ロス・グラシアレス国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
3月9日<br />疲れていたのに夜12時ごろ目覚める。テントから外を見ると空は星で埋まっています。天の川は本当に魅力のようで中にある星も外にある星も明るくどれがどの星座だかわかりません。星もたくさんあり明るいのも見えるので星空の撮影はカメラのピント合わせができるくらい明るい。<br />2度目寝して目覚めると朝7時45分。外を見ると美しい青空が広がり太陽の光が店頭に当たっています。しまった。すぐに起き湖畔までカメラを抱えていくと日の出から30分もたたない時間なので美しい。<br /><br />朝食後、地図を確認するとポイントセノットまで約5時間。昨日は大幅に予定時間を超過してしまったので早歩きで歩いてみる。早歩きで歩いたつもりがほぼ標準時間。コースタイムはテントなど担がないで移動している時間なのかと疑問が残る。それとも皆さん体格が良いので早いのか。皆さん身長180センチ位で多いので歩くのが早い。参考までに眺めているとテント装備の人は私とそれほど違わない時間で歩いていました。今回の移動はあまり標高差がなく、細かく登り降りを繰り返すので疲れは疲れますが時間が短縮できた気がします。高圧線がなく人工物が見えない大自然の中を歩くのは気持ちよいので、疲労も気になりません。<br /><br />ポイントセノットテント場からフィッツロイの展望台まで歩くことにする。40分位と聞いていたのに疲れているためか先に足が重い。結局1時間半かかってしまった。下りでで思いっきり急いでみたら1時間。やはりコースタイム40分と言うのは空荷で出した時間だろうか。私は下りでもこの時間が出せない。<br /><br />よく見るラグナ・デル・トレスの向こうに見えるフィッツロイの姿は美しい。ラグナ・デル・トレス湖畔は広いのでどこから見ても素敵なフィッツロイを見るとこができるので、どんなにトレッカーが来ても、どこで眺めていても視界を遮る心配が無いのがうれしい。ゆっくり雄大な景色を楽しめる。<br /><br />今日は天候が良く気温が25度にもなり、体が熱くなったので半袖Tシャツ1枚となって歩き回る。運良く天気が良くなければ見られないはずのフィッツロイも見えるところではずっと見ることができた。こんなに運がよくてよいものかと、余計な心配をするほど良い天気が続く。<br /><br />トレッキングコースの感じが上高地と同じような気がしている。多分コースはどこでも同じなのだろう。1番の違いは高圧線が全く見えないことか。<br /><br />こちらの女性は室内トレーニングをするようなレギンスを履いている人が多い。転んで怪我をしないのだろうか。寒くならないのだろうか心配になるのは年を取ったためか。<br /><br />テントサイトからフィッツロイの展望台に登る時に全身モンベル・ウェアで身を固めた中年の夫婦と思われるカップルとすれ違う。わたしはとても疲れていて声をかける元気もなくやり過ごしてしまう。<br /><br />フィッツロイのキャンプ場は川の水を飲むことができるので助かる。さらに蚊やハエが出ないのは非常に快適。ただし毛虫があまりにも多くテントを張ると早速テントによじ登ってくる。今朝も撤収の時に何気なくテントを畳んでいたら黒い部分に隠れていた毛虫がいて、テントをたたむときに触れてしまい指先にチクリと電気が走る。慌てて指をみると痛みはあるが跡が見えない。1分位すると痛みが強くなってきたので水で洗い抗生物質を塗る。本当は抗ヒスタミン剤を塗りたいところだ。結果としてはその後は痛みもなくなり何でもなくなった。<br /><br />同じキャンプ場にいたドイツの人も刺されたらしいがほっといたら何でもなくなったと言っていたので大きな問題では無いのだろう。それにしても、油断するとテント内まで入るので、寝袋のなかに毛虫が入るとひどい目にあいそうだ。<br />

トレッキング2日目

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2019/03/09 - 2019/03/09

40位(同エリア133件中)

tomate_salade

tomate_saladeさん

3月9日
疲れていたのに夜12時ごろ目覚める。テントから外を見ると空は星で埋まっています。天の川は本当に魅力のようで中にある星も外にある星も明るくどれがどの星座だかわかりません。星もたくさんあり明るいのも見えるので星空の撮影はカメラのピント合わせができるくらい明るい。
2度目寝して目覚めると朝7時45分。外を見ると美しい青空が広がり太陽の光が店頭に当たっています。しまった。すぐに起き湖畔までカメラを抱えていくと日の出から30分もたたない時間なので美しい。

