2019/03/04 - 2019/03/07
154位(同エリア392件中)
いちごさん
友だちと2人で、台湾へ3泊4日で行きました。
友だちは2度目、私は初めての台湾です。
中国語はおろか、英語も全然ダメなのでパックツアーを利用しました。
3泊4日とはいえ、1日目の関空発は16:00で桃園空港へ18:30着なので移動だけ。
最終日の4日目は、桃園空港発11:15で移動だけ。
実質2日間の旅です。
ちなみに一緒に行った友だちとは、ここ10年間に渡ってほぼ年2回、訪韓してきた友だちです。
今回は、人気の台湾に行ってみたくなりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
ツアーコース名は【キャセイパシフィック航空利用 美食と台三線ロマンチック街道 台湾浪漫紀行4日間】
なので、関空16:00発の【キャセイパシフィック航空】に搭乗します。
私は、初の台湾旅行なので定番観光地OKですが、パックツアーでは珍しいらしい「台三線 ロマンチック街道」というのに惹かれました。
とはいうものの、「台三線」・・・なんのことやら。
なんか分からんけど、ロマンチックでレトロな香りがぷんぷん。 -
時差1時間なので、3時間半のフライトで桃園空港18:30到着。
到着ロビーへ出て、大勢の出迎え人の中から、現地ガイドさんが掲げる旅行社の名前を見つけて駆け寄ります。
私たちは、荷物を機内に持ち込んでいたので早いほう。
50歳くらいの男性ガイドさん、総勢25名のツアーです。
最後の方が到達するまで椅子に座って、あの人一緒かな?この人もそうかな?と、あれこれイメージしながら待ちました。 -
全員そろったところで、旅行社の迎えのバスに乗って夜ご飯を食べに中華料理店へ出発。
ツアーが始まったばっかりで店名は不明、写真も無し・・・パックツアーの気楽な点であり、ザンネンな点でもあります。
中華料理店の大きなターンテーブルを囲む8人は、友だち以外初対面です。
ちょっと緊張ぎみだったけれど、私たち以外は6人のグループで同じ滋賀からの参加。
急に親近感が湧いて緊張がほぐれて、県人会による晩餐になりました。 -
今宵のお宿は桃園市にある【プレザントホテル インターナショナル(晶悦国際飯店)】
団体さんなので、ガイドさんの話しを聞きもらさないようしっかり聞きます。
翌日の朝食は6:00~、TVは2~4チャンネル・・少なっ、WiFi無料、ミネラルウォーターいただけるそうです。
朝の集合時間は8:20 ロビーへ、、、では、解散~ -
私たちのお部屋は9階です・・・って、おおかたの人がそうだけれど。
私は、パックツアーで何が心配かというと、ベッドが人数分あるかどうかです。
ツアーを申し込む時はほとんどの場合、部屋はツインを確約できません・・・みたいな注意事項があるので(私が選ぶ安いパックだから?)。
部屋に入る直前までツインかダブルか、ドキドキします。 -
ベッドが2台あってホッ(^^♪、部屋もきれいで、あとは何も気になりません。
-
ただ、備え付けのスリッパが紙過ぎて・・・・・
サニタリーへは不安で履いて入れません。
例えると、金魚すくいの網のよう。
まっ、あるだけマシか~
さすが、台湾2回目の友だちは、Myスリッパを持参していました。 -
昨夜、ホテルに着いたのが遅い時間で闇の中。
今朝、その姿を見ることが出来ました。
大きなホテルでした、、、スリッパ薄いけど。 -
迎えのバスに乗り込んで、いよいよ本格的に旅が始まります。
座席は、ツアー客が25名なので余裕。
ただ、バスの中が寒かった・・・・・
3月上旬の台北の気候は日本の4月ぐらいで、寒い日もあれば夏日もあったりするのは日本も一緒で、最高気温は20℃前後と聞いていたので基本、春の装いです。
・・で、車中は冷房が効いています。
特に雨の日は、寒くても車窓が曇るので冷房ON、、、これが寒かった。 -
2日目の朝、【北埔(ベイプー)】へ向かいます。
【台三線 ロマンチック街道】のキャッチコピーに惹かれたその地へ。
【台三線(たいさんせん)】は台湾を南北に走る幹線道路で、【ロマンチック街道】は「桃園」「新竹」「苗栗」「台中」までの4つの県や市を跨ぐエリアに命名されているそうです。 -
ロマンチック街道沿いには、客家(はっか)の人々が居住する16の集落が点在していることから【客家の里を訪ねる旅】として、近年売り出し中だとか。
ここは、そのひとつ、【新竹】の【北埔(ベイプー)】
老街(ラオジェ)やお寺、お屋敷を散策したり、客家文化の擂茶(れいちゃ)を体験させてくれます。 -
【客家(はっか)】と呼ばれる人々は、中華文明が起こった黄河中流周辺地域をルーツとする漢民族とされています。
戦乱から逃れるため南方(広東、福建など)へ移動・定住を繰り返して、現代では台湾や香港などに多く移ったと伝えられているそうです。
移住先では原住民にとっては“よそ者””客人”であるため客家と呼ばれ、団結して生きてきたので独自の客家語と文化を持っています。 -
ガイドさんに付いて、赤レンガの壁沿いに細い路地を行きます。
古い街並みの風情が感じられて、老街(ラオジエ)に足を踏み入れたのだとワクワクします。 -
