北京の純真　vol.1

2011/08/18 - 2011/08/21

＜前門・京劇・慕田峪長城・頤和園＞
今年の夏は北京へ行こうときまったのは６月になってから。
夫との旅はいつもきまぐれ・きままです。
今回のタイトル、”純真”は真面目に頑張る人民達への賛美を込めて！！

２０１１年８月１８日・東京の最高気温＝３７℃
暑くてやってらんなぁ～い！って気分で出国。折りしも高校野球で地元勢が甲子園で汗を流しているさなかのフライトでした。

エリア 北京(中国)

３人がけのお隣には埼玉からのマダム。機内では北京談話や免税オススメ品などのおしゃべりに花が咲き、あっというまの４時間でした！
（こういう時にだれとでもすぐに仲良しになれるのがマダムの特技＝楽しさも倍増♪）
と、程なく眼下には北京の街が見えてまいりました。

今回利用したのはフライト＋ホテル＆空港送迎付きのパッケージツアーで、往き午前便・帰り午後便を指定してあります。
北京国際空港のターミナル３に到着。
めちゃくちゃひろい～～！
歩く→シャトル→歩く→通関→荷物→で、やっと出口。
到着から４０分、出口にはお迎えの崔さんが笑顔で待っていてくれました。
「ニーハオ！北京♪よろしくね～。」

で、もう一組同じ便で到着のよしださんを待つことに・・・
こない・・・
私達はバッゲージエリアまでならパスポートを見せて戻る事が出来るので、それらしき人物を探しに行ってみたけど、もう誰もいないよー！
規定で１時間半探して、待って居なかったら行く事になってるんだって。
で、我々も１時間半、空港で足止め。

人でごったがえしてる空港到着ロビーのイスに座って待ってる間、崔さんは出発ロビーまで探しに行ったり、会社やホテルに電話で確認したりおおわらわ！！！
で、とにかく連絡もつかないので行きましょう♪

って思ったら北京名物の大渋滞にはまって、市内まで１時間半。
っとまあ、なんだかんだトラブリながらやっとの到着。

今回のホテルニューオータニ長富宮です。

日本語のサービスはフロントに数人っていう感じですが、ホテル３階にＪＴＢと同じ場所にＪＣＢカウンターも併設されているので何でもそこで相談できちゃいます。
部屋は古さは感じられるものの、機能的で清潔感もあり、ベッドメーキングは１日２回入ります。

部屋のコンセント、何でもＯＫタイプです（笑）
とりあえずどっかに入れば大丈夫！

朝食には日本食も並び、問題ありません


ホテルの部屋まで一緒に上がってきていろいろ説明をしてくれる崔さん。
「じゃあ、ありがとうね♪」ってお別れして。。。
荷物をほどき一服してから１日目の観光へしゅっぱ～つ！

ロビーに下りてコンシェルジュに翌日の長城までのタクシーチャーターを交渉してたら、そこへ、再び崔さんが登場！！！
へぇ～！まだいたの？？
コンシェルジュの値段は８００元だって・・・高いよ！しかも英語しか話せないし！
って思ってたら崔さんは「６００元で。」って言ってくれたから、それでいいや！
事なきを得て、ここで本当に崔さんとバイバイ♪

地下鉄駅までは徒歩５分。
そうだった！セキュリティーチェックは上海と同じ。中国はみんな厳しいよね☆
そして思い出しました！中国人民は並ばない☆
郷に入れば・・・で我先に乗車の地下鉄２号線。
で、やってきました。一大観光地の前門

これが前門って紫禁城への門のひとつ。
ちなみに門はいっぱいあるんだけどね。
前門が一番外側かも！
ここは１７時には閉鎖です。
門番に「あっちへ行きたい！」って言ったら「ぐるっと廻れ！」みたいなジェスチャーされて追い返されたよ・・・。
で、ぐるっと廻って歩行者専用のショッピングストリートになってるところへ。

夕方５時の前門。人民がいっぱい！！
とにかく、湖広会館前に１９時待ち合わせなのでそれまでに観光して腹ごしらえも済ませなければなりませんね～。

前門の歩行者街はお土産やさんもいっぱいあって、レトロ北京の雰囲気を再現してあるおもしろい通りです。
そこから１本道を折れるとかなり下町っぽい雰囲気で店先で火を起こしたり、食べ物を切ったりしてる庶民のお店が並びます。