朝食後、地図を確認するとポイントセノットまで約5時間。昨日は大幅に予定時間を超過してしまったので早歩きで歩いてみる。早歩きで歩いたつもりがほぼ標準時間。コースタイムはテントなど担がないで移動している時間なのかと疑問が残る。それとも皆さん体格が良いので早いのか。皆さん身長180センチ位で多いので歩くのが早い。参考までに眺めているとテント装備の人は私とそれほど違わない時間で歩いていました。今回の移動はあまり標高差がなく、細かく登り降りを繰り返すので疲れは疲れますが時間が短縮できた気がします。高圧線がなく人工物が見えない大自然の中を歩くのは気持ちよいので、疲労も気になりません。

ポイントセノットテント場からフィッツロイの展望台まで歩くことにする。40分位と聞いていたのに疲れているためか先に足が重い。結局1時間半かかってしまった。下りでで思いっきり急いでみたら1時間。やはりコースタイム40分と言うのは空荷で出した時間だろうか。私は下りでもこの時間が出せない。

よく見るラグナ・デル・トレスの向こうに見えるフィッツロイの姿は美しい。ラグナ・デル・トレス湖畔は広いのでどこから見ても素敵なフィッツロイを見るとこができるので、どんなにトレッカーが来ても、どこで眺めていても視界を遮る心配が無いのがうれしい。ゆっくり雄大な景色を楽しめる。

今日は天候が良く気温が25度にもなり、体が熱くなったので半袖Tシャツ1枚となって歩き回る。運良く天気が良くなければ見られないはずのフィッツロイも見えるところではずっと見ることができた。こんなに運がよくてよいものかと、余計な心配をするほど良い天気が続く。

トレッキングコースの感じが上高地と同じような気がしている。多分コースはどこでも同じなのだろう。1番の違いは高圧線が全く見えないことか。

こちらの女性は室内トレーニングをするようなレギンスを履いている人が多い。転んで怪我をしないのだろうか。寒くならないのだろうか心配になるのは年を取ったためか。

テントサイトからフィッツロイの展望台に登る時に全身モンベル・ウェアで身を固めた中年の夫婦と思われるカップルとすれ違う。わたしはとても疲れていて声をかける元気もなくやり過ごしてしまう。

フィッツロイのキャンプ場は川の水を飲むことができるので助かる。さらに蚊やハエが出ないのは非常に快適。ただし毛虫があまりにも多くテントを張ると早速テントによじ登ってくる。今朝も撤収の時に何気なくテントを畳んでいたら黒い部分に隠れていた毛虫がいて、テントをたたむときに触れてしまい指先にチクリと電気が走る。慌てて指をみると痛みはあるが跡が見えない。1分位すると痛みが強くなってきたので水で洗い抗生物質を塗る。本当は抗ヒスタミン剤を塗りたいところだ。結果としてはその後は痛みもなくなり何でもなくなった。

同じキャンプ場にいたドイツの人も刺されたらしいがほっといたら何でもなくなったと言っていたので大きな問題では無いのだろう。それにしても、油断するとテント内まで入るので、寝袋のなかに毛虫が入るとひどい目にあいそうだ。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス タクシー 飛行機
航空会社
アメリカン航空 アルゼンチン航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 登山口は住宅街脇のこんな道が入口です。画面中央を左上に登ってゆきます

