東京港土曜見学会に参加してみた＠お台場

2019/05/25 - 2019/05/25

東京湾を船にのってすすみ、、東京港を解説してもらえる土曜見学会に参加しました。要予約ですが、参加費無料。いつも遊びにいっているお台場も、目線を変えると知らないことがいっぱい！オリンピックに向けてどんどん工事がすすみ、日々姿を変えていっている湾岸エリアを気持ちの良い潮風をうけて見学しました。子供にも分かりやすく説明してくださいますし、オトナにも興味深い話がいっぱいでした。お台場でお食事や買い物をする時に合わせてスケジュールにいれるととても充実した1日になると思います。

エリア 東京

「TOKYOミナトリエ」（東京臨海部広報展示室）に集合。ゆりかもめの「テレコムセンター」駅に直結している青海フロンティアビルの２０階にあります。目の前に東京港が見渡せます。

地上１００mからの眺望を楽しむことができるようになっています。こちらは、フジテレビのスタジオが見える方の窓からの眺め。

フジテレビが見える方の眺め。奥に東京タワーが見えます。
金・土・祝前日は１０：００－２１：００までやっているので、夜景も綺麗だと思います（火～木と日は、１８：００まで）

「ミナトリエ」から、湾岸警察署の前を通過して、船の科学館がある桟橋の方へ移動します。湾岸警察署の前に来るとみんなの反応が、「踊る走査線！」。少しずつテンションあがります。

この船にのって、出発します。「新東京丸」
この日はなんと、この船を設計したと言う方が直接お話を聞かせてくれました。この方説明が面白いのなんの。子供向けにやさしく話してくださいますが、大人も聞いた方がいい面白い事がいっぱい??

船の科学館駅は名前をあらため、「東京国際クルーズターミナル」駅になっていました。その東京国際クルーズターミナルは、ただいま絶賛整備中。潮風公園のあたりの護岸工事、橋梁架け替え工事、新客船埠頭整備工事、などあちこち整備がすすんでいます。お話によると、オリンピックの時に、ホテルが足りないので、ここに巨大客船を泊められるようにしてホテルとして使用する予定らしいです。

ここにあった、チラシをみたら、
イベントが開催される予定で、～珍しい船の一般公開！「測量船明洋」「しゅんせつ船海竜」「護衛官てるづき」「練習船海鷹丸」なんて書いてあり、こちらも見てみたくなりました。

船に乗り込んでいざ東京湾へ出発！
視察船の「新東京丸」は竣工が昭和５８年。全長31.89m。１９７.00トン。巡航速度は１３ノット（→解説の方の受け売り）運行コースは土曜見学会の時は青海ですが、水・木・金は竹芝発着だそうです。

東京都港湾局の旗。波とカモメのデザイン。青海客船ターミナルからひとまずレインボーブリッジ方面へ向かいます。。

この白い三角形の建物が地下からの排気棟らしいです。
お台場では今トンネル工事がすすんでいて、開通して道が完成するとさらに便利になるそうです。

羽田空港が近いので、海に出ると頭の上を離発着の飛行機が低空で飛んでゆきます。迫力あります。

埠頭にある、通称「キリン」と飛行機。ガントリークレーンというらしく、よく見ると運転席が４０mの高さにあった！ここでこれを操る人、すごーい！と思っちゃいました。レインボーブリッジ側から芝浦ふ頭、品川埠頭、大井コンテナ埠頭と埠頭がならんでいます。（芝浦ふ頭の先が日の出埠頭、竹芝埠頭）船から眺めることによってようやく埠頭の位置関係が腑に落ちました。ここは、国際物流、国内物流の拠点ですねーどの船がどこから何を運んでいるのかなど、解説してくれるお話が面白くて、もう一回聞きたくなりました。

船でまわってようやく腑に落ちたのが、ゲートブリッジとレンボーブリッジが門みたいになっているので、その桁下をくぐれないデカい船は入って来れないんですね。レインボーブリッジは吊り橋。ゲートブリッジはトラス橋？というらしく、飛行機が上を飛ぶので橋の高さが制限され、しかし貨物船舶は通したい、そしてレンボーブリッジよりゲートブリッジは距離が長いので、ブロックをつなぐ？方法で架けられたとのことでした（解説の方の受け売り）

東京湾にでて、新海面処分場埋め立て地と海の森を見学。オリンピックの競技で使われる場所となるようです。
埋め立てられたゴミの山に苗木を植えて森を作ろうというプロジェクトだそうです。将来、東京湾に森ができるって、みんなの憩いの場所が増えていいなと思います

ゲートブリッジをくぐるところ。下から見ると迫力あります。
長さ、２．６キロ。桁下は５４mとのことです。

飛行機は飛ぶし、船は行くし、橋の上には車が…東京港はひっきりなしに色々なものや人が行き来しているのが良くわかります。

この橋も歩いて渡れるようです。レンボーブリッジは歩いて渡ったことがあり、面白かったので、今度はこちらの橋の上からの眺めも見てみたいです。

船と飛行機が往き来する東京湾。オリンピックの競技会場として整備が進んでいます。埋め立て地なのでビルは建てられないようですが、森になってみんなの憩いの場所になるそうです

ゲートブリッジと飛行機。海の上からみる角度ってなかなかないなぁと船からの眺めを堪能できました。

向こうに見えるのがフジテレビ。海の上を渡る風が爽やかです。

羽田から発着する飛行機がひっきりなしに図上を通ります

東京湾の景色は日に日に変わっていっていることがよく分かりました。
解説が興味深く、もう一回、今回聞き逃した部分や、今まさに変わっていっているところについて、見学会に参加して聞いてみたいと思いました。

船を降りて陸にあがると、ゴミ箱も海っぽい模様になっていることに気づきました。

テレコムセンターを正面から。こちら側は公園になっていて、木陰のベンチで買ってきたお弁当を食べている人や寛いでいるひとが沢山いました。海浜公園側の混雑から離れてこちら側でのんびり休憩するのもいいと思います。

青海のコンテナ埠頭を陸上から見てみたところ。大型コンテナ船が５隻同時に接岸できるとのことです

東京港は国内、海外の物流の拠点なのだなぁということがよく分かりました。