2019/04/11 - 2019/04/12
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ペコちゃんさん
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今年の東京の桜は、例年より開花が早いとの情報だったので、4月11~12日に福島の花見を兼ねた一泊旅行に出かけました。
桜の開花状況は、福島市・花見山公園が満開、二本松・霞ヶ城公園は5分咲き、「三春の滝桜」は咲き始めでしたが、他の桜の名所はまだ蕾の段階。
さらに、旅行前日の10日には関東でも雪が降りましたが、福島市では9センチの積雪・・・これは4月としては21年ぶりということで、やはり東京とは違うな~、と感じながらも春の雪景色も楽しみました。
写真は、青空の下、福島市の「花見山公園」で雪の中に咲き乱れるハナモモとレンギョウ、桜。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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<1日目>
上野から7時50分の「やまびこ205号」に乗車して、新白河駅へ向かいます。 -
ホームには、外国人の団体さんが・・・
" Where are you from ? "
" Rome ! "
" I went to Italy twice " -
荒川を越えると、雪化粧した富士山が美しい姿を見せました。
東北新幹線で富士山を見るのは初めて。 -
栃木県に入り、車窓から満開の桜を見ながら進み・・・
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那須塩原駅が近づくと、那須岳も真っ白。
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新白河駅が近づくと、安達太良山も雪化粧・・・
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そして、街中も真っ白!
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9時11分に新白河駅に到着し、駅を出ると、2004年に建てられた松尾芭蕉さんがお出迎え。
白河は「みちのく」の入口だった「白河の関」が置かれていた地で、「奥の細道」にも出てくる地・・・像の下には、「奥の細道」の一文が書かれています。
『 心もとなき日数重るままに 白河の関にかゝりて旅心定りぬ 』 -
昨日の雪が駅前ロータリーにも残っています。
芭蕉と同様、「みちのくへの旅」に期待を馳せて、43名の参加者はバスに乗り込みました。 -
福島県の面積は、北海道・岩手県に次いで3番目。
今回のツアーは、広い福島県の「中通り」~「会津」を巡る、盛り沢山の旅です。
<1日目>白河市 ⇒ 三春町・三春の滝桜 ⇒ 福島市・花見山公園 ⇒ 二本松市・霞ヶ城公園 ⇒ 猪苗代町・ホテルリステル猪苗代(泊)
<2日目>喜多方市・日中線記念自転車歩行者道 ⇒ 会津若松市・石部桜/鶴ヶ城公園 ⇒ 下郷町・大内宿 -
雪景色の国道4号線を走って白河ICから東北道に入り、郡山JCTで磐越道に進みます。
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これが4月の景色でしょうか・・・
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郡山東ICで磐越道を下りて、三春の滝桜に向かいます。
ここから約15分。 -
10時半に駐車場に到着・・・もう大型バスが、ズラッと並んでいます。
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添乗員さんから観桜券とパンフレットを貰って入園。
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入口の案内板では「咲き始め」。
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園内の広場には、食べ物屋やお土産屋さんがズラリ・・・仮設トイレも沢山用意されています。
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三春の地名は「春になると梅・桜・桃が一斉に咲く」ことに由来するそうです。
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雪景色の中に、見えてきました、三春の滝桜!
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日本を代表する桜の巨木「三春の滝桜」はエドヒガン系の紅しだれ桜で、樹齢は1,000年以上。
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「天然記念物 三春瀧桜」と刻まれた石柱の先にある三春の滝桜は、岐阜県本巣市の根尾谷薄墨桜・山梨県北杜市の山高神代桜とともに「日本三大桜」と言われ、これに埼玉県北本市の石戸蒲桜・静岡県富士宮市の下馬桜の2つを加えたものが「日本五大桜」。
いずれも樹齢800年以上で、大正11年に国の天然記念物の指定を受けた名木ばかりです。 -
三春の滝桜の樹高は13.5m、根回りは11.3m、枝の広がりは何と東西25m、南北20mの巨木で、近くから見た姿は圧巻!
