東京旅行記(ブログ) 一覧に戻る
神話の時代から桜は、はかなく美しい存在でした。<br /><br />民俗学においては、田の神を意味する「さ」と神の御座の「くら」が結びついたという説があります。<br />満開の桜には田の神が宿り、田植えから収穫まで見守ってくれるありがたい存在として、農耕民から崇められていたという。これは京都の料亭「菊乃井」、料理界の重鎮村田吉弘さんが話していたことで知りました。<br /><br />おらがまち(むら)には必ずと言っていいほどに桜が植えられていますね。<br />そんなおらがまちの桜を愛でる小さなたびに出ました。<br />エリア表示は神奈川ですが、都内の桜の名所から散策開始です<br />

淡紅色の はかなき季節(とき)を 逍遙す

11いいね!

2019/03/27 - 2019/04/03

38274位(同エリア85045件中)

0

29

おっとっとさん

神話の時代から桜は、はかなく美しい存在でした。

民俗学においては、田の神を意味する「さ」と神の御座の「くら」が結びついたという説があります。
満開の桜には田の神が宿り、田植えから収穫まで見守ってくれるありがたい存在として、農耕民から崇められていたという。これは京都の料亭「菊乃井」、料理界の重鎮村田吉弘さんが話していたことで知りました。

おらがまち(むら)には必ずと言っていいほどに桜が植えられていますね。
そんなおらがまちの桜を愛でる小さなたびに出ました。
エリア表示は神奈川ですが、都内の桜の名所から散策開始です

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  古来、ひとは桜を愛で、記録(うた)に残してきました。<br /><br />桜を愛でると、多くの歌人達の読んだ‘うた’が自然と湧き上がってきて居心地よいものです。<br />撮った写真と歌には関係ありませんが、ふーっと浮かんだので。<br /><br />和歌もあり、俳句もあり。<br />首都圏、都内と横浜の桜を愛でる小旅行に出かけました。<br />

    古来、ひとは桜を愛で、記録(うた)に残してきました。

    桜を愛でると、多くの歌人達の読んだ‘うた’が自然と湧き上がってきて居心地よいものです。
    撮った写真と歌には関係ありませんが、ふーっと浮かんだので。

    和歌もあり、俳句もあり。
    首都圏、都内と横浜の桜を愛でる小旅行に出かけました。

  •  サラダ記念日<br />(「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日)で突然文壇に登場した俵万智さん。<br /><br />「さくら桜そして今日見るこのさくら 三たびの春を我ら歩めり」(万智)<br /><br />写真は、千鳥ヶ淵公園の満開の夜桜<br /><br />

    サラダ記念日
    (「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日)で突然文壇に登場した俵万智さん。

    「さくら桜そして今日見るこのさくら 三たびの春を我ら歩めり」(万智)

    写真は、千鳥ヶ淵公園の満開の夜桜

  • 「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」在原業平<br /><br /> 江戸時代、3代将軍徳川家光が創建した寛永寺に吉野の山桜が大量に移植され、江戸で初めての桜並木が出現。<br />その後、8代将軍吉宗は庶民の行楽目的の桜の名所を江戸の各地につくりました。<br />そこで催された花見の宴では身分を問わず無礼講が許され、江戸庶民は花見を心待ちにして、桜に対する思い入れを深くしていったという。<br /><br />その名残も含めて都内の桜の名所として、目黒川、千鳥ヶ淵公園、上野恩賜公園、六義園、墨田川、井の頭公園、新宿御苑、小石川、浜離宮、代々木公園、飛鳥山公園がよく知られています。<br />最近では新たにミッドタウンが仲間入りしましたね。今回は、目黒川と千鳥ヶ淵を散策。<br />写真は千鳥ヶ淵の夜桜。<br />

    「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」在原業平

     江戸時代、3代将軍徳川家光が創建した寛永寺に吉野の山桜が大量に移植され、江戸で初めての桜並木が出現。
    その後、8代将軍吉宗は庶民の行楽目的の桜の名所を江戸の各地につくりました。
    そこで催された花見の宴では身分を問わず無礼講が許され、江戸庶民は花見を心待ちにして、桜に対する思い入れを深くしていったという。

    その名残も含めて都内の桜の名所として、目黒川、千鳥ヶ淵公園、上野恩賜公園、六義園、墨田川、井の頭公園、新宿御苑、小石川、浜離宮、代々木公園、飛鳥山公園がよく知られています。
    最近では新たにミッドタウンが仲間入りしましたね。今回は、目黒川と千鳥ヶ淵を散策。
    写真は千鳥ヶ淵の夜桜。

  • 「ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」<br />平安末期の歌人西行。<br />

    「ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」
    平安末期の歌人西行。

  • 「花の雲 鐘は上野か 浅草か」(芭蕉)<br />浅草模様

    「花の雲 鐘は上野か 浅草か」(芭蕉)
    浅草模様

  • 鎌倉 鶴が丘八幡宮の桜<br /><br />花曇りでしたが桜は満開<br /><br />

    鎌倉 鶴が丘八幡宮の桜

    花曇りでしたが桜は満開

  • 「風さわぐ をちの外山に雲晴れて 桜に曇る春のよの月」(実朝)<br /><br />鎌倉将軍というより、歌人として名をはせた源実朝。<br />鶴が丘八幡宮の境内、流鏑馬馬場に植樹された実朝桜の碑に<br />

    「風さわぐ をちの外山に雲晴れて 桜に曇る春のよの月」(実朝)

