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3月10日<br />朝4時起床、ポイントセノットキャンプ場からフィッツロイ展望台に登る。昨日登っているので体力的に覚悟ができているので疲労困憊することなくフィッツロイ麓に到着。<br /><br />日の出二時間前なので真っ暗。星空を見ながら写真を撮る。あまり暗い時間はフィッツロイに雪が積もり白いとはいえ写真を撮っても黒のシルエットとしか映らない。東のほうの空を中心に写真を撮ると日の出の2時間前といえども地平線がうっすらと明るく写る。その後時々写真を撮り続けていると、日の出前のわずかな光がフィッツロイを赤く染め、星空とフィッツロイの両方を写真に撮ることができることがわかる。<br /><br />目で見ても東の空がだんだん明るくなり放射線状に太陽の光が空に広がるのがわかるようになる。空の光が湖の表面を反射してくっきりと湖が浮かぶ。そんな時間でもまだフィッツロイには光が当たらない。<br /><br />それまでは生暖かい感じの風が当たっていたにもかかわらず急に風が出てきて冷えてきた。ミドル保温ウェア、スウェットパーカのフードをかぶりその上からハードシェルを着てちょうどいい感じ。それまでは生暖かい感じの風が当たっていたにもかかわらず急に風が出てきて冷えてきた。長袖のシャツとフードをかぶってその上からハードシェルを着て少しまだ寒い。ダウンジャケットを持ってきた方が良かったか。<br /><br />真っ赤に輝くフィッツロイを堪能した後、ラグナ・デル・トレスを右に見ながら湖畔を西に進むと、ラグナ・デル・トレスから流れ出る水がラグナ・スシアに落ちる滝の音が聞こえるところに出る。滝は危険な崖の向こうに落ちるので見ることはできない。それでも右にラグナ・デル・トレス、左にラグナ・スシアとふたつの湖を見る事ができるのはうれしい。ほとんどのトレッカーはここまで来ないので人影が極端に少ないのもうれしい。<br /><br />ゆったり景色を堪能した後、ポイントセノットテント場にもどりエルチャルテンに向かう。ポイントセノットからコース上からフィッツロイを眺め続けることができたのは驚きでした。これならば体力に自信のない人が、自分の体力に合わせエルチャルテンからこのコースでフィッツロイを目指し、途中で引き返しても満足できるでしょう。<br /><br />エルチャルテンから続く川が見えてくると、終点が近い。午後1時だというのにまだ登ってくる人がいる。<br /><br />午後1時半街に戻り宿ランチョグランデに戻りチェックインしようとすると予約がないという。パスポートを見せろとも。レンタルショップに置いてあるので、今は提示できない。宿の宿泊だけ確保して痛い足を引きずりながら500 m歩いて用品レンタルショップを訪れる。<br /><br />店が閉まってる。1時から4時までシエスタだ。近所のカフェテリアでエンパナーダとジュースを注文しマッタリ過ごす。アルゼンチンの片田舎なのに自然食品とか有機栽培を売りにしている。ツーリスト相手だからか、それとも有機栽培はすでに世界的な流れなのか。<br /><br />まだまだ時間があるので、レンタルショップセラック店前にあるベンチでストレッチングなどして時間を潰す。2回セラック前の路上に車を停め、鍵を開け店内に入りすぐ鍵を閉める男性がいる。店頭にいるこちらには目もくれない。自分の時間を大切にするアルゼンチンの人だから仕方がないか。<br /><br />時間が来ても始まらない。4時5分頃先ほどから出入りしてた男性が店に入ると店内の照明が点灯する。営業開始だ。<br /><br />レンタル代金を精算する。おっとパスポートを返却してもらうのを忘れていた。危ない。<br />宿に戻りチェックインを完了し、疲れたので寝ようとするが疲れすぎて寝られない。動きたくないので、宿付属のレストランでピザを注文。ぶ厚い生地にしっかりベーコンとチーズが載っている。量が多いのを忘れていた。<br /><br />さすがに食べきれず後から来た中国人の若い男性二人組に引き取ってもらう。爆睡。

真っ赤なフィッツロイ、一日中フィッツロイ

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2019/03/10 - 2019/03/10

78位(同エリア130件中)

tomate_salade

tomate_saladeさん

3月10日
朝4時起床、ポイントセノットキャンプ場からフィッツロイ展望台に登る。昨日登っているので体力的に覚悟ができているので疲労困憊することなくフィッツロイ麓に到着。

日の出二時間前なので真っ暗。星空を見ながら写真を撮る。あまり暗い時間はフィッツロイに雪が積もり白いとはいえ写真を撮っても黒のシルエットとしか映らない。東のほうの空を中心に写真を撮ると日の出の2時間前といえども地平線がうっすらと明るく写る。その後時々写真を撮り続けていると、日の出前のわずかな光がフィッツロイを赤く染め、星空とフィッツロイの両方を写真に撮ることができることがわかる。

目で見ても東の空がだんだん明るくなり放射線状に太陽の光が空に広がるのがわかるようになる。空の光が湖の表面を反射してくっきりと湖が浮かぶ。そんな時間でもまだフィッツロイには光が当たらない。

それまでは生暖かい感じの風が当たっていたにもかかわらず急に風が出てきて冷えてきた。ミドル保温ウェア、スウェットパーカのフードをかぶりその上からハードシェルを着てちょうどいい感じ。それまでは生暖かい感じの風が当たっていたにもかかわらず急に風が出てきて冷えてきた。長袖のシャツとフードをかぶってその上からハードシェルを着て少しまだ寒い。ダウンジャケットを持ってきた方が良かったか。

