2019母娘香港・マカオ旅④世界遺産３０ヶ所を1日で巡るチャレンジ！前編

2019/04/04 - 2019/04/07

マカオに来た目的は世界遺産巡り！
３０ヶ所ある世界遺産を1日で巡りました。かなりタイトでしたが、もしチャレンジしたい方がいたら参考になれば。
媽閣廟まではタクシーで移動しましたが後は徒歩で移動です。

前編はこちらの１５箇所を巡ります。
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１媽閣廟
２バラ広場
３港務局
４リラウ広場
５ 鄭家屋敷
６ 聖ローレンス教会
７聖ヨゼフ修道院及び聖堂
８ドン・ペドロ5世劇場
９ 聖オーガスティン広場
１０聖オーガスティン協会
１１ロバート・ホー・トン図書館
１２ 三街会館
１３セナド広場
１４ 仁慈堂
１５民政総署

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

マカオ２日目は一番気合いを入れた世界遺産巡りの日！朝ごはんからしっかり頂きます。
ホテル内にある帝王点心さんへ。なんと24時間営業。

ザ ヴェネチアン マカオ ホテル

すぐに席へ通していただきました。
メニューは記述式なのでゆっくり選べます。
トーストと卵といったいわゆる洋風朝ごはんメニューもあるよ～と
案内してくれましたが、ここはやっぱり中華でしょう。

まずオーダーしたのは焼売！
確か豚肉の焼売だったかな？熱々でおいしい。

そして大好きワンタン麺！
細麺で薄味、ベーシックなワンタン麺は朝からつるっと完食できちゃうから不思議。
あっという間に平らげました。ごちそうさま！

メインロビーを向けてタクシー乗り場へ向かいます。
メインロビー側にある入り口の方が、バスターミナルがなく空いているので
タクシー移動ならメイン側をお勧め。
何度見てもこの回廊に圧倒されます。

タクシー乗り場もすごいゴージャス。
ルネッサンスな天井画、マカオにいるとは思えない豪華さです。
こちらからタクシーに乗って、最初の世界遺産へ向かいます！

車を走らせて１５分弱、１箇所目の世界遺産へ到着しました！
バスでもいけますがタクシーの方が便利だし時間も半分以下で到着できるのでお勧め。早速マカオらしい、アズレージョのタイルを使った標識を発見。
マカオはすべての道に名前が付いていてこの標識があるのでとてもわかりやすい。

媽閣廟 寺院・教会

１箇所目はこちら、媽閣廟 。
マカオ最古の中国寺院とのこと。朝早かったですがツアー客も来ておりとても賑わっていました。
「媽閣廟」（マーコッミュウ）の読みがマカオの国名の由来になったと言われているほど歴史のある場所だそう。

媽閣廟 寺院・教会

4つの廟で構成されていて、そのうち３つには阿媽という海の女神を祀られていました。長崎に旅行へ行った際、阿媽について二人で学んだのでここでも会えたねーとしみじみ。
入口近くにはこの大きな石には阿媽が乗ってきたという船の絵が描かれています。
この岩、想像以上に大きくてビックリでした。

媽閣廟を出てすぐの広場が世界遺産２ヶ所目であるバラ広場です！
波のようななだらかな模様はカルサーダスというポルトガル式の石畳。
地元の方の憩いの場のような広場でした。

バラ広場 (媽閣廟前地) 広場・公園

３ヶ所目の世界遺産、港務局までは徒歩５分じゃく。
インドのゴアから派遣されたムーア人兵士の元宿舎で、ほとんどの兵士がイスラム教徒だったため建築もイスラム様式。
美しい回廊が見学できると楽しみにしていたのですがなんと工事中で中に入れず。残念！
なんとか外観だけ撮影。黄色の建物が印象的でした。

港務局大樓 現代・近代建築

また５分ほど歩いたらすぐ４ヶ所目の世界遺産、リラウ広場に到着！
かつては井戸のあった広場だそうで、マカオに住んでいたポルトガル人に愛されていた場所とのこと。
井戸は現在はふさがれています。

リラウ広場 (亞婆井前地) 広場・公園

なんとも言えない噴水？を発見。笑
さりげないところにヨーロッパの雰囲気を感じさせるのがマカオ。
写真に撮りたいスポットがたくさんで、急がなければ一日で全部の世界遺産が廻れないのについつい色々撮影してしまいます。

