2019GWニュージーランドひとり旅8日間②～クライストチャーチ→テカポ編～

2019/04/25 - 2019/05/02

2019年GWにニュージーランドへ行ってきました。

②はクライストチャーチからテカポへ。
テカポ(Teka-po)は先住民族マオリの言葉で「夜・星が横たわる(寝る)場所」という意味の通り、漆黒の夜と美しい星空が印象的な村でした。
テカポ湖は綺麗なミルキーブルーだし、善き羊飼いの教会も絵本に出てきそうなくらい可愛く、村全体もこじんまりとしてとても居心地がよかったです。
ただ、マウント・ジョンの山登りはきつかった…

〈日程〉
2019年
□4月25日(木) 中部→成田→
□4月26日(金) →オークランド→クライストチャーチ
■4月27日(土) →テカポ
□4月28日(日) →マウントクック
□4月29日(月) →クイーンズタウン
□4月30日(火) ミルフォードサウンド
□5月1日(水) クイーンズタウン→クライストチャーチ
□5月2日(木) →成田→中部

〈費用〉
・航空券
ニュージーランド航空　
名古屋⇔クライストチャーチ(往復) 140,898円
クイーンズタウン⇒クライストチャーチ(片道) 8,510円

・宿
クライストチャーチ【BreakFree on Cashel】6,534円
クイーンズタウン【Jucy Snooze Queenstown】6,848円(2泊)
クライストチャーチ【Jucy Snooze Christchurch】2,806円

・オプショナルツアー
VELTRA【マウントクック＋テカポ2泊3日　大自然満喫ツアー】100,178円
EARTH＆SKY星空ツアー　12,581円
VELTRA【ミルフォード・サウンドクルーズ】13,581円

・その他
Global Wifi【ニュージーランド 4G LTE 300MB/日】6,560円
交通費 1,498円
食費　7,119円
お土産　5,669円

合計312,782円

エリア テカポ(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目：2019年4月27日(土)
6：30にホテルの朝食会場へ。

最低限のものはそろってる感じです。

もりもりいただきます。

本日はVELTRA【マウントクック＋テカポ2泊3日　大自然満喫ツアー】の初日です。
7：22にホテルのフロントに迎えが来るので、チェックアウトを済まし、早めに待機。
迎えが来て、ミニバンに乗り、バスインターチェンジへ。
そこで点呼をとり、大型バスに乗り換え出発。

バスインターチェンジからみた朝焼け。清々しい。

クライストチャーチとはしばしお別れ。
バスは満席ではなかったので、2席独占できて快適。
運転手はガイドも兼ねているようで、常に英語で何かしゃべっています(英語が苦手なので意味不ｗ)。
日本語ガイドも添乗しているので、イヤホンを通して通訳をしてくれたり、ＮＺの簡単なガイドを聞くこともできました。

ニュージーランドで一番長い橋である、ラカイア橋を渡る。

9：20トイレ休憩。
手前に軽食屋、奥にお土産屋さん。

真ん中のキウイのペイズリー柄クッションカバーが可愛くて、めっちゃ迷ったけど購入せず、今となっては後悔･･･
タイミング悪く1週間前にクッションカバーを買ってしまったのよね。

