福祉センター前
平和台通り→西鉄バス→舞鶴一丁目
天神中央郵便局前1720→西鉄バス津屋崎行→1747和白
和白→西鉄バス天神三丁目行→天神三丁目
天神警固神社・三越前→西鉄バス→警固町
警固町→西鉄グランドホテル前
天神中央郵便局前→西鉄バス津屋崎行→蔵本
呉服町→西鉄バス博多BT行→博多バスターミナル
博多バスターミナル→西鉄バス福浜行→福祉センター前
6/5
博多埠頭720→福岡市営渡船→735西戸崎
西戸崎745→普通宇美行→808香椎
香椎811→普通鳥栖行→817箱崎
箱崎九大前→姪浜行→天神
天神852→急行筑紫行→910二日市
二日市920→普通太宰府行→926太宰府
太宰府953→普通西鉄小郡行→1021西鉄小郡
西鉄小郡1040→急行花畑行→1045宮の陣
宮の陣1050→普通甘木行→1131甘木
甘木1208頃(定刻1153)→基山行→1231頃(定刻1218)基山
基山1247→快速久留米行→1252鳥栖
鳥栖1258→特急みどり11号佐世保行→1316佐賀
佐賀1320→普通肥前鹿島行→1323鍋島
鍋島1343→普通唐津行→1446唐津
唐津1449→普通西唐津行→1452西唐津
西唐津1503→普通福岡空港行→1632天神
天神1707→福岡空港行→1712博多
博多1739→特急きらめき4号小倉行→小倉1829
小倉1835頃(定刻1840)→名門大洋フェリー連絡バス→新門司港1910頃(定刻1920)
新門司港2030→名門大洋フェリーフェリーきたきゅうしゅう→830大阪南港
フェリーターミナル→住之江公園行→住之江公園
住之江公園→中略→自宅930頃

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅は大阪駅から。快速は当然か座れず。しかし神戸までに空くことが結構多いので気にしない。案の定三宮で席が空いたので座る。
ホテルシェレナの亡霊に見送られながら山陽本線の最東端となる神戸を過ぎる。
もう人のいる須磨海岸を通り過ぎればこれから渡る明石海峡大橋が見えてくる。
そして舞子に到着。今回はここから高速バスに乗り換える。

初めての高速舞子での乗り換えは意外に遠かった。舞子からエスカレーターを上がるともうバスが止まっていた。今日は神姫バス。

乗り込んで発車するとすぐに明石海峡大橋。いきなりハイライト。晴れ渡る明石海峡を越えていく。大阪からだとここまでが結構長いのでここを電車でショートカットするというのも悪くない。

明石海峡大橋を渡ってしばらくすると左側にラジオ関西の送信所が見える。
大阪からの高速バスがよく休憩する室津PAも通過。

大鳴門橋手前で本線上に車が止まっている謎の光景を目にしつつ約40分ほどで大鳴門橋を渡って四国入り。初めて渦潮を見ることができた。
鳴門から高松道に入るが板野で降りて藍住まで一般道を走る。一応徳島道も直通で行けるようにはなったが高速バスは現在もこのルート。
対面交通の徳島道に入った途端明らかに舗装が悪くなるw

吉野川が少しだけ見えたり見えなかったりする

高速舞子を出て1時間50分。吉野川SAに到着。ここで休憩となる。

このバスに乗って高知を目指す

阿波池田辺りで吉野川を渡り川之江からいよいよ高知道に入る。噂には聞いていたが本当にトンネル地帯。
ところでなぜ筆者が高速バスで高知に向かっているかといえば実は理由はここにある。
というのも幼い頃の筆者はトンネルが好きで(今も大して変わっていないw)祖父の運転する車で阪和道の高倉山トンネル辺りや中国道の宝塚西トンネル辺りを通ってはトンネルの出現に喜んでいた。
それを見て祖父は常々筆者に「高知道はトンネルばかりやからこの子喜ぶやろう、せやから連れて行きたいな」とずっと言っていたのだ。
しかし、それが実現することなく祖父は亡くなり、筆者の中で高知道を通ってトンネル連続地帯を見せるという祖父の遺志は特別な意味を持つようになっていった。そして筆者は心に決めたのである。高知県に初めて行く時は必ず高知道経由の高速バスで行こうと。
一人旅ではあるがこの区間、気持ち的には祖父と一緒に通っているようなものだった。
それにしても東海北陸道が祖父の存命中に通っていたら、きっと東海北陸道も連れて行きたいと思った事だろう。

初めてなのに思い出に浸りつつ、11時18分頃に高知駅に到着。
駅前のコインロッカーに荷物を突っ込み駅前の案内所へ。桂浜に行くバスに乗る。この時に気付いたMY遊バスの1日券を買って土佐電も均一区間乗り放題に。
バスはそこそこ混んでいた。途中で歩き遍路を抜かす辺りが四国らしい。

