2019/05/10 - 2019/05/11
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Fuyuyamaさん
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ゴールデンウィーク明けの平日、カメラ仲間3人で新潟県の十日町へ出かけた。狙いは農村の原風景として多くのカメラマンを魅了してきた棚田だ。十日町市には松代地区や松之山地区を中心として「日本の棚田100選」に選ばれた棚田が点在し、四季折々に美しい景観が楽しめる。特に田植え前のこの時期は一面の水鏡が期待できる。
また、十日町といえば「美人林」と呼ばれるブナ林でも有名。樹齢100年ほどのブナ林は、そのすらりとした立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになったとのことだが、今回はここにも足を伸ばす予定だ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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写真撮影は夜明けが勝負。日の出に間に合うよう自宅を午前0時に出発し、現地には4時30分前に到着。最初の撮影地に選んだのは「星峠の棚田」。ここは、NHK大河ドラマ『天地人』のオープニングでも使われた人気の棚田だ。
平日の早朝にもかかわらず、既に数十人のカメラマンがスタンバイ。日の出時刻を待っている。 -
午前4時50分、遠くの山の端からオレンジ色の太陽が顔を出した。
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イチオシ
十日町市を代表するこの「星峠の棚田」には、大小様々な約200枚の棚田が斜面に広がっている。
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雲海とまで言えないが、谷の奥や田んぼの上にはうっすらと霧が棚引いている。
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場所を少し移動。かなり下の方まで棚田が続いている。
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イチオシ
水鏡が周りの木々を映し出す。
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次に向かったのは「儀明の棚田」。ここは国道253号線の脇にあるので、車でのアクセスは簡単だ。
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この「儀明の棚田」は、満開の山桜が水鏡に映り込む時期がベストシーズン。今年は4月30日に満開を迎えたとのこと。なお、この棚田のベストアングルポジションは数少ない西向き。夕方に再訪し夕景を狙うことにする。
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儀明から車で約5分、次の撮影地「蒲生(かもう)の棚田」へ向かった。時刻はまだ7時前。しかし、既に陽は高くドラマチックな光は望むべくもない。この棚田は、朝霧が発生しやすく、朝日がきれいに映る棚田として知られており、杉林から漏れる朝日の光芒や棚田の水面の反射など朝霧が醸し出す幻想的な風景は、季節や天候によって毎回違った表情を見せてくれるとのこと。明日の朝は、ここで撮影することにする。
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周りを見渡せば、新緑が美しい季節
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フレッシュなグリーンがそこかしこで輝いている。
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遅れてやって来た雪国の春。タンポポも満開。
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道の駅「まつだいふるさと会館」でひと休み。この道の駅は「ほくほく線まつだい駅」にも隣接している。なお、ここのコンビニでは、地元で採れた「山ウド」や「ワラビ」などの山菜が売られていた。また、道の駅の一画には観光協会があり、見どころやお勧めの場所などをアドバイスしてもらった。
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観光協会お勧めの「大厳寺(だいごんじ)高原」へ向かう。残雪の山と新緑のコントラストが美しい。
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標高700mに広がる大厳寺高原は山桜が満開。これで今年の桜は見納めだろう。
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青空に残雪とブナの新緑が映える。
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イチオシ
不動池を取り囲むブナ林の新緑。清々しい風景。
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空いっぱいに枝を広げるブナの大木。木漏れ日が美しい。
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新緑は「緑」だけではない。一見すると紅葉のようだ。
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昼食後は「美人林」へ向かう。美人林には駐車場を始め、喫茶店や直売所、トイレが整備されている。パンフレットによると年間10万人が訪れるとのことで、「幹の太さのそろった木が多い」、「枝の少ない細長い木が多い」、「地面がすっきり見通しが良い」が美しさの秘密らしい。
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面積は約3ヘクタールで中心部にため池がある。大正末期には全てのブナが伐採されたという歴史がある。
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次代のブナも育っている。
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夕方6時過ぎ、朝に訪れた「儀明の棚田」を再訪する。狙いは夕焼けの棚田。しかし、雲一つ無い快晴の空は、残念なことにあっさりと暮れていった。
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この日の宿は、まつだい芝峠温泉「雲海」。
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その名のとおり、どこまでも連なる山々を一望でき、雲海を見下ろせる露天風呂が自慢の宿だ。
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エントランスと土産物コーナー。
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カメラマンにも人気の宿とあって、廊下には棚田写真のギャラリーが。
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夕食は、厳選された季節の地元食材をふんだんに使った全13品。ごはんはもちろん極上米「南魚沼産コシヒカリ」。ご馳走様でした。
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旅行2日目も午前3時30分に起床。4時に宿を抜け出し、昨日下見をしていた「蒲生の棚田」へ向かう。本日は土曜日とあって、日の出前にもかかわらず既に大勢のカメラマンがいる。朝霧も発生しているようだ。
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そして、待ちに待った日の出。静寂な風景の中、一斉にシャッター音が鳴り響く。
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杉林から漏れる朝日の光芒が幻想的な風景を作り出す。
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イチオシ
角度を変えてもう一枚。
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「藤沢の棚田」へ向かう途中で、偶然見つけた「中子の棚田」。狭い道沿いの崖下にあり、ここも光芒が差し込んでいた。
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奥深い山の中にひっそりと佇む「藤沢の棚田」。ここに来るまでの道には苦労した。
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この集落の道端に群生していた「ムラサキケマン」。
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帰りは、長野県飯山市の「北竜湖」へ寄っていくことにする。この時期、湖畔は菜の花が満開との情報だ。十日町からは津南町を経由して約1時間20分。思っていたより近い。新緑を映した鏡のような湖面が美しい。
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イチオシ
湖面に菜の花の黄が映り込んでいる。
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湖岸にある茅葺き屋根の古民家は「北竜湖資料館」。日本全国の民芸品や玩具などを展示しているとのこと。
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菜の花越しの北竜湖。
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深い緑色の湖面に吸い込まれそうだ。
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初めて訪れた十日町の棚田は、思っていた以上に素晴らしかった。これらの棚田は地域の人々が先祖から受け継ぎ、大切に守りながら育ててきたものだろう。「こんな所にまで」と驚くような場所に棚田が作られているのを見たとき、日本人がいかに「米」というものを大切にしてきたかを実感させられた。
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