真っ赤に輝くフィッツロイを堪能した後、ラグナ・デル・トレスを右に見ながら湖畔を西に進むと、ラグナ・デル・トレスから流れ出る水がラグナ・スシアに落ちる滝の音が聞こえるところに出る。滝は危険な崖の向こうに落ちるので見ることはできない。それでも右にラグナ・デル・トレス、左にラグナ・スシアとふたつの湖を見る事ができるのはうれしい。ほとんどのトレッカーはここまで来ないので人影が極端に少ないのもうれしい。

ゆったり景色を堪能した後、ポイントセノットテント場にもどりエルチャルテンに向かう。ポイントセノットからコース上からフィッツロイを眺め続けることができたのは驚きでした。これならば体力に自信のない人が、自分の体力に合わせエルチャルテンからこのコースでフィッツロイを目指し、途中で引き返しても満足できるでしょう。

エルチャルテンから続く川が見えてくると、終点が近い。午後1時だというのにまだ登ってくる人がいる。

午後1時半街に戻り宿ランチョグランデに戻りチェックインしようとすると予約がないという。パスポートを見せろとも。レンタルショップに置いてあるので、今は提示できない。宿の宿泊だけ確保して痛い足を引きずりながら500 m歩いて用品レンタルショップを訪れる。

店が閉まってる。1時から4時までシエスタだ。近所のカフェテリアでエンパナーダとジュースを注文しマッタリ過ごす。アルゼンチンの片田舎なのに自然食品とか有機栽培を売りにしている。ツーリスト相手だからか、それとも有機栽培はすでに世界的な流れなのか。

まだまだ時間があるので、レンタルショップセラック店前にあるベンチでストレッチングなどして時間を潰す。2回セラック前の路上に車を停め、鍵を開け店内に入りすぐ鍵を閉める男性がいる。店頭にいるこちらには目もくれない。自分の時間を大切にするアルゼンチンの人だから仕方がないか。

時間が来ても始まらない。4時5分頃先ほどから出入りしてた男性が店に入ると店内の照明が点灯する。営業開始だ。

レンタル代金を精算する。おっとパスポートを返却してもらうのを忘れていた。危ない。
宿に戻りチェックインを完了し、疲れたので寝ようとするが疲れすぎて寝られない。動きたくないので、宿付属のレストランでピザを注文。ぶ厚い生地にしっかりベーコンとチーズが載っている。量が多いのを忘れていた。

さすがに食べきれず後から来た中国人の若い男性二人組に引き取ってもらう。爆睡。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.5
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス タクシー 飛行機
航空会社
アメリカン航空 アルゼンチン航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 朝5時位の日の出前の星空も綺麗でした

    朝5時位の日の出前の星空も綺麗でした

  • 日が出る東の空も明るくなってきます

    日が出る東の空も明るくなってきます

  • 朝日が当たるまえのフィッツロイ

    朝日が当たるまえのフィッツロイ

  • 左はスシア湖、右はロス・トレス湖。間に細い滝が。

    左はスシア湖、右はロス・トレス湖。間に細い滝が。

  • その尾根を曲がるとエルチャルテンの街が

    その尾根を曲がるとエルチャルテンの街が

  • ラグナ・デ・ロス・トレスから細い滝で下のスシア湖に流れ込みます。

    ラグナ・デ・ロス・トレスから細い滝で下のスシア湖に流れ込みます。

  • フィッツロイから急坂を下ります

    フィッツロイから急坂を下ります

  • 何の花ダウ

    何の花ダウ

  • 今回、スーパーで購入したキャンプ食事。

    今回、スーパーで購入したキャンプ食事。

  • きれいな川なのでどこでも水を飲めるそうです。

    きれいな川なのでどこでも水を飲めるそうです。

  • さすがに湿地帯では川の水を飲みたくないなぁ

    さすがに湿地帯では川の水を飲みたくないなぁ

  • 林間のトレックもよく整備されています。

    林間のトレックもよく整備されています。

  • この二人はこれからフィッツロイに向かうようですね

    この二人はこれからフィッツロイに向かうようですね

  • パト湖への分岐点。早く帰りたいので左の道を選びます。

    パト湖への分岐点。早く帰りたいので左の道を選びます。

  • この道は振り返るとフィッツロイが送ってくれるのがうれしい

    この道は振り返るとフィッツロイが送ってくれるのがうれしい

  • 木橋にわりと手すりがつけられていることが多いような。エル・チャルテンからフィッツロイに向かう道は利用者が多いので、丁寧に整備されているような。

    木橋にわりと手すりがつけられていることが多いような。エル・チャルテンからフィッツロイに向かう道は利用者が多いので、丁寧に整備されているような。

  • 多くの登山者が利用しても人だらけでないところが素晴らしい。

    多くの登山者が利用しても人だらけでないところが素晴らしい。

  • 川の水はあくまで透明で美しい

    川の水はあくまで透明で美しい

  • 右崖の向こうに行けば、エル・チャルテンが近い気がして元気が出てくる。

    右崖の向こうに行けば、エル・チャルテンが近い気がして元気が出てくる。

  • この谷に沿って下山するとエル・チャルテン。

    この谷に沿って下山するとエル・チャルテン。

  • しっかりした道なので、多少の雨ならなんでもなさそう。

    しっかりした道なので、多少の雨ならなんでもなさそう。

  • 草原の感じがいいなぁ。

    草原の感じがいいなぁ。

  • 見えました。終点です。

    見えました。終点です。

  • 登山口にある山小屋???

    登山口にある山小屋???

  • 登山口にある、給水所。でも、途中の川でも給水できるような。

    登山口にある、給水所。でも、途中の川でも給水できるような。

  • 登山口入口は駐車場。

    登山口入口は駐車場。

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