東回り世界一周(6) サントメ・プリンシペ

2019/05/02 - 2019/05/04

GWの10連休で世界一周旅行。アメリカ、ハイチ、バハマ、オランダ、サントメ・プリンシペ、ポルトガルの6ヶ国を訪れました。
年末年始に西回りで世界一周しましたが今回は逆の東回り。年末年始に使った航空券の残りも含む9枚の航空券を組み合わせて、今回も３大アライアンスを全て利用しました。

5ヶ国目はサントメ・プリンシペ。西アフリカのギニア湾に浮かぶサントメ島とプリンシペ島から成る小さな島国です。フライトが週3便しかないためサントメ島に2泊し、1日目は首都サントメを散策、2日目はサントメ島南部に行ってみました。

＜旅程＞
【1日目(4/27土)】
　中部7:40→成田8:55（NH492）
　成田11:00→ワシントン(IAD)10:40（NH2）
　ワシントン泊
【2日目(4/28日)】
　ワシントン(DCA)6:15→マイアミ9:02（AA1178）
　マイアミ10:34→カパイシャン12:39（AA2732）
　ミロー泊
【3日目(4/29月)】
　カパイシャン13:15→プロビデンシアレス14:00（JY212）
　プロビデンシアレス16:10→ナッソー17:50（JY270）
　ナッソー泊
【4日目(4/30火)】
　ナッソー6:27→マイアミ7:25（AA4458）
　マイアミ14:35→アトランタ16:32（DL924）
　アトランタ17:32→
【5日目(5/1水)】
　→アムステルダム8:05（DL72）
　アムステルダム19:45→リスボン21:50（TP671）
　リスボン泊
【6日目(5/2木)】
　リスボン9:45→14:25アクラ15:15→サントメ16:55（TP1529）　
　サントメ泊
【7日目(5/3金)】
　サントメ泊
【8日目(5/4土)】
　サントメ19:35→21:15アクラ22:15→
【9日目(5/5日)】
　→リスボン4:40（TP1528）
　リスボン14:20→ミュンヘン18:20（LH1791）
　ミュンヘン21:25→
【10日目(5/6月)】
　→羽田15:50（NH218）

エリア サントメ(サントメ・プリンシペ)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

16:50頃、サントメ国際空港に到着。

サントメ国際空港 (TMS) 空港

日本人は短期滞在ならビザ不要。イエローカードの提示を求められ、目的、滞在日数、宿泊先などを質問されました。

17:05頃には外に出られました。
事前に宿に送迎を依頼していたので、他の客を30分ほど待って送迎車で宿へ。片道7ユーロ。

15分ほどで本日の宿「Sweet Guest House」に到着。
2泊で87ユーロ（バス・トイレ、エアコン付）。綺麗で快適に過ごせました。wifiも良好。

宿でユーロを現地通貨ドブラに両替してもらい（レートは1ユーロ＝24.5ドブラ。1ドブラ≒5円）、夕食を調達に街へ。サントメの中心部までは徒歩10分程度。宿のスタッフによると、夜でも特に危険ではないとのことでした。