    鎌倉将軍というより、歌人として名をはせた源実朝。
    鶴が丘八幡宮の境内、流鏑馬馬場に植樹された実朝桜の碑に

  • 道端に咲く寒つばき<br />

    道端に咲く寒つばき

  • <br />写真は鶴ケ岡八幡宮境内


    写真は鶴ケ岡八幡宮境内

  • 横浜 鶴見川河畔遊歩道<br /><br />右奥にプリンスペペが見えます

    横浜 鶴見川河畔遊歩道

    右奥にプリンスペペが見えます

  • 鶴見川から遠くに富士を望む

    鶴見川から遠くに富士を望む

  • 鶴見川河畔に濃い色の八重桜が。<br /><br />「いにしえの奈良の都の八重桜 今日九重ににほいぬるかな」<br />伊勢大輔『詞花集』春<br /><br />ここは横浜ですがーーー

    鶴見川河畔に濃い色の八重桜が。

    「いにしえの奈良の都の八重桜 今日九重ににほいぬるかな」
    伊勢大輔『詞花集』春

    ここは横浜ですがーーー

  • 「ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」<br />平安末期の歌人西行<br /><br />西行は吉野の桜をこよなく愛したという。<br />ソメイヨシノ 近影<br /><br /><br /><br />

    「ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」
    平安末期の歌人西行

    西行は吉野の桜をこよなく愛したという。
    ソメイヨシノ 近影



  • 鶴見川沿いの太尾街道の桜並木

    鶴見川沿いの太尾街道の桜並木

  • 梅で知られる大倉山梅林は梅が終わると桜が満開に

    梅で知られる大倉山梅林は梅が終わると桜が満開に

  • 何と鮮明な春の赤

    何と鮮明な春の赤

  • 東急東横線沿線を散策<br /><br />駅から5分でひっそりと。<br /><br /><br /><br /><br />

    東急東横線沿線を散策

    駅から5分でひっそりと。




  • 都会のまちの夜桜です<br /><br />ライトアップしているのでしょうか<br /><br />

    都会のまちの夜桜です

    ライトアップしているのでしょうか

  • 「桜花 何が不足で ちりいそぐ」 (一茶)<br /><br />お寺さんの山門<br /><br />満開からちりはじめ

    「桜花 何が不足で ちりいそぐ」 (一茶)

    お寺さんの山門

    満開からちりはじめ

  • 大きなマンションの中の大木桜<br /><br />

    大きなマンションの中の大木桜

  • 大きな桜の木の根元です

    大きな桜の木の根元です

  • 企業の桜並木<br /><br />

    企業の桜並木

  • 桜の公園と書いてありました。<br />

    桜の公園と書いてありました。

  • 道端のボケの花<br />「木瓜(ぼけ)咲くや漱石拙を守るべく」<br />夏目漱石「漱石全集」<br /><br />美しい<br /><br />

    道端のボケの花
    「木瓜(ぼけ)咲くや漱石拙を守るべく」
    夏目漱石「漱石全集」

    美しい

  • 京都東寺の五重塔と桜(2016年寄稿)<br /><br />「久方(ひさかた)の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」 紀友則

    京都東寺の五重塔と桜(2016年寄稿)

    「久方(ひさかた)の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」 紀友則

  • 御所の桜 (2018年寄稿)<br />御所の桜を読んだ一首、やはりこれ。<br /><br />「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」<br />絶世の美人小野小町

    御所の桜 (2018年寄稿)
    御所の桜を読んだ一首、やはりこれ。

    「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」
    絶世の美人小野小町

  • 「はなもまた君のためにとさきいでて 世にならびなき春にあふらし」<br /><br />「醍醐の花見」は、醍醐寺に700本の桜を移植し、1300人を招いたことが記録されています。<br />淀殿がよんだとされる一首で君とは秀吉を指すというけれど、本当は息子秀頼のことをよんだ<br /><br /><br />京都 醍醐寺の桜(2016年寄稿)<br /><br />

    「はなもまた君のためにとさきいでて 世にならびなき春にあふらし」

    「醍醐の花見」は、醍醐寺に700本の桜を移植し、1300人を招いたことが記録されています。
    淀殿がよんだとされる一首で君とは秀吉を指すというけれど、本当は息子秀頼のことをよんだ


    京都 醍醐寺の桜(2016年寄稿)

  • 「ふるさとのはるをわすれぬやへざくら<br />   これやみしよにかはらざるらむ」 式子内親王 「続後撰集」<br /><br />花びらが八重(やえ)になって咲くことから名が付いた八重桜:<br />以前、京都の旅で醍醐寺の八重桜を愛でました。<br /><br /><br />

    「ふるさとのはるをわすれぬやへざくら
       これやみしよにかはらざるらむ」 式子内親王 「続後撰集」

    花びらが八重(やえ)になって咲くことから名が付いた八重桜:
    以前、京都の旅で醍醐寺の八重桜を愛でました。


  • 「若の浦に 潮満ちくれば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴きわたる」<br /><br />万葉集の代表歌人・山部赤人にと詠まれるなど、万葉歌人に愛された和歌の聖地・和歌の浦にもかつて旅しました。<br />紀三井寺の桜も有名です。(2015年)<br /><br />

    「若の浦に 潮満ちくれば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴きわたる」

    万葉集の代表歌人・山部赤人にと詠まれるなど、万葉歌人に愛された和歌の聖地・和歌の浦にもかつて旅しました。
    紀三井寺の桜も有名です。(2015年)

この旅行記のタグ

関連タグ

11いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP