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アイルランド旅行2日目の最初の目的地は、岩山の上にそびえる廃城「ロック・オブ・キャッシェル」を擁する、キャッシェルの町です。…昔々、魔王が巨大な岩を掴んで空を飛んでいると、聖パトリックがこの地に教会を建てようとしているのを目撃してしまい、驚きのあまり持っていた岩を落としてしまいました。こうして出来たのがロック・オブ・キャッシェルで…、といった伝説も残っているらしく、写真で見たその荒々しい風貌からもまさに「魔王の城」といった雰囲気が漂い、今回の旅のテーマにこれほど合致する場所はそうそう無いだろう、ということで、訪問先として決定しました。

魔法の国アイルランド(3)キャッシェル・魔王の城を攻略せよ!

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2019/05/01 - 2019/05/05

6位(同エリア14件中)

旅行記グループ 2019アイルランド

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mick

mickさん

アイルランド旅行2日目の最初の目的地は、岩山の上にそびえる廃城「ロック・オブ・キャッシェル」を擁する、キャッシェルの町です。…昔々、魔王が巨大な岩を掴んで空を飛んでいると、聖パトリックがこの地に教会を建てようとしているのを目撃してしまい、驚きのあまり持っていた岩を落としてしまいました。こうして出来たのがロック・オブ・キャッシェルで…、といった伝説も残っているらしく、写真で見たその荒々しい風貌からもまさに「魔王の城」といった雰囲気が漂い、今回の旅のテーマにこれほど合致する場所はそうそう無いだろう、ということで、訪問先として決定しました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
キャセイパシフィック航空
旅行の手配内容
個別手配
  • ダブリンのバスターミナルからコーク行きX8番のバスに乗って約2時間、キャッシェルに到着しました。バスを降りると目の前に洒落た雰囲気のパブがあり、やっぱりこの国はどこに行ってもパブがあるんだ、ということを実感させられます。

    ダブリンのバスターミナルからコーク行きX8番のバスに乗って約2時間、キャッシェルに到着しました。バスを降りると目の前に洒落た雰囲気のパブがあり、やっぱりこの国はどこに行ってもパブがあるんだ、ということを実感させられます。

    フィアンズ バー

  • パブの裏手の道を歩いて、城の方向へと向かいます。歩き始めると、城の姿はすぐに見えてきました。想像していた以上に規模の大きな建物という印象です。

    パブの裏手の道を歩いて、城の方向へと向かいます。歩き始めると、城の姿はすぐに見えてきました。想像していた以上に規模の大きな建物という印象です。

  • 道中には、城の雰囲気とも似通った、大きな石造りの修道院があります。

    道中には、城の雰囲気とも似通った、大きな石造りの修道院があります。

  • 城の入口付近までやって来ました。ここから坂を登っていきます。

    城の入口付近までやって来ました。ここから坂を登っていきます。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • ごつごつとした岩肌が、城をより一層迫力ある姿に見せています。

    ごつごつとした岩肌が、城をより一層迫力ある姿に見せています。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 坂を登りきり、入場口あたりまで来ると、城の裏側にどこまでも広がる緑の牧草地と、その真ん中に佇む修道院(先程の建物とは別の物)が見えます。

    坂を登りきり、入場口あたりまで来ると、城の裏側にどこまでも広がる緑の牧草地と、その真ん中に佇む修道院(先程の建物とは別の物)が見えます。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 入場料は8ユーロ、礼拝堂の中を見学できるガイドツアー付きの入場料は11ユーロでした。ガイドツアーの開始時間はだいぶ先だったのですが、せっかくここまで来たんだから、ということでガイドツアー付きの入場券を購入しました。入場口のある建物内には、昔の城内を再現したような部屋もあります。

    入場料は8ユーロ、礼拝堂の中を見学できるガイドツアー付きの入場料は11ユーロでした。ガイドツアーの開始時間はだいぶ先だったのですが、せっかくここまで来たんだから、ということでガイドツアー付きの入場券を購入しました。入場口のある建物内には、昔の城内を再現したような部屋もあります。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 入場口のある建物を出ると、いよいよ眼前に巨大な城の本体が現れます。

    入場口のある建物を出ると、いよいよ眼前に巨大な城の本体が現れます。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • まずは建物に沿って周囲を歩いてみます。城の裏側は芝生で覆われ、墓標が並んでいます。その中にはアイルランド特有のケルト十字(ハイクロス)も見られます。

