北京の純真　vol.３

2011/08/18 - 2011/08/21

＜天安門広場ー天壇公園編＞
今年の夏は北京へ行こうときまったのは６月になってから。
夫との旅はいつもきまぐれ・きままです。
今回のタイトル、”純真”は真面目に頑張る人民達への賛美を込めて！！

神武門出口から押し出され　堀にかかる橋の上では人民もひと時の休憩・・・
人ごみが疲れるのは人民も同じなんだね♪

エリア 北京(中国)

ここで、夫が「天安門広場へ行こう！」って朝乗ったバス停へ急ぎます。
国旗掲揚台は朝の５時に国旗が掲揚されるときに人民がたくさん集まるらしい・・・
（夫はそれが見たかったらしいが、滞在中は早起き出来ず、残念ながら没！）

人民英雄記念碑って、何の意味があるのか？ぜんぜんわからないけど、この前に集う人民達。
天安門広場って日本人にはあの、民主化を叫んで若者達が戦車でひき殺された事件が痛ましく心に残る場所ですが、、、人民はその事をよく知らないようですね。
ただ、国の中心であるこの場所に来て、うれしい♪って感じで記念写真を撮ったりしてました。

ここが人民大会堂。
日本のニュースでもお馴染みの場所なんで、見学しようと入場チケットを買いに窓口に行ったのがちょうど１３時。
折りしもアメリカの副大統領が訪中してて、午後からは見学中止ですって！
目の前でチケットオフィースの鉄の扉がガン！ガン！ガン！って降ろされたよ☆
夫、ガックリ！！
私、ガハハ～！！

こういう時は、美味しいものを食べて気分一新だよ～♪
ってタクシーでやってきたのがレトロな雰囲気の炸醤麺のお店。

「老北京炸醤麺大王」

「老北京炸醤麺大王」

レトロな店内では、店先の大鍋で肉味噌を炒めてます。
地元の人がグループでたくさん来るので昼時は番号札を渡されて待つことに・・・。
中国語で番号を呼ばれてもわからない！って言うと店の中で待たせてくれました。

メニューは写真と英語があるのでわかりやすいです。
人民と共に名物の炸醤麺をすすりながら一杯飲みましょう。「ビーンダ」でひえひえのビールがやってきます☆

ジャージャー麺（１２元）と一緒に注文したトマトと卵のあんかけ（１２元）がすごくおいしかった☆もちろん、ビールも一緒に♪

お財布にも優しいこのお店は天壇公園の近くです。

地元の家族連れが訪れる人気店。
昼時は番号札を渡されて席が空くのを待ちます。
下の席で食べていた親子の姿が可愛くて１枚撮らせてもらいました。
子どもの可愛さは万国共通ですね☆

入り口には次々とお客さんがやってきて、係りの人がテキパキとテーブルに振り分けていくのです。
店員さんもたくさんいて若者達がテーブルの間を忙しく動き回ってました。

さて、このお店から地下鉄５号線で一駅（磁器口ー天壇東門）行くと天壇公園の東側の入り口に隣接してます。
チケットオフィースもちゃんとあります♪♪♪
すごく広い園内。
故宮よりずっと広いので人はいっぱいいるけどゴミゴミした感じがなくてたくさんの木が繁ってる。
落ち着く雰囲気です。
公園内では人民が思い思いの休日を過ごしてました。
七十二長廊では熱戦中！！
中国版将棋っていうところですね。
群がってるのは当然、おじさん人民ばかり！

北京といえばガイドブックの表紙にも使われるような超有名スポットの祈念殿
明の時代に出来、皇帝が正月に五穀豊穣を祈ったらしい。

天と地上を結ぶ場所。
方形の台の上に３段の円形で表された建物が圧倒的な存在感で迫ってくる。
1本の釘も使っていないこの建物は世界遺産。

天壇公園の一番北に位置する建物なので、できれば南から入り、一番最後にココを見たかったかもしれない・・・（笑）

天壇公園の一番奥にある祈念殿から南へ歩くと皇穹宇という建物。
ここも美しい円形の建物だが、人気なのは壁なんです。
壁は回音壁と言って、回廊の端で話すともう一方の端まで声が伝わるというもの。
お父さんと子どもがやってましたが、確かによく響いてました。
こんなに人がいるのにね♪

そして、そのまま南へ行くとかん丘壇（カンキュウダン）
３段の円形基壇からなる祭壇。
天壇で最も重要な意味を持つ聖地。ってガイドブックに書いてあるよ。

で、ここは全てが９の倍数になってて最高の陽数らしい！
そういえば階段はどこも全部９段だったし！

↑の丸い石がこの場所の中心なんですが・・・
みんな乗る!
私も乗ってみる！！
何もない・・・・（笑）
この石の上で声を出すと周囲の壁に反響して天の声が聞こえるそうだ！
でも声を出してるひとはいなくて・・・
ただ、乗る！！

