2019/06/13 - 2019/06/13
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茶柱タツ子さん
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聞いたことのない、小さい町の地名を出されると私は弱い。「え?どこそれ?」と聞き返すところから、おそらくもう私のベクトルは行く方へ向き始めている。厳密に言うと、たぶん情報量が少ない町でないと、心がときめかなくなってるのだと思う。未知ってものに対するトキメキだ。要するにハッキリ言えば私はひねくれ者だ。別にオシャレなカフェなどあってもなくても構わない。ペンキが禿げて、重力に負けて傾いてるショップハウスがあって、町の片隅にある食堂で未だにガスも使わず、額に汗しながら炭火のコンロでチャークイティヤオを炒めている老板がいて、その並びの雑貨店では老板娘が無防備に口をパックリ開けたまま新聞を片手にお昼寝してて、店先に置いてある売り物の新聞の上でネコも居眠りしてるような、そんな町が好みだ。まるでその町の魅力を世界でただ一人知った気になったかのような、ココロをくすぐられる瞬間が訪れる。だからやっぱり、マレーシアの旅はやめられない。
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シンガポールから国境を越えてマレー鉄道のチケットカウンターに行くと次の列車は14時だと告げられ、時間のムダっていうものが一番嫌いなせっかちな私は、ラーキンからスガマ行きのバスに乗ってべコック近くの町で降りることにした。短気は損気。コレがあだとなり、こんなところで降ろされる羽目に。ここは何処?In the middle of nowhere 。ここでべコック行きのバスを待て、と。そもそもあるんかいな?当然grab圏外。ちょうどそばにインド人の一家が乗った車が奇跡的に一時停車。猛ダッシュで駆け寄って窓ガラスを叩いたら、盗賊?と間違われ奥さんにきゃーーー!とガチで悲鳴を上げられた。インド人もビックリってやつか。いきなり茂みから出てきたように感じたとのこと。状況を必死に説明し、最寄りの町Chaahまで連れて行ってもらう事に。そこのバスターミナルで白タクをつかまえ、何とかべコックに辿り着いた。いやあ、冷や汗。ローカルの人の話ではChaahからのバスは1日2本のみ。地元のサルタンのご厚意により乗車賃は無料らしいが、二本だけじゃ、使えないじゃないかよう!
でもリンカーンの言葉は正しい。意志あるところに道は開ける!唯一良かったのは14時前に到着できたこと?何はともあれ茶柱タツ子らしい旅の幕開けです。相棒のこがね丸がいないのが残念だが、コレを読んだらこんな旅に付き合わされなかったことを幸運に思うかも。(^◇^;) -
ここが分岐点。スガマに行く途中、ここで右折しないとべコックに行けないが、べコック行きのバスは待てど暮らせど来ない。実はここから歩けるかも?と思ったがトーンデモナイ。久々に途方に暮れた。
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こんな道が分岐点から延々20分続いた。コレは歩けない。昔、nakamasananiwa タイチョーがどこかで同じようなシチュエーションに陥って、読みながら「よくまあ、こんなことできるなあ」と半ば呆れていたら、自分も同じ目に遭ってしまったというオチ。
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ちなみにべコックはここだ。
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ホームステイのお部屋。なんかちょっと自分の中では連れ込み宿的な色合いでしたが、ベッドも堅くて快適!ただインド人の長期滞在者が住み着いてて、夜中帰宅したりしてうるさかった。
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バスルームも清潔。
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こんな時に台湾のサンダルが役立ちます。
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べコックもスガマ同様、ドリアンで有名な町らしい。それにしても豊満な胸。。。。幻のFカップ。
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お尻でか!南米でモテます、きっと。
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べコックで遅い昼食@3+3(サンジャーサン)。大して美味しくないんだけど、空腹が最高のスパイスになって美味しく感じてる。田舎の食堂で食べてるなって感じ。
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鏡に写されてる店内。14:00過ぎだから誰~もいません。
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駅ってロマンがあるね。夢が広がる。
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お休み中。
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駅舎。
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駅舎の住人たち。
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アンニュイな午後。目で演技できる派。
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昼寝から目覚めて脳みそに空気送るにゃん。
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え!?オイラたち呼んでおいて何もくれないの?左の子、片足ずつ別の靴下履いて来ちゃったような。
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ジョホールバルの方向はコチラ。
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とりあえず貼れば良い。でもそもそもどこから取ってきたものだ?
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この床屋さんの椅子は必見。この年季が入った質感。
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こういう看板を見るとマレーシアを実感する。
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誰かの自宅っぽいけど美容室。
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井戸端会議に最適。
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素敵。とにかく痺れる。
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看板変える気全くなし。
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夕方になったらパン屋登場。
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ちょっぴりシャイなパン屋さん。
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人の気配を感じる。
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中学の時に一番仲が良かった友達が中国人と日本人のハーフだったもんで、彼女がよくコレに似たかりんとうをくれてた。大して美味しいとは思わなかったけど今となっては懐かしい味。
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残念、お休み。それともよるだけ開くのかな。
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水道水は飲めないってことか。
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良い笑顔。
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こういう光景が一番好きなの。消えていってしまいそうだから、今の内に写真に収めておきたいと言うと、「大丈夫、マレーシアからは当分消えない」と言われた。
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太陽をたっぷり浴びちゃって。キッチリとした性格のようです。
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そのままでいて。
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トゲトゲのドリアンが町に到着!ファームから届いたばかりだからぜーんぜん臭くない!
