2019/04/28 - 2019/05/05
221位(同エリア327件中)
フランジパニさん
- フランジパニさんTOP
- 旅行記100冊
- クチコミ10件
- Q&A回答7件
- 211,840アクセス
- フォロワー13人
2009年に公開された映画 アバター。その中に出てくる印象的な景色、ハレルヤ・マウンテン。特殊な磁場によって巨岩が浮遊するその景色は中国・武陵源の風景をCG加工して作られたもの。そう友達から教えてもらってから、いつか行ってみたいと思っていました。
GWに武陵源へ行くために予約した中国東方航空の特典航空券(セントレアー上海ー張家界)。出発の1ヶ月ほど前に「上海ー張家界便が往復とも運航中止になった」との連絡。なんとか西安経由便を見つけ、予約変更出来たもののビジネスクラスしか空きがなく必要マイルはほぼ2倍。
出発前からのトラブルに一抹の不安を覚えていたら、悪天候で目的地(張家界)に着陸出来ず。引き返した西安空港も悪天候で下りられず、楡林(ゆーりん)という聞いたこともない都市でホテルに宿泊。半日の予定と初日のホテル代が無駄になりましたが、お世話になったHさんご夫婦のお陰でトラブルを笑って過ごすことが出来ました。
13時間40分遅れで張家界空港に到着した後、まずは同じ湖南省にある中国で最も美しい街と言われる鳳凰古城と南方長城を満喫♪
労働節(メーデー)に武陵源に移動し、天子山から十里画廊へ下山。膝は笑うし、太ももまで筋肉痛(>_<)でも超楽しい♪
今日はいよいよ映画アバターの舞台へ!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日も武陵源ゲートから入ります。
平日(木曜日)なのに、すっごい人!どこか朝食を食べてから行こうと思っていたのですが、この勢いで人が増えたら、、、と思い、そのままゲートへ。 -
入場ゲートも大混雑!昨日とは大違い。
-
この行列のほとんどは「百龍エレベーター」へ向かう人。あちこちに旗が見えますが、中国の人も団体ツアーが多いそうです。
エレベーターも興味はあったのですが、短い(1~2分?)し、混んでるし、ロープウェイの方が楽しいよね!ということで昨日と同じ天子山ロープウェイへ。 -
今日は6人乗車でしたが、ほとんど待たずに乗れました♪
-
ちょっと雲行きが怪しくて、ロープウェイを降りたらパラパラ雨が。
稼ぎ時とレインコートを売るおばちゃんたちから、気になっていた靴カバー(10元)を購入。 -
今日の行程地図。
武陵源ゲート → 天子山ロープウェイ → シャトルバスで烏龍寨路口(楊家界) → シャトルバスで哀家界 → 天下第一橋など見学後、千里相会へ下山 → 金鞭渓散策 → 森林ゲート → バス(有料)で武陵源汽車站へ -
ロープウェイ上站からシャトルバスで賀龍公園まで行き、数分歩いて別のバスに乗り換え。運転手さんに「烏龍寨路口」に着いたら教えてくれるように頼んでおいたら、ここで降りるように教えてくれました。
途中の車窓から畑で働いている人々を見かけました。世界遺産に登録されている景勝地ですが、現在でも土(トゥチャ)族などの少数民族が農業を営む地でもあります。途中の「丁香榕路口」で下車すると"空中田園"に行けるようです。 -
とうもろこし(8元)が美味しそうだったので買ってみたのですが、甘味もなく、粒が固く、日本のものとは種類が違う感じ(>_<)。食べたことないけど、鳥のエサみたい。
-
それでは、天波府(烏龍寨)へ向かいましょう!片道2kmです。
地図で見ると、こんな感じ。途中で一方通行の場所があります。 -