ここから皇穹宇や祈念殿を眺めるのも美しいよね～☆

南側の入り口から振り返ってみました。
やっぱりこっちから入るべき！って思います。ハイ♪

さて、時刻は夕方ラッシュ時・・・
南門の前を走るタクシーはみんな乗ってる・・・。
かといって地下鉄はかなり遠いし、疲れたし！

って思ってたらバス停があったわ！
路線バスには番号が振ってあり、バス停には路線ごとに停留所が全部書いてある。
ガイドブックの地図を見ながら、方向的に合ってるバスにとりあえず乗ってみよう♪
だいたい運転席の側には車掌さん。
懐かしい感じで次のバス停の名前を言ってくれる。
乗客はボタンを押して降りる事を伝える。
料金前払いで１元

６１４路のバスはちょうど来た道を通って崇文門が終点らしいので乗ってみた☆
終点はトロリーバスの発着所にもなっている交通の要所だった。
近所にはおいしそうな果物屋さん。
そろそろおなかも空いてきたぞ～!!

地下鉄でホテルまで帰ってきました。

ホテルの近くも大渋滞。
北京の夕方はタクシーが拾いにくい事を心得ておかねばなりませんね。

今日も汗を流してから食事に行きまーす☆

まぁー！夕方タクシーはいないですよ！！
ホテルの前から乗ろうとしても３台くらい拒否される始末。
理由は多分近すぎるからだね・・・

で、足も棒になってるけど地下鉄に乗るわけね。
はっきり言います！観光客は地下鉄に乗れ☆
ラッシュ時にはマナーおじさんとマナーおばさんが黄色い服着て拡声器で呼びかけてるからちゃんと並んでます。

ただね～、、、乗換えがかなり歩くのよ。
乗り換え２回以上あると思ったら迷わずタクシーか、バスにしてくださいね。

たま～に↑のような動く舗道もあるけど、ほんの一部です。
エスカレーターも全てにあるわけじゃないからね。

で、これから私達は最後の夕飯なんですね。
疲れたので近所で探そう！ってガイドブック検索。
ちょっと、張り込んでオサレなところで食べちゃう？？みたいな。
王府井のホテルグランドハイアットで飲茶やってるみたいよ。
歩き方情報です。

さすが、落ち着いた雰囲気のコンコース。
”中国人は噴水がお好き”

Ｂ１にあるノーブルコート「悦庭」っていう広東料理のレストラン
メニューを渡されて、、、
「ない！」
「飲茶が、ない！」

聞いてみた。
さすがに英語は通じる♪ヨカッタ！
「すみません。飲茶は昼だけのメニューで夜はやってないんです。」
だって・・・。トホホ・・・・。
仕方ない。。。

英語と中国語のメニューではイメージが全くわかないんですね。
時間がかかってる私達の元へ男性の給仕係りがオーダーの手伝いをしてくれるって！！
そこで、私のオーダー
「ずっと肉ばかりだったから魚が食べたいのよ。エビはある？」
「前菜ですが、あっさりしたエビと青菜でいかがでしょう。」

「あとね、なんか野菜ある？」
「アスパラのにんにく炒めはどうでしょう。」

「あとスープ。オススメは？」
「このかぼちゃのスープは評判です」

「何か、麺かライスはお付けしますか？」
「やきそばがいいな。」
「では、ビーフンをご用意しましょう」
ってな感じのなんちゃって英会話で事なきを得ましたよ～。
ヤレヤレでございます。

私達の食事にビールは外せないアイテム♪
あっさりした広東料理は箸がすすみます。
ビールだってガンガン飲みまくるわ☆

ココのお料理、全部超美味しくて☆☆☆
口に合うさっぱり系だったので大満足♪でした。

さすが夜になるとタクシーは近場でも行ってくれるんです。
酔っ払い夫婦は気分よ～く、ホテルへ戻ってきました。

が、ふと目を左にやるとラウンジがキラキラしながらおいでおいで！と呼んでいる～♪

最後の夜ですから!もう１杯いきましょうか？
夫はスコッチをロック
私はソルティードッグ

ほろよい夫婦はＢ１にあるスパでまたまた足のマッサージを受け、やっと本日の業務終了です。

でね、お世話係の崔さんから安否確認の電話をもらったんで聞いてみましたよ
ご迷惑カップル＝よしださんのその後！！
電話で話して「送迎がいらないなら”離団書”にサインをしてください。」って言ったら
「はぁ～？！」って逆切れして電話を勝手に切られたって・・・。
んもー！！最悪なヤツでしょ。
ムカツクあなたにこんな癒しを・・・

今日のワンコ（北京編）
中国と言えばチャウチャウだよねー☆
ご主人様とお散歩中にカメラを向けたらポーズをとってくれたおりこうさん。

こちらは、四合院の立派なお宅に飼われていた看板犬。
プライドも高そう～♪

と　まあ、３日目終了でございまーす！！
次は最終日ですよ～♪