リラウ広場 (亞婆井前地) 広場・公園

リラウ広場からすぐ、五ヶ所目の世界遺産マンダリンハウスです。
ここが本当に広いわ写真に撮りたい素敵な場所が多いわで
思った以上に時間を費やしてしまいました！
中国近代の思想家、鄭觀應の1811年に建てられた故居で多い時で300名ほどが住んでいたとのこと。そりゃあこんだけ広いのも納得。

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

透し彫りというのでしょうか？
一つ一つのドアや窓、家具の装飾がとても凝っていてお洒落。
そして天井が高い！
とても贅沢な空間。

鄭家屋敷 (鄭家大屋) 建造物

建物の間の空間。
内装とは違ってコンクリート造りお無機質な雰囲気。

マンダリンハウスは写真スポットが本当にたくさん！
あちらこちらで撮影を楽しんでいる女の子もいました。
広いのでゆっくり散策をお勧めです。
帰りはミュージアムショップにも立ち寄って、オリジナルグッズを購入しました。
いやーここは楽しかった！

マンダリンハウスではしゃぎすぎた私たち。
気温も暑くばて気味だったので道中にあったゴンチャで喉を潤して次の目的地へ！
６箇所目の世界遺産、聖ローレンス教会です。

聖ローレンス教会 寺院・教会

1558年から1560年に間に建立されたマカオ三大古堂の中の一つ。
昔この教会から海が見えた時代、風の善し悪しが航海の安全につながったので良い風が吹くようにとの願いを込めて建てられたそう。
黄色と白で作られたビジュアルが印象的で、天井は美しいブルーグリーンが特徴的。聖母伝説を表したステンドグラスも綺麗でした。

聖ローレンス教会から徒歩２分ほどのところにこの日７ヶ所目の世界遺産、聖ヨゼフ修道院及び聖堂にやってきました。
746年から1758年にかけてイエズス会によって建築された教会です。
私も母も、とても楽しみにしていた世界遺産の１つです。

聖ヨセフ修道院および聖堂 寺院・教会

この教会、実は日本人なら教科書などで一度は目にしたことのある宣教師フランシスコザビエルの上腕骨があることで有名。
黄色っぽくライトアップされている祭壇の中をよーく見てください。
本当に上腕骨がありました。びっくり。

天井には、「IHS」というイエズス会のシンボルが書かれているので是非見てみてほしいポイント。
教会内の柱はらせん状になっていてとても個性的なデザインでした。

徒歩５分ほど歩くと世界遺産がぎゅっと集まったエリアにたどり着きます。
この美しいミントグリーンの建物は世界遺産八ヶ所目、ドンペドロ５世劇場です。
本当に綺麗なグリーンで、記念撮影ポイントとしても人気。
1860年に建設されたアジア初の西洋式劇場で、かつては男性専用の社交の場として使われていました。現在は劇場として多くの芸術が上演されているそう。

ドン ペドロ5世劇場 現代・近代建築

中の劇場も見学することができます！思ったより狭め。
ミントグリーンの外観に反して中はクラシックな感じでした。
世界遺産の中で楽しむ芸術はより一層魅力的にうつるだろうな。

世界遺産９ヶ所目、聖オーガスチン広場です。
聖オーガスティン教会、ドン・ペドロ5世劇場、聖ヨゼフ修道院及び聖堂、ロバート・ホー・トン図書館という4つの世界遺産に面している広場です。
広場の中心に立ってぐるりと回るとどこも世界遺産の建物というのはなんだか感動。
こちらの広場も特徴的な波模様の床が印象的でした。建物の色ともマッチしていて、本当に可愛い。そしてヨーロッパの街並のよう。

聖オーガスチン広場（崗頂前地） 広場・公園

広場の名前にもなっている聖オーガスチン教会です。
１０ヶ所目の世界遺産。
1586年にスペイン人によって建設されたクリームイエローの教会です。現在の建物は1874年に再建されたものだそう。

聖オーガスチン教会 寺院・教会

この教会では毎年「パッソスの聖体行列」という行事が行われることで有名。
聖オーガスティン教会に保管されていたキリスト像を大堂に移動させたが、いつのまにか誰の目に触れることもなく像が教会に戻ってきていたという出来事を元にしているそう。
ちなみにこの写真はそのキリスト像ではありません。笑

聖オーガスチン広場に面している世界遺産の最後はロバートホートン図書館です。
この日１１ヶ所目の世界遺産！
こちらの図書館は淡いオレンジ色の壁が特徴的です。マカオ最大の図書館だそう。

