2018/11/21 - 2018/11/26
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オータムリーフさん
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ヨーロッパのチェコ国の旅行に行く前までは、チェコの国ついては余り知らなかった。少し前まではチェコスロバキアと云う国だったこと、そして、よく聞く「プラハの春」であるが、どうゆうことだったのか、よくわからないままになっていた。
しかし、チェコだけのツアーに参加する事になり、事前の調べで分かったことは、なんと素晴らしい国なのだろうかと理解できた。短期間の自由が利かないツアー旅行だったにも関わらず、チェコの一端を観ることが出来たのは大きな収穫だった。
この旅行記は①チェスキークルムロフを歩く ②クトナーホラ周辺編と ③プラハ編の3部構成で紹介します。今回はフルボカー城を含む、その①チェスキークルムロフを歩くに付いて書きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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これは11月22日早朝のベルギー・ブルッセル国際空港。本当は、この時刻にここに居るはずがなかったのです。
旅行1日目の11月21日、つまり、昨日は散々な目に遭ったのです。成田からブリュッセル行きのANA。11時出発予定が機材不具合で19時に大幅に遅延して、1日目の夕方にプラハに入れず、ここブリュッセル空港近くのホテルに泊まったためです。 -
ブリュッセル空港で見た朝日、何となく我々旅行者の睡眠不足を物語っている様で、すっきりしない太陽です。
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チェコの空港に到着しました。やれやれです。飛行機のタラップを降りるとバスが待っていて、それに乗り込む。そして、シェンゲン協定で、昨夜のブリュッセルで入国したので、ここでは入国審査は有りません。国内旅行と同じです。チェコはEUの一員なれど、通貨は独自の「コルナ」を使っています。
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さて、チェコ旅行はまづ、プラハからバスで南下してフルボカー城を観て、世界遺産チェスキークルムロフなる街に入ります。その後、おとぎの国に出てきそうな街並みが観えるテルチに寄り、次はクトナーホラを観てプラハに戻るルートを歩きます。
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かなり大きなバスがまっています。これからこのバスに乗り。、チェコ国内を旅します。
バスの座席にはサンドイッチが置かれている。旅行計画書では、今日のお昼はフルボカー城近くの古城レストランでの食事の予定だったが、時間が押しているのでスキップされ、その代わりに味気ないサンドイッチとなったのである。
バスは快調に走り、最初の観光地フルボカー城に向かう。周囲は林や畑が多く、牧歌的な風景が続く。高速道路も走る。バスの中では添乗員さんがチェコの歴史を説明しているが、何かを読んでいるのであろうか、棒読みである。 -
さて、バスは一路、フルボカー城に向かってひた走り、色々な小さな村を通過して、トイレ休憩で一軒のガソリンスタンドに停まる。ここでトイレを借りるが、有料だと思って入ったら無料だった。そこで買い物をしたりして少しの間時間を潰す。
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そしてフルボカー城近くの大きな街「チェスケーブディヨヴィツエ」(読みにくい)を通ったらしいが、記憶にない。
そしてフルボカー城の近くに到着する。
ここでは大きな駐車場にバスを停めて、お城まで歩くらしい。駐車場にはお土産屋が1軒とレストランが1軒あり、おじさんが観光案内書を手に持って歩いていた。その中から日本語の「フルボカー城」と「南ボヘミア」と題した城と歴史の町の案内書を2冊買った。それぞれ?1と安く(あれ、ユーロが使えた)、いかに日本人観光客が多いかが分かる。フルボカー城 城・宮殿
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フルボカー城は丘の上にあるので急な坂道を登る事になるが、その手前には、小さな街並でショップも並んでいるし、大きな教会も目に飛び込む。
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添乗員さんはゆっくりと上れというほど、結構きつい坂だが、途中から遠くを見渡すと手前の街の家々の先には田園風景が広がり、特に池が目立つ。
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坂の左側にはレストランが2軒並び、元々はこのレストランで昼食だったらしいが、残念である。左手奥にモニュメントがあった。これは、後で調べたところ「元アントニオと小さなチャペル」と云うものだった。
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そして、その上には一見お城と見間違うような豪奢なバロック様式のホテル、最初はこれもフルボカー城の一部だと思っていたが違った。ホテル・シェテクルと云う
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そこを通り越して、やっと平坦な地、そこはイングリッシュガーデンが広がり、右手には写真で見るフルボカー城が目に飛び込んで来た
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イチオシ
なんでこんなところにお城がと思われる場所に建っているが、立地的には周囲が見渡せる丘の上なので良いのだろう。当時は周囲に街が無かったのではと思う。
このお城が、現在の姿になったのは、19世紀に行われた大改修で、イギリスのウインザー城をモデルにネオゴシック様式に改築された物。城内はシュヴァルツエンブルグ家が所有した当時のままになっている。内部はガイドツアーで見学できるが、我々もこれから内部見学である。
13世紀頃に、歴代のボヘミア王が所有していたが、その前の様子は不明だそうです。17世紀から第二次世界大戦まで、ドイツの有力貴族「シュヴァルツエンブルグ家」の持ち物になった。 -
やがて、ガイドさんが来る。彼はこれから行く「チェスキークルムロフ」に住んでいる若い現地の人で、日本語が堪能であった。日本にも何度か行ったことが有ると話していた。
そして、城の中庭に入る。壁のいたる所に鹿の頭が飾られているのが印象的だった。ツアーの開始を待つのは、美しい建物で長方形に取り囲まれた、石畳で敷き詰められた中庭です。建物の壁面には鹿の角がたくさん掛けられ、特に正面入り口の壁面装飾が美しい。「フルボカー」とはチェコ語で「深い森」の意味で、かつてはこのお城も領主や貴族達の狩猟の館として使われていたそうです。 -