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咲き始めた花。
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約50万人が訪れる三春の滝桜・・・生命力溢れる逞しい姿に、多くの人が魅了されます。
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満開の時は見事でしょうが、「三春の雪桜」も風情があります。
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一枚一枚手揚げした「おおはたや」の「三春三角油揚」を頂きました。
中身がふっかふかの油揚を焼いて、地元特産ピーマンが入った「三春ぴーまん味噌」をつけて食べると、なかなかイケます。 -
「ままどおる」等、福島のお土産もゲット。
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郵便局の臨時出張所があったので、記念に切手を購入。
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満開時の見事な様子を印刷した切手シート。
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三春の滝桜は一週間先といった感じでしたが、駐車場の周辺の桜は5分咲き程度でした。
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三春町を後にして北上し、福島市にある花見山公園に12時半に到着。
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写真家の秋山庄太郎が「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていた花見山公園。
ここの花々は見頃を迎えており、ウメ・サクラ・レンギョウ・ボケ・サンシュユ・モクレン・ハナモモなどの花々が一斉に咲き競う景観は、 まさに「桃源郷」。 -
花見山公園は園芸農家である阿部家の私有地ですが、無料開放されています。
この辺りは江戸時代から国内有数の養蚕地でしたが、1929年の世界恐慌で生糸の価格が暴落したため、阿部家は山に自生していた花の販売を始め、山を開墾しながら花の栽培にも乗り出しました。 -
1950年代後半から開花期には山が一面の花で埋まるようになり、観光客が集まり始めます。
戦場で多数の悲惨な死を見てきた阿部家の主は、戦争で苦しんだ人たちを元気付けたいとの思いもあり、「花見山公園」と名づけて1959年から無料で開放しました。 -
その美しさが人を呼び、今では約20万人の観光客が訪れる人気のスポットです。
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一面に広がるトウカイザクラ(東海桜)。
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花芯になるほど濃い赤色が特徴のトウカイザクラは、切り花としても人気があります。
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菜の花と満開の桜・・・日本の春の原風景ですね。
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白っぽいハクモクレンの大きな木を、満開のソメイヨシノや花桃が包んでいます。
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青空と黄色いサンシュユの美しいコントラスト。
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満開のシデコブシ。
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今年は開園60周年・・・パンジーの花文字で入口が飾られています。
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入口を入った所にある胸像・・・初代の園主かと思いきや、胸像の主は会津出身の書道家・高橋藤園(1903~2002)。
花見山と何か関わりがあったのでしょうか? -
ここは私有地なので、花見でよくみられる宴会は禁止・・・ウォーキング型の花見を楽しむ所です。
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石を使った庭園も、なかなかのものです。
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庭園の先にある「不倒堂」、堂内には達磨和尚像。
万人が花に包まれて安らぐ「花園」を念願して、花見山に鍬を入れてから60年。
「石の上にも三年」と云う、達磨不倒の精神を伝えるために、園主が建立されたお堂です。 -
パンフレットの地図を見ながら、30分コースを回ります。
登り始めた所に咲くのは「安行桜」。 -
安行桜(別名:沖田桜)は、埼玉県人の沖田雄司さんが改良した品種で、一般の桜よりも早く咲き出します。
赤みを帯びた花色は艶やかで、川口市安行にある密蔵院の安行桜が有名です。 -
黄色のサンシュユと白いモクレン。
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華麗なハナモモ。
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咲き乱れる花々の先には、冠雪の吾妻連峰と福島市内が見えます。
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レンギョウの眩しい黄色!
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下り坂からの眺望。
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下まで降りてきました。
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赤いボケの花と満開のソメイヨシノ。
福島の桃源郷を堪能しました。 -
花見山公園から約1時間で、二本松市の霞ヶ城公園へ。
二本松城址がある霞ヶ城公園は菊人形が有名ですが、桜の名所でもあります。 -
公園内には、ソメイヨシノをはじめとした約2,500本の桜があり、満開の桜が山を覆うと、まるで霞に包まれたように見えることから「霞ヶ城」と呼ばれるようになったともいわれています。
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駐車場手前の道路に面した所に置かれた「旧二本松藩戒石銘碑」。
寛延2年(1749)、藩士を戒めるために、5代藩主・丹羽高寛公が藩儒学者の岩井田昨非に命じて、藩士通用門前の自然石(約8.5mの花崗石)に刻ませた4句16字の銘文。
『爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺 寛延己巳之年春三月』
「お前(武士)の俸給は、民が油して働いたたまものより得ているのである。お前は民に感謝し、いたわらねばならない。この気持ちを忘れて弱い民達を虐げたりすると、きっと天罰があろうぞ。」 -
石垣の先にある櫓門は、霞ヶ城公園のシンボル的存在である「箕輪門」。
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二本松城(別名:霞ヶ城)は、15世紀前半に畠山氏の居城として築城されたと言われています。
その後、伊達・蒲生・上杉・松下・加藤と城主が変わり、寛永20年(1643)に丹羽光重(1622~1701)が二本松藩・10万700石で入城し、江戸時代末期まで続きました。 -
そして、戊辰戦争・二本松の戦いへ突入。