    まずは建物に沿って周囲を歩いてみます。城の裏側は芝生で覆われ、墓標が並んでいます。その中にはアイルランド特有のケルト十字(ハイクロス)も見られます。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • こちらもアイルランド特有の細長い円柱の塔、ラウンドタワーも城の一部を構成しています。このラウンドタワーは城の中で最も初期に建てられた部分である、とガイドの人が言っていた…ような気がします。

    こちらもアイルランド特有の細長い円柱の塔、ラウンドタワーも城の一部を構成しています。このラウンドタワーは城の中で最も初期に建てられた部分である、とガイドの人が言っていた…ような気がします。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 重苦しい雲に覆われた空模様も手伝って、かなり「魔王の城」っぽい雰囲気になっています。

    重苦しい雲に覆われた空模様も手伝って、かなり「魔王の城」っぽい雰囲気になっています。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 建物は穴や凸凹が多いので、鳥たちの格好の棲み処となっているようです。この雰囲気にピッタリの真っ黒な鴉や、真っ黒なようでよく見ると綺麗な色合いの鳥もいました。

    建物は穴や凸凹が多いので、鳥たちの格好の棲み処となっているようです。この雰囲気にピッタリの真っ黒な鴉や、真っ黒なようでよく見ると綺麗な色合いの鳥もいました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • こちらがガイドツアーでのみ内部を見学できる、「コーマック礼拝堂」です。つい最近まで修復工事が行われ、私が持っていたガイドブックの写真も足場で覆われた姿になっていましたが、すでに足場は撤去され、完全な姿を見ることができました。

    こちらがガイドツアーでのみ内部を見学できる、「コーマック礼拝堂」です。つい最近まで修復工事が行われ、私が持っていたガイドブックの写真も足場で覆われた姿になっていましたが、すでに足場は撤去され、完全な姿を見ることができました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 城の中に入ってみます。といっても、屋根はほぼ無くなっているので、屋外と変わりありません。それにしても、こんな不安定な姿のままで現存し続けているというのは非常に不思議な感じがして、まるで時を止める魔法でもかけられているかのようです。

    城の中に入ってみます。といっても、屋根はほぼ無くなっているので、屋外と変わりありません。それにしても、こんな不安定な姿のままで現存し続けているというのは非常に不思議な感じがして、まるで時を止める魔法でもかけられているかのようです。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 残された外壁の姿から、きっとこのあたりにはステンドグラスが嵌め込まれていたんだろうな…などと、何となく昔の姿が頭に浮かんできます。

    残された外壁の姿から、きっとこのあたりにはステンドグラスが嵌め込まれていたんだろうな…などと、何となく昔の姿が頭に浮かんできます。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 荒涼とした廃墟の中で、城の裏側に通じる扉の部分だけが生命力溢れる緑の輝きを放っていて、まるでシュールレアリスムの絵画を思わせるような、不思議な情景でした。

    荒涼とした廃墟の中で、城の裏側に通じる扉の部分だけが生命力溢れる緑の輝きを放っていて、まるでシュールレアリスムの絵画を思わせるような、不思議な情景でした。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • ガイドツアー開始の時間まで、眼下の景色などを眺めながら待ちます。城の外からも見えていた修道院跡が見えます。こちらも城と同じように、かなり年季の入った容貌です。

    ガイドツアー開始の時間まで、眼下の景色などを眺めながら待ちます。城の外からも見えていた修道院跡が見えます。こちらも城と同じように、かなり年季の入った容貌です。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • ガイドツアーが始まりました。約30分のツアーですが、最初に礼拝堂の外で10分ぐらい城についての解説を聞いて、それから礼拝堂の中に入るのですが、中はそれほど広いわけでもなく、やはり解説を聞くのがメインのような感じになります。正直、英語が聞き取れないとツアーとしては物足りない感はあります。

    ガイドツアーが始まりました。約30分のツアーですが、最初に礼拝堂の外で10分ぐらい城についての解説を聞いて、それから礼拝堂の中に入るのですが、中はそれほど広いわけでもなく、やはり解説を聞くのがメインのような感じになります。正直、英語が聞き取れないとツアーとしては物足りない感はあります。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 礼拝堂の天井には、昔に描かれたフレスコ画の名残が断片的に残っています。また、人や異形の怪物の顔をかたどった装飾も所々に見られます。それらがどんな意味を持つのかは、解説が聞き取れないのでよく分かりませんが…。