再びバスに。

羊はどこにでもたくさん。
こんな空気がおいしくて、自然豊かで、エサも豊富で、のびのびできて･･･
来世はニュージーランドの羊もわるくないなー、なんて。

意外と馬やヤギも多いです。

道中ずーーーと大自然＋動物で変わり映えないけど、これはこれで楽しい。

印象に残ったとある町のたくさんの十字架。

虹が綺麗にかかってる。
バスのあちらこちらでシャッター音が。

11：00
テカポ到着。
雨がしとしと降っていて悲しい。
バスから降りて【バウンダリー犬の像】を見に行きますが、柵が建っていて近づけない…

【善き羊飼いの教会】
想像どおり、こじんまりして可愛い。

裏にはミルキーブルーのテカポ湖が。
せっかく美しい湖なのに、雨なので気分があがらないよーーー。
その後、バスに数分乗ってホテルに送り届けられます。

【ペッパーズ・ブルーウォーター・リゾート】に１泊。
この旅で一番良かったホテルでした。
チェックインは14時からでしたが、すぐに部屋に入れるとのこと。

アパートメントビルになっており、こちらが私の本日のお宿。
バルコニーもついていました。

青を基調としていて綺麗。

バスタブ付き。
旅先ではあまりつからない派でしたが、ものすごく綺麗だったので使用。

右側にはシャワールーム。

青がいい。
お湯もしっかり出て申し分なし。

12：00
日本食レストラン【湖畔】へ。
予約しないと食べれないかもと聞いていましたが、15分待つだけで入店できました。

日本食レストランとあって簡単な挨拶は日本語を使ってたし、配膳してくれる人の半数は日本人でした。

人口300人ほどの村なのに、日本人率の高いことよ！

満席です。

メニューはちゃんと日本語も表記されています。
色々目移りしますが、選ぶものは決まっております！

サーモン丼　＄22＝1,677円
うっ、美しすぎる!!!
サーモンが肉厚だし、新鮮でかなーり美味しかったです。
酢飯の中にも卵焼きや角切りのサーモンがゴロゴロ入ってて豪華！

味噌汁とキムチ風味の漬物もついてきました。
思った以上にボリューミーで、大満足のランチでした。

13：30
頂上にあるASTRO CAFEを目指してマウント・ジョンの登山に挑戦。
頂上へ向かうには、1時間30分のコースと、45分のコースがあるようです。
45分コースはテカポスプリングスの脇にある看板から。
天気も怪しいので、45分でサクッと登っちゃいましょーーー。

10分後･･･
傾斜や・ば・い！山登り完全なめてました。
ぜーぜー息を切らしながら登ります。

視界にミルキーブルーが入ると、すこし癒される。

頂上付近にて、テカポ湖と雲に覆われたサザンアルプス。

14：25【ASTRO CAFE】
やっとの思いで到着。

テカポ湖やサザンアルプス方面はガラス張りで、視界が開けています。
来店時はそこそこ空いてて、いい席ゲット。

フラットホワイト　 471円
ニュージーランドでポピュラーなエスプレッソドリンク。
カップの色が醒めるようなスカイブルーで可愛い。

世界で最も素晴らしい所にあるカフェということだけど…
晴れてほしかった(涙)
晴天時の写真を見ると、めっちゃ見晴らしがよくてうらやまです。

ゆったり飲んでいる間に、バスで頂上まで来たと思われる中国の御一行が到着。
雨も強く降ってきたこともあって、大群でカフェに押し寄せる。
そんであれよあれよという間にテーブルをある家族に囲まれ、弾き飛ばされる形で店を後に…

帰りは1時間30分コースで。
行きと同じ45分コースでサクッと帰りたかったけど、傾斜のきついぬかるんだ道は滑り転ぶと思ったのでね･･･
だけど、こちらも傾斜が激しく無駄に遠回りになっているだけだったので、天候の悪い時は地獄のコース。
晴れた日だとさぞ気持ちよいと思います。

雨がぽつぽつと降ってる。
急がなきゃ!!!

普通に道を歩いてるつもりなのになぜかコースを大きく外れてたようで(ホントなぜにっ？)、柵を乗り越え軌道修正。
その後もショートカットしようとして獣道へいってしまい、濡れた雑草で靴とジーパンは膝までびしょびしょに。
風も強いし寒いしで、泣きべそかきながら黙々と山を降りて行きます。
山登りなめてました(2回)。

少し陽がさしてきた。
ミルキーブルーがはっきり照らされ、綺麗。

道はぬかるんでて、常に転びそうで怖いw
笑えるほど動物の大きな糞もあちらこちらにあるので、踏まないように注意して歩きます。

おかわな鳥。

なんとか1時間30分かけて下山。
辛かったよ。
そのままホテルに戻り、冷えた体をバスタブに入って温めました。

生き残りのルピナス。
今回の旅で大誤算だったのは、ルピナスの見頃ではなかったこと。
11月～2月がシーズンのようです。
一面に咲くルピナスを写真に収めるのが夢だったのになー！

