2019/04/06 - 2019/04/06
53位(同エリア106件中)
旅四郎さん
チュニスは1日に1度雨が降るという感じだった。この日は朝から天気が良かったのでカルタゴ遺跡、シディ・ブ・サイドを回ることにした。
4月6日(土)チュニスから電車でカルタージュ・ハンニバル駅に行き、ピュルサの丘に上りカルタゴ遺跡、ラ・マルガの貯水池、ローマ劇場などを巡った。丘を下りて海辺のレストランで昼食。アントニヌスの共同浴場、トフェと回ったが、そにで道を聞いた家族に自動車でシディ・ブ・サイドまで送っもらって、小雨の降る中を散策。シディ・ブ・サイド駅から電車でチュニスに戻る。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月6日(土)ホテルで朝食。昨日よりパンが一つ少なかった。インターネットで予約した時はバス・トイレが部屋の中にあると思っていたが、専用バス・トイレというが部屋と別の場所にあるので、部屋の中にバス・トイレのある部屋に変えてくれるよう交渉。何やかや言っていたが、結局部屋を変えてもらった。
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ホテルから歩いてバルセロナ駅に行き、メトロでチュニス・マリン駅へ行く。
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チュニス・マリン駅を午前8時48分発の電車で、午前9時18分に写真のカルタージュ・ハンニバル駅に到着。
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カルタージュ・ハンニバル駅から坂を上ってピュルサの丘を目指す。途中にあった家の入口に本物か、レプリカかわからないが遺跡の柱が使われていた。
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ピュルサの丘に着くと、サン・ルイ教会がそびえ立っている。この日は閉まっていて中には入れなかった。
サン ルイ教会 アクロポリウム 寺院・教会
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教会の隣にあるカルタゴ博物館に入る。ここでも空港のような手荷物検査があった。購入したチケットは周辺の施設でも使える共通券だった。
カルタゴ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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フェニキア人がつくったカルタゴ市の中心にあたるのがピュルサの丘。ローマによって滅ぼされ、ローマ人に支配された。
カルタゴ遺跡 史跡・遺跡
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ここは高台になっているので、チュニス湾から地中海が見渡せる。
カルタゴ遺跡 史跡・遺跡
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ポエニ時代の住居跡が発掘されている。カルタゴ博物館は改装工事中で閉鎖されていたのが非常に残念。
カルタゴ遺跡 史跡・遺跡
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カルタゴ博物館を出て、ラ・マルガの貯水池まで歩いて行く。皇帝ハドリアヌスによって建てられたもの。水道橋が美しい。
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水道橋の中は結構荒れている。水は132km離れたザグアンの泉から水道橋を使ってラ・マルガの貯水池に引いてきたもので、カルタゴにある多くの浴場などに供給されていた。
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ラ・マルガの貯水池から円形競技場まで歩いて行く。ハドリアヌス帝の時代に建設され、3万6000人の観客を収容できたといわれる。
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当時は円柱で支えられアーチの上にさらにアーチが重ねられていたようだが、石材は持ち出され、現在は基部しか残っていない。
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カルタゴ博物館の方に戻って、ピュルサの丘を下って行くと復元されたローマ劇場に出る。最盛期には1万人を収容したといわれ、現在は夏に行われるカルタゴ国際フェスティバルの会場になっている。
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ローマ人の住居を探したが見つけられず、カルタージュ・ハンニバル駅を越えて、海岸まで出る。
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ビーチに面したネプチューンという地中海料理のレストランで昼食。
ネプチューン その他の料理
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チュニジア産のセルティアビールを注文。突き出しの小魚などが出た。
ネプチューン その他の料理
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シーバスのグリルを注文。
ネプチューン その他の料理
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天気も良かったので、レストランから美しい地中海が眺められた。
ネプチューン その他の料理
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レストランを出て、アントニヌスの共同浴場へ行く。共通券で入場できた。
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2世紀にアントニヌス・ピウスによって建設され、地中海を背景に広大な共同浴場が広がる。
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2階建てで、更衣室、トイレ、温水浴場、水風呂、サウナ、プール、噴水、談話室など100を超える部屋があったという。
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柱には大理石をふんだんに使って、巨大なレリーフで飾られていた。壁にはフレスコ画、床はモザイクで敷き詰められた贅沢な造りだった。
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アントニヌスの共同浴場から少し歩いて、カルティエ・マゴンに行く。カルタゴ初期の王マゴからから付けられた名前で、ドイツの発掘隊によって発見された住居跡。
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電車でカルタージュ・ピュルサ駅に行き、古代カルタゴの港を見ながらトフェに向かう。
古代カルタゴ軍港と商業港 史跡・遺跡
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トフェの周りは民家が立ち並び、グーグルマップを見て行くと裏口に出てしまった。入口まで行って料金を払って入場したが、後で共通券で入場できたようなので残念。
トフェ 史跡・遺跡
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カルタゴでは幼児を殺して神に捧げるいけにえの習慣があり、敷地内には多数の小さな墓が並び、幼児の骨が入った骨壺が発見されている。ポエニ時代には墓場で、火の神パール・ハモン神と天と豊穣の女神タニト神が最高神として祀られた聖域だった。
トフェ 史跡・遺跡
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右端の石碑には水平線で区切られた三角と丸の「タニトの印」と呼ばれるものがある。古代カルタゴの人々が信仰した神であった。タニトは、ローマの支配下においてもその信仰は生き延び、現在のチュニジアでも、豪華客船や、タバコの名前をはじめ、町の至る所で見られる。
トフェ 史跡・遺跡
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トフェの端にあるローマ時代のアーチ状の天井を持つ地下室で、穀物倉庫として使用された。中には石碑が並べられている。トフェを出て、近所の人に道を尋ねていたら、自動車で送ってやるということになって、シディ・ブ・サイドまで乗せてもらった。
トフェ 史跡・遺跡
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チュニスから北東に17㎞にあるシディ・ブ・サイドは真っ白な壁にチュニジアンブルーが映えるチュニジアでも最も美しいといわれる町。坂を上って、写真のダール・エル・アンナビに行く。
ダール エル アンナビ 博物館・美術館・ギャラリー
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富裕層の個人邸宅を再装飾して一般公開したもの。18世紀に建てらたもので、20世紀までのシディ・ブ・サイドの家族の暮らしの一場面を人形を使って再現している。
ダール エル アンナビ 博物館・美術館・ギャラリー
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中庭にはブーゲンビリアやジャスミンが咲き乱れ、優雅な生活がうかがえる。
ダール エル アンナビ 博物館・美術館・ギャラリー
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美しい模様のアンダルシア風タイルが部屋の各部に使われている。
ダール エル アンナビ 博物館・美術館・ギャラリー
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手書きの文章や写真が展示された小さな図書室や伝統衣装を展示した部屋もある。
ダール エル アンナビ 博物館・美術館・ギャラリー
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ダール・エル・アンナビを見学jしている時、急に雨が降り出した。小雨になったので町の散策に出かける。
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小雨の中を石畳の坂道を歩き、白壁の家並みを通り過ぎて地中海が見えるポイントに向かう。
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カフェ・シディ・シャンバーンの前の小さな公園からは美しい南地中海に面するヨットハーバーやビーチが眺められる。
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散策の休憩で入ったカフェでミントティーを注文。ピニョンというと松の実を入れてくれる。
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シディ・ブ・サイド駅に行き、電車でチュニスに戻る。レストラン・カフェ・ド・パリで夕食。
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スパゲティを注文。
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