烏龍寨門には土族のお酒のほか、ドリンクやアイスも売っていました。
-
楊家界ロープウェイが見えました。
このロープウェイで楊家界に来るには、森林ゲートから入り、シャトルバスを乗り継ぐ必要があります。 -
こんな道や、
-
こんな階段を上って、
-
「鳥龍寨線谷」に到着。隙間が30cmほどの壁と聞いたけど、想像よりは広かったので多分40cmちょっとあるかな。
ここ、一方通行なのですが、逆方向から家族連れがやってきて階段を後ろ向きでバックする羽目に。「謝謝」と言われましたが、「謝謝じゃないよ!」と悪態をつく私。 -
烏龍寨に到着。
1940年頃まで盗賊の根城だったので、男性の記念撮影用コスプレは盗賊風(笑)。
先ほどの線谷も盗賊たちが造ったと言われているそう。 -
この赤い帯に、願い事を書いて木の幹などに縛るみたい。
-
さらに階段を上ると、絶景が見え始めました。
-
目指すは、あの東屋です。
-
以前はこの吊り橋を使えたらしいのですが、老朽化のため閉鎖。
-
まずは、この鉄階段を降りて、
-
階段状の岩場をよじ登り、
-
最後に鉄梯子を上って
-
展望台 「天波府」にとうちゃーく!ここから10の岩壁が見えると言われています。
分っていませんでしたが、ここに来るまでの岩場と鉄梯子は実は岩柱に登ってて、ここは岩柱の上に造られた展望台だったのです。 -
鉄梯子と岩場を降りたところ(岩柱の途中)に遊歩道があったので、そちらも行ってみましょう。
-
見える景色は天波府と一緒ですが、展望台と違ってほとんど人がいないのでのんびり。柱ではなくうすーい壁になっているのがよく分かります。
-
では、戻りましょう。
福帯がたくさん結んであります。帰りは途中までは下りなので楽ちん。 -
岩壁を横から見るとこんな感じ。
下のほうにちぃちゃーくロープウェイが写っているの見えますか?比較すると、岩壁の巨大さが分かりますね。 -
途中また、こんな道(一方通行)を通って烏龍寨門まで戻りました。
-
天気も回復し、階段上ったり下りたりで暑くなったのでマンゴーアイス(7元)でクールダウン。冷たくて美味しかった~
-
烏龍寨門では滑竿(カゴ)がたくさん待機。1人だけ乗っている人も見ました。
最初は予定していなかった天波府(烏龍寨)ですが、行って良かったです♪
ツアーではあまり行かない場所だと思う個人で行かれた方は是非! -
天波府への往復で1時間20分、バス停まで戻ってくると大行列。
25分ほど並んでバスに乗車、次は哀家界へ向かいます。 -
10分ほどで哀家界に到着。頑張って座ったけど、意外に近かった、、、
-
12:20、哀家界遊客基地。
人が多かったので写真だけ撮ってスルーしたのですが、クラブツーリズムの旗を持った添乗員さんを見かけました。
武陵源の観光客は ほぼほぼ中国の方なので、日本人を含め外国人は殆ど見かけません。 -
写真を撮った理由はこれ! 建物の上のアバター♪
絶対撮ろうと思っていたポイント(笑)。 -
飲み物が無くなったのでお気に入りのお茶を購入。
下界では3元のお茶も、ここで買うと10元(>_<)。水は5元。
お高いわ~ -
「百丈絶壁」。
英訳が"Thousand-meter Cliff" なので百丈=1kmってことかな。 -
砂岩峰林の形成。
石灰岩(上)と石英砂岩(下)の二層が重なって形成されている武陵源の大地。
さまざまな浸食でテーブル状の台地 → 四角い峰 → 薄い壁状 → 柱状となり、奇岩の峰林になったそうです。天波府で見た岩壁も数百万年後には柱状になるのかな。 -
それにしてもすごい人です。今日って本当に平日(木曜日)??
