東北の名山・鳥海山は遠かった　　暑さに負けて七ツ釜避難小屋で撤退

2019/05/26 - 2019/05/28

昨年行こうと思って宅急便でスキーや荷物も送っておいたのですが体調がすぐれずキャンセルしました。
今度の宿も東北・鳥海山の山麓にある猿倉温泉・鳥海荘です。

自宅から奥羽本線の院内まで片道500Km！！　由利本荘経由の矢島は600Kmです　院内は矢島より近いのです。

鳥海荘にしたのは由利高原鉄道・矢島駅や奥羽本線・院内駅から送迎があること、登山口の祓川まで有料ですが、タクシーで送ってもらえる、

2泊すれば下山時に鳥海荘まで迎えも頼めることが決めてでした。
http://www.chokaiso.jp/planevent/index.html

鳥海山も　だいぶ雪が減って雪を探して滑り　今シーズン9回目のスキーの板納めをしようと出かけることにしました。

山形新幹線の終点　新庄駅まで行き、さらに各駅停車で奥羽本線の院内駅に行き、宿の送迎を頼むことにしました。

鳥海山は50年位前のGWに当時大阪勤務だった私が、夜行特急寝台の指定券を取っていたのですが、仕事で遅くなって乗れなくなってしまい、その後の急行きたぐにの座席で一睡も出来ずに吹浦駅に降り立った記憶があります。
途中でタクシーがとおりかかったので鉾立まで使い　御浜小屋まで歩いて行きました。

当時は今のような宅急便というような便利なものがなく、大きなキスリング(知らない人多いでしょうね）にスキー靴やスキー１式、寝袋や食料１週間分、30Kg ほどを担いでフラフラになって歩いたことを思い出します。
でも　まだ20代前半で元気だったんですね。

今回トレーニング不足や物凄い暑さで七ツ釜避難小屋までしか行けませんでしたが鳥海荘の温泉も良く　行って良かったと思っています。

ただ大きな失敗は虫対策でした、こんなに虫が多いとはわからなかった。

エリア 鳥海・由利(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月26日
東海道新幹線で東京駅まで出て山形新幹線で新庄に向かいます。
この山形新幹線は新庄まで3時間11分という最速で到着します。

大宮から福島までノンストップです。

12号車の一番後ろには車いす用の一人席があります。

つばさ号車内。

何を撮ったんだろう？

恐らく途中の車中から月山と葉山を撮るつもりでしたが。

新庄駅に着きました。

さらに奥羽本線で院内に向かいます。

院内駅に着きました、レンガ造りの「院内銀山異人館」が立派すぎて駅舎は貧弱、
1本早い電車で着いたので探していた温泉に行くことにしました。

駅から2，3分の場所に　ほっと館という施設がありました。　料金450円。

自販機に９％の酎ハイを売っていたので４缶確保。

つまみ類もある売店コーナーがありました。

院内駅から送迎車で４５分かかって鳥海荘に着きました。

立派な外装　この地域を圧倒しています。由利本荘市が所有していてある会社に運営を委託しているようです。 でもなんか変な匂いがする、豚舎のような匂いだ！

部屋から鳥海山が　　大きすぎて威圧感が凄い！

部屋は８畳　トイレ、洗面台もあります、登山Bコースだと６畳でトイレ、洗面は外になります。

金庫、空の冷蔵庫がありました、すべて鳥海山に面しています。

部屋から大きすぎる鳥海山。

圧倒的な大きさと高さです。

今日は日曜日なので日帰り入浴客が多そう。

夕食です、これに揚げたての天ぷらが出ました。

今日もまた21時前に寝てしまいました。

５月２７日
早朝の鳥海山、やや赤みかかっているようです。

6時30分からの朝食です。弁当はおにぎり2個でした。

まだ早いので私だけが朝食です。

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ホテルから。　　タクシーで片道1800円　　ホテルが半額負担しているそうです、これは車で来ない人には有難いシステムです。

秡川ヒュッテ、秡川駐車場から5分ほどの距離です, ここは素泊まり専用ですが、駐車場から近いこともあり、登山者には評判の良い施設です。

竜が原湿原にかけられた木道を200ｍ位歩けばあとは雪が繋がっていてシールで登れました。

山スキーで有名な稲倉岳。

暑すぎてペースが上がらない, 失敗したのは虫対策です、顔の周りを数十匹の虫が……風もないので虫が逃げない……。　　下にヒュッテがみえます。

ビーコン、ゾンデ、ショベル、アイゼン、水１L、弁当、嗜好品等でかなり重い。

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5，6人に抜かれたでしょうか？　彼とは少し話しました、暑くて参ったを連発していました。

この登山者　　私を抜いてから30分ほどでスキーで降りてきました、体調が悪いそうでした。

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ちょっと立ち止まると虫の大群が……。

ところどころこのようなクラックがありました。（右端）

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まだまだ七高山は遠い！！

暑くて　ここまで水を500CCも飲んでしまいました、そろそろ引き返すか？

今日は七ツ釜避難小屋で打ち止めにしました。（屋根が見えます）

下りは早い　駐車場までスキーで45分でした、でも波打った雪面で滑りにくいこと。

秡川ヒュッテと秡川神社がすぐになりました。

帰りも秡川から鳥海荘までタクシーで30分かかりました。

宿に帰って貸切温泉に入りました。

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この奥に私が泊まった部屋があります。

温泉大浴場。

この奥に露天風呂があります。

露天風呂から天気が良ければ鳥海山が一望です。

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夕食です、あつあつの天ぷらはまだきていません。

館内には社長さんが撮った高山植物や登山者との写真がところ狭しと飾ってありました。

5月28日
天気は下り坂です。

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チェックアウト時の部屋です、綺麗に使ったつもりです。

このスケールと高さは圧倒的でした。

この日も6時半から朝食　　院内への出発は7時です。

送迎車で45分かかって院内駅に着きました。

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195Kmは福島から院内までの距離のようです。

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7：54発の奥羽本線がやってきました。

奥羽本線　新庄行き車内です。

新庄駅で　　　　待合室のTVで川崎・登戸の惨劇のLIVE放送をしていました。

新宿からこの電車で帰りました。

2000ｍを超えた百名山はそんなに甘くありませんでした。

この旅行記へのコメント （2）

• nasunoさん 2019/06/05 20:35:28

  お疲れ様でした

  敏じぃさん　今晩は
  　
  　お元気で感心致します。
  私は約40年前（20代）にキスリングを背負って初めて登りました。
  記憶はほとんど無くなっています。
  果たして2度目の鳥海山はもう無いかも知れません？。
  
  nasuno

• まつかこさん 2019/06/02 16:42:17

  鳥海山

  敏じぃさん
  
  こんにちは、鳥海山は夏に登った事がありましたが、雪が無くても大変だったのに敏じぃさんは雪で荷物も重いのに敏じぃさんは凄いですね。
  
  これからも宜しくお願い致します。
  まつかこ