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うーむ、ドリアン屋さん発見。これはもう、食べないといけません!
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地元で獲れたドリアンが一番でしょう。
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コレにしました。カンポンドリアン。
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今年初!のドリアン、いっただきまーす!!!これだけでたったの16リンギ。美味しい~!!アルコールが入ってるような甘さです。
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地元のオッチャンたちが、次から次分けてくれてお腹が破裂寸前。夕ご飯抜き、決定。
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お!大量に買っていくね。
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ひとつひとつ丁寧にさばいていきます。
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チョップ!
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インド人の親子も来ました。地元では有名なのかな。
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バタフラピー♪
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ひっそりと咲いてる。
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美容室や床屋さんが多い町です。
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SPF100。コレは完璧にカバーしてくれる。
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手作りポスト。
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字体がステキで。
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生き続ける不死身のブルース。
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町で一番有名なコピティアム「南開」。
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ゆっくり時間を気にせずコーヒーを飲む。
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南開の価格表。
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南開のトーストの焼き方が上手い!普段甘すぎて半熟卵につけて食べるんだけど、ここのは最後までカヤトーストとして食べたい。また縦に切ると食べやすい。コーヒーも淹れ方も上手い! また女将さんも気さくで良いです。2日連続で通いました。
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痺れるおっちゃんの横顔。
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南開のダンナさん。多分、3代目か4代目。
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やっぱり半熟卵を作るのにコレを使ってるのか!
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用済みだけど残しておこう。
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タッチがチョッピリアメリカン?
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うつむき加減の美女。
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こちらもかなりの美人さん。
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ちょっぴり成熟した女性の魅力。
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あなたにはどんな関係に見えますか?
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昔、虎が居たのかな?
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頑張ってるねえ。
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壁画ブーム。
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ここが所謂町の中心部。
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ドリアンが運ばれていった。
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何気ない日常の風景に癒されるのだよ。
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食べ頃なのかしら?
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ブーン。バイクが走り去っていく音が好きで。
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よっ!元気にしてるか、少年!
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古いものがモダンに見える。私の目はすでにピントがずれている。
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小さい町ですだからお散歩に最適。
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まだまだ熟してない。人生にも時がある。
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綺麗に撮って下さい。横顔に自信あり。
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仲良く朝の散歩。
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産地直送のドリアン。
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ママさんたちの会。
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のんびりしてるわあ。
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まだ起きあがりたくないです。
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ああ、落ちちゃった。
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シルエットにうっとり。
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ベトナムみたい。
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老友記ワンタンミーはこちら。
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この通りにあります。
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ワンタンミー屋さん。
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一番シンプルなやつでいくか!
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先客が。
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お顔の写真NGだそうです。でもこのまんまです。
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麺投入。
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私のワンタンミー。
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美味しく作ってね。
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ソースを和えます。
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いっただっきまーす。大いに期待したものの、まったくもって普通のワンタンミーでした。
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足元に心を和ませてくれる花。
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道の名前は消えてしまってる。
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夜は賑わってるのかも。
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空き家かな?
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言われなくても、してるよ。
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とってもチャイニーズ。
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この町にはバタフライピーが咲き乱れてる!
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コレがオレのキメのポーズ。
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誰かのツバがついてます。
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町で1箇所だけレンタサイクルがあります。
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良さげなコピティアム。
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ガチャガチャ。
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日本人が来てるよー、早くコーヒー出してやりなー、と他のお客さん。
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みんなに急かされてコピオコソンを作ってくれた老板。一人で全てやってるから大忙しです。
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長いお付き合いのペンタックスK30。調子が悪くなってきました。もうちょっと持ち堪えて欲しい。ずっと旅のお供をしてくれたカメラだから。
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この旅行記へのコメント (4)
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- nakamasananiwaさん 2019/09/06 02:19:00
- 知らなんだ
- まだまだありますな
- 茶柱タツ子さん からの返信 2019/09/06 22:37:38
- RE: 知らなんだ
- > まだまだありますな
😊😊
まだまだありまっせ!
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- ぷらむさん 2019/06/29 09:20:35
- 旅の友
- 「この小さな町からはじまる、あなただけの物語~マレーシア・べコック(Bekok, Johor, Malaysia)①」の最後の愛機の写真。何かグッときてしまいました。これが数々の傑作を写してきたカメラなんですねぇ。
タツ子さんの言葉にも気持ちがこもっているように
見えました。
- 茶柱タツ子さん からの返信 2019/06/30 22:48:24
- RE: 旅の友
- ぷらむさん
こんばんわー
これまでで一番コストパフォーマンスの高いカメラです。相性が合います。そしてしょぼい写真もそこそこ見映えよく仕上げてくれます。尚且つこのカメラはどういうわけか人にモテます。旅先で素敵な男性がカメラについて尋ねてきます。なんだい、私じゃなくてカメラかいってがっかりしますが。笑
おやすみなさ〜い。
茶
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