天下第一橋に行きたいので右方向へ。 -
絶景を見ながら進むと、
-
「天下第一橋」、見えました。
-
後ろも緑なので分かりにくいのですが、ぽっかり穴が開いていて、穴の上の部分が天然の橋になっているので「天下第一橋」なのです。
-
橋を渡った先にも行ってみたかったのですが、人が多すぎて諦めました。
-
グリーンが綺麗。
-
真ん中の奇岩は先が細くなっていて鉛筆みたい。
-
天下第一橋を写真に撮っている鈴なりの人々。私たちもさっきまで居ました。
-
亀・亀・亀。
-
多分、「迷魂台」周辺。人混みをかき分けの観光だったので記憶がイマイチ(>_<)。
展望台が上下段あるので、上から撮ると人が入って奇岩の大きさが際立ちます。 -
金網の下に広がる深~い谷。
-
アバターに出てくる翼竜イクラン。
写真を撮るために行列するちびっこの中に入る勇気はないので、乗っている子をパチリ。しっかりカメラ目線で納まってくれました。 -
イクランの後ろにそびえるのが 「乾坤柱(南天一柱)」。
-
海抜1074m、垂直高度は約150mで、頂上は草木が茂っています。垂直にすくっと立つその姿は、奇岩群の中でも人気です。
-
「后花園(後花園)」まで来ると、さっきまでの人混みが嘘みたい。
-
私はここからの景色が武陵源で見た中で一番好きでした♪
持参した こんにゃくゼリーを食べながら一休み。金髪のフォリナー達も景色見ながらランチタイム。 -
千里相会に向かって歩いていると、なにやら穴が。
-
行ってみると、この景色。
-
多分、后花園を角度を変えて見ているのですが、やっぱりすっごい絶景です!!!
-
千里相会へ続く下山ルートは、昨日の十里画廊へのルートより楽でしたが、途中で見られる絶景はあまりありません。昨日はたくさん出会った滑竿(カゴ)担ぎのおじちゃんも全然見かけなかったし、あまりメジャーなルートではないのかな。
-
渓谷に向かって歩いているので、所々で小さな花々が顔を覗かせます。苔も見え始めました。
-
観光客からもらった大きなパンにかぶりつく子ザル。
菓子パンだし、こんなの食べてたら虫歯になりそう、、、 -
マイナスイオンを浴びながら、40分ほどで千里相会まで降りてきました。
上から見ていた景色を、今度は下から見上げます。 -
「千里相会」の石碑。
-
キレイな渓谷は色んなところにありますが、見上げるとニョキニョキと連なる奇岩が見られるのはここだけ。
-
川の水はとても綺麗で、マイナスイオンが気持ちいい!
-
「金鞭渓峡谷」の石碑とパチリ。
-
このような歩きやすい遊歩道が続きます。
-
天気も良くて、本当に気持ちいい♪
-
「長寿泉」。空いたペットボトルに長寿水を汲んで帰る人もいました。
-
「夫婦対拝」。
-
金鞭渓は雨天でもステキらしいのですが、やっぱり青空はいいですね。
-
中国の西遊記の撮影場所だそうです。
色んな妖怪(?)が出てくる西遊記にはぴったり! -
後ろの岩柱と一緒に撮りたかったのですが、光の加減でうまく撮れず、、、
-
たしか、これが金鞭岩。翼を広げた鳥が鞭を持っている姿だとか。
-
昔のお金が並んでいます。
真ん中の形は、韓国ドラマの賄賂シーンでよく登場します(笑)。中国から来たものだったのかな。 -
のんびり歩いて1時間40分ほどで、老磨湾(大気[口巴]広場)に到着。
千里相会 → 老磨湾は、ツアー客があまりいないので空いていると聞いていましたが、思ったより沢山の人が散策していました。 -
張家界森林公園の石碑。
-
奇岩に金文字がかっこいい!
-
17:05、森林公園ゲートを出ました。
-
ゲート前に広場で、中国銀行のATMを発見!
