平成から令和へ福岡、佐賀の旅　3日目

2019/04/30 - 2019/05/03

３日目の今日は佐賀県唐津へ足を延ばし唐津やきもん祭り、唐津城、旧高取邸、唐津神社と王道を巡ります。

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ANAセールス

昨日の太宰府とは違いゆったり、のんびりした唐津駅前

唐津曳山の像、赤獅子は1819年に刀町の奉納より始まったそうです。

まずは空き店舗を利用しての展示会や即売会のやきもん祭りへ
毎年ＧＷに開催されている。なかなかのお値段で展示会的要素が高く、気軽には購入出来ない感じですね。益子陶器市のような庶民的ではなさそうです。

メイン会場は旧唐津銀行、平成９年まで営業していて現在は辰野金吾記念館として一般公開されています。

正確には辰野金吾の弟子である、清水組の田中実の設計。辰野金吾は佐賀県出身で日本銀行、東京駅の設計者です。日本近代建築の父でありヨーロッパ風日本建築の開祖とのことです。とても美しい建物です。

レトロ感満載の館内に唐津焼が展示されている

こんなに綺麗です、唐津焼。

ヨーロッパ風の銀行窓口

焼き物と盆栽がこれまた素敵でした

天井の高い素敵な建物です。

美しい盆栽に見とれました。

唐津銀行から歩いて約20分位唐津城が見えてきました。

高台にありますが100円でエレベーターでも昇れます。
唐津城は豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高が築城しました。秀吉の朝鮮出兵の拠点となった名護屋城の解体資材で建てられたとされ城を要にした砂浜が翼のようで別名舞鶴城とも呼ばれています。

天守閣からの眺めが綺麗です

鳥島と高島、良く晴れてホント気持ち良い

唐津城と藤棚、御朱印、代々の城主の家紋が刻印されている御朱印です。残念ながら藤は終わりかけでした。ここからの眺めはなかなかでしょ。

唐津城から徒歩２０分程の旧高取邸。杵島炭鉱の炭鉱主、高取伊好の邸宅です。この邸宅って能舞台があるんですよ、すごすぎる！和風建築だけど、色んな所に遊び心が散らばっていてボランティアさんの説明も解りやすくて、充分楽しめました。家の建設には地元の資材、人材を使い、人を育てとても立派な方だったそうです。

高取邸チケット、綺麗です。

高取邸の正面玄関です。邸内は撮影禁止のため写真がありません。襖絵や杉戸、欄間、物凄く芸術性が高いと個人的には感動ものでした。高取邸、主人が亡くなった後、地元への貢献が優先だった為か資産が残らず、維持費のみがかさみ取り壊し案まで、最後に記念にと遺族が邸宅の写真集を自費出版したところから有志達の努力で国の重文になり保存が決まったとのお話でした。

唐津神社境内です、唐津くんちは唐津神社の秋祭りで、１１月2,3,4日です。くんちって供日と書いてくんちと読むんだって。御朱印いいですね！

唐津神社すぐ傍にあります。立派な曳山

きらきら、ピカピカの曳山、2016年にユネスコの無形文化遺産に唐津くんちの曳山行事を含む山、鉾、屋台行事が登録されたそうですよ。

唐津駅からＪＲ肥後線、地下鉄空港線で天神駅約１時間、午後６時近くになり早めの夕飯、櫛田神社近くの居酒屋「赤ちょこべ」ずぼらうどんです。やかんの中にうどんが入っていてやかんの口には菜箸が、はしですくってたれで食べる、たれはもつ鍋ベースにしてみました。麺は小麦胚芽が入ったやや黒っぽい麺で黒いつぶつぶの胚芽が見える。このやかん、インパクトあるよね。麺がモチモチしておいしい。ﾎﾃﾙの方からのおすすめ店でした。

１日目にも雨の中来たけれど、ちょっと暗くなり提灯に火が灯りました

楼門です。

本殿屋根の下に彫り物があり、これは博多雷神

こちらは博多風神、あかんべーをしています。さっきの赤ちょこべーはここからきているそうですよ。これを見に再度来てみました。