レンタカーで巡るグランドキャニオン

2019/05/05 - 2019/05/05

２０１９年ゴールデンウィーク。

サンディエゴから入り、フェニックスとフラグスタッフを拠点にアリゾナ州のグランドサークル観光をしました。

この日は拠点にしたフラグスタッフ郊外からグランドキャニオン観光。

何度か訪れたことはあるのですが、現地での移動手段をレンタカーで得ての旅は初めて。レンタカーでしか行かれない東側のビューポイントも含め、一通りのビューポイントを巡ってみました。

帰りに少しだけ寄ったウィリアムズの街も、歴史的なルート６６沿道の街の感じで素敵でした。

エリア グランドキャニオン周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー 徒歩
• 利用旅行会社: エクスペディア

宿泊先のTwin Arrows Navaho Casino Resortから約160kmを1時間40分。

途中ガソリンスタンドで給油だけして、グランドキャニオンまで一気に走りました。

今回は、ツアーであまり行かない（行ったのは初めて）東側から攻めてみました。
レンタカー借りてないと、なかなかできない。

グランドキャニオン国立公園 国立公園

グランドキャニオンパークの入口。

１台３５ドルで１週間出入り自由です。

一番東側の、Desert Viewから観光を開始！

標高２２６７ｍ。そんな感じを全く受けないのがアメリカの広さです。

デザートビュー展望塔。

１階がお土産屋さんで、２階から上が展望台になっていました。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

グランドキャニオンは大観光地なので追放されてしまった原住民の文化を展示していました。

デザートビュー展望塔からの眺望。

ここは、対岸のノースリムとの間の大峡谷を見るというよりは、レイク・パウエルから流れてくるコロラド川自体が作り出した峡谷を見る感じが強いですね。

デザートビュー 山・渓谷

コロラド川の流れが見えるのは、このあたりの特徴です。

少し西に行き、ナバホ・ポイントからの眺望。

デザートビューと比べると、手前に山が入ってくる分だけグランドキャニオン感が出る感じです。

ナバホポイント 自然･景勝地

リパン・ポイント。

ここは、視界が左右に開けているので東から西まで見渡せます。

東側の景色。

リパンポイント 山・渓谷

こちら西側です。

ツサヤン・ミュージアム。

ネイティブアメリカンの文化を展示する資料館になっています。

その隣は１１００年代後半、ブエブロ族の住居跡です。

儀式用の大部屋の跡とされています。

遠くには原住民たちの聖地と言われたサンフランシスコ山がきれいに見渡せる場所であることも、ここに住居を構えた理由なのかもしれませんね。

モラン・ポイント。

国立公園の絵を描き続けた画家のモラン氏の名前が地名に採用されています。

グランドビューポイント。

ここからは、ホースシューメサまでのグランドビュートレイルが伸びています。

グランド ビュー ポイント 自然･景勝地

西側の風景。

標高的には展望台の中で一番高いので、若干見下ろす感じです。

東側の景色です。

このさらに西にあるヤキ・ポイントはシャトルバスでの入場ということでパスし、グランドキャニオン観光のメイン拠点・ビジターセンターに向かうことに。

ですが、ビジターセンター近辺の駐車場は満車のため、少し離れた駐車場に停めてシャトルバスで来ることにしました。

ヤバパイ・ロッジの脇の駐車場があいていたので、そこに駐車。

軽食コーナーがあり、丁度お昼だったので食事にしました。

ロッジとかに行かないと、意外に食べる場所ないんですよね・・

キャニオン ビレッジ デリ ファーストフード

ホッとドックとアイスにアップルジュース。

ツアーでバスで来ていたなら迷わず麦茶ですが、そうもいかず。

キャニオン内は赤・青・オレンジの３ルートを走るバスが運行されています。
それぞれルートは違いますが、日本語の分かりやすいガイドもあるので、問題なく利用できると思いますよ。

