福島の百名山　「磐梯山」

2011/10/21 - 2011/10/22

福島の百名山シリーズ第３段は、会津磐梯山の紅葉です☆
首都圏からの日帰りも可能ですが、近くに泊まってゆったりとすごしてきました。
先ずは、登山編からご覧下さい。
今回も山行記録風に書いていきます。


１０月２１日（金）
天候　晴/曇
気温　１５℃

５：００　夜明け前に自宅を出発。
　　　　　マクドナルドにて朝マックを仕込み、（最近、山へ行くときの定番朝ごはん）
　　　　　東北道で福島県へ・・・　　　
　　　　　途中、コンビニで夜の酒と昼食などを買って、今期無料のゴールドラインに乗る。
　　　　　車中、見頃を迎えた紅葉がトレッキングへの期待を高めてくれる。
９：１０　八方台駐車場到着。
　　　　　掃除の行き届いたトイレがある。
　　　　　入山書を書いてポストに入れる。

エリア 裏磐梯・猫魔(福島)

９：４０　　八方台駐車場出発
　　　　　　気温が低いので防寒具をしっかり用意して上り始める。
　　　　　　落ち葉のじゅうたんが敷き詰められた歩きやすい小道をしばらく進む

　　　　　　硫黄の匂いがしてくると道が開け、昔は温泉旅館があったが、今は廃墟。　　　　

１０：２０　中の湯が現れる。

中の湯からは道が細くなり、山道っぽい足元。
石や木の根に気をつけながらも、顔を上げると紅葉や、開けた眼下の景色が美しい。

１１：４５　弘法清水着
　　　　　　喉を潤し、持っていたペットボトルに水を汲む。
　　　　　　休んでいると風もあって寒い。

　　　　　　弘法清水小屋に入り、なめこ汁￥３００をいただく。
　　　　　　冷えた体に最高のごちそうだ。
１２：１５　山小屋の女性が「荷物は置いて行っていいですよ」と行ってくれるので
　　　　　　ご厚意に甘え、身軽に頂上を目指す。

　　　　　　団体さん二組と行き会う。
　　　　　　山頂は賑わっているようだ。
１２：４５　山頂到着。
　　　　　　しかしながら、このときはもうガスが出ていて展望はあまり望めなかった。
　　　　　　風は強く、気温も低い。

ただ、赤く色づいたナナカマドがアチコチに群生していてとても美しい。
紅葉とはまた一味違う美しさに何枚もシャッターを切る。

１３：１５　山頂出発
１３：３５　弘法清水着。お礼を言って預けた荷物を受け取る。
　　　　　　この山小屋にはトイレがない。環境庁が試験的に携帯用トイレを置いて、
　　　　　　そのアンケートをとっているとか？登山口にはトイレを回収するポストもあった。
ちなみに、未経験ですが、小屋の隣にトイレスペースなるものがあって、携帯用
　　　　　　トイレを持ち込んで用を足します。使用後は登山道の入り口まで自分で持って
　　　　　　下山
１３：５０　弘法清水出発
　　　　　　振り返ると赤く染まった磐梯山が見送ってくれている。

１５：００　中の湯
　　　　　　下りは周りのの景色も際立って見える。

１５：２５　八方台駐車場　着


本日はそのまま裏磐梯へ抜けて今日は五色沼の宿へと向かうことにする。

首都圏からの日帰りも可能ですが、近くに泊まってゆったりとすごしてきました。
これより観光編

山を降りてきた私達が向かったのは五色沼のほとりにあるペンション村です。
その、入り口のわかりやすい場所にペンション「絵夢」はありました。
福島に泊まろうと思って”じゃ○ん”のクチコミランキングではエリア２位の宿です。
手ごろな値段＆温泉に入れる＆、ポイントも使える♪
お邪魔した日は平日で、宿泊客は私達だけ・・・貸切よ～ん♪ラッキー☆

食事は洋食のコースで量も味も申し分ありません。
お酒の種類も豊富です。
温泉は透明ですがかすかに硫黄の香りもします。
浴室はヒノキの香りで気持ちがよかったです。
お部屋にはユニットですが、トイレバス付き。
ペットＯＫですが、シーツや消臭剤など、用意もされていて匂いはほとんど気になりませんでした。
お掃除も行き届き気持ちのいい滞在をすごせました。
奥さんや、可愛いお嬢さんとの会話も楽しかったです☆