    礼拝堂の天井には、昔に描かれたフレスコ画の名残が断片的に残っています。また、人や異形の怪物の顔をかたどった装飾も所々に見られます。それらがどんな意味を持つのかは、解説が聞き取れないのでよく分かりませんが…。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 礼拝堂の裏口の扉を出ると、そこは礼拝堂と城の本体の高い壁に囲まれた、秘密の隠し部屋的な空間になっていました。

    礼拝堂の裏口の扉を出ると、そこは礼拝堂と城の本体の高い壁に囲まれた、秘密の隠し部屋的な空間になっていました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • ガイドさんが熱心に解説をしているところに、巣作りの最中らしき1羽の鳥が迷い込み、ツアー客の視線をさらってしまう、といったハプニングなどもありました。

    ガイドさんが熱心に解説をしているところに、巣作りの最中らしき1羽の鳥が迷い込み、ツアー客の視線をさらってしまう、といったハプニングなどもありました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • ガイドツアーが終わって礼拝堂を出ると、まあ別に魔王を倒してエンディング…、というわけでも何でもないのですが、雲の隙間から青空が見え始めていました。

    ガイドツアーが終わって礼拝堂を出ると、まあ別に魔王を倒してエンディング…、というわけでも何でもないのですが、雲の隙間から青空が見え始めていました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • というわけで、少し明るさを増した周辺の風景です。遠くの山並みも、比較的はっきりと見えるようになりました。

    というわけで、少し明るさを増した周辺の風景です。遠くの山並みも、比較的はっきりと見えるようになりました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • ガイドツアーに参加したことにより、城での滞在時間が予定以上に長くなってしまいました。来た道と反対方向に下りていけば城の姿がもっときれいに見えるような気もするのですが、道に迷ってバスに乗り遅れでもしてしまったら大変なので、来た道をそのまま引き返して街の方に戻ることにします。

    ガイドツアーに参加したことにより、城での滞在時間が予定以上に長くなってしまいました。来た道と反対方向に下りていけば城の姿がもっときれいに見えるような気もするのですが、道に迷ってバスに乗り遅れでもしてしまったら大変なので、来た道をそのまま引き返して街の方に戻ることにします。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 道のすぐそばに、沢山の羊がいるのが見えます。

    道のすぐそばに、沢山の羊がいるのが見えます。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 一応、青空の下ににそびえる城の姿というのも写真に収めることができました。

    一応、青空の下ににそびえる城の姿というのも写真に収めることができました。

    ロック オブ キャッシェル 城・宮殿

  • 帰り道からも、街を見下ろす城の姿が見えます。

    帰り道からも、街を見下ろす城の姿が見えます。

  • 街の中心部に戻ってきました。街の中にもケルト十字の碑が建てられています。

    街の中心部に戻ってきました。街の中にもケルト十字の碑が建てられています。

    キャッシェル観光案内所/キャッシェル ヘリテージ センター 散歩・街歩き

  • カラフルな建物が並ぶ中に、歴史のある城の建物を利用したホテルがさりげなく混じりこんだ、個性的な街並みです。

    カラフルな建物が並ぶ中に、歴史のある城の建物を利用したホテルがさりげなく混じりこんだ、個性的な街並みです。

  • 15分ほど遅れて到着した、来た時と同じコーク行きX8番のバスに乗り、キャッシェルの町を後にします。やはりアイルランドの天気は相当変わりやすいらしく、車窓には青空が広がっています。外にいる間にこれぐらい晴れてくれていたら…、という残念な気持ちもありますが、まあ曇り空のおかげで魔王の城らしい雰囲気を味わえたのも事実ですし、こうして車窓から眩しい緑の牧草地を眺めるのもアイルランド観光の大きな楽しみの一つだ、と考えることにしましょう。さて、この後は、終点コークで列車に乗り換え、港町コーヴを目指します。

    15分ほど遅れて到着した、来た時と同じコーク行きX8番のバスに乗り、キャッシェルの町を後にします。やはりアイルランドの天気は相当変わりやすいらしく、車窓には青空が広がっています。外にいる間にこれぐらい晴れてくれていたら…、という残念な気持ちもありますが、まあ曇り空のおかげで魔王の城らしい雰囲気を味わえたのも事実ですし、こうして車窓から眩しい緑の牧草地を眺めるのもアイルランド観光の大きな楽しみの一つだ、と考えることにしましょう。さて、この後は、終点コークで列車に乗り換え、港町コーヴを目指します。

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