古代からの架け橋②対馬　古事記の地、そして日本軍の遺構へGO

2019/05/12 - 2019/05/15

2日め　9797歩+178㎞

今日は対馬の真ん中あたりを観光。
国道と言っても、カーブが多く、
またすれ違いができない個所もある…
山がちで険しい道で、アップダウンしながらのカーブ、
観光客には結構難しいドライビング（笑）

ここでちょっと対馬プチ情報
・福岡から約138キロ、釜山は約50キロ
・南北約82キロ、東西約18キロ
・東京23区より広いけど、山地が9割
・古事記に津島として記載
・戦国時代から国防の最前線基地だけど、
　現代まで戦場にはなっていない

古代からの架け橋③対馬　日本最北西端に到着！　に続く

エリア 対馬(長崎)

早寝のおかげで目覚めが早い（笑）
日の出を見ようと試みるも、
濃霧…

6:00　入浴

対馬グランドホテル 宿・ホテル

まだまだ雲が厚い

7:30　１Fレストランで朝食

洋食と
（私は3日とも洋食でした）

和食

海がキラキラしてきましたよ

8:00　スタート

8:20　万関橋到着

万関橋 名所・史跡

駐車場のトイレ
所々に観光用トイレがあります

浅茅湾（あそうわん）と三浦湾の間に、
開削された運河に架かる橋

明治後期、南下政策をとるロシアとの戦争への対抗策、
水雷艇のために開削したそうです

近代の対馬は国防の島だったんですね

標識とカーナビで目的地を目指します

和多都美（わたつみ）神社の手前、
玉の井の看板を下りると

8:55　和多都美神社の一の鳥居が見えました

古事記に登場する海神の娘・豊玉姫（とよたまひめ）を
祭る海宮らしく、
一と二の鳥居は海の中

仁位浅茅湾
透明度抜群、泳いでみたくなります

すっかり青空になりました

ひとまず和多都美神社を通り過ぎ、
烏帽子岳展望台へ
途中の道は観光バスとすれ違いたくないほどの狭い道

9:10　駐車場よりちょっと上に、
2・3台停められるスペースへ
（移動販売のお姉さん情報）
そうすると階段の数が少なくて済むそうです

2・3分急な石段を上り、
展望台の階段を上ると

四方八方、森林とリアス式海岸
浅茅湾の雄大な景観にご対面！

少し雲がかっていたのが残念

しばらくすると大挙で韓国人観光客のご到着！

もう上がれないよと思っても、
どんどん上がってきます
下してくれ～！

そそくさと展望台から離脱して、
観光バスと出合わないことを祈りながら、
（というか、あの道に大型バスは危険レベル！）
和多都美神社へ

ここは途中の神話の里自然公園の入り口

烏帽子岳展望所 公園・植物園

9:35　和多都美神社駐車場

ヤマネコさんにはまだ出会っていませんね

和多都美神社 寺・神社・教会

池の中の三柱鳥居
磯長恵比須さまをお祀り

鱗状の亀裂の岩が神聖な霊場

三の鳥居

手水で清めます

その先に土俵…、
野見宿禰さんにも関係があるのかな？

参道を歩いて、四の鳥居へ

白い石が清浄さを深めるかも

獅子と

とても低い位置で守っているんですね

狛犬

塩で痛みが激しい

拝殿横の三柱鳥居

一社に二つあるのは珍しいとか

ご祭神は彦火々出見尊（ひこほほでみのみこと）と
豊玉姫の夫婦神さま

お社は石垣で守られています

巨木を抜けて歩くと

古代の祭祀跡・磐座へ
豊玉姫の墳墓とも

近くに箒があったので、
御奉仕中
良き心がけ（笑）

こちらは裏参道の鳥居かな？

三の鳥居から湾を望むとこんな感じで、

ビジュアル的に撮影したら、こんな感じ（笑）

道路を渡って、二の鳥居へ

随分と水が引けています

2センチくらいの蟹と巻貝を見つけました

一の鳥居までは歩けませんでした

夏だったら、じゃぶじゃぶと、
正式ルートで参拝できますね

韓国人観光客の行くところ、
移動販売車がでています

10:10　海神神社をめざし、出発

10:25　この先、ランチの時間に食堂がないので、
お弁当を買って行きます

ヤマネコ看板
夜行性だから遭遇できない…ねぇ

真珠の養殖が盛ん

10:55　海神神社到着