しかし意外なことにルピナスは外来種で繁殖力が強く、駆除の対象となっているようです。
ルピナスが川岸を埋め尽くしてしまうと、NZ南島の高山地帯の川岸に適応した生き物たちは生きていくことができないとか。
美しい景色と引き換えにこんな弊害があるなんて複雑だ。
物事には必ず裏側があるものだなと、またひとつ学びました。

18：30
夜ご飯はツアーについているので、ホテルのレストランで食べます。
チェックイン時に、前菜・メイン・デザートそれぞれ3種あり、その中から選びました。

まず野菜のポタージュスープ。
まあ無難なお味。

メインのベジタリアンパスタ。
さっき食べた野菜スープと全く同じ味(笑)
あまり口に合わず半分残す。

チョコケーキ。乾燥してばさばさ･･･
キャラメル味のアイスは唯一おいしかったです。

さすがイギリス系の国だけあって、食べ物はいまいちだな･･･(←失礼ｗ)
こんなまずいなら、ピザが美味しいと有名な店に行くべきだった…

20：40
そしてお待ちかねの星空ツアー☆
テカポは星空を世界遺産にすべく村内が人口の光で星空を阻害しないようにしている上、晴天率が高く空気が澄んでいるので、綺麗な星空を見られる確率が高いようです。

天気予報がころころ変わるので参加するか迷ったけど、結局前日の夜にEarth&Skyのサイトから直接予約。

Earth&Skyのオフィスへ向かいます。
ツアーは参加者もガイドも全員日本人。

出発前の説明の中で、今夜はなんとか天気がもちこたえるとのことで、ほっと一安心。

マウントジョン天文台では天文観測研究所の邪魔になるため、白い光を発するものやカメラのフラッシュの使用が禁止されています。
そのため足元を照らす赤いライトが参加者全員に配られ、このライトはお土産として持ち帰ることができました。

マウントジョン天文台のある頂上まではバスで移動します。

前述のため、真っ暗な中ほぼライトもつけず山道を登っていくので、運転手さんの技術にあっぱれ。
ただこちらは崖から落ちやしないか、常にびくびくです。

※一応撮りましたが、私のカメラでは全く写らず(涙)実物は何万倍もの星がみえます！

頂上に到着し、バスから降りて上を見上げると、信じられないくらい美しい星空が頭上に。
所々で、静かな歓声があがります。
あと、下界とは全く気温が違くて激寒。
貸し出しのあった防寒具(オーロラ観測時に着るようなもこもこのやつ)がなかったらきっと凍え死ぬ。

甘くてあったかーいホットチョコレートを飲みながら星空観賞。
プラネタリウムのような凄く綺麗な星空で、南半球でしか見られない南十字星をはじめ、星雲や天の川など、様々な星座たちがはっきり見えます。
流れ星もいくつか確認できました。
星の解説はレーザーポインターでひとつずつ示して教えてくれるので、星の見方をしっかり学ぶ。
肉眼ではわからなかったのですが、オーロラも発生していたよう。

一眼レフを持ってる人は、プロのカメラマン(常にいるわけではないそうです)に夜空の写真を撮ってもらっていたので、せっかくなので持ってこればよかった(涙)。

さらには天文観測の研究用で使われている巨大な望遠鏡で星の観察もできました。
最後の方は、寒さで腰が痛くなり、帰りたい･･･てな感じでしたけど、めっちゃ楽しくいい経験になりました。

この写真は「Earth＆Sky Office」のHPに期間限定で載ってたものを拝借。
自分で綺麗な星空の写真が撮れなかったので、唯一の写真です(天の川にちょっと雲がかかっているのが残念ですが)。

印象的だったのは、真っ暗なんだけど、ぼんやり明るい光は、星明かりなんだと聞いて、星でも地上をこんな照らすんだとびっくりしました。

そして、2時間のツアーは終了しホテルに。
どうせなら星空バックの善き羊飼いの教会を見に行こうかと思いましたが、疲れ果てていたのでそのまま就寝。3日目終了。