フィンランド卒業旅行！～オーロラ観測編～

2019/03/01 - 2019/03/10

卒業旅行で北欧・フィンランドへ行きました。

☆日時 / 人数
2019年3月1日～3月10日 / 4人

☆フライト
中国国際航空 成田-上海
フィンエアー 上海-ヘルシンキ

☆目的
1.フィンランドでオーロラを見る
2.ヨーロッパの美味しいグルメを堪能する
3.節約はしない！贅沢する。重要。
4.オーロラ鑑賞も観光も、ツアーは使わない！重要。

☆予算
贅沢なヨーロッパ旅行です、バックパック１つで行くインドとは大違いです。一人当たり19万+現地費(ほぼカード払い、ざっと7万、学生から見たら驚愕の高さでした)

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日から3日間、ヘルシンキを離れて
ロヴァニエミ・サーリセルカに行き、
オーロラ観測に出かけます！さよならヘルシンキ！
航空会社は、ノルウェーを中心に運行する格安のnorwegian

機内は空いていて(アジア人が多かったですが…)快適でした。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

3/5 13:10ヘルシンキ発、1時間20分のフライトで
ロヴァニエミ空港へ到着しました。

北緯66度、北極圏(ラップランド)の入り口にあたります。

ロバニエミ空港 (RVN) 空港

空港到着ロビーにはこんな看板。

ロヴァニエミは、サンタクロースの公式な故郷として知られています。

ロバニエミ空港 (RVN) 空港

荷物レーンも1つしかない非常に小さな空港ですが、
こんなところにも遊び心があります！

ロバニエミ空港 (RVN) 空港

上から見た地球儀でこんな場所に。。
この円の中が北極圏なんですね～

フィンランドでは、ラップランドという地域にあたります。

世界時計には、TOKYOの時間が。
日本人観光客の多さをうかがわせます。

ロバニエミ空港 (RVN) 空港

ロヴァニエミには1泊しかしないのですが、
Arctic Snow Hotel & Glass Igloos という(お高い)ホテルを予約しました。
ホテルURL → https://bit.ly/2IHtKQY

ロヴァニエミからホテルまで、バスに乗り移動します。

（※空港周辺はサンタ村が近いですが、歩ける距離ではなく、その他には何もありません。ロヴァニエミ市街に出るにもバスとなり、今回のホテルとは逆方向になるのでロヴァニエミ市街地へは行っていません。）

ホテルが用意してくれるバスなのですが、
1人片道20ユーロ。。。(4,800円)

しかしこれ以外でのアクセスは不可能なので、仕方ありませんね。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

着きました！！！

「Arctic Snow Hotels & Glass Igloos」

名の通り、雪でできた冬限定のホテルと、ガラス張りのイグルーホテルがあります。

運が良ければ、イグルーからは寝ながらオーロラを鑑賞することができます！

今回はこの運の良さを信じて、グラスイグルーへ宿泊します。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

ホテルの全体地図がありました。

スノーホテル内には、氷のレストランやバー、チャペルもあり、イグルー宿泊者でも見学可能です。

まさにアナ雪の世界。。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

今回の宿泊するお部屋はこちら。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

1泊1人あたり2.2万円、大興奮のチェックイン。

この日のためにバイトに勤しみ、貯金してきました。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

まずはフィンランドで一番だと感じたビール、
kukkoで乾杯！

オーロラが出る夜以外にすることがないので、いただきます。

オーロラ鑑賞を可能にしたホテルなため、森の中にあり夜は真っ暗になります。

付近には街はおろか、スーパーやコンビニといったものもありません。

お酒やおつまみは街で買って持参しましょう、！

一応、1人50ユーロで夕食をつけることもできます！
あるんで要りませんって言ったら、変な顔されました。笑

みんな夕食ホテルで食べてる気がします～～
でも高いので泣

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

スノーホテル見学！

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

全て氷。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

あたたかみのある文字盤。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

宿泊者がいなかったようなので1枚。

これはスイートホテルのお部屋になります。
中はかなり寒いので、モノ好きな方は是非。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

同じくスイートルームの写真。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

アイスバーではお酒を飲むことができます！

ウオッカ、ジン、ベリーリキュール、など。
フィンランドらしいお酒がズラリ。

ショットのみ(驚き)、1杯10ユーロ(高い)
今回の旅行で文化の違いを実感した瞬間です。

フィンランドの飲み方なんでしょう。
「郷に入れば郷に従え」とは僻地であればあるほど痛感しますね～

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

フィンランドを代表するウオッカ
Koskenkorvaをいただきました。

ショットグラスも氷で作られているので、中身は常にキンキンに冷えています。

飲み終わったグラスは壁に投げて割るのが
このバーの飲み方。

もちろん6-7ユーロでホットコーヒーやホットチョコレートも飲めますのでご安心ください！

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

友達のお酒は、こちらもフィンランドの人が大好きな
サルミアッキ味のウオッカ。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

サルミアッキとは、甘草から作る
フィンランドのソウルフードらしいです。

しかしその強烈な味から、世界一不味いと言われることも。北欧以外の国民の支持はあまり無いらしい。

見た目は真っ黒なガムのようで、

味は、、
リコリスのような、イソジンのような。でも苦い。しょっぱい。

世界一不味いとは思わなかったけど、美味しくはない！

ちょっとクセになる気持ちはわかるかな～

※友達は美味しいと思ったらしく、日本にお土産として2袋買ってました。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