駐車場がないので、右の方に路駐

海神神社 寺・神社・教会

対馬一ノ宮
千古斧を入れない原生林＝野鳥の森
が、声はすれども、姿なし（笑）

手水で清め、

二の鳥居へ

こちらの獅子と

狛犬は高いところでお守り

キュートで可愛いお顔！

石段が四つ折れほど、続きます

右は野鳥観察路

三の鳥居

まだまだ石段は続く

明治4年には海神神社と改称され、
国弊中社に列せられた由緒ある神社

神功皇后が三韓征伐からの帰途、
新羅を鎮めた証として旗八流を
ここに納めたことに由来するそうです

主祭神は豊玉姫さま

ここではどなたにも会いませんでしたね

11:30　御前浜園地

トイレがあるので安心

木坂御前浜園地 名所・史跡

キャンプ場
奥のテーブルでランチをします

が、芝生に隠れ、鹿のフンがいっぱい（笑）

スーパーで買ったお弁当をのんびり食べます

藻小屋

石積の小屋が対馬っぽい

対馬の地形を象徴する断崖が見て取れます

あ～あ、流れ着いたごみですね

ヤクマ：天道の祭り、太陽拝

旧6月の午の日の早朝に祭りが行われ、
石塔を立てて、伊豆山の方向を拝むそうです

12:07　奥の山頂にある木坂展望台に向け、出発

12:13　きっとここが駐車場！

その前に入り口があるもんね(笑)

5分ほど尾根っぽい道を歩きます

先ほどの御前浜園地が見えます

ちゃんと木段が整備されています

12:19　展望台到着

なんだか、先ほどの造りと同じ？

Nikonさん、オブジェト化していますよ
無料になっているようですが、
見えません！

対馬海峡　西水道が目の前

崖！サスペンス劇場の撮影にもってこい（笑）

青島の段々畑も見渡せます

今日はここから引き返しながら、
赤島大橋と姫神山砲台跡へ向かいます

国道より整備されている赤島大橋へ向かう県道

13:40　赤島大橋到着

海幸山幸伝説に登場する豊玉姫さまが
この地で子神を出産したという伝説が残る、
きれいな海！

底は白砂らしく、エメラルドグリーン

厳原行きのバス、思ったよりバスの運行は多い

西の漕ぎ出の公衆トイレ

14:10　万関展望台

万関展望台 名所・史跡

上から見るとこんな感じ

対馬はリアス式のため、遠近感が狂い、
山の名前がわかりずらい…
名前がある山は177山、
わからないのもしょうがない？

14:37　姫神山砲台は左折

要塞（砲台）は対馬に31か所あるそうです

14:45　姫神山砲台跡の看板
ここから2キロ先
でも、途中駐車場がないので、
この広場に路駐

乙宮神社通過

最初は舗装された道を歩きます

ここら辺から砂利道
ジープだったら走行できるかも…
でも対向車があったら、逃げ場なし

トレッキングの延長
高尾山より楽かも…
人が通らないので、毛虫が上から垂れ下がっています

15:17　あと500Mの看板

広場の先に折瀬鼻砲台へ進む道があります

ここからさらに2キロ、
悪路を進むと折瀬鼻砲台

もちろん、君子危うしに近寄らず

自然の石畳は、
箱根旧街道ぽい

心和むお花を見ながら一息

つづら折りも最後のターン

入口を入ると広場になっています
駐車場だったのかな？

折り返すと弾薬庫が見えます

整備されている感は少々ありますが、
トイレがな～い

弾薬庫
陽が入り、明るい感じ

28㎝榴弾砲6門を配備

左は観測所

姫神山砲台跡 名所・史跡

28㎝榴弾砲砲座とな

第2期に建造された対馬要塞の中で、
最大規模かつ典型的な砲台

砲台は2個で1セット、同じ造りが3セット

右翼観測所

観測所の下の小部屋

残念ながら日本海方面はガスっていたので、
観測できず（笑）

緒方浦方面

16:50　対馬グランドホテル到着

ヤマネコさんには会えなかったけど、
捨てネコさんに会いました！

対馬グランドホテル 宿・ホテル

人懐っこく近寄ってきます
でも、さすがに触るのは躊躇う…
元はきれいな猫さんなのにね

18:30　ホテルレストランで夕食

対馬はアナゴも有名なので、
天ぷらをシェア

親子丼

シーフードグラタン