瀬戸内国際芸術祭2019～春会期 沙弥島(しゃみじま)

2019/05/25 - 2019/05/25

瀬戸内国際芸術祭2019
春会期だけに開催される沙弥島を回って来ました。

瀬戸内海には3000以上の島があります。
瀬戸内国際芸術祭は12の島と5つのスポットで展開されています。

沙弥島は香川県坂出市近くにあります。
東山魁夷せとうち美術館の駐車場に車を止めて行くのが良いと思います。

エリア 坂出・瀬戸大橋周辺(香川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

写真は表紙でも使いましたが、瀬戸内国際芸術祭2019の沙弥島のリフレットです。
10の作品が展示されています。

沙弥島 自然・景勝地

このエリアは瀬戸大橋の香川県がわの起点で工業団地の側面もあります。
写真は香川県立東山魁夷せとうち美術館のエントランスです。
ここは芸術祭に直接入っていませんが、チケットを持っていると入場料が2割割引になります。65歳以上は無料です。

丸亀にある丸亀猪熊弦一郎現代美術館と同じ谷口吉生の設計です。
立地の周囲の環境を生かした設計は気に入っています。

東山魁夷せとうち美術館 美術館・博物館

美術館の中には地元の銘菓である「かまど」のカフェがあります。
写真のように瀬戸大橋が望める眺望です。

カフェの外も谷口吉生の設計がいかされています。

この景色も美しいです。
ニューヨークのMoMA（ニューヨーク近代美術館）の新館（改築）も谷口吉生の設計によるものです。
東京の上野にある国立博物館の法隆寺宝物館も谷口吉生です。

イスラエルのターニャプレミンガーの作品「階層／地層／層」
写真はアップし過ぎの撮影なので下の方が写っていませんが高さ6mの階層を螺旋の坂道で登ってゆくという、鑑賞者参加型の作品です。

瀬戸内国際芸術祭の会期中オープンするカフェがありました。

カフェで食事を購入してこのベンチで食べることができます。
手前は瀬戸内国際芸術祭のバーナーです。

作品「そらあみ＜島巡り＞」五十嵐靖晃の作品です。
瀬戸大橋でつながる5つの島を魚網でつなげる作品。
天候と時間で作品の見え方が変化する。

「大岩島2」大岩オスカールの作品
直径12mのエアードームの内面にはモノクロのイラストが描かれている。
鑑賞者は内圧が下がらないように密閉されたドアから案内されて入場し鑑賞する。

右のイラストの小屋のドアの部分から鑑賞者は出入りします。

「12島と港の物語　回遊式アニメーション」　蓮沼昌宏の作品
取っ手をまわしてパラパラ動画を楽しむ作品群。

若い人たちはそれぞれの作品を丁寧に鑑賞していました。

沙弥島小学校は使われていませんが芸術祭の会場として使われています。

駐車スペースもありました。
ここまで来る道は狭いので東山魁夷美術館の駐車場に車を止めて歩いて行動するのが良いと思います。

廃校の校庭に置かれた作品「ピポット」
マデラインフリンとティムハンフリーの作品。
シーソーにはマイクとスピーカーがあり、マイクに話しかけるとAIがスピーカーから返事が流れる。iphoneのSiriの感じです。

子供よりも大人が楽しんでいました。

日本語、英語、韓国語などと多国籍言語に対応しているようでした。

校舎内展示の受付です。

イランからの移民が発明したかもしれない「日本＋イラン食」を展示した作品
「フードクラブ」アナヒタラズミの作品

「月と塩をめぐる3つの作品」レオニートチシコフの作品
「月の船　柿本人麻呂に捧ぐ」

Yottaという名前の二人組の作品「ヨタの漂う鬼の家」
実際に船を製作しており、瀬戸内海を航行する予定だという。

公開製作中の作品

階段を使って乗船できるようにしている。

沙弥島の10の鑑賞スポットを網羅しました。
E19はイベントで終了していました。

今日は5月なのに30度超えの夏日でした。
子供連れの親子が遠浅のところで遊んでいました。

右上に見えるのは瀬戸大橋です。

約2時間半の鑑賞でした。
美味しい店として聞いた「塩がま屋」で海老天冷やしうどんを食べました。
720円でした。
海老がたくさん入っていました。

暑い一日でした。

讃岐の味 塩がま屋 宇多津店 グルメ・レストラン