2019桜の季節　茶碗が目当ての近江旅

2019/04/06 - 2019/04/07

1泊2日で京都から近江へ。今回の旅の最大の目的は、ミホ・ミュージアムで展示中の曜変天目茶碗を見るこでした。
大徳寺・龍光院が所有していて、滅多に見ることができないので、ぜひこの機会にと思い、旅を思い立ったわけです。
近江は見所が多く、旅情あふれる土地ですね。もっと近江を回りたいと思いました。

エリア 石山寺周辺(滋賀)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大津にやってきました。三井寺の桜のライトアップです。

ライトアップされた琵琶湖疎水の桜。見事です。

夜桜を愛でた後は、お待ちかねのディナー。近江牛で知られる「かど萬」さんです。

すき焼き、しゃぶしゃぶ、オイル焼き、ステーキのメニューがありますが、この店は、自分で調理するスタイル。だから値段が安いのです。
目玉が飛び出そうな価格の極上肉が、東京の半値くらいでいただけます。

近江牛のヒレとロース。
ヒレ肉が特に美味で、よくテレビのグルメ番組でレポーターが「肉が口の中で溶ける～」って言いますが、本当にそうなんですね。

このまま帰郷するなら、保冷バック持参で、生肉を買って帰りたいくらい。

ホテルは、「ホテル講　大津百町」です。リノベーションされた商店街の町屋を改装した新しいスタイルのホテルです。

レセプションのあるラウンジは、宿泊中は自由に使えます。

夕方のラウンジはバータイム。近江のお酒も用意されていました。

ベッドの寝心地がよかったです。京都に比べて宿泊費が安いのがありがたいです。

次の日。ミホミュージアムに向かいます。
JRの石山下車。バス乗り場は3番。乗り場の横にある自販機で美術館の切符がセットになった往復切符を買えます。

話題の特別展とあって、人が多くてバスに乗れなかったら困るから、と早めに宿を出ましたが、バスは臨時が設けられていたので、その心配は無用でした。
何せ美術館までバスで山道を50分も走るのです。車中でお客を立たせない方針のようです。

10時オープンの美術館、9時50分ごろ着いたら、すでに並んでいました。
オープンしたら、すぐに特別展に向かいます。その作戦が成功して、茶碗の手前で10分ほど並びましたが、じっくり茶碗を見れましたし、他の展示はサクサクでした。

特別展の会場を出たら、会場の外まで列が伸びていたので、タッチの差でした。

常設展では、古代ローマやエジプト、オリエントの美術品が展示されています。
古代ローマのモザイク床もあって、まるでルーブル美術館のよう。

なお、常設展にも、「大正名器鑑」で紹介されている、前田家が所有していたという曜変天目茶碗があるので、お見逃しなく。

この建物は、ルーブルのガラスのピラミッドを作った建築家、I.M.ペイの作品です。
窓から見える風景は、山また山。よく、こんなところに…と思うような場所です。
ちなみに携帯は圏外でした。

美術館とレセプション棟を結ぶトンネル。トンネルの手前のレセプション棟側にはしだれ桜の並木が。この時はまだ蕾だったのですが、なんか咲いている感じに見えますね。

レセプション棟です。

レセプション棟のレストランで、ランチです。オーガニックでヘルシーな食事。ご飯はお寿司。美味しかったです。

ミホミュージアムのバスターミナルです。

バスに乗って石山に戻り、別のバスに乗り換えて、石山寺に行きました。

境内も桜がいっぱい。蓮如堂です。

ご神木です。

天然記念物の硅灰石です。石山寺の名前の由来になっている石です。

境内はとても広いです。しかも山。
でも、上まで登ると素晴らしい風景が。

石山寺は花の寺としても知られます。しだれ桜も見事でした。

光堂までやってきました。

紫式部像です。紫式部は、ここ石山寺で源氏物語の構想を得たと言いますが、像まで立てちゃうのって、ちょっと俗っぽい感じがします。

とにかくよく歩きました。
境内の前にある叶匠寿庵で、休憩。
石山寺店限定の石餅を使った冷やしぜんざいをいただきました。

桜並木のバス停からバスに乗り石山駅に戻ります。

頑張れば、三井寺も回れなくはなかったのですが、三井寺も山なので、1日2山は辛いのでやめました。
大津で降りずに京都に出て、新幹線まで少し時間があったので、東寺に行きました。
東寺の桜も見事。

これにて旅は終了です。桜もたくさん楽しめました。春はいいですね。

この旅行記へのコメント （2）

• mistralさん 2022/01/24 16:42:05

  近江

  luceさん
  
  はじめまして。
  mistralと申します。
  一度書きましたコメントが送信したつもりでしたのに、消えてしまっていました。
  
  たまたまお寄りしたluceさんの旅行記の奈良監獄の文字に目が止まりました。
  山下洋輔さんのお爺さまの設計された監獄シリーズの一つですね。
  2月に鹿児島に所用で参りますが、同じ監獄シリーズで今は移築されて門のみの
  物件？を見てくる予定です。
  奈良監獄は改装前？に見学会があったんですね。
  
  そして近江へ。
  この年末に大津に宿を取り、周辺を回ってきました。
  その折は他に目的があり、石山寺、三井寺はパスし、琵琶湖疏水を下るのは
  桜の時期にと密かに決めておりました。
  最初に予約しようと思ったのも、ホテル講、おんなじでした。
  なんとなく一方的ではありますがご縁を感じて、コメントをさせていただきました。
  
  ミホミュージアムでの天目茶碗の公開も素晴らしいですね。
  そんな機会が再びあるのなら、行ってみたいと思いました。
  
  今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
  
  mistral
  

  luceさん からの返信 2022/01/30 09:54:06

  RE: 近江

  mistralさん
  
  メッセージをありがとうございました。
  奈良監獄のツアーは、星野リゾートの工事が遅れているせいか、3月にもまた実施されますし、
  まだ全く工事が進んでいないので、その後もあるかもしれません。クラブツーリズムです。
  
  近江は見どころが多く、また訪れたいと思っておりますが、
  行きたいところがありすぎて、なかなか…。
  
  2月に鹿児島に行かれるのですね。旅行記を覗きにお邪魔させていただきます。
  今後とも、よろしくお願いいたします。
  返信が遅くなり、失礼いたしました。
  
  lice
  
  
  
  > luceさん
  >
  > はじめまして。
  > mistralと申します。
  > 一度書きましたコメントが送信したつもりでしたのに、消えてしまっていました。
  >
  > たまたまお寄りしたluceさんの旅行記の奈良監獄の文字に目が止まりました。
  > 山下洋輔さんのお爺さまの設計された監獄シリーズの一つですね。
  > 2月に鹿児島に所用で参りますが、同じ監獄シリーズで今は移築されて門のみの
  > 物件？を見てくる予定です。
  > 奈良監獄は改装前？に見学会があったんですね。
  >
  > そして近江へ。
  > この年末に大津に宿を取り、周辺を回ってきました。
  > その折は他に目的があり、石山寺、三井寺はパスし、琵琶湖疏水を下るのは
  > 桜の時期にと密かに決めておりました。
  > 最初に予約しようと思ったのも、ホテル講、おんなじでした。
  > なんとなく一方的ではありますがご縁を感じて、コメントをさせていただきました。
  >
  > ミホミュージアムでの天目茶碗の公開も素晴らしいですね。
  > そんな機会が再びあるのなら、行ってみたいと思いました。
  >
  > 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
  >
  > mistral
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