久々の京都訪問[上]……びわ湖ホールの『さまよえるオランダ人』から始まって修学院離宮見学までの２泊旅

2016/03/06 - 2016/03/08

春まだ浅い2016年３月上旬。本当に久しぶりに京都へと上ってみた。

第一の目的は、びわ湖ホールで上演されるワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』を観ることだった。朝９時半過ぎの東海道新幹線で一路京都へ、京都駅から東海道線……ではなく琵琶湖線で膳所まで。膳所からで下車すれば、びわ湖ホールは目と鼻の先。

その前に、折しも第71回びわ湖毎日マラソン大会が大津皇子山陸上競技場をスタートしたタイミングで、石場駅前通過まで15分足らず。ということで待つことしばし、先触れの大会運営車に始まって、ＮＨＫの中継車などなどに続いて白バイに先導された選手の一団がやって来た。

ペースメーカーの一人は設楽。時速20kmほどであっという間に通過していった選手の中には川内優輝、柏原竜二のような見知った選手もいたのだ。

10分ほどのマラソン観戦の後はびわ湖ホールへ。14時開演で休憩なし２時間半足らずの『さまよえるオランダ人』は、聴こえてくる音楽も平板だったし、演出も“何だかな”な舞台に、いささかがっかりしつつ“まあ、ホールを見に来たんだ”と思うことにして、ホールから再び京阪石場へ、そこから２駅のびわ湖浜大津で京阪京津線に乗り換えたが、これがびっくりの路面電車に始まって、逢坂山の峠越え登山電車に変容し、京都に入れば御陵から京都市営地下鉄東西線と名前を変えて地下に潜る……一度で三度おいしい鉄旅の末、烏丸御池駅近くのホテルにチェックインしたのは17時過ぎのこと。さてこの先は……
[京都編に続く]

エリア 大津(滋賀)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

９時半過ぎの“のぞみ”で行くからね！

そうして、京阪石山坂線の石場駅に着いた。びわ湖毎日マラソンのランナーを待つ。

選手通過に先立つ数分前、先触れの大会車が通過。

そしてペースメーカーの設楽悠太、圓井に先導された第２集団。右に柏原とその後ろに川内の姿が。あっという間に通過していきました。

マラソン観戦から、お次はワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』だ。びわ湖ホール初見参！

ホールから琵琶湖を望む。ここは琵琶湖南のほんのちょっとのエリアだが、これだけでも十分広い。

びわ湖ホール上階のホワイエからの琵琶湖。