中庭の囲まれた当て物の壁には数え切れないほどの鹿の角が飾られている。これと同じものが、これから見物する内部の部屋部屋にも多く飾ってありました。
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中庭に面した正面玄関でしょうか。立派なものです。我々は内部見学もできるので、この玄関の右横の入り口から入りました。
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内部に入るが内部は撮影一切禁止なので、自分で撮った写真は1枚も無いのです。残念です。
城内には、シュヴァルツェンベルク家が生活していた部屋を次々と案内してくれたが、余りにも奥の部屋を観たので、頭はごちゃごちゃとなっている。今回見学したのは立派な家具や美術品などが展示されいた多くの部屋だった。
どの部屋にも鹿野角や鉄砲が壁に飾られて、自分流で言えば、余りにも多すぎて鬱陶しく感じられる。 -
フルボカー城の前にはイングリッシュガーデンがありました。今は冬だが、夏季には美しい花々で埋まるそうです。
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これからバスで「チェスキークルムロフ」にむかう。世界遺産登録のこの街は大きな街ではないが、街のセンターには大型バスが入らないので、街の手前の駐車場にバスを停めて、そしてホテルまで歩いて行くことになる。今は午後4時半で辺りは薄暗いので、添乗員さんに依れば、本来ならば、街の見学だったが、暗くなったので見学は明日の朝になった。ところでスーツケースはここからホテルまでVAN型自動車で運んでくれるそうだ。
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駐車場の傍には小さな屋台が出ていた。飲み物や特別な食べ物が並んでいたが、クリスマスが近いからなのかな。
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イチオシ
駐車場から手荷物だけを持ってホテルに向かって歩き始める。ライトアップされた水道橋のような建物が右側に観えるが、それなりに美しい。これは後で分かったことだが、チェスキークルムロフ城の一部だそうです。
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時間は未だ早いのだが、周囲は暗くなった。どこをどう歩いているのは分からないが、でも、店は未だ開いているところが多い。街はどこも石畳であった。
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イチオシ
夜のチェスキークルムロフ城です。手前の川はヴルタヴァ川。明日の街中観光が楽しみです。駐車場から歩いてホテルに向かう途中の橋の上から撮りました。
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ホテルに着きました。やれやれですが、途中街を観ながらの歩行だったので楽しかった。
このホテルはスヴォルノステイ広場と云う石畳の広場に面していて元ゴシック様式の美しい建物を利用したHotel Zlaty Andelです。 -
ホテルのフロントは狭く、運んでくれたスーツケースがレセプション前に置かれている。添乗員さんからの話では、部屋は全部異なり、家族や夫婦のツアー客の客室、一人用の部屋の客室の鍵はこちらに有るので、好きなものを取ってくださいとくじ引きみたいなものです。面白いやり方です。
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自分の取ったカギはフロントから登って直ぐのところで助かった。部屋に入ると、廊下のような狭い通路、左手にはトイレ、その先にはクローゼットがあり、その奥が洗面所とバスである。バスタブはあったが周囲に間仕切りが無い。
そして狭い廊下のさらに奥にはツインベット、狭い、寝ていて落っこちるんではと心配する。
テレビやwifiも備わっている。部屋に入ったのは17:00過ぎ、夕食は18:00とちょっと早い時間だ -
冷蔵庫とかテレビはこんな感じで置かれている。決して豪華ではないが、でも清潔で快適な部屋でしたよ。
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ホテルでの夕食風景です。可成りの人が既に来ている。我々は友達同士で参加した初老の女性と同じテーブルに着く。ホテルの歴史的なアーチ型天井のセラーである。でも、なんとなく、少し落ち着かない感じだ。
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今夜は前菜にはスープでかなり味が濃い、メインデッシュはチェコの名物料理「クネドリーキ」と呼ばれる基本は小麦粉、卵、牛乳、水でこねてゆでたものでチェコの郷土料理、これに玉ねぎを色が変わるまで炒めて味付けしたものと牛肉のスライスが載った一品でした。それなりに美味しかったです。デザートは何だったか忘れました。
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一晩寝て、翌日の朝にホテルの入り口を観てみると、こんな感じです。こしじんまりとしたホテルです。何かチェコらしい?ホテル入り口でした。
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このホテルの建物全体が分かる様に、カメラを少し引いてみると、こんな感じです。スヴォルノステイ広場に面しています。
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カラフルな建物に囲まれたスヴォルノステイ広場はチェスキー・クルムロフ旧市街の中心地にあります。そんなに大きな広場ではありませんが、とても良い雰囲気です。
チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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ちょっと見ずらいかもしれませんが、これがチェスキークルムロフの中心の写真です。本当にこじっまりした世界遺産の街です。この写真はホテルのフロントに掲げたありました。
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これはチェスキークルムロフの街の地図ですが、今日はホテルを出て矢印の様に歩いて観光をします。
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早速広場に面した路地を歩いてみました。ホテルやお店が並ぶ路地はチェコらしい?(何がチェコらしいか?ですが)通りでした。
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路地からチェスキークルムロフ城の塔が観ます。これからこの塔に向かって近づいていきます。
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通りの名前は分からないが、この様な路地のような道を通り、これから床屋橋に向かって歩きます。
