2019/04/25 - 2019/04/25
66位(同エリア134件中)
みーみさん
兵庫県川西市、能勢電鉄の山下駅から歩いて10分ほどのところにある施設
です。
明治・大正・昭和と銅の精錬を営んでいた平安家(ひらやすと読みます)の
邸宅をはじめ、関西財界・教育界などで活躍した平賀義美博士の洋館、銅精
錬所跡、川西ゆかりの画家の美術館など、入館料300円で、盛りだくさん
の展示内容です。平賀邸はドラマや映画のロケ地として、しばしば登場してい
ます。
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旧平安邸。
平安家は銅の精錬を生業とし、昭和10年ごろまでは操業していました。
この屋敷は大正中期ごろに建てられ、数寄屋風の造りもうかがえ、風呂などの水回
りにはタイルを使うなど、当時の建築様式・生活様式を知ることができ、国の登録
文化財に指定されています。 -
平安邸は本館、4棟の蔵、離れなどからなっています。
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旧平安家の入り口が川西市郷土館の入り口になっており、扉を開けて入ると、
左側が受付になっています。 -
天井は屋久杉、そのほかにも銘木が各所に使われています。
このような邸宅を建てられるぐらい小規模といえど、銅の精錬は繁盛していたん
でしょうね。 -
漆塗りの豪華な欄間が目を引きます。
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付け書院。
どこの和風住宅に見学に行っても、付け書院と欄間を見るのは楽しみです。 -
花頭窓もありました。
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花頭窓の上部にある透かし彫りですが、なぜか裏側からりんどう(かどうかは
ちょっとはっきりしませんが)の形をした板が取り付けられ、一部が隠れるような
状態になっていました。 -
普段は障子があるんですが、翌日に音楽界が開かれるので障子をすべて取り払って
しまったとのことでした。 -
この廊下は一本の松でできています。10メートル継ぎ目なし。
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粋な感じのする欄間ですね。
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一部漆塗りを使った欄間。
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こちらは離れになります。
部屋も少し小さめ。 -
台所のかまど。
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台所のすぐ横にあるこの天井からぶらさがっているような棚は出来上がった食べ物
を置いておくためのものだそうです。 -
戦前のお屋敷のお風呂をいくつか見ていますが、洋風のバスタブ以外は、湯船は小
さく、洗い場がやけに大きいという印象があります。五右衛門風呂の伝統なのか、
湯船を大きくするとお湯が温まりにくいからなのか、いろいろ考えてしまいます。 -
緑のタイルが鮮やか。
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イチオシ
家屋、蔵で囲まれている庭。屋根が付いているのは井戸です。
職員の方が草ぬきなど庭の手入れをされていました。 -
蔵は現在ギャラリーとして利用されており、訪問時、当家がコレクションしていた
マッチのラベルの展示が行われていました。 -
イチオシ
花詩集、春のをどり・・宝塚歌劇ですね。
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今から見てもおしゃれなデザイン。
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菊正宗、大関、日本盛、サッポロビール、アサヒビールなど、おなじみの名前も
見えます。 -
三越、そごうの名前が見えますね。
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蔵の中での常設展示の箸のコレクション。
箸と脳の発達という視点で研究・啓発を行った川西市在住だった一色八郎氏のコレクションです。 -
川西・能勢地域は多田銀銅山で平安時代から銀・銅が採掘されており、日本鉱業
(今のジャパンエナジー)が昭和48年まで操業していましたが、
平安家の銅精錬は昭和10年ごろには操業を終えたそうです。 -
明治時代に使われていたふいご。
まだ、前近代的な道具を使っていたようですね。 -
平安精錬所跡。
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溶鉱炉跡。
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資料館にはふいごがありましたが、後には近代的な送風機の設備を整えたようです。
具体的に送風機がどのようなものかはわかりませんが・・。 -
からみ(鉱滓)捨て場。
下を覗き込むと、それらしきものが・・。 -
レンガ造りの建物の一部が残っています。
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ミューゼ・レスポワール。
川西市在住だった画家・青木大乗と平通武男の絵を展示しています。 -
洋画家・平通画伯の作品。
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日本画家・青木大乗の作品。
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イチオシ
次は旧平賀邸へ。
この建物は、朝ドラの「べっぴんさん」や、中谷美紀さん主演の映画「繕い裁つ
人」など、テレビや映画のロケでしばしば利用されています。 -
玄関脇にカウンター付きの窓ガラスがあります。
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玄関のたたきのタイル。
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玄関のカウンター付きの後ろは書生部屋になっていました。
書生が来客の受付とかをしていたのでしょうか。 -
書斎のかわいらしいデザインのステンドグラス。
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書斎。
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イチオシ
オリジナルの本棚。
ひじょうに手の込んだ細工がなされています。 -
本棚のステンドグラス。
チューリップ模様のようですね。 -
職人技。
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象嵌細工。
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マントルピースの上部も手の込んだ象嵌細工です。
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こちらもオリジナルの家具にウィリアム・モリスの壁紙。
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棚の扉には木彫り模様。
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建設当時、壁紙はイギリスのモリス商会のものを使用。
現在は新しく張りかえられていますが、同じウィリアム・モリスのデザインの壁紙を使っています。 -
イチオシ
サンルーム。
黒と白の市松模様のタイル床に全面ガラス。
薄いグリーンのペンキが明るさを演出しています。 -
寝室横の廊下が渡り階段につながって、別棟の研究室に行けるようになっています。
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水色のタイルが鮮やか。
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廊下は下部分も網戸になっており、夏の風通しを考えた造りになっていました。
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こちらが、研究・実験室宗に続く階段。
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現在は科学・実験に関係するような物は何も置かれていませんでした。
全面がガラス窓になっていて明るい作り。 -
そして、こちらも下部が網戸になっています。
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二階建ての実験・研究棟と本館はこのように渡り廊下でつながっています。
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精錬所跡から見た赤い屋根の研究棟。
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イチオシ
渡り階段を外から見たところ。
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パステルカラーがかわいい。
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左奥にあるのが、移築された平賀邸の門。
右の白い建物は平通武男画伯のアトリエを再現した建物です。 -
この橋も、元々は平賀邸の庭にあったものを移築したもの。
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イチオシ
東屋。
こちらも平賀邸の一部で、邸宅といっしょに移築されました。 -
平賀義美博士胸像。
平賀氏は大学で化学染料による染色法を研究し、科学者、教育者、実業家などとして活躍し、猪名川のほとりに洋館や和館を含めた邸宅を建設しました。
そのうち洋館と東屋、橋、門、この胸像が川西市郷土館に移築されました。 -
ところで、平賀邸にはちょっとした遊び心があります。
邸内にハート、ダイヤ、スペード、クラブの模様が隠されていて、4つ全部見つけると、いいことがあるそうですよ。
スペードを見つけるのが難しかったです。一応全部アップしますが、
もし、ご自分で見つけたい方はこれから先は見ないでくださいね。 -
これはわかりやすい、ダイヤです。
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ハートは扉に・・。
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クローバーはここですよ。
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天井を見てください。こんなところにスペードが。
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