    登山口は住宅街脇のこんな道が入口です。画面中央を左上に登ってゆきます

  • 電線など全く見えない景色が当初は珍しかったですが

    電線など全く見えない景色が当初は珍しかったですが

  • 遠目でみるとふんわりクッションに見えますが、近くで見ると棘だらけの草村

    遠目でみるとふんわりクッションに見えますが、近くで見ると棘だらけの草村

  • 登山道の水はけはよく考えられています

    登山道の水はけはよく考えられています

  • キャンプ場だけでなく、森の中にはこの毛虫がいっぱいでテント内、荷物内に入り込んでいるので要注意。

    キャンプ場だけでなく、森の中にはこの毛虫がいっぱいでテント内、荷物内に入り込んでいるので要注意。

  • テント場南にある河川敷になぜか、水がきれいなところがありこの水を炊事で使用出た

    テント場南にある河川敷になぜか、水がきれいなところがありこの水を炊事で使用出た

  • テント場は平らで使いやすい。ただし、トイレはポットんトイレ箱が一つだけ

    テント場は平らで使いやすい。ただし、トイレはポットんトイレ箱が一つだけ

  • 夜は夜で、湖に反射する星空が美しい

    夜は夜で、湖に反射する星空が美しい

  • 朝、寝坊して起きると美しい景色が目の前に。朝焼けはもっと美しかったとか。

    朝、寝坊して起きると美しい景色が目の前に。朝焼けはもっと美しかったとか。

  • 朝は風もなく綺麗な湖面にセロトーレが写る

    朝は風もなく綺麗な湖面にセロトーレが写る

  • 右端のセルトーレ手前の氷河が見えてきました。ほんとうはまだまだ進めるのですが、疲れてきたのでここで折り返しました

    右端のセルトーレ手前の氷河が見えてきました。ほんとうはまだまだ進めるのですが、疲れてきたのでここで折り返しました

  • 火事跡地で枯れ木ができたのか、共編かで枯れ木になったのかわかりませんが

    火事跡地で枯れ木ができたのか、共編かで枯れ木になったのかわかりませんが

  • 沢から登る道ははっきりしているが、歩く人が少ないのでいい感じ

    沢から登る道ははっきりしているが、歩く人が少ないのでいい感じ

  • 進むにつれてフィッツロイが見えてくる。フィッツロイが大きくなると期待感が高まるまで歩みも早くなる。

    進むにつれてフィッツロイが見えてくる。フィッツロイが大きくなると期待感が高まるまで歩みも早くなる。

  • 歩きやすく整備されている

    歩きやすく整備されている

  • 湖が見えるとゆっくり休憩したくなります

    湖が見えるとゆっくり休憩したくなります

  • 湖畔に出ると休憩している人たちに交じり休憩したくなるけれど、少し我慢して先に進む

    湖畔に出ると休憩している人たちに交じり休憩したくなるけれど、少し我慢して先に進む

  • 湖畔では休憩しなかったけれど、この景色を見ては足が止まる。景色を眺めながらひととき行動食をとる

    湖畔では休憩しなかったけれど、この景色を見ては足が止まる。景色を眺めながらひととき行動食をとる

  • フィッツロイが綺麗に見えるところにくると写真を撮ってしまう

    フィッツロイが綺麗に見えるところにくると写真を撮ってしまう

  • 望遠でアーーーープ。カッコイイ

    望遠でアーーーープ。カッコイイ

  • エルチャルテンからくる道に出るまでは、ほとんどハイカーと会いません

    エルチャルテンからくる道に出るまでは、ほとんどハイカーと会いません

  • こんな湿原を淡々と歩くことができるのは幸せ

    こんな湿原を淡々と歩くことができるのは幸せ

  • この谷間を進むのではなく、フィッツロイを眺める展望台は右肩の平部分に登るんですね。

    この谷間を進むのではなく、フィッツロイを眺める展望台は右肩の平部分に登るんですね。

  • 氷河がカッコイイのでここでもアーープ写真

    氷河がカッコイイのでここでもアーープ写真

  • さすがに湿地の水は飲む気がしませんが、美しい

    さすがに湿地の水は飲む気がしませんが、美しい

  • 注意書きは読めなくても、一人づつわたることというメッセージはつたわりますね。橋の手すりが片方だけというのは新鮮でした。

    注意書きは読めなくても、一人づつわたることというメッセージはつたわりますね。橋の手すりが片方だけというのは新鮮でした。

  • 遥か北方に見える雪山はバリローチェなんでしょうか?? あちらも美しい

    遥か北方に見える雪山はバリローチェなんでしょうか?? あちらも美しい

  • この沢水は飲めそうに美しい

    この沢水は飲めそうに美しい

  • エルチャルテンからの登山道と一緒になると、登山客が急に増える

    エルチャルテンからの登山道と一緒になると、登山客が急に増える

  • ポイントセノットキャンプ場

    ポイントセノットキャンプ場

  • キャンプ場からしばらく上ると、小屋ある休憩所のようなところに出る。トイレも近場にあるし、日影なのがうれしい

    キャンプ場からしばらく上ると、小屋ある休憩所のようなところに出る。トイレも近場にあるし、日影なのがうれしい

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