藩の兵力約1千人に対して薩摩・長州などの官軍は約7千人・・・徹底抗戦の末、慶応4年(1868)に二本松城は炎上し、落城しました。
この像は、戦いで散った10代前半の若者を顕彰するために、1996年に建立された「二本松少年隊群像」。
少年隊が出陣した二本松城の箕輪門下にある通称「千人溜まり広場」にあります。 -
少年隊の右側には、わが子の出陣服を仕立てる母の姿・・・物悲しく、哀愁を誘います。
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二本松城の正門にあたる「箕輪門」。
主柱に使われたカシの巨木は、領内・箕輪村の山王寺山のご神木だったことから、箕輪門の名が付きました。
バツ印は藩主・丹羽氏の家紋・直違(すじかい)紋。
合戦の後で血の付いた刀を袖で拭ったら、バッテン状に血のりがつき、豊臣秀吉から「家紋とするがよかろう」との言葉があって、家紋に定めたとも伝えられています。 -
箕輪門を入った三の丸跡地に植えられているアカマツの古木群。
樹齢は350年を越えていますが、保存状態が良好で樹勢は旺盛です。 -
霞ヶ城公園は「さくら名所100選」にも選定された名所で、4月3日~5月6日の桜まつり開催期間中は、ライトアップも行われます。
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三の丸跡地に、街を見守るかのように立つ銅像は、わが国最初の民間機械製糸工場の創始者・山田脩(1841~1921)翁。
ここは、明治6年に「二本松製糸会社」が創立された場所です。
二本松に生まれた山田脩翁は、明治10年にアメリカに渡り生糸を売って大成功を収めた人物で、町長も務め、町の経済発展に貢献しました。 -
「明治天皇駐蹕碑」は、明治天皇が明治9年の東北巡幸に際して、二本松製糸会社を訪れたことを記念する石碑で、昭和13年の市町村制施行50周年の節目に建立されました。
明治天皇は工場内や城址を見学し、会社に25円、工女に50円を下賜されたと伝えられています。 -
公園内にはあちらこちらに水流があり、小さな滝も見られます。
これは、城内の自然地形を生かして1934年に造られた「相生の滝」。
城内・城下の用水として利用するために、安達太良山から18kmにわたり清水を引いた「二合田用水」の流れを引いています。 -
霞ヶ池にあるフジ棚は、元二本松町長の今泉修二氏が、自宅の庭にあったものを寄贈したもので、この大きなフジの木は、高村智恵子の生家の庭先にあったものです。
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七段の段差がある「七ツ滝」。
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城内に唯一残る江戸期の建築物「洗心亭」。
当時、霞ヶ城内の庭園にいくつかあった茶室の一つ「墨絵の茶屋」が、天保8年(1837)に崖崩れの影響で阿武隈川のほとりに移築され、藩主の釣り茶屋として利用されました。
結果的に戊辰の兵火を免れることが出来、明治40年に墨絵の茶屋があった現在の場所に移築されました。 -
茶室を覗くと、きらびやかな屏風絵が・・・これは、二本松第一中学・美術部員の作品です。
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桜や藤の花を見ながらの一服・・・最高でしょうね。
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「るり池」は、光重公時代の造園の姿を今に伝える、小規模な回遊式庭園。
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歴代藩主・丹羽家が祀られている「丹羽神社」。
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樹齢350年を超える赤松の巨木「傘松」(別名:八千代の松)・・・この大きさと独特な形状には圧倒されます。
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洗心滝。
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雪の安達太良連峰がよく見えます。
左から安達太良山(1699m)、鉄山(1709m)、箕輪山(1718m)。 -
昭和31年建立の「土井晩翠歌碑」。
旧会達製糸会社の社歌を作詞した晩翠が、昭和24年に発表会で二本松に来た際に、霞ヶ城祉を訪れて花吹雪の中を散策し、その情景を詠んだ歌が刻まれています。
『花ふぶき 霞が城のしろあとに 仰ぐあたたら 峯のしら雪』 -
これから満開を迎えるソメイヨシノ。
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日本の近代化のために避けて通れなかった戊辰戦争とはいえ、「二本松の戦い」に散った二本松少年隊のことを思いながら歩いた霞ヶ城公園は、記憶に残る場所になりました。
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霞ヶ城公園を後にして、猪苗代に向かいます。
途中の車窓から、「おっぱい山」と呼ばれる安達太良山が良く見えました。 -
16時半に「ホテル リステル猪苗代」に到着。
18階建てのウイングタワーを中心に、広大な敷地にいくつもの建物やスキー場、ハーブ園、コート、プールなどを備えた総合リゾートです。 -
ロビーも広く、華やか。
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エレベーターホールの手前に、平成12年の植樹祭で当ホテルに滞在された皇太子ご夫妻の写真が飾られていました。
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私たちの部屋は8階の和洋室・・・ツインに6畳の和室がある38平方米の広くてゆったりした部屋です。
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和室の窓からは、猪苗代湖と磐梯山が見えるナイスビュー。
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夕食までに時間があったので、ホテル周辺を散策。
3階建ての建物は、ウイングタワーと繋がったコンドミニアムタイプで、キッチンと調理器具を備えています。 -
広大なハーブガーデンの入り口にあるハーブ園に入ってみました。
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広々とした温室にはブーゲンビリアが咲き乱れ、様々な種類のハーブも育てられています。
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ハーブ園と反対の玄関側にあるゲレンデは、2009年フリースタイル世界選手権の女子モーグルで上村愛子が優勝したコース。
ホテルの前に記念碑が立っています。 -
808号室から見た夕日。
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夕食は地下1階の「磐梯」でバイキング。
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広々とした高い天井のレストランで、ゆっくりと食べることが出来ました。
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お風呂は地下1,200mから湧き出る自家源泉「猪苗代温泉」を利用しており、1階が大浴場(上の写真)、2階が露天風呂(下の写真)。
露天風呂は猪苗代湖が望める展望露天風呂で、四季折々の眺望が楽しめます。
明日は会津から大内宿に回ります。
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