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床屋橋に来ました。天気はどんよりした曇天ですが、チェスキークルムロフの街並みのカラフルさが目に入ってきます。左がチェスキークルムロフ城の塔で右側が聖ビート教会かな。
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チェスキークルムロフ旧市街地を取り巻いて流れるヴルタヴァ川です。これは下流方向をみた写真です。
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これはヴルタヴァ川の上流を観た写真です。川の向こうにはチェスキークルムロフ城です。
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橋の欄干の両側にはボヘミアの守護聖人聖ヤン・ネポムツキーの像とイエス・キリスト像がありました。
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川の外側の商店街に来ました。どの店も道路から観る店先は立派なものです。
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チェスキークルムロフの街並みの様子です。
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こんな風景は大好きです。絵になります。
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チェスキークルムロフ城に近づいてきました。街のどこからでも見えるお城の塔が再び見え始めました。
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そしてチェスキークルムロフ城の入り口まで来てお城に入る。入城は自由らしく、既に多くの観光客が行き来している。お城に入るとすぐに熊のいる濠を案内された。ガイドブックに依れば、その昔、王様が狩りをした時に出くわした熊が城まで追いかけてきて、跳ね橋を渡れず、堀に落ちてしまい、そのまま住みついたとか
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ここが熊さんがいるはずだが・・・・観えなかった!
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この入り口を通過すると第二の中庭に通じるのです。
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チェスキークルムロフ城の第二中庭に入りましたが、そんなに広い庭ではありません。
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ここには昔の大砲が展示してる。大砲は小型のもで、見ごたえがある。
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そして第二の中庭から建物の中をくり抜く白いトンネルに入るが、そのトンネルの小窓から外を見ると、チェスキークルムロフの美しい街並が良く観える。
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これが白いトンネルです。
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そのトンネルの小窓から外を見ると、チェスキークルムロフの美しい街並が良く観える。
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イチオシ
第三の中庭に来ました。ここにはトイレがあり、そしてその中庭は一面スグラフィット技法といわれるだまし絵だらけに出会った。壁の凹凸が有るように見えるし、上の彫刻らしきものも観えるが、これらはだまし絵だそうです
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調べて見ると「これらの壁絵の技法は、もともとイタリアから入ってきたスグラフィットという技法で、レンガの壁の上に、まず木炭や鉄分を含んだ黒や赤の漆喰を塗り、その上に石灰の入った白い漆喰を塗り、そして、その上に下絵を当てて白い部分を掻き落とすと、下から黒や赤の部分が現れて、模様や絵が出来上がるという仕組みです。16世紀にボヘミア(東南部を除いたチェコ)全土に流行し、貴族の宮殿や中産階級の住宅に使われたそうです。(ネット上のある人のブログから引用しました。」
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第四の中庭を過ぎて、その先はプラーシショピー橋、つまり昨夜水道橋の様に見えた橋に今いるのです。その窓からも市街地が良く観える。
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つまり、この橋だったのです。昨夜、ホテルに行く途中に撮りました。この橋を渡りました。
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イチオシ
プラーシュチョピー橋の上の窓からチェスキークルムロフの旧市街地を望む。
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今度は同じ窓から別の方角を観て見ましょう。こんな感じです。赤い屋根瓦が独特な風景を醸し出しています。素晴らしい景色です。
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トンネルを抜けてその先は劇場前を通り、眺望の良い場所に出た。しばらく、ここで市街地を眺めてそして写真タイムで添乗員さんにシャッターを切ってもらった。
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イチオシ
この景色も絵になります。
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おとぎの国の家々の様です。
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これも良いですね。絵が好きな人にはたまらない風景でしょうね。
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さて、チェスキークルムロフ城の見学は終了して、昨夜バスを停めた駐車場まで歩きます。歩いて10分も掛かりません。駐車場にはアジア系の観光客が沢山居ました。バスの座席は一番前の指定がありました。これで、景色が良く観えます。これから3日目の日程で最初はテルチに向かいます。これから2時間30分のバスの旅です。
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