チューリッヒだけ、のんびり3日間滞在

2019/04/12 - 2019/04/15

赴任先(ラオス）の旧正月を利用し、タイ経由タイ航空でスイスに行ってきました。短期間の旅行のため、チューリッヒだけ３日間滞在し、のんびり街歩きを楽しみました。

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

赴任先のラオスからタイ・バンコク経由のタイ航空で朝７時過ぎにチューリッヒ空港到着。バンコクからは約11時間のフライトと長丁場でしたが、半分以上寝てたので意外に元気です。アジアからの飛行機はサテライトのターミナルＥに到着しますので入国審査やバゲージクレームのある本ターミナルまでは電車で移動。入国審査や荷物ピックアップもスムーズで、飛行機到着から空港出口まで１時間もかかりませんでした。

空港には大きな商業施設が隣接していて、ここを通って市内へ行く電車に乗ります。この商業施設にはミグロやコープといったスイスの主要駅近くで必ず目にするスーパーやその他ショップ、レストランがたくさん入っていて、帰国時にはここでお土産を買うのもいいかもしれません。今回私は72時間チューリッヒ市内・近郊の公共交通機関乗り放題のチューリッヒカード(約6千円)を空港で購入しましたので、最初にホーム付近の機械で印字登録した後は、空港⇔市内の往復含め滞在期間中、切符を買う必要がありませんでした。

まずはホテルに荷物を預けようとホテルを目指します。今回の宿はスイソテルチューリッヒ。空港⇔チューリッヒ中央駅の途中にあるOerlikonという駅の目の前です。Oerlikon駅からは空港へもチューリッヒ中央駅へも電車で5～6分、電車の本数も多いので非常に便利です。到着するとアーリーチェックインできるということでしたので早速部屋へ。部屋は狭くシャワーのみでしたが、一人でしたので特に不満はありません。このホテルは、他の都市のスイソテルホテルの高級感を期待すると期待外れとなりますが、清潔感もあり、最上階にプールやジムもあって、朝食も美味しかったので、値段とのバランスも考え私としては満足いくホテルでした。

スイソテル ホテル ホテル

ホテルに荷物を置いたら早速観光にお出かけです。まずはOerlikon駅から観光の起点チューリッヒ中央駅まで移動します。チューリッヒ中央駅は欧州によくあるタイプの大きな駅、さすが首都の中央駅という風格です。地下の駅施設には空港同様ミグロとコープの二大スーパー他たくさんのレストランやショップが入っています。

チューリッヒ駅 駅

中央駅から、ガイドブックに従いチューリッヒ湖までぶらぶら歩きます。途中目抜き通りのバーンホフ通りから東に折れ、リンデンホフの丘を目指します。急な坂道を10分ほど登り切るとリンデンホフの丘はすぐ右手です。当日は天気が良く、観光客だけでなく地元の人も昼食などを食べていて、地元の人にとっても憩いの場になっているようでした。

リンデンホフの丘 散歩・街歩き

リンデンホフの丘からの眺めです。街の中心を流れるリマト川や旧市街も一望でき良い景色です。

リンデンホフの丘 散歩・街歩き

丘をおりて少し歩くとフラウミュンスター(聖母聖堂)があります。緑の塔が青空に映えてきれいです。

その後、聖ベータ教会などを経由して、またバーンホフ通りに戻り少し歩くと、チューリッヒ湖の北端となるビュルクリム広場に出ます。遠くに雪山を頂くスイスアルプスがみえるかと期待したのですが、空気の関係か遠くは霞んでいてあまりよく見えませんでした。

チューリッヒ湖 滝・河川・湖

街中にはトラムも走っていて便利です。私は72時間近郊公共交通機関乗り放題のパスを買っていましたので、歩くのに疲れると近くでもトラムに乗って目的まで行っていました。

二日目は午前中ユートリベルクという山にきてみました。山といっても中央駅からＳバーン10で約30分程の乗車時間です。終点のユートリベルク駅から更に坂道を歩いて登ること約15分。頂上の展望台とホテル兼レストランがみえてきます。

ユトリベルク 山・渓谷

ここからの景色はきれいでしたが、やはりここからも遠くの景色は霞んでいて、ガイドブックに書いてあった「アルプスの山々の眺めは抜群」というほどにはきれいにはみえませんでした。

ユトリベルク 山・渓谷

たまたまこの日は土曜日。ホテル近くの広場で朝市が開かれていました。朝早くから午前中の間店開きし、ランチの時間にホテルに戻るとまだかろうじてやっていましたが、午後２時頃には何もなかったかのように撤収していました。

そしてこれもホテル近くの広場でみた風景。おじさんたちがチェスに興じています。こんな風景を見るのが好きです。

三日目は雨模様だったため、美術館や博物館を見て回りました。ＦＩＦＡの博物館なんていうのもあり、ワールドカップの名シーンなどを展示してましたが、料金が高かったです。ちなみに今回のホテルでは朝食付きにしました。朝食は三日間ともだいたい同じでしたが、種類も多く、美味しく頂きました。シャンパンもあって、遠慮なく朝から頂いていました。

スイソテル ホテル ホテル

また、ホテルの最上階には（大きくはありませんが）プールもあり、私は街歩きで疲れた後、毎日ここで泳いでました。最上階だけに眺めが良いですが、日曜日はなぜか非常に多くの人がきていて、十分泳げませんでした。

４日目いよいよ帰国です。午後１時半のフライトのため余裕をみて9時にはホテルを出ました。来た時同様空港駅まではものの5分、空港で少し待った後、チケット発券を終え到着時同様ターミナルＥへ移動します。ターミナルＥではスイス航空のラウンジを使用しました。さすがナショナルフラッグのラウンジだけあって広くて立派でした。

チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港

今回はエコノミークラスで予約してマイル使用でビジネスクラスにアップグレードしていたのですが、たまたま復路の席が使用機材の関係かファーストクラスのような席で大満足でした。

そしてなんとこの席から、離陸直後から10分以上も延々と続くスイスアルプスの大パノラマを堪能することができました。

まさに絶景。窓にへばりついて飽きることなく見続けました。本当にきれいでした。

地上からは期待していたのに一向にスイスアルプスがみえず残念に思っていたので、幸運にも飛行機から大パノラマがみえて最後に思わぬ感動でした。飛行機のルートにもよると思いますが、今回アルプスがみえたのはタイ航空の右側の席です。

今回はわずか３泊でチューリッヒ市内の散策のみでしたが、のんびり街歩きやホテルライフを楽しめ、最後にはアスプスの絶景まで堪能できて良い旅行でした。