ロバート ホー トン図書館 博物館・美術館・ギャラリー

元はポルトガル人のドナ・キャロリーナ・クンハという方の住居で、その後香港の大富豪ロバート・ホー・トンが別荘として使っていた建物。
彼の死後、遺言により建物はマカオ政府に寄付され1958年に図書館となったという歴史があります。
窓から中をちらりと覗くと本がずらりと並んでおりたくさんの人が利用していました。地元の図書館が世界遺産なんて羨ましい。

門をくぐり奥に進むとステキな庭園と発見。
テーブルやベンチも置いてありちょっとした休憩スペースに。
（トイレもありました。）
私たちも一旦座りプチ休憩をして次の目的地へ向かいます！

オーガスチン広場を抜けセナド広場方面へ向かう道は
さっきのヨーロッパ風の雰囲気から一気にアジアな雰囲気。
少し坂になっている道沿いには商店や食事処などもあり
マカオの人たちの生活を垣間見ることができました。

ポルトガルの幸福の鳥、ガロの看板を発見！
こちらはレストランの看板でした。

少し迷いつつ１２箇所目の世界遺産に到着！
三国志に出てくる関帝が祀られています。関帝は加護と安定を与える商売の神様としてマカオの多くの人に愛されているそう。
この廟はかつて付近にある營地大街、関前正街、草推街の商店会の役割を果たしてたそう。（それで名前が三街会館）
こちらは小道に入ったところにあるので迷いやすいです。注意！

三街会館 (關帝廟) 寺院・教会

１３か所目の世界遺産はマカオで一番有名な場所と言っても過言ではない、
セナド広場です！ガイドブックでもおなじみ。
世界中からきた観光客でとても賑わっていました。
タイル貼りの床、噴水、そして建物の雰囲気がヨーロッパ旅行に来単じゃないかと錯覚させられるよう。
と思えば小道に入ると先ほどの三街会館のような中華風のお寺があったりして本当に面白い街。

セナド広場 広場・公園

セナド広場に面している１４か所目の世界遺産、仁慈堂 。
こちらは残念ながら工事中でした。。
白い特徴的な建物とのことだったのでとっても残念。。
仁慈堂とはポルトガルのレオノール女王が作った慈善福祉団体のことで、中にはちょっとした資料館がありそちらは見学可能でした。

仁慈堂大樓 現代・近代建築

午前中最後の世界遺産はちょうど半分１５か所目、民政総署 です！
マカオの政治の中心として使われてきた場所。大きな存在感抜群な建物でした。

市政署 (市政署大樓) 建造物

入り口から中庭壁にかけての壁にはアズレージョと呼ばれるポルトガル式の青いタイル、アズレージョが敷き詰められていて、ポルトガル感満載。
噂に聞いていたアズレージョタイル、やっぱり可愛い！絶賛部屋をリフォーム中の母は、こんな壁もいいな～と思いを募らせておりました。

中庭も素敵な雰囲気。
この床のタイル模様がお気に入りです。
ポルトガルの詩人ルイス・カモンエス、作家ジョアン・デ・デウスの胸像などもありました。
入り口の左側にはショップがありアズレージョ柄をイメージしたグッズがたくさん販売されていてお土産探しにぴったりです。

ちょうど半分のところでランチタイム！
セナド広場からほど近いレストランへ向かいます。

事前に調べておいた澳門珈琲（オウムンカフェ）へ！ポルトガル料理をいただけるカフェレストランです。
縦長の店内にはお客さんがぎっしり！ちょうど２人用のテーブルが空いていたのですぐに通してくれました。
店員さんはとっても明るくて親切。それだけでも当たりのお店だ！と感じます。
まずは定番のタラを使ったコロッケ。重すぎずペロリと頂きました。

澳門珈琲 カフェ

そして絶品だったのかこちらの海鮮トマトリゾット！
見た目はイマイチかもしれませんが（笑）大きなお鍋の中にはたっぷりの海鮮がゴロゴロと入っていて、エキスが染み渡ったご飯は言葉にできない美味しさ！
ちょっとお高めですが注文する価値ありの１品です。
大人気メニューのようで周りのお客さんも頼んでいる方が多かったです。

こちらのお店、JCBカードで支払うとデザートが１品サービスされます。
私たちはこのポルトガル風？のティラミスを頂きました。
甘いのかな？と思いきや意外と後味さっぱりであっという間に完食。
ご飯も美味しいし、店員さんのサービスもよかったし大満足なランチでした。

午後の部は残りの１５カ所を回ります！後編に続く。