ホテル代(クレジットカードが使えなかった)をまだ準備していなかったので、ここでキャッシング。
森林公園ゲートから入場する時はここで現金を用意してから入場できますね。
※入場券やロープウェイ代を購入する窓口で使えるクレジットカードは中国ブランドの銀聯カードだけ。 -
中国の高名な画家、呉冠中(1919~2010年)。
彼が1979年に香港の写真家と一緒に武陵源を訪れ、絶賛し描いたことでこの地が一躍有名になったそうです。 -
森林公園汽車站。ここに来るまでに少し冷や汗をかきました。
と言うのも、ゲート前広場からこの汽車站までの無料シャトルだと思って乗ったバスが、実は張家界行きだったのです。汽車站を通り過ぎたところで気が付いて降ろしてもらえたから良かったのですが、あやうく張家界まで行ってしまうところでした、、、バスが来た途端、待っていた人全員がバスへ乗り込み、立っている人もいたので確認しなかったのが間違いでした(>_<)。
この汽車站とゲートを結ぶシャトルバスは、武陵源内を走っているのと同じ紫ボディーにお猿の絵のバスだと思われます。 -
今度はちゃんと確認してバスに乗り込み、18:15 無事に到着。料金は10元。
張家界行きのバスが12元と看板にあったので、森林公園ゲートだと張家界からでも、武陵源からでも距離にあまり差がないようです。
このバスの運転手さん、今回の旅の中で一番運転が荒かったです、、、パッシング、クラクションは当たり前、対向車線にはみ出しての追い越しもしょっちゅう。私の席からは(幸運にも)見えなかったのですが、対向車が来ていてパッシングされまくっても、なかなか自分の車線に戻らなかったらしいです。こわ~。 -
ちょっとお腹が空いたので、ホテルには戻らず出かけます。
未央路と白鷺路の交差点付近の白鷺路側にある「福建 千里香ワンタン王」。 -
鮮肉ワンタン(10元)と魚丸ワンタン(15元)。
どちらもボリュームたっぷりで美味しかった!小腹を満たすだけのつもりが、お腹がいっぱい。オススメです! -
せっかく、武陵源の街中へ来たので少し散策することに。
トリップ・アドバイザーで張家界市1位の「唐師伝土家食府」かと思って見ていたのですが、よく見たら「唐師伝湘西名菜館」。結構にぎわっていたお店なのですが、、、 -
鳳凰でも行ったパン屋さん。
-
中国銀行と、その少し先に中国商工銀行(ICBC)がありました。この2行ならキャッシング可能だと思います。
先日、ニュースで「世界の優良企業ランキング」を見たのですが、中国商工銀行が世界1位、中国銀行が8位でした。ちなみに、日本の最高位は15位のトヨタ自動車。中国の勢いを感じる結果です。 -
店頭で民族衣装のお姉さんが太鼓のリズムに合わせて踊るパフォーマンス。
-
帰りに寄ったスーパー。
何故、飲み口を下に置くのか気になりました、、、 -
今日もたくさん歩いてヘロヘロです。
ホテルのフロントで"ガラス橋"のことを聞きたかったのですが、中国語のみのお姉さんだったので諦めて明日にします。
あっという間の5日目終了☆
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび
-
前の旅行記
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび⑤ 天子山自然保護区→十里画廊
2019/04/28~
張家界
-
次の旅行記
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび⑦ 芙蓉鎮&天門狐仙ショー
2019/04/28~
張家界
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび① 悪天候、着陸したのは楡林?!何処ここ?
2019/04/28~
西安
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび② 張家界からバスで鳳凰古城へ
2019/04/28~
湖南省
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび③ 古城朝市と中国で最も南にある長城
2019/04/28~
湖南省
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび④ 中国で最も美しい街 鳳凰古城の街歩き
2019/04/28~
湖南省
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび⑤ 天子山自然保護区→十里画廊
2019/04/28~
張家界
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび⑥ 天波府(楊家界)→哀家界→金鞭渓
2019/04/28~
張家界
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび⑦ 芙蓉鎮&天門狐仙ショー
2019/04/28~
張家界
-
2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび⑧ 天門山森林公園はA線でGo!
2019/04/28~
張家界
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
張家界(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019GW 映画アバターの世界・武陵源と鳳凰古城のたび
0
89