閉じられた門のすき間から中を覗く。。。写真も。
-
白いオシャレな建物は
-
【金廣福公館】で、こちらが正門。
客家人と福建人が一緒に武装開拓組織を結成して建てた公館。
国の1級古蹟に指定されています。 -
その先には【天水堂】
北埔の歴史的建築のほとんどが「姜一族」によって開墾されたものだそうです。
【天水堂】は、武装開拓組織の客家人のリーダー「姜秀鑾」氏の邸宅。
現在も「姜一族」の子孫が管理をしている私邸なので、一般公開はされていません。 -
それでも、歴史のある建造物なので見てみたい。
台湾で最も上品で美しいと言われる門樓なので見てみたい。
そんな観光客のために、怪しげだけれど、外塀の門から覗くことは許されています。
カメラも、門のすき間から差し入れての撮影ならOK(こんなん多い(^_^;)) -
または、ブーゲンビリアの枝が伸びる石塀伝いに横へ歩いて
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塀の切れ間から覗かせてもらいます。
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ただ、そこからだと、広いお屋敷なので門楼までが遠くて、小さい~
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写真なら大ズームで見られるけれど。
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白壁と赤レンガの門の枠、剥がれ落ちた壁やそこに置いてある自転車さえも、ええ感じ。
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狭い路地を歩きます。
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石畳が風景によく似合ってる。
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ガイドさん付きツアーは、ポイント、ポイントで説明があるのがいいです。
ただ、ふーん、と見てるだけではモッタイないので。
でも、団体さんなので、ガイドさんの近くに居ないと説明が聞こえないし聞き逃す。
写真を撮ったりしていたら出遅れて、何にも分からないうちに次へ進むことに。
とても雰囲気のある素敵な所も、そんなふうに過ぎてしまう。 -
石畳には通りの表示があって、分かりやすい、、、って、ガイドさんに付いて行くだけだけれど。
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【水井茶堂】へ。
見るからに、古い町並みらしい店構え。 -
ここで「擂茶(れいちゃ)」体験と「東方美人茶」の試飲をさせてもらいます。
「擂茶(れいちゃ)」は、客家(はっか)民族の間で古くから飲まれていて、美容効果もある食べるお茶だそうです。
「東方美人茶」は、北埔がある新竹県の名産品で名実ともに有名な台湾のお茶、、、私はこの時まで知らなかったけれど。 -
では、お店の中へ。
入り口もレトロで -
赤い扉もレトロ。
-
オーナーさんは、1930年くらいに建てられた日本家屋をリノベーションして、お店を始められたそうです。
古い建築物をその姿のまま大事に使われているのが感じられます。 -
店内に入ると、ツアー客25名が大きなテーブルには数名、そのほかは4名づつのテーブルに組み分けされて、席に着きます。
私は友だちとともに4名テーブルへ。 -
ティーポットに用意されているのが、「東方美人茶」、、、いっぱい飲んだら美人になれるのかと勘違いしそうなネーミング。
イギリスで初めて飲んだ貴族が、「Oh~(←はイメージです)オリエンタル・ビューティー」とおっしゃったのが始まりだとか。
すり鉢・すりこぎセットの正体は「擂茶」の素。 -
白胡麻、黒胡麻、かぼちゃの種、ピーナッツをすりこぎで、ただひたすら、すり潰します。
すっても、すっても店員さんからのOKが出なくて、体力勝負。
替わろうか~?と言ったものの体力には自信がないし、「大丈夫~私、調理師やから」のお言葉に甘えて。
隣のテーブルがOKをもらって次の段階に進んでる、、、むくむくと湧き上がる闘争心。私、声だけの参加ですが。 -
その後、調理師さんの頑張りで、次の段階へ。
店員さんが、パウダー状のものと水分を加えて -
ドロドロ状に。
この段階では、味がまったく想像出来ない。 -
ドロドロ状を容器につぎ分けて、ポン菓子を浮かべたら
-
完成!!!
スプーンで、すり潰された豆類やポン菓子をすくっていただきます。
味は、特に甘いとか辛いとかの味は無くて、でも身体には良さそう。
なんとなく、私が筋力運動の後のタンパク質補給のために、黄な粉を入れて飲む豆乳の味を思い出させる。
そんな、飲む客家文化に触れた体験でした。 -
まだまだ、【北埔老街(ベイプーラオジエ)】の散策は続きます。
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