飲食店があまり見当たらず、ピザにしました。30ドブラ×2枚で60ドブラ（≒300円）。

宿の外観

翌朝は7:45頃からサントメの街歩き。宿の前はこんな風景。

ほんの少し歩くと幹線道路。
沿道のお店で朝食にパンを購入。6ドブラ（≒30円）。

サントメの中心部。黄色いタクシーがたくさん。

中心部の市場「Mercado Velho」は凄い混雑

魚屋が多かった。

アフリカでよく見かける路上の靴屋

道端にも露店が並ぶ

中心部のもう一つの市場「Mercado Novo」。
こちらはそれほど混んでいませんでした。

八百屋さん

建物の外にも露店

教会の右の建物に大きなスーパーが入っていました。水は1.5リットルで15ドブラ（≒75円）。

サントメ中心部の風景

利用する機会がありませんでしたが、乗り合いのバン。

少し歩くと、サントメ大聖堂

聖堂内

大聖堂の隣には、大統領宮殿

大統領宮殿の横に何かのオブジェ

海に出ました。

海沿いの建物

船の残骸？

美術館？

海辺の要塞に行ってみました。

内部は国立博物館となっていて、入場料50ドブラ（≒250円）。

要塞の上には灯台

伝統的な美術でしょうか。

要塞から海側の景色

要塞前には、オベリスクとどなたか3名の像

要塞内の博物館

首吊りの画。。。

亀

要塞

植民地支配していたポルトガル人の食卓でしょうか。

民族楽器？

キリスト教関係の展示も。

要塞を後にして、海沿いを南へ。

海辺で子供たちが遊んでいました。

声を掛けてきた現地の若者たちと写真撮影。外国人が珍しいのでしょうか。

沿道の建物

海岸には火山岩らしき岩

ポルトガル大使館

Maps.meに載っていた要塞に行ってみたら、ホテルの敷地内にありました。

Pestana Sao Tome ホテル

プール付の高級そうなホテル

要塞の少し先に進むと、座礁船が見えました。

座礁船。この先には特に見所がなさそうなので、引き返しました。

道端に山羊

どなたかの像が立つラウンドアバウト

Parque Popular

大統領宮殿

サントメ中心部に戻ってきました。

古そうな建物

独立広場

倉庫でしょうか。

海沿いの広場で青空市場

サントメ市街

市場前の露店

昼食も前夜と同じお店になってしまいました。

キッシュ（25ドブラ）とエッグタルト（20ドブラ）

暑いので食後にアイスクリーム（30ドブラ≒150円）。
ちなみに、この日の夕食もこのお店のピザでした。。。

昼頃にはサントメの街歩きを一通り終えてしまい、暑いので一旦宿に戻ってしばし休憩。

宿の3階テラスからの景色

休憩後、特に当てもなく適当に街歩き。

サントメ・プリンシペの国旗模様の柱

海沿いを歩いていると漁船？が並んでいました。

漁船に群がる人々

外でトランプに興じる現地の人々。

再び市場に立ち寄ってみました。

翌朝、ピザのお店の隣で朝食にソーセージ入りのパンを購入。20ドブラ（≒100円）。

この日は宿で手配してもらった車でサントメ島の南部へ。
宿で案内していたツアー（55ユーロ）は最少催行人数2名で他の参加者がいなかったため、やむなく車をチャーターしました。82ユーロ。
8時発の予定が遅れてきて8:30頃に出発。

沿道の民家。安上りなので木造住宅が多いらしい。

8:56頃、橋の上でショートストップ。

川で人々が洗濯をしていました。

川岸には干された洗濯物

9:00頃、「Roça Água Izé」という植民地時代のカカオのプランテーション。

プランテーション関連の建物群

車で急な悪路を上ると、かつて病院だった建物。中に入れました。

病院からの景色

「Bread fruits」の実。パンのような味らしい。

9:23頃、「Praia das Sete Ondas」というビーチ（Seven waves beachという意味）に立ち寄りました。

10:13頃、道路の先に「Pico Cão Grande」（Big Dogピークという意味）が見えました。

今まで見たことのない独特の形の山。標高663m。
火山のマグマが固まって形成されたらしい。

急で登るのは難しそう。なんと日本人が最初に登頂したらしい。

サントメ島南部は舗装の状態が悪い箇所や、未舗装路も結構ありました。

10:53頃、「Porto Alegre」という漁村を通過。

その先は悪路になりました。倒木を避けるために崖ギリギリを走ったり。。。

11:02頃、「Praia Cabana」というビーチ。海の向こうに、赤道記念碑のあるロラス島が見えました。

11:23頃、「Praia Jale」というビーチ。ここで来た道を引き返しました。

11:45頃、脇道に入って「Praia Piscina」というビーチ。

火山岩の岩場の上を歩いてしばし散策

波が荒く、上段に打ち上げられた海水が流れ落ちて滝のようになっていました。

反対方向に行ってみると綺麗な色の海

ビーチで遊んでいた現地の方に案内されて先の方まで歩いてみました。

このビーチには25分ほど滞在しました。

悪路で現地の方が崖崩れを補修していました。

南部から戻る途中、銃を持って狩猟をしているらしき人が何人かいる場所がありましたが、バイクの後ろに仕留められた猿。。。なんと食べるらしい。

ちなみに、写真を撮れませんでしたが、南部では道端で豚をよく見かけました。

13:04頃、小さな集落で車を降りて河岸に下ると、、、

「Casada de Pesqueira」という滝。

道路脇に洗濯物が並べられている光景もよく目にしました。

13:59頃、「Boca do Inferno」という海岸。

断崖のような海沿いをしばし散策

向こうには小島も見えました。

打ち寄せる波が激しい。

岩がアーチ状になっている所に波が繰り返し押し寄せていました。

上の写真と同じ場所が波をかぶった状態

岩が保護色になって分かりにくいですが、岩場に蟹がたくさんいました。

30分ほど滞在してこの海岸を後にし、サントメに戻りました。

ネットをするために宿に少し立ち寄ってもらった後、15:22頃に空港に到着。

まだ空港ターミナルが開いていなかったので、付近を歩いていると、本物らしき飛行機の機体が置かれたレストランがあったので、入ってみました。

建物の内部にまで機体が侵入。
外は暑いですがエアコンが効いていて快適でした。

昼食を食べ損なっていたので、残っていたドブラで食べられるものを探し、オムレツ（120ドブラ）とサンドイッチ（50ドブラ）を頂きました（合計170ドブラ≒850円）。

16:45頃にチェックインカウンターがオープン。
17時半頃になると外まで続く大行列となり、なかなか進んでいませんでした。

サントメ国際空港 (TMS) 空港

フライトはとても少なく、他にはアンゴラ、ガボンなど。
ちなみに、リスボンまでのチケットを探した際は、TAPよりも、アンゴラで半日ほど乗継時間のあるアンゴラ航空の乗継便の方が安かったです。ビザ取得が面倒だし治安も悪そうなので回避しましたが。。。

搭乗待合室は狭く混雑。wifiなし。

TAPのアクラ経由リスボン行きはスタアラ塗装。

自分の座席をおばさんが勝手に占拠してなかなかどいてくれず厄介でした。
リスボン行きは19:45頃に出発。

経由地のアクラまでのフライトで提供された軽食

経由地のアクラで1時間ほど駐機し、再出発約1時間後に機内食。

（リスボン編に続く）