2019/02/21 - 2019/02/23
6867位(同エリア11693件中)
夢追人さん
2月21日早朝、自宅を出発してJR呉線、山陽新幹線、大阪環状線を乗り継いで、昼前に鶴橋駅に到着。昼食の弁当を購入して、10時過ぎの近鉄特急に乗り込み伊勢市に向かった。
昼過ぎ、伊勢市に到着。伊勢市駅観光案内所でマップを手に入れ、伊勢神宮下宮の参拝に出かけた。駅から10分ほど歩いて、表参道日除橋を渡り正宮へと進んだ。正宮参拝後、多賀宮、土宮、風宮を順に参拝。日除橋まで戻って道路の向いのバス停から、本宮まで路線バスに乘った。
バスを降りて宇治橋を渡り、いよいよ内宮への参拝。第一鳥居で一礼して、五十鈴川御手洗場でお清めを済ませ、参道を歩いた。老若男女、外国人……多くの人で大混雑。平成最後の年ということもあって、多くの人が訪れたのかも知れない。正宮では清新・厳粛な気持ちで参拝した。数年前に来たときは右にあった社が、式年遷宮で左に移っていた。
正宮の参拝を済ませ、おはらい町、おかげ横丁と歩いた。土産物店や食堂、食品店が並んでものすごい活気だ。土産物店には縁起物の「おかげ犬」の置物もあった。横丁の中心にある小さなスペースの椅子に座って少し休んだ後、横丁を神宮会館前で出て右折、猿田彦神社に向った。
猿田彦神社は、ものごとの最初に現れ、万事良い方向に「おみちびき」になるという縁起の良い神社。大鳥居の右には、天の岩戸前で神楽を舞った天宇受売命を祀った佐瑠女神社もある。伊勢神宮からの人の流れで結構多くの人が参拝に来ていた。これから良いことがあるかも。
猿田彦神社から徒歩で約20分(かなりしんどい)、近鉄鈴川駅の少し手前の右側の森の中に入っていくと、天照大身神の弟神である月読尊を祀る月読宮がある。月の満ち欠けを教え、暦を司る神だそうだ。社は、月読荒御魂宮、月読宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の四つが並んでおり、境内は人が少なく静かだ。
鈴川駅から近鉄電車に乗り、松阪で降りて駅前の東横インで1日目の宿をとった。夕食は東横インから徒歩10分、「午後7時までアルコール半額!」に引かれて、チェーン店の「や台ずし」でとった。しかし、思ったより結構美味しかった。
翌22日は、まず駅前の松阪観光情報センターで情報収集。本居宣長旧家跡、松坂城址、本居宣長記念館、御城番屋敷 岡寺などを見て回った。
午前11時前、松阪駅を近鉄電車に乗って長谷寺に向かった。近鉄長谷寺駅を降りて約1.5キロ、徒歩約20分。門前町の参道はなだらかだが、駅の近くは急な階段だ。寺の受付前の石段を昇り、仁王門前で入山料を支払って、登廊をひたすら上がっていく。途中蔵王堂などを経て、登り切った左に国宝の本堂があった。堂内の本尊の観音様は見事だ。本堂の舞台から境内や門前町が見渡せた。帰路、長谷寺の参道にある法起院に立ち寄った。
近鉄線からJR線に乗り換えて、柳本駅で降りて、東に300mほど歩くと左に黒塚古墳が見える。さらに300m程進むと、崇神天皇陵に着いたが、柵に覆われて見える範囲は限られており、少し残念だ。
その後、天皇陵の左手奥の天理市トレイルセンターを経て、その裏にある長岳寺に向かった。真言宗の古刹で、開基は空海という。本尊は阿弥陀如来。楼門など重要文化財も多数あり、境内の雰囲気もなかなか良いが、猫が至る所にいることに驚いた。
午後4時30分、JR奈良駅に到着し、歴史ある建物内にある観光案内所でアドバイスを受け、三条通を近鉄奈良駅方面に歩き、2日目の宿の東横イン近鉄奈良駅でチェックインを済ませた。近鉄奈良駅近くはものすごい人並で大混雑。夕食はとんかつ頑固奈良店で、生ビールと熱燗を飲みながらひと時を過ごしました。
23日午前8時にホテルを出て、東に歩いてまずは戒壇院を見学。中央に安置された釈迦如来と多宝如来を守る増長天、広目天、多聞天、持国天の四天王像(国宝)は圧巻だ。
次に東大寺大仏殿を見学、大仏(廬舎那仏)は、何度見てもそのスケールの大きさや厳粛さに感動する。奈良県立美術館では、肉筆浮世絵展を鑑賞した。奈良国立博物館では、国宝や重要文化財の仏像が多く展示されており、仏像をゆっくりと見て回った。仏像の表情にそれぞれ特徴があり、その素晴らしさに感動した。
近鉄奈良駅で快速に乗り、鶴橋でJRに乗り換え、新大阪から山陽新幹線で広島への帰宅を急いだ。自宅に着いたのは午後8時過ぎだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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近鉄伊勢市駅で降りて徒歩で10分、表参道日除橋を渡り外宮を参拝。
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外宮本殿を横から見る。残雪がある。
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外宮境内の多賀宮。
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外宮境内の風宮。参拝後、日除橋まで戻って道路の向い側のバス停から、バスで本宮まで移動。
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本宮前のバス停でバスを降りて、内宮に続く宇治橋へ。老若男女、外国人……多くの人が歩いている。
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宇治橋を渡り、第一鳥居で一礼して、五十鈴川御手洗場でお清めを済ませる。
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内宮境内を歩く。神楽殿を左に見る。
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伊勢神宮内宮への石段。正宮では清新・厳粛な気持ちで参拝。数年前に来たときは右にあった社が、式年遷宮で左に移っていた。