安宿が多く、欧米人をたくさん見かけました。

京劇を予約してある湖広会館の近くにあったお店
山西料理の晋陽飯荘へ行ってみました。

ここでは刀削麺を食べました。
麺は大小を選びます。
そして、スープを選びます。
私達は大の麺にきのこと豚肉のあんかけスープで頂きましたがとって～～も美味しかったです☆
もう一度食べたいおいしさでした。
他のメニューもいろいろあって、地元の方々がグループで訪れる人気店です。
メニューには写真と英語の表記があります。
英語の話せる女性がいました。

やってきました。
本日のメインイベント
京劇鑑賞！！！
日本から湖広会館をネットで予約してあります。（中国旅行達人）
会館の前には名前を持った係りの人が待っていて私達を案内してくれました。

３００元の一番高い席は舞台のまん前。
お茶と果物やお菓子がついてます。

３０分前に到着し、京劇の会館の雰囲気を味わいつつ、お茶を飲みながら開演を待つ。
っていうのもなかなか雰囲気があっていいんじゃないですか？

演目はふたつ。孫悟空はアクションが見ごたえがあり、もう一つの恋愛物はコミカルで楽しい作品でした。

ってな感じの一日目終了です。

よしださ～ん、どうしちゃったかなぁ～


京劇を見に行くって決めた時からいろいろ調べましたが、昔の人たちが鑑賞していたような劇場で同じ雰囲気の中で京劇を味わってみてはいかがでしょう。

古くは茶館の要素も強かった「京劇会館」
人々が集って楽しむ場として、親しまれてきました。
一番上等なお席で３００元。
中国の文化を生で体験してみてください♪

京劇を見てホテルに戻り、ヤレヤレ！
とそこへ部屋の電話が鳴った？？
怪訝な想いで受話器を取るとお世話係の崔さん。
「どーでしたかぁ～？京劇、よかったですか～？」
って夜なのにハイテンション♪
で、聞いてみたよ。よしださん・・・
「ホテルにチェックインしてました。よかったです！」と崔さん。
人事ながらホッとする私達・・・
ひとがいいんだから！
そして、翌日の細かい打ち合わせをして、就寝ｚｚｚｚ

二日目

ニューオータニの朝食は朝５時からオッケー。
１Ｆのレストランでバイキング。
ただ今の時間まだ６時前です！
さすがにレストランも空いてる～

洋食・中華・和食とあります。
麺や卵はシェフが作りたてをサービスしてくれます。

そして、６時半、玄関を出ると教えてもらっていたナンバーのタクシーがちゃんと待っていてくれました。
北京の平日（金曜日）に長城へ行く時は朝の渋滞にかかるとかなりヤバイらしい・・・
渋滞のピークは８時頃なのでその時間を避けるが懸命。
長城も早朝なら空いてますし！多分山だから、景色もきれいに見えちゃう☆

で、市内の近くには長城が５ヶ所くらいあるのね。
混雑でも有名な八達嶺長城や穴場の慕田峪長城・・・・
私達は空いてて穴場。そして、整備もちゃんとされてる慕田峪長城をチョイスです☆

慕田峪長城は夏の間は東直門から路線バスでも行けますが、かなり時間がかかってしまう。
タクシーでも片道１．５時間でした！

ロープウェイの片道チケットと入場券をチケット売り場で買います。

まだ、人もまばらで店も閉まっている静かな山で８時にはロープウェイとリフトが動いてました。

登りはリフト・ロープウェイ・徒歩から選べます。

体力的に楽な順

①ロープウェイで長城まで行き右方向に１時間の下りの後、リフトかスライダーで降りる。
　（スライダー面白そうでした！今度はアレに乗ってみた～い♪）
②リフトで長城まで行き、左方向に１時間の登りの後、ロープウエイで下りる。
③体力に自信がある方はリフト横の遊歩道入り口から徒歩で登り、長城へ・・・
　　好きなだけ歩き回る！！

朝はまだ涼しいしココは山合いなので、空気も澄んでいて景色もきれいに見えるので、オススメは朝か、多分夕暮れの一瞬ですね。

おじさん人民は何故か暑いと上半身を脱ぎたがる！！
しかも、揃って腹回りに肉がたっぷり～☆
長城で見かけた裸のおじさん人民。数えたら９人もいたわ♪

そしておばさん人民は何故かパジャマのような上下同じ柄の服を着てる人が結構いる。
小さい子も同じ柄の服を着ていた。
かなり目立つ。。。
迷子対策？？って事で理解しておこう☆

八達嶺長城より行き方は限られるものの、混んでないし、歩きやすいし、大変オススメの長城です。
登りはリフトとロープウェイがあります。
登って１時間歩いてまた乗り物で降りてくれば楽に長城が楽しめる