山登りの前に立ち寄ったコンビニという名の酒屋！
お店の奥のドアの先は日本酒貯蔵用の冷蔵庫がずらりぃ～～！
思わず興奮する私ら夫婦に勧めてくれたのは↑

火入れしてあるのじゃないと・・・。
しばらく車内放置になっちゃうからね・・・。残念！！

ほろ酔い状態で食堂に向かいます。
さて、ここでも夫が気になるのは地ビールの品揃え☆
ジャジャーン！！

黒いのって日本じゃあまり見ないけど美味しかったです！
お食事は洋食のコースで美味しかったです。
夫婦二人っきりだとなかなか話も弾まないけど、、、、
このお宿には小学校から幼稚園までの４人のお嬢さんがいらっしゃいます。
末っ子で幼稚園児ｋちゃんが私達のテーブルのホステス役をしてくれました！

宝物を持ってきて見せてくれて、とっても可愛い～♪
ちゃんと、自分の役目を知っているかのような、接客は、さすがです！！
そして、５年生の長女さんが作ってくれたのは、デザートのバナナケーキ☆

自分の作ったケーキの評判も気になるようで、ちゃんとご挨拶に来てくれた、小さなパテシエです☆
ペンションに泊まる良さって、こういうアットホームさにあると思います☆
部屋に戻って、また温泉に入ったり、お酒を飲んだりしながら夜は更けていきました！

そして、２日目です・・・・・・・・・雨・・・・・・・・・・・
本当なら湖も紅葉が綺麗なのでお散歩もしたかったんだけど、のんびりしちゃおう！
って、朝風呂からスタートです☆
朝食は、パンとコーヒーにジュースやスープ・玉子・サラダ・ウインナーetc・・・
大変美味しくいただきました！

夫はね、もう帰りたがってました。
山に登れば満足。って感じ！
でも、女性はせっかくきたんだから、もっといろいろ見て行きたいし、食べたいし、買い物だってしたい！って思うのよね～～♪
説得しましたよ☆
「私はお城に行って見たいし、わっぱめしも食べたい！お酒だってもう１本買って帰りたいし、ラーメンだって・・・」
自分でいいながら、コレ、欲張りすぎだろ！！全部やったら、胃袋もたない～～～って思いつつ
楽しく過ごさせていただいたペンション絵夢さんを後にしました。

ちゃんと夫が折れて私、念願の鶴ヶ城へ車を走らせます。
再建されたのは昭和４０年だそうですが、最近展示をリニューアルして面白くなってます。
会津へ来たら行かなきゃねぇ～♪

会津の歴史をわかりやすく楽しく学べる体験型の展示です。

私だって、こんな風にお姫さまぁ～♪♪♪

千の利休が秀吉に殺させられた時に、その息子をかくまったそうで、その茶室も移築されてました。
￥５００でお抹茶もいただけます。

そして、もちろん、昼食はわっぱめし！！


割烹 会津料理 「田季野」　

お昼にわっぱめしを食べに行きました。
駐車場は限られるので車の場合は早めに行くといいでしょう。
昼は観光客の団体さんも入りますが、個室っぽくなってるので、気になりません。
大きな梁のむき出しになった旧家を移築してるので、重厚な店内の雰囲気を味わうだけでも価値があります。
わっぱ飯美味しかったです。棒だらの煮つけや揚げ饅頭も食べてみたけど美味しかった！！

ホカホカに温かいわっぱ飯は寒い会津のご馳走だったんですね。
おかずの煮物も美味しかったぁ～♪

ハイ！そして次は酒を買う☆
もちろん、私の計画通り！！（笑）
「末廣酒造」

新しい工場が出来たので、この古い酒蔵を見学や売店。また、コンサートや、酒造り体験などが出来る場所としてリニューアルしてます。
七日町の散策と一緒に訪れる事ができる便利な場所にあります。

また、この施設は木造３階建で、上はご主人の住まいでした。
その部分も見学できます。
大広間は宴を催したり、客人を迎える時に使ったものでしょう。
欄間には、末廣らしく、扇の彫り物が見事でした。

↑上は仕込んで１日目の樽。下は１週間目の樽です。
全然違うでしょ♪
こうやって、お米はブクブクと発酵しながら美味しいお酒になっていくんですね～～♪♪
末廣酒造ではひやおろしを買ってきましたよ。

で、もう思い残す事はない！って思いましたが・・・
帰りの高速で夫が「ラーメンは？いいの？」って聞いてくれちゃうもんだから！
しょうがない！磐梯山サービスエリアで喜多方ラーメン食べちゃう？？？（笑）
もちろん、ＮＯ！とは言いませんわ☆

んもーー！！まったく節操のない夫婦の旅は満腹のまま、帰宅して終わったのでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チャンチャン♪

そろそろ、東北の山は寒くなったので、今年の「福島の百名山」は今回で終了ですが・・・
また来年も新緑からスタートしたいと思います♪
お読みいただいてありがとうございました。
福島は温泉・山・グルメ・観光・全ていいところです。
皆さんも足を運んでくださいね♪