2019/04/11 - 2019/04/11
92位(同エリア203件中)
しろんさん
桜のある動物園は数多くあれど、花と飼育動物たちのコラボレーションを見られる施設って少ないんです。
羽村市動物公園は関東トップクラスの桜の名所!…と勝手に思ってます。
毎年ここで桜と動物たちを見て、春の訪れを実感するんです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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JR青梅線の羽村駅からまっすぐ歩くこと約20分。
羽村市動物公園は1978年にオープンした歴史ある動物園です。
2018年の開園40周年を記念して、エントランス部分と隣接する管理事務所、園内トイレなどが新しくなったばかり。
近代的でスタイリッシュなピッカピカの入口に生まれ変わっていました。桜に囲まれた小さな動物園 by しろんさんヒノトントンZOO 動物園・水族館
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羽村出身のイラストレーターさんの作品がたくさん飾られていてカラフル(^ω^)
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入園券は券売機で購入します。
大人(15~65歳未満)は300円。安いですね~。
個人用の年パスは取扱いがなく、家族6人が1年間フリーになるファミリーパスポートというものが存在しています。
一人用のも作ってほしいなぁ。 -
出てきた入園券はとってもシンプル。受付に提出して入園します。
毎年1月には干支のイラスト入りの入園券が数量限定で発行されていて、こちらは受付で購入します。羽村出身の漆芸家、並木恒延さんによるもので、けっこうレアかも? -
パンフレットの表紙もリニューアルしましたね。
描かれている動物は、上から
ワオキツネザル
ベニコンゴウインコ
シマハイエナ サーバル
フンボルトペンギン シロテテナガザル
レッサーパンダ
デフォルメされすぎちゃって特にペンギンなんて何ペンギンか分からないですけど、飼育しているのがフンボルトなので…きっとフンボルトペンギンでしょう(^_^;) -
中のマップも動物の移動に合わせて更新されていました。
園内の中央には桜並木、外周にも桜。桜に囲まれた動物園です。 -
入園すると目の前に桜の並木……と、それより目立ってるアリババの人形(^▽^;)
パンフレットの右上に『童話の動物園』と書かれているとおり童話をモチーフにした展示になっていて、突然パネルや人形が現れます。
プレーリードッグは『おむすびころりん』→穴を掘って生活するので
コモンリスザル&ボルビアリスザルは『ジャックと豆の木』→小さなサルなので
タンチョウは『鶴の恩返し』→そのまま
といった感じですね。 -
桜並木。散り始めの時期なので寂しい感じがしますが(^_^;)
今年の桜は一気に満開にならなくて、その分だけ長い日数を楽しめたみたいです。 -
なかよし動物園。家畜がメインで、触れ合いやエサやり体験ができます。
ヤギたちの後ろは桜並木です。 -
クサガメやミシシッピアカミミガメの池には花びら。
カメたちも桜でお化粧してますね(*´∀`*) -
桜に囲まれた羽村市動物公園で、一番桜を楽しんでいる動物はこのかた!
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フンボルトペンギンです!
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フンボルトペンギンがいるプールに桜の花びらが落ちて、とっても綺麗(≧∀≦)
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日本にペンギンを飼育している施設は数あれど、(今のところは)ここ以上に完璧な花筏を見たことがありません。
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桜の散り具合の他にプールの落水清掃(プールの水を全部抜いて掃除する)もあって見られるタイミングが限られているため、情報収集は欠かせません。
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毎年必死になって情報を得ていましたが、2019年に公式のTwitterアカウントが誕生しました。
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開花情報を発信していただけたので、簡単に日程を調整できるようになったのです。来年以降もよろしくお願いします!
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羽村市動物公園の桜と動物たちを見て、今年も春が来た!と実感します。
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不定期(?)で行われるお散歩タイム。
まだ練習中のようで、ちょっと出てくる程度です。 -
首も足も伸ばして慎重に出てくるえび(♀/2005年7月1日生まれ)
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勢いよく出てくるまりん(♂/1995年5月14日生まれ)
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魚ほしくてスタッフさんに突撃!
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魚はほしいけど、外に出る勇気がなくて出入り口から首を伸ばしている皆さん(´艸`)
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魚キタ!