途中でNHKの送信所横を通過

桂浜に着いた。目の前に広がる太平洋が気になるが…

まずは有名な坂本龍馬像。ただイメージほど大きくはない

だいたいスケールはこんな感じ

お待ちかねの桂浜。快晴なので海の色が美しい。

対岸はパプアニューギニア…海の色と空の色がこれほど美しいとは…

ちなみに桂浜は遊泳禁止。波の変化は確かに激しく、海水浴場としては適していない。

坂本龍馬像よりこの青い海と空の印象の方が遥かに強かった

満足したのでバスで高知市街地へ戻る。しばらく寝ていると横浜を過ぎてトンネル地帯に。高知の街の近くまで寝ていたようだ。

桟橋通四丁目でバスを下車。ここから桟橋通五丁目に向けて歩く。

桟橋車庫を脇に見つつ桟橋通五丁目電停へ。直前で電車が行ってしまったがすぐに次の電車が来た。はりまや橋まで土佐電初乗車。観光客の土佐電初乗車で高知駅が絡まないのも珍しいかも。

ヤバいおかき屋…ではなくはりまや橋で乗り換え。
高知城前という高知城に行くにはまさにうってつけの電停もあるがひとつ前の大橋通で下車。郵便局を巡りながら高知城を目指す。

高知が生んだ偉人は坂本龍馬だけではない。「板垣死すとも自由は死せず」で名高い板垣退助の銅像もある。県議会棟の近くにもあり、若き日の土佐藩士としての板垣と、自由民権運動に奔走した板垣の両面を見ることができる。

その高知城もいよいよ目の前に迫ってきた

重文の詰門を脇に見て天守を目指す

高知城本丸が見えてきた

早速天守内に入る。城に出入りする人が手に取るように分かるまさに防御向きの陣形

昼寝を禁ずwww

天守の最上階から南向きに撮影。南は海が一望というイメージがあるが高知城の南にはまだ山が広がる。

次は東向き

北向きも撮影。四国山地が迫っている

最後は西向き。伊野方面が写っている。

もう一度上から建築物を眺める

楽しかった高知城を後にして県庁と市役所の間から下に降りる

しばらく歩いてグランド通電停に着いた。ここから土佐電乗り歩きに移る。

蛍橋で折り返し。ここからは後免方面へ向かう。
途中いくつかの電停で降りて郵便局巡り。途中の介良通では安全地帯が危険だったので時々線路すれすれの場所で車を避けたりと生きた心地がしなかった…(音で把握はしています)
ともかく後免町までたどり着いたので後免まで歩く。高知県初のJR乗車区間はまさかの後免→高知間だったw

高知駅に到着。後免から乗ってきた1000形が止まっている。

まだ時間があるので再び土佐電に乗ってはりまや橋へ。なぜかトムとジェリーw

バリアフリー電停についての説明が面白かったので撮影。地味に4人が誰か分かるようになっている…がどこがどうバリアフリーかはよく分からないw

上町一丁目で降りて坂本龍馬の誕生地へ

これがその誕生地跡にあるという石碑

向かいには坂本龍馬の写真とベンチが置かれているが…地味にシュールw

こ…これは…「ほとぐらふ」ではないか！(某ゲーム風)

とまあ実は上町一丁目電停にはこんな看板があり地味なことは自覚しているらしいwなら次ははりまや橋にショック受けに行きますか?(既にはりまや橋は2回渡っているが)

はいこれがはりまや橋です日本三大がっかりスポットといわれるはりまや橋です…でも考えてもみれば大阪の繁華街のひとつである心斎橋だって「心斎橋」という橋そのものがもうないことを考えるとこのはりまや橋も橋そのものと言うより周辺繁華街を指すことと考えればそこまでがっかりしないかも…(ちなみに心斎橋は心斎橋ではなく鶴見緑地に現存している)

しかしいくらなんでもあれがはりまや橋ですと言われては観光客にとってはあまりにもアレなので復元されたはりまや橋もきちんと存在する

歩いて高知駅に戻る。台風襲来時に「脱藩」する坂本龍馬はこちら。桂浜の銅像はさすがに脱藩させられるようなサイズではないw

高知駅を後にして特急あしずりで本日の宿がある宿毛へと向かう

6月なのでまだ日没はしない。高知駅には2000系が止まっている。

JONR

朝倉では普通列車と離合。だが待たされるのはなぜかこちら。どうしてなぜなのかしら単行のあなたは未だに来ない♪
伊野を過ぎた辺りでさすがに日没。しかし飛ばしているような走行音ながら実際の速度は85km程度。土讃線の高知以西ということで仕方の無い面もあるのかもしれない。
須崎市に入り、多ノ郷でそこそこ降車客が出てきた。
一方の須崎ではあまり降車客が見受けられず。制服JKが乗ってきた。
最も降車客の多かった駅は土佐久礼。須崎や多ノ郷よりも降車客が多かった。
会社が変わる窪川でも下車客は多い。

窪川からは初の土佐くろしお鉄道に入る。土佐佐賀ではあまり降車客はおらず、終点の中村に着く頃には1両あたり10名程度になっていた。

中村からは普通列車に乗り換えて宿毛へ。数名ほどが乗っているがほとんど途中駅での降車は無い。有岡で対向列車と離合したが対向列車もほぼ空気輸送のようだ。

ということで終点の宿毛に到着

宿毛駅の車止め…この車止めに特急南風が突っ込んだ大惨事を忘れてはならない…

高架駅の宿毛駅からホテルまで歩いてこの日の旅は終わり