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参拝を済ませ、おはらい町、おかげ横丁と歩く。土産物店や食堂、食品店が並んでものすごい活気。土産物店には縁起物の「おかげ犬」の置物もある。
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おかげ横丁から徒歩10分あまり、ものごとの最初に現れ、万事良い方向に「おみちびき」になる猿田彦神社に参拝。大鳥居の右には、天の岩戸前で神楽を舞った天宇受売命を祀った佐瑠女神社もある。
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猿田彦神社から徒歩で約20分、近鉄鈴川駅の少し手前の右側の森の中に入っていくと、天照大身神の弟神である月読尊を祀る月読宮がある。月の満ち欠けを教え、暦を司る神だそうだ。社は、月読荒御魂宮、月読宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の四つが並んでいる。境内は人が少なく静か。
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松阪駅から徒歩数分。旧財閥三井家発祥の地。
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松阪駅から南西方向に徒歩約20分。小高い丘に松坂城址がある。天守閣などの建物はないが、石垣が残っており、古城の雰囲気に浸ることができる。城址からは城下町の面影を残す町並みが一望。
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松坂城址の石垣の南、古事記伝の執筆に半生を捧げた本居宣長の記念館がある。宣長ゆかりの重要文化財等が多数展示されている。横には実際に宣長が住んでいた住居を移築。
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松坂城址の石垣の上に立って南側を見ると、細長い家屋が平行に並んで見える御城番屋敷がある。城の警護を任された紀州藩士とその家族が住んでいた武家屋敷で、重要文化財。
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近鉄長谷寺駅を降りて約1.5キロ、徒歩約20分。総受付前の石段を昇り、仁王門前で入山料を支払って、登廊をひたすら上がっていく。
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途中蔵王堂などを経て、登り切った左に国宝の本堂がある。堂内の本尊の観音様は見事。本堂前の舞台から境内や門前町が見渡せる。
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下山道から長谷寺本堂を振り返る。
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JR柳本駅を降りて、崇神天皇陵方向、東に300mほど歩くと左に黒塚古墳がある。前方後円墳であることが一目で分かる。この古墳は、4世紀初頭から前半にかけて造営されたとされ、歴史的価値は非常に高い。付近は公園になっていて、黒塚古墳展示館がある。
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JR柳本駅から東に20分あまり歩くと山の麓に長岳寺がある。高野山真言宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来、開基は空海。楼門など重要文化財も多数あり、境内の雰囲気もなかなか良い。
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JR奈良駅東、かつての奈良駅の駅舎を改修(回転)して残した建物内に観光案内所がある。館内の赤い鳥居に囲まれた正方形の中で、数人のスタッフが観光客に対応。
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夕食で訪れた「とんかつ頑固奈良店」内にある小さな庭。生ビールと熱燗を飲みながらひと時を過ごす。チーフの女性をはじめ各スタッフの気配りと笑顔が大変良い。
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東大寺大仏殿(金堂)。多くの観光客で賑わう。
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東大寺大仏殿(金堂)の本尊である大仏(廬舎那仏)。何度見てもそのスケールの大きさや厳粛さに感動する。両脇の仏像も素晴らしい。
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東大寺南大門の仁王像。
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奈良県庁の北側にある奈良県立美術館では、期間限定で企画展「肉筆浮世絵展」を開催。
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奈良国立博物館のなら仏像館を見学。国宝や重要文化財の仏像が多く展示されており、仏像をゆっくりとみて回る。仏像の表情にそれぞれ特徴があり、その素晴らしさに感動。
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奈良国立博物館の東新館と西新館の展示を見て回る。館内の図書室前の椅子に座って、茶室「八窓庵」を見ながら休憩。
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