お散歩タイムの給餌はスタッフさんが行いますが、これとは別にお客さんの給餌体験『ペンギンランチ』が1日2回(200円)あります。 -
アミメキリンは満開の時期がベスト。なので、今年の桜コラボは今ひとつですね。
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手前:タツキ(♂/2012年11月12日/いしかわ動物園生まれ)ジェブ×イザベル
大きい:小町(♀/2004年6月23日/東山動物園生まれ)スティービー×オグラ
小さい:ゲンキ(♂/2017年7月21日/羽村市動物公園生まれ)タツキ×小町
3頭のアミメキリンが暮らしています。 -
ゲンキは小町の3頭目の子供です。
コタロウ(♂/2009年12月9日)現在は桐生が岡動物園
コハネ(♀/2012年6月26日)現在は釧路市動物園
上記2頭の父親はタクロウ(2000年3月/埼玉こども動物自然公園生まれ/2012年10月24日死亡)です。 -
壁で首を掻いているゲンキ。
キリンは早いと2歳くらいで他園へ移動するので、そろそろ話が出ているかもしれませんね。 -
トナカイ。
お客さんが食べ物を与えるのを防ぐためだと思いますが、かなり目の細かい網に覆われていました。
チョッパー(♂/2006年7月14日生まれ/出身地不明) -
サーバル。
タカ(♂/2003年2月24日/多摩動物公園生まれ)スコット×シオン
ユキ(♀/2006年5月1日/アフリカ生まれ)
この2頭は簡単に見分けられます。鼻が真っ黒なのがユキ、ピンクの線が入っているのがタカ。なので、↑の写真はタカですね。
イチコ(性別不明/2012年6月26日生まれ)→転出先不明
ニコ(性別不明/2012年6月26日生まれ)→転出先不明
サンコ(性別不明/2012年6月26日生まれ)→転出先不明
ユリ(♀/2013年11月9日生まれ)→現在は多摩動物公園
ユカ(♀/2013年11月9日生まれ)→現在はとべ動物園
エン(♀/2015年4月3日生まれ)→現在は円山動物園
ネン(♀/2015年4月3日生まれ)→現在はノースサファリサッポロ
リン(♀/2015年4月3日生まれ)→堀井動物園
(めっちゃさわれる動物園)
→死亡
レン(♂/2015年4月3日生まれ)→堀井動物園
(めっちゃさわれる動物園)
(性別不明/2017年5月28日)→間もなく死亡
繁殖も順調で子だくさん。年齢的にもこのペアの繁殖予定はないと思いますが…。
ユリとユカは転出先の動物園で子孫を残しています。 -
シベリアオオヤマネコ(ヨーロッパオオヤマネコ)。
国内では、羽村市動物公園、栃木の宇都宮動物園、京都の京都市動物園、兵庫の王子動物園の4ヶ所のみで飼育しています。
チップ(♂/2004年5月6日/出身地不明)
ポテト(♀/2014年5月25日/ドイツ生まれ)
2頭合わせてポテトチップ(゚∀゚)
チップの年齢が心配なものの、繁殖を目指して同居していました。 -
ミーアキャット。
団子になって警戒中。
かぼす(♂/出自不明)
きんかん(♂/出自不明)
すだち(♂/出自不明)
あまなつ(♀/出自不明)
はっさく(♀/出自不明)
でこぽん(♂/2014年5月1日生まれ/出自不明)→2019年5月に桐生が岡動物園
いよかん(♀/2014年9月30日生まれ/出自不明)→2019年5月に桐生が岡動物園
かぼすとあまなつはペアになっていて、2度繁殖しています。
コーダ(♂/2017年10月7日生まれ)→現在は智光山公園こども動物園
ビート(♂/2017年10月7日生まれ)→現在は智光山公園こども動物園
テンポ(♀/2017年10月7日生まれ)
リズム(♀/2017年10月7日生まれ)
しんめ(♂/2018年3月16日生まれ)
わかば(♂/2018年3月16日生まれ)
つぼみ(♀/2018年3月16日生まれ)
(追記:2019年8月13日に3頭が誕生。名前はあお、あき、ふく) -
シマハイエナ。
国内でハイエナといえば、大半がブチ模様のブチハイエナです。シマ模様のシマハイエナを飼育しているのは羽村市動物公園と静岡の富士サファリパークの2ヶ所のみと、珍しい動物。
ヨーコ(♀/2007年/オランダ生まれ)
ハイエナ舎の中にも桜の花びらが散っていました。
シマ模様がとても美しいです。 -