朝早くに行く事をオススメします。
長城だけの往復＋高速＋駐車場を黒タクシーのチャーターで６００元でした。

１時間のトレッキング、人もまばらで歩きやすく気持ちがよかったわ～！
下りはリフトをチョイスよ♪

でも隣にはスライダーが・・・
キャーキャーたのしそう～
今度アレに乗りたい！！

超簡単に堪能しちゃった万里の長城。
午前１０時前の駐車場付近にはもうたくさんの人だかり。
お店も開店して賑わいはじめてました。

タクシーに戻って運転手さんと合流。
北京市内へと戻ります。

今日はこの後、西太后の夏の離宮だった頣和園を目指します。

タクシーの運転手さんとは往復３時間のお付き合いです。
言葉は当然全く通じません。
でも、ジェスチャーやアイコンタクト。そして笑顔は万国共通！
途中、北京語で話しかけてくれた内容はだいたいわかったし、こちらが日本語で話す内容もきっと伝わっていたみたいです♪
↑道路をふざぐヤギの群れ・・・
ヤギさん達優先で車はみんな止まって群れの移動が終わるのを待ってます☆
お互いに苦笑いで車内も和気藹々です。

そして、頤和園の東宮門で降ろしてもらってバイバイ～♪
まぁ～！！すごい人・人・人

＜夫との約束＞
もし迷子になったら・・・１７時にホテルで待ち合わせ。
それまではお互い自由行動！！
HAHAHA!!　Time Is Money　だよ～ん

園内もすごい人。
もちろんトイレも！
トイレの表示はあるんだけどなかなか見つけられないマダム・・・
やっと探し当てた先には長い行列が・・・
仕方なく並んでやっと個室が見えるところまでやってきてびっくり！
個室の手前の方で次に空くのを待ってるとどんどん奥の方の個室前に陣取って先に入られちゃう。
そして、用を足し終わった人民は知り合いや仲間を呼び寄せて「ココに入れ！」みたいなアクション。
後の方から仲間が「通してよ！」みたいにわめきながらぶつかりながらやってきてその個室へと吸い込まれていく・・・
仁義なき戦い・北京編だよ！！

で、何とかスッキリしたので、人ごみの中を昆明湖岸にある長廊を歩きながら仏香閣を目指します。
↑あの山のてっぺんにあるのがそうです。
一日２回の山登りは日本でもやりませんが・・・
がんばりますっ！！

西太后が自分の誕生日を盛大に祝ったという排雲殿

黄色の瓦がとても美しい建物です。

正殿を中心に左右に耳殿を配してそれぞれが回廊で結ばれてます
お隣はこのあと行った蘇州街で字を書くおじいさん。
雰囲気あるでしょ♪

仏香閣からの眺めもまた美しい万寿山区の景色です。

そしてそのもっと奥に行くと万寿山の頂上にはチベット仏教建築の智慧海
建物の表面に１１１０体の仏像がはめこまれています。
スゴイ！の一言☆

さて、一山越えて降りていくとそこは蘇州街
乾隆帝が蘇州の街を大変気に入って再現した街らしい。
確かに蘇州に似ているが・・・
どんだけお金持ちなの～～？？

現在は土産物屋さんや飲食店になっています。

おなかが空いた私達、「ここで何か食べていく？」って一軒の飲食店に入ったが・・・
ヤキソバ１５元＋ジャージャー麺１８元。
で、後からお姉さんに勧められたジャスミンティーが２個で６０元！！？？
何で？値段設定違うんじゃないですか～～？
ってお支払いの時にやっとわかった私達もかなり間抜けでございました（笑）

この時期水辺には美しい睡蓮がたくさんの花を咲かせていました。

北門から出ると地下鉄の駅がそばにあります。
じゃあ、買い物に行きましょう♪

この旅行記へのコメント （2）

• ヨーロッパ旅行の達人さん 2019/05/15 10:42:24

  はじめまして＾＾

  万里の長城すごいですね！
  やっぱり高い、長いですね。
  こんなところに道を作る中国はやっぱり普通じゃないですね～
  お食事もおいしそうです＾＾

  ころちゃんさん からの返信 2019/05/20 21:40:10

  Re: はじめまして＾＾

  はじめまして！
  コメントありがとうございます！
  万里の長城って長いしすごくいろいろな場所があるので調べた結果、せっかく行くならココでしょ！っていうルートを見つけられて良かったです！
  北京のご飯は日本人目線で普通の所なら大丈夫です☆
  今後ともよろしくお願いします！