外はもう暗くなってしまい、
ロビーに戻ると、なにやら騒がしくなっていました。

話を聞いてみると、どうやらオーロラが出そうとのこと！

大急ぎで防寒着を着て、イグルーの外へ。

アークティック スノーホテル&グラス イグルーズ ホテル

3月6日 22:00 気温はマイナス16℃

かなり寒いですが、日本の防寒具だけで問題なかったです。ニット帽、スキー用の手袋は必須。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

かすかに一眼にオーロラを収めました！

しかし、肉眼では全く緑色に見えず

白い雲にしか見えませんでした。

試しに撮ってみるとオーロラの緑色が見え、感動です。

ピントも全く合ってませんが、記念すべき初オーロラ。

明日は、さらに北へ。
サーリセルカに行き、オーロラ観測にチャレンジします！

Arctic SnowHotel & Glass Igloos ホテル

翌日、ホテルをチェックアウトし、サーリセルカへ。

バスで4時間半です。
バス予約は、matkahuoltoという会社を利用しました！https://matkahuolto.fi/en/

1ヶ月前に予約した時は空いていましたが、
乗ってみたらほぼ満席だったので、事前予約がおすすめです！(サイトは英語表記です。)

サンタクロース村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

バスはサンタクロースビレッジ(Napapiiri 1)を出発し、
サーリセルカの村にある、ホリデークラブ
というホテルで降ろしてもらうよう予約しました！

途中、サンタ村も観光しました。

サンタクロース村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

サーリセルカに到着しました！

村と聞いていたので、雪の降る小さい田舎を想像していたのですが、完全なスノーリゾート地。。

民家は見当たりませんでした。

サーリセルカ イン ホテル

サーリセルカでのホテルは、
サーリセルカイン マヤタロ パニモに宿泊です。
https://bit.ly/2DvqJPF

ホリデークラブという大きなホテルの向かい側に位置しています。

サーリセルカ イン ホテル

今日はオーロラ見れるでしょうか。

3月7-8日、2日間のチャレンジです。

と思った矢先、雪が降ってしまい、今日は断念。



オーロラには、KP値(その日のオーロラの強さを示す値で、1から9まである)と
天気・気温が関係しているらしく、

晴れていて気温が低い日
かつ
KP値が3以上

が条件だな～って思いました。
あくまで体感です。

ちなみに、前日イグルーから見たオーロラはKP値が2でした。

詳しくはこちらのサイト(Aurora Forecast)をご覧ください！
https://www.gi.alaska.edu/monitors/aurora-forecast

サーリセルカ イン ホテル

オーロラ諦めたら、バーに行きましょう。

ホテルから歩けるところにあるO-PORO BARは
観光客でにぎわっていました！

翌日！オーロラチャレンジ最終日です。

サーリセルカ イン ホテル

5ユーロでサーリセルカからいけるスキー場に行くバスにのり、景色を堪能。

スキーはしてません。

サーリセルカ スキーリゾート 体験・アクティビティ

雪が結晶のまま積もっています、！

サーリセルカ スキーリゾート 体験・アクティビティ

サーリセルカには、スーパーマーケットが1店。

クラッカーとサーモンとチーズを買えば

それだけで美味しいおつまみの完成です。

サーリセルカ イン ホテル

オーロラが出るまで、トランプして待ちます。


ロヴァニエミ・サーリセルカは、ともにオーロラベルト（オーロラの見える範囲）の下にあります。


ですがロヴァニエミは結構大きな町のため、道端でオーロラを見ることは難しいのではないか、、？

ツアーを使わずに道端でオーロラを見るにはもっと小さな村に行くべきじゃないか、、？


と、いろいろ考えサーリセルカもルートに組み込んだ、という理由もあるので、サーリセルカの道端でオーロラが見えることを切に願い、22時頃にホテルを出発しました。

サーリセルカ イン ホテル

肉眼では白い雲にしか見えませんが、カメラで撮るとぼんやりとオーロラらしい色が見えています。

これがもっと強くなることを願って待ちます。

この時の気温はマイナス22℃。

寒さの限界が来る前に強くなってほしい、、！

緑色が強くなってきました。

！！！


このくらい明るくなると、肉眼でもはっきりと緑色に見えてきます。


ホテルを出てくる時に白い雲がたくさん見えたので、

嬉しさのあまり三脚を置いてきてしまいました。


三脚を急いで取りに戻りもう一度撮影に臨みます。


完璧な状態で撮影したオーロラがこちら。

すごい！！言葉を失うほど綺麗！！

嬉しすぎてマイナス22℃の中、２時間オーロラを見続けていました。。


サーリセルカでは、道端でオーロラを見ることができます。
村内にはリゾートホテルしかなく、夜遅くまで電気がこうこうとついているので、村の外れまで歩く必要があります。（実際にこの写真のスポットで観測しました！）

でもサーリセルカは15分で一周できる村なので、少し歩けば真っ暗な場所まで行くことができます。

この日のKP値は３、天気は晴れ、気温も低くオーロラ日和でした。


肉眼で色が確認できれば、スマホでの撮影も可能です。実際にiPhoneでもきれいなオーロラを撮ることができました。