ビジターセンターに到着。

グランドキャニオン ビジターセンター 観光名所

物販や食事もない訳ではないですが、どちらかというとグランドキャニオンの観光案内所的な要素の強い施設です。

マーサポイントまで歩いてみました。

鹿などの動物が普通に歩いています。

マーサ・ポイント。
ビジターセンターのすぐ裏手ぐらいです。

初代アメリカ国立公園局長の名前のついた展望ポイントです。

マーサポイント 国立公園

キャニオン沿いの遊歩道にいくつか展望ポイントがあります。

別の展望ポイント。

展望台の先まで行けば、ノースリムまで遮るものは何もありません。

次は歩けますが、敢えてオレンジのバスでヤバパイ・ポイントへ。

ここいはヤバパイ族の生活を展示する博物館があり、建物の中からもキャニオンを鑑賞できるようになっています。

ヤバパイ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

グランドキャニオンの縮尺スケール模型ですね。

建物の中からも見えますが、せっかくなので外に出てみました。

ヤバパイポイント 自然･景勝地

望遠で見ると、コロラド川にかかっている橋が見えます。

この展望台は少し出っぱった所にあるので、コロラド川の浸食の様子が見渡せます。

リスがいっぱい餌もらっていました。
完全に飼いならされているなｗ

こんな感じで、柵のない開けた所がいくらでもあります。

壮大な景色ですが、足元と所持品はご注意ください。

グランドキャニオン・ビレッジの方に移動。

こちらの方に行くのは、ツアーでも定番コースだったはずです。

ビレッジの中で一番豪華そうに見えた、エル・トバー（ホテルです）

El Tovar - Inside the Park ホテル

ホテルにレストラン、お土産屋さんも完備。

少しグランドキャニオンのイメージ作り過ぎ感もありますがｗ

こちらは、ビジターセンターすぐ隣のホピ・ハウス。
このあたりでは一番古い建物で、雰囲気もありますね。

ホピ族に関するお土産など、センスのいいお土産がそろっていますよ。

グランド・キャニオン・ビレッジ周辺もキャニオン沿いの遊歩道があるので、バッチリ景色は楽しめます。

アメリカ国旗とグランドキャニオン。

もう少し高い視点から写真が撮れると最高なのですが。

Mary Colter's Lookout Studio。

崖の一番端に建っています。

ルックアウトスタジオ 国立公園

グランドキャニオン１００周年記念のグッズたちです。

ブライト・エンジェル・ロッジです。

ここにもお土産屋さんやバーがあり、ツアーで以前来た時にはすかさずビールにありつきました。

今回はクルマで来ているので・・・

ブライトエンジェルロッジレストラン アメリカ料理

グランドキャニオン鉄道の駅がビレッジの前にあります。

Williamsとの間を結んでいて、SLです。

グランドキャニオン鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

バスでヤバパイロッジまで戻りました。
ここの駐車場から帰ります。

グランドキャニオン内できっちり食事をするなら、ここのレストランはお勧めかと思います。

キャニオンカフェ ヤバパイロッジ カフェ

帰り道。

やはり道路沿いに普通に動物がいますね。

北海道の知床みたいです。クマはいないけどね。

逆ルートで来たので、道路沿いのWelcome看板は旅の最後に見ることになりました。

グランドキャニオン国立公園 国立公園

グランドキャニオンの最後は、IMAXシアターでグランドキャニオンをテーマにした映画を見ることにしました。

グランド キャニオン IMAX シアター 劇場・ホール・ショー

グランドキャニオンを冒険する人、原住民、そこに息吹く大自然を壮大なスケールで描いた映画でした。スクリーンも大きいので臨場感があります。

ただ、途中から寝てた・・・
すみません。

フェニックスの街に戻ると結構な時間になるため、IMAXシアターの前にあるマクドナルドで少しお腹を満たしました。

チーズバーガーとカフェラテ。

少し休んで、Williamsに向かいました。
Williamsまでは大平原の中の単調な道を60kmぐらいですね。

Williamsを訪れる目的は、勿論コイツであります。

Historic Route 66。

Williamsの街中。
前日に訪れたWinslowよりは規模も大きく、ルート６６の街感が出ています。

クルーザーズ ルート66 カフェ。

宿泊していたら、こういうお店でお酒飲みたい！！

クルーザーズ ルート66 カフェ カフェ

サークルK。
ガソリンスタンドも併設です。

ルート６６が１９８４年１０月に閉鎖された歴史を記しています。
この地では、今はインターステート４０号ですね。

ルート６６の標識。

次回はラスベガス方面から入って観光したいなと思いました、切に。

グランドキャニオンへのゲートウエイになるWilliamsへようこそ！の標識。

フリーウエイから街に入る手前にあります。
入る時はクルマを停める場所がなく、撮影できなかったのです。

フェニックスへの帰り道。

ヤバパイ・アパッチ・ネーションのインディアンカジノである「クリフ・キャッスル・カジノ」に立ち寄って休憩しました。

セドナへの分岐を越えて、丁度ウィリアムズとフェニックスの中間ぐらいではないでしょうか。

CLIFF CASTLE CASINO HOTEL ホテル

ボウリング場も併設された、アメリカの郊外を地で行く感じのカジノでした。

あまり良さげな食事がなかったので、少しだけ遊んでフェニックス方面へ。

ロック・スプリングスという街の、ロック・スプリング・カフェ。

何か見えたんで立ち寄ってみましたが、ちょっと地元向け過ぎました。。
ピザなどのお店でした。

フェニックスの街でも、キャメルバックロードをわざと通ったりして食事が取れそうな場所を探したのですが、結局ホテルまで到着。

４３ｒｄ通り沿いのレジデンス・イン（マリオット系列）です。
長期滞在者向けの施設のようで、売店にピザを売っていたり、客室には調理器具があったり。

マリオットで贅沢を希望する人には向きませんが、フェニックスの観光をコスパ良く仲間同士でわいわい、という感じだと非常に向くのでは。

Residence Inn Phoenix Airport ホテル

夕食は引っ張りに引っ張って、アメリカの格安ファミレスチェーンのiHop。

実はこれまで入ったことなかったですね。

アイホップ (N 44TH ST) アメリカ料理

チキンステーキとポテト。
あっさり食べられて、１０ドルぐらいとお手頃で、これで良かったです。