ダンキチ(♂/2003年前後生まれ/出身地不明)
ダンキチは来園者に物を投げられたり大きな音を出されたりしていた過去があるらしく、かなりのお客さん不信。寝室と出入り自由になっていて、去年までは人間が近づくと寝室に戻り、気配がなくなると外に出てくる…を繰り返していました。
それが、今年は全く人を気にしません。トラウマを克服したというより、認知機能の低下のような印象を受けました。
(1ヶ月後の2019年5月16日に死亡しました)
シマハイエナの繁殖に日本で初めて成功した羽村市動物園。このペアでは成功しませんでした。 -
インドタテガミヤマアラシ。
日本で飼育されているヤマアラシは、ほとんどがアフリカタテガミヤマアラシです。
アフリカ(以下略)とインド(以下略)の違いは頭のタテガミの量。アフリカ(以下略)の方が体色が黒くてタテガミが多い、よりヤマアラシらしい外見をしています。だから好まれて飼育数が多いのかもしれませんね。
大和(♂/2004年3月1日生まれ/出身地不明)
ナデシコ(♀/2009年生まれ/出身地不明)
この2頭からはたくさんの子供が生まれています。
(♂/2012年3月18日生まれ)→転出先不明
オリヒメ(♀/2012年7月7日生まれ)→転出先不明
ヒコボシ(♂/2012年7月7日生まれ)→転出先不明
ケン(♂/2013年6月16日生まれ)
アカリ(♀/2013年10月8日生まれ)→転出先不明
ヒカリ(♂/2013年10月8日生まれ)→転出先不明
嵐(♂/2014年3月21日生まれ)
(性別不明/2014年8月生まれ)2頭→転出先不明
嵐夏(♂/2016年7月12日生まれ)
調べられたのはここまで。
現在飼育しているのは、大和、ナデシコ、ケン、嵐、嵐夏の4頭です。 -
仲良しなアメリカビーバーの親子。
ゆず(♀/2011年4月23日/千葉市動物公園生まれ)
むぎ(♂/2016年6月11日/羽村市動物公園生まれ)シュロック×ゆず
展示されていたのはこちらの2頭。
シュロック(♂/2007年6月30日)
ホップ(♂/2016年6月11日/羽村市動物公園生まれ)シュロック×ゆず
父と双子の片割れは紹介パネルもなく、様子はわかりませんでした。 -
2頭の見分け方は簡単で、尻尾が一部切れているのがゆず。切れていないのがむぎ。
↑の尻尾は切れていないので、子供のむぎですね。 -
サツマイモの皮を丁寧にむいてからモグモグ。
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ワライカワセミ。
ジャック(♂/2002年5月16日/出身地不明)
人慣れした個体のようで、一番手前の枝にとまっていました。 -
インコや家禽ゾーンの後ろにも桜。一緒には撮れませんけれど。
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遊園地&広場ゾーンにも立派な桜の樹があります。
ビニールシートを敷いてお花見している人の姿も。 -
そんな遊園地エリアには、小さな売店とビニールハウスを利用したテーブル席があります。
売店では蕎麦&うどんやアイス、オモチャを売っていて、購入したものはビニールハウスで食べる仕様。(店内に食べるスペースはありません)
この規模の動物園で手作りの食事を味わえて、しかも平日も営業してる!いやぁ、素晴らしいです!! -
あら、ニューヨークサンドなるメニューが増えています。次回試してみましょう♪
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今回は、たぬきそば(イカ天かす入り)。
去年まで普通のたぬきそばでした。いつの間にかイカ天が使われるようになったんですね。
シンプルな立ち食いそば系ですが、注文してから熟練のおばちゃんが作ってくれる蕎麦はなかなか美味しいのでお試しあれ。
いつまでも営業していただきたいので、せめてもの応援として訪問した際には必ず利用します。 -
2019年の桜もたくさん楽しめました。来年も楽しみに…いえ、羽村市動物公園は1年中開いている(月曜日、元日は休園